概要
プロフィール
| 年齢 | 80代 |
|---|---|
| 通称 | VB（ブイビー） |
| ファンネーム | ヘルパー |
| 冠番組 | 「おはようバーチャルおばあちゃん」 |
| チャンネル登録者 | 30.2万人 |
| 孫 | 五月雨空也 |
通称「VB」。
動画配信者すあだのプロデュースするバーチャルYouTuberのやつである。
独特の風貌と不謹慎なだけでなく味のあるユーモアとセンスあふるるキャラクターで人気を博しチャンネル登録者数30万人超えの人気を誇る。
主に週に約二回行われるゲーム実況配信と毎週日曜朝7時から放送の「おはようバーチャルおばあちゃん」でヘルパー＝ファンを魅了している。
不定期で三味線ライブや「スナックVB」というぶっちゃけ雑談枠も開催している。
2022年、五月雨空也という自称イケボ系バーチャルYouTuberが孫にいることが判明した。
元々はすあだのプロデュースする別のバーチャルYouTuber、さょちゃんの配信テストで現れたキャラクターであり、一発ネタに終わるかと思われた。
しかし、不謹慎極まりない毒舌ネタと何を考えているのかわからない不気味な微笑み等が異様な人気を得て、すあだチャンネルから独立。
独立後、一週間ですあだチャンネルの登録者数を越えてしまい、すあだ作品のマスコットを務めるいぬわんたんはTwitter上に嘆きの呟きを投稿した。
FaceRig(外部リンク)のサンプル素材の「ヘーゼルおばあさん」をそのまま使用している。
人物／性格
聞かれてもいないのに、しきりに「バーチャルおばあちゃんだよ」と自己紹介をする痴呆老人。
視聴者、ファンのことをヘルパーさんと呼び名が定着している。
年齢は一応80代という設定であり、戦争経験を語ることもあるが、WW2において日本に空軍が存在していたり(実際は存在しない)、鬼畜米兵！(おそらく鬼畜米英の誤り)と叫びながらドイツ軍を攻撃したり、更には江戸末期から文明開化の頃を懐かしむなど、その知識はかなり怪しい。
主な武器は竹槍。
初期のころは「恐ろしいねぇ」といつも何かを恐れており、「あら～」「これは～なのかい？」、「口を慎むんだよ！」という言い回しを多用していたが、最近は使用頻度が低くなり自然体で喋るようになった。バーチャルおばあちゃんだよ。
痴呆老人にしてはかなり頭の回るおばあちゃんのようで、ゲームの要素を拾っては何かしらに結び付け、独自のストーリーを組み立て笑いを巻き起こすという独特すぎる実況を行っている。
ちょっとサイコな面があり、ホラーゲームや暴力シーンが多めなゲームをプレイしていてもゲーム以上にVBのほうが怖いと思わせるようなシーンが多々ある。
意外と乙女な一面もあり様々なゲームでイケメンを探し歩いたり、ときメモGSシリーズを全力でプレイしたりした。
ときメモGSシリーズをプレイしたことで急速に女性ファンが増えた。
頻尿であり、配信の途中でトイレに行くたびに「尿スパ」と呼ばれる黄色いスパチャでチャット欄が埋め尽くされる。
尿で稼ぐ老人。
ゲーム配信
・懐かしのポケットモンスター赤やMOTHER2
など幅広いジャンルのゲームを年代、機種問わず実況動画を投稿している。
初期の実況の際には戦争ネタや差別ネタ、高齢者ネタなどの危険極まりない問題発言を繰り返しており、炎上が不安視されていたが、最近は不謹慎ネタだけに頼らないトーク力でヘルパーを魅了し、チャンネル登録者を未だに増やし続けている。
Bloodborne、ダークソウルシリーズでRTAを行うなどその実力は折り紙付き。
ACLRでは当然の如く『管理局強行偵察』に赴き、最終的にラストジナイーダを撃破したほど。特にSEKIRO実況では、恒例の初見詐欺でないガチ初見にもかかわらず大忍び梟と剣聖葦名一心を(回生は使用したものの)まさかのノーデスで撃破するなど、他に類を見ない圧倒的な修羅の力を見せつけた。
３分でわかるバーチャルおばあちゃん
「３分でわかるバーチャルおばあちゃん」と題し、自身のゲーム実況のハイライトを切り抜き形式で編集し不定期で投稿している。
「３分でわかる」でと謳っておきながら平気で３分を超えている動画も３分未満の動画もある。
「おはようバーチャルおばあちゃん」
毎週日曜日の朝７時から放送しているYouTubeライブ。朝７時というバーチャルYouTuberとしては異例の時間帯での生放送であるが、好評を得て早朝にもかかわらず3000人以上の視聴者が訪れている。
すあだ氏が2000年代末期に行った「朝のすあだ」を彷彿させる企画満載の番組。
メインとなるのは歴史上の出来事を取り上げて解説する「今日は何の日」コーナーとCMと称した新作ネタ動画を紹介するコーナー、毎回テーマを決めてTwitterで募集した川柳を発表するコーナーが存在する。
スタッフキャラクターとして、なめくじ太郎とラビット太郎が登場する回もある。
時折、視聴者参加型の「企画会議」、「バーチャルおばあちゃんのお悩み相談室」、ヘルパーに物まね音声など募り競い合う「○○選手権」、すあだ作品のキャラクターが大勢登場する運動会などの企画も行われる。
コーナー
- 今日は何の日
番組のメインコーナーであり、世界各国の歴史的な出来事を取り上げる。巌流島の戦いからフランス革命まで幅広い事件を扱っている。なお、VB本人がちょくちょくコーナー中にその旨を話すこともあるが、基本的にWikipediaから得た情報をかいつまんで話しているだけであり、VB(というかすあだ)自身が特別歴史について博識なわけではない。実際VBの解説はかなり怪しいものがあり、誤解を招く解説を度々行っているが、ネタにマジレスも興醒めであるためかあまり突っ込まれてはいない。
- CM
コーナーとコーナーの間に挟まれているCMと称される新作動画作品。
VB主演のものからいぬわんたんやさょちゃん主演の作品もある。
こちらで掲載しているのは2021年人気一位のCM作品。
- 今日の川柳
Twitterでテーマを決めて募集した川柳を発表していくコーナー。視聴者からの不謹慎過ぎる投稿も躊躇なく発表していたが、2018年5月27日の放送にて｢右翼と左翼｣をテーマに川柳を募集した際はさすがのVBも発表を中止せざるを得ない事態となった。
- ジムのMorning English
謎の白人、ジェームズ・マクドナルドがVBの過激な発言たちを英語に翻訳していくコーナー。
全三回で終わった。
三味線ライブ
VBが三味線と称したアコギをハイテンションで弾き語りする大好評の三味線ライブ。
三味線生放送の際には福山雅治や中居正広、櫻井翔など超豪華メンバーがゲスト出演することが恒例になっている。言うまでもなく全部すあだ氏が演じている。
バイオハザード7の生放送に失敗した際に、唐突に三味線ライブを始め、しかもその放送がニコニコ動画の歌ってみたカテゴリにおいて一位になってしまった。以降、時折三味線ライブを行っている。ちなみに生放送に失敗した理由について、DVDを見る際にHDCPをオンにしたまま忘れてたのが原因だったことが後に明かされている。
ほかのすあだ作品キャラとの関係
自身の孫である空也とはよくケンカしつつも、仲良くしているような関係。
よく互いの配信に出演しあっている。
一度五月雨空也がVBにTwitterで暴言を吐いたことで空也のTwitterが凍結した。……一人で何やってんだよ。
VBはさょちゃんの童話ライブには度々ゲスト出演している。
最初の童話ライブにてVBが演じたのはさょちゃん演じる赤ずきんのおばあちゃん役だったため、「さょちゃんはVBの孫なのではないか？」と言われていたがその後の配役や空也との関係を見るにさょちゃんはVBの孫ではないようだ。
また、最近ではゲスト出演という形で親友の小野ちゃんとVBの配信に登場することが多い。
すあだ作品の二大マスコットキャラクターのぬいぐるみ二人組。
実写キャラクターであるいぬわんたん、ぴんくのぶたがバーチャルな存在であるVBと共演することも時折あるが、VBが「パペットおばあちゃん（PB）」となり実写キャラクターとなり共演することもある。
- しげる
すあだの友人がモデルになったキャラクターで度々、「おはようバーチャルおばあちゃん」等に登場する。モデルになった友人もVBのことを見てるようでVBも肝を冷やしたらしい。
- キャスバル兄さん
五月雨空也の先輩のバーチャルYouTuberでかつて「スナックVB」の常連客だったが酒癖が悪くVBと大喧嘩し犬猿の仲となった。
「しちじはちじ杯バーチャル将棋トーナメント『尿王戦』」では、VBと将棋で対決し2時間の激闘を繰り広げ健闘するも敗北した。
パペットおばあちゃん
すあだ作品内のぬいぐるみと共演する際などには、「パペットおばあちゃん」通称PBとして人形になることがある。
また、この姿で徘徊と題して廃神社に肝試しに向かう配信を行ったり、すあだ作品の聖地巡礼を行う配信を行っている。
外部への影響
同じバーチャルYouTuberである電脳少女YouTuberシロは、当初動画内でVBの名前を語ったり、Twitterをフォローするなど好意的な姿勢を見せていたが、VBの発言が過激さを増したことに危機感を覚えたためか、Twitterのフォローを解除し、以降一切VBの話題を出さなくなった。
ただしこれはシロ本人の意向ではなく、運営元の株式会社アップランドの意向である可能性がある。
2019年12月6日21時開始の放送にて電脳少女シロについてはブロックしていない、シロが解除したとの発言がVBより出された。
かつては名前を言ってはいけないあの人状態と言われる程VBは他のVTuberの間でスルーされていたが、2018年4月頃より、依然としてVBの話題を出さないバーチャルYouTuberも居る一方で、VBのエンターテイナーとしての確かな実力から、好きなバーチャルYouTuberとして一番に名前を挙げる同業者も多くなってきた。
特にVTuberのチャンピオンたるキズナアイが声真似を行った意義は大きいだろう。
