バトー博士

ばとーはかせ

コンピュータRPG『メタルマックス』シリーズに登場するキャラクター。

概要

RPG『メタルマックス2』『メタルマックス2リローデッド』『砂塵の鎖』の登場人物。戦車を同重量の鉄くず(！)から作ってしまう優れた技術者だが、孤独で友達をほしがっている。友達になれば、材料の鉄くずさえ持っていけば戦車だけでなく装備まで付けてただでくれる気前のいい人でもある。

そんな彼が孤独な理由。会ってみればすぐわかる。友達になった主人公にあだ名をつけるのだが、その候補は例えば以下の通り。

ボケナス
うすのろ
ハナクソ
ゴキブリ

···こんな感じ。おわかりいただけただろうか。その他いろいろと悪口を言ってくれる、文字通り罵倒博士なのだ。

このため、友達面して多くのハンターが近付き、喧嘩別れして終わる、あるいは戦車を受け取って二度と来なくなる···のを繰り返してきたらしく、助手のロボットのサースデーの台詞は「ニンゲンノ　クズ　ハ　テツノクズヲ　アツメル」(戦車完成前)→「ニンゲンノ　クズ　ハ　モウ　テツノクズヲ　アツメナイ　ソシテ　バトーハカセ　マタ　ヒトリボッチ　ニ　ナル」(戦車完成受け取り後)と変化する。実はサースデーが一番の毒舌ではないかとの声も。

ちなみに戦車完成後でもその戦車を持って行けば何度でも設計をやり直して別の戦車に作り変えてくれる。口以外は本当に親切で、結構気の毒な人でもある。

一切金銭を取ろうとしないし、忘れずに手紙まで寄越してくるなど、付きあい方は実は丁寧であり、世紀末的な世界観においては珍しいキャラクターでもある。

実はメタルマックス4にも登場する。悪口は相変わらずだが、終盤の街に7人いるリーダーの1人。恐らくメタルマックス2のバトー博士ではなく、スターシステム(極めて前作もしくは前々作の人物にそっくりな別人)と思われる。