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スペルは「virtual」。正しい発音はカタカナで書くと「ヴァーチュアル」の方が近い。

日本語では「仮想の」といったニュアンスで用いられることが多いがこれは本来の英単語の意味としては正しくない(「仮想の」という意味の英語はimaginary/イマジナリー)。


本来は「事実上の」「実際上の」「虚像の」という意味で、噛み砕いて言えば「実際にはないけど実質的には有ると見なせる」ということを表す形容詞である。

例えば、virtualと語源を同じくするvirtueという単語には「美徳」「天使の階級の1つ」の意味が有り、いわば「神のような存在が持つ絶対的な正義や力そのものではないが、その代用品として機能し得る何か」のニュアンスが有る。

また、同じく「バーチャル」という言葉が使われている「バーチャルメモリ」という「コンピュータのメイン・メモリが足りない場合にハードディスクSSDの一部をメイン・メモリの代りに使う」技術だと、OS側から見れば「仮のメモリ」だがアプリ側から見ればそのアプリに現在割り当てられているメモリ領域が物理的なメイン・メモリかハードディスク/SSD上の一時的な仮のメモリかの区別は事実上付かない。


訳語の問題はずっと言われていることだが代替の漢語が提唱されておらず(バーチャルリアリティの古い訳では人工現実感などがあったが定着に至らず)、「バーチャル」と書くと新聞見出しなどで文字数が増えることもあり「仮想通貨」「仮想現実」などが定着するに至っている。

一方でバーチャルYoutuberに関してはそれ自体が固有名詞と考えられているためか仮想Youtuberと表記されることはまずない。


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