※この記事は、『星のカービィ スターアライズ』に関する重大なネタバレが含まれています。閲覧の際はご注意ください。
概要
何かが たえ、その しんぱんの日に どこからか
飛らいする、極楽の夢見鳥。銀河最強と 言われる
白き騎士が もたらした、長年の 生命のさけびに
共めいし、黄泉からの騎士となって こうりんする。
れきしの闇に ほうむられた、決して戦う はずの無い
アノそんざいとの、夢の対決の・・・ まくあけだっ!!
ストーリークリア後にプレイできる、『星の◯◯◯◯ スターフレンズでGO!』の最終ボス。
ハイネス撃破後、すっかりおなじみとなったギャラクティックナイトが現れるのだが、そこへ一匹の蝶が飛来。ギャラクティックナイトの武器に止まると、なんと、銀河最強の剣士ギャラクティックナイトを一瞬で消し去ってしまう。
すると蝶が炎を帯びていき、そこから蝶の羽を持つ真紅の騎士の姿に変化した。(上の解説文の「共鳴」という表記から融合した、蝶が憑依or取り込んで変化したという意見もある。そのため、ギャラクティックナイト自体は滅びておらず、赤き騎士(蝶)でもあり、取り込んだ白亜の騎士(ギャラクティックナイト)でもある混沌の存在となっている模様)
武器は剣で、攻撃に蝶のエフェクトが現れる。
また、黄泉のフレーズからか怨霊を召喚する「極楽冥獣」やワープ、フレンズを洗脳する「極楽鱗波」も使用する。洗脳中のフレンズヘルパーを攻撃するとダメージを与えることになるので、立ち回りを考える事。フレンズハートをぶつけるか、一度倒して復活させることでそれを解くことができる。
体力が減ると二刀流で剣を巨大化させて振り払う「極楽冥王斬閃」を使う、これは剣の柄にも判定があるため大柄なキャラは引っかかりやすい。
他にも切り上げて上空で滅多切りにする技やナイト系おなじみの竜巻も使う、竜巻は今作で無敵貫通属性になっているため油断禁物。
倒すと ある騎士の影の如く硬直した後エリア中央へワープし、まるで昇天するかのように無数の蝶とハートのマークとなり、消滅していく。後の作品で出た時はハートのマークが無かったため、ギャラクティックナイトのものと考える事ができ、ある英雄と同じならその可能性が高くなる。
また、Theアルティメットチョイスでの登場は以下の通り。
難易度 | 登場タイミング | プレイヤー側のバイタリティ |
---|---|---|
6:鬼辛けっせん味 | 最終ボス | 本編の3/4 |
7:極辛ピンチ味 | 最終ボスの一つ前 | 本編の3/4 |
S:魂が飛び出る辛さ | 最終ボスの一つ前 | 本編の1/2 |
S-Ex:魂が飛び出る辛さEX(後述) | 最終ボスの一つ前 | 本編と変化なし |
戦闘BGM
通常版
正式曲名:「審判の夢見鳥:バルフレイナイト」
作曲者:安藤浩和
流れるようなピアノと低音のベースが特徴的で、得体の知れない雰囲気を与えている。
実は通常のBGMはギャラクティックナイトのBGM「銀河最強の戦士」と表裏性がある。
ドリームフレンズ版
星の○○○○にドリームフレンズを使って挑戦した場合、そのフレンズに関係の深い曲のアレンジ曲が流れる。
ただし、星の○○○○を未クリアのドリームフレンズを1PにしてTheアルティメットチョイスに挑戦した場合や難易度7(極辛ピンチ味)までは、通常のバルフレイナイト戦の曲が流れる。(バルフレイナイトEX戦も同様)
ドリームフレンズに対応するBGMは以下の通り。
曲名 | ドリームフレンズ | 作曲者 | 原曲 | 備考 |
---|---|---|---|---|
ナイトメアーズバトル | バンダナワドルディ、デデデ大王、メタナイト | 石川淳 | 最終ボス | アップデート第3弾で追加 |
ダーククラウディ | リック&カイン&クー | 安藤浩和 | VS.リアルダークマター、クラウディパーク | |
VS.マルク/スターアライズ ドリーム ver. | マルク | 石川淳 | VS.マルク | |
ダークマター イン ザ ハイパーゾーン | グーイ | 安藤浩和 | VS.ダークマター | |
おとめたちのやみとのたたかい | アドレーヌ&リボン | 安藤浩和 | VS.ゼロツー、ミラクルマター、リップルスター:ステージセレクト | |
ダークミラージュ | ダークメタナイト | 小笠原雄太 | ラストボス/第1形態、ラストボス/第2形態 | |
真!ドロッチェ団のテーマ | ドロッチェ | 石川淳 | ドロッチェ団のテーマ | |
覇王載冠 ~OVERLORD~ | マホロア | 安藤浩和 | CROWNED、デンジャラスディナー、飛べ!星のカービィ、無限のチカラ、必殺!スーパー能力、勝利への道、スカイタワー | Wiiデラックスでもとある追加ボスの戦闘BGMとして使用 |
月魄のファントム | タランザ | 安藤浩和 | Dirty&Beauty、狂花水月、この星をかけた魂の戦い | Sカビハンではわいわいクエストの超ランクタランザ戦でアレンジ |
幼き日に視たデウス・エクス・マキナ | 秘書スージー | 安藤浩和 | 回歴する追憶の数え唄、VS.スタードリーム | Sカビハンではわいわいクエストの超ランクプレズ・アナザースージー戦でアレンジ |
三叉一閃の巫の熱情 | 三魔官シスターズ | 安藤浩和 | あの星の友だちみんなが、ついているからだ!、Prayer song to God、ティンクル☆トラベラー、ティンクル☆スターズ | アナザーディメンションヒーローズの後半戦でも使用 |
余談
彼のデザインは『星のカービィ20周年スペシャルコレクション』のメモリアルファンブックにて掲載されていたゲームキューブ用ソフトとして開発されていた没作品(通称『星のカービィGC』)に登場予定だった新しいナイトのイラスト案が元ネタ。ほとんどイラスト案と変わらないが剣の形状が異なる。
ファンの間ではギャラクティックナイトはこのイラスト案を発展させたものではないかという推測がなされていたが、後に熊崎Dから直々に発表があり、かの没になったGC版に登場予定だったキャラだったとのこと。
解説では、歴史の闇に葬られた決して戦うはずのないアノ存在と解説されているあたり、ファンサービスとしての登場も兼ねていると思われる。
この際出現した蝶そのものは(Wii・トリプルデラックス)のオープニング・プロローグと(Wii・ロボボプラネット)のエンディングに出てくるものと同デザイン。
元々、チョウチョに深い意味はなく平和の象徴として出していただけだが、「ハッピーエンドを迎えても、直ぐに危機に直面する」というシリーズが続く上でのメタ的に仕方のない部分に引っかかりを感じていた熊崎Dが、日本では古来から蝶が黄泉の国に通じる不吉な存在ということから着想を得て、今まで平和の象徴と思っていた存在が、実際は強大な敵だったらと閃き、没デザインを引っ張り出したとのこと。
資料集では、全作品の蝶が同一個体かは不明である一方で、「その作品の物語の中の、強敵の断末魔の悲鳴や戦いの匂いに引き寄せられ現れた」と再設定された。
小説版でも独自の解釈ながらよく似た設定が描かれており、死者の世界である「黄泉の国」の夜の間をさまよう謎多き最強の赤い蝶とされ、強者の断末魔に反応して現世に降臨し、その強者に取りつきバルフレイナイトに変化する言い伝えがあるという。
また、ギャラクティックナイトにおけるしいたけ(またはガラクタ、スイカバー)、ダークメタナイトにおけるダメナイト(またはダメタ)、メタナイトボーグにおけるメタボといったように、コイツも、各ナイト系キャラが変な俗称をつけられる例に漏れず、現在ではバイトや、見た目の性質が似通っているウルガモス、その見た目の特徴からストレートに蛾や、関係の深いギャラクティックナイトの俗称と混ぜた蛾ラクタ、ドリームフレンズで挑むと専用のBGMが流れることからジュークボックス等とファンの間では呼ばれ親しまれてしまっている。また、フレンズを洗脳する衝撃波もむしのさざめきと呼ばれることがある。
公式設定資料集によると、元々バルフレイナイトは後述の強さにする予定だったが自重した経緯がある。
仮にその強さでの登場が実現していればプレイヤーによっては無理ゲーと化し、クリア出来ずに諦めたプレイヤーが現れた可能性もある。
ただし、本作はフレンズを連れてプレイする事が大半であり星の○○○○では道中でパワーアップアイテムを獲得する事も可能なため従来シリーズのようにフレンズを連れずカービィ単体で挑みコピーなしなど縛りプレイをすれば通常のバルフレイナイトも相応の強さである事は留意するべし。
アナザーディメンションヒーローズ以降
追加された新モードクリア後にも登場。当該項目を参照(ネタバレ有り)。
関連イラスト
関連タグ
???(リンク先は『星のカービィディスカバリー』のネタバレを含んでいます)
デデデロボ・HR-D3、没さん(同じ没作品に登場予定だった存在。没さん以外はシリーズに登場している)