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パラガス

ぱらがす

パラガスとは、アニメ『ドラゴンボールZ』の劇場版『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』の登場人物。
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概要

CV:家弓家正宝亀克寿

TVアニメ『ドラゴンボールZ』の劇場版第11作目である『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』の登場人物。原作の漫画『ドラゴンボール』には一切登場しない。

サイヤ人の数少ない生き残りの一人であり、“伝説の超サイヤ人ブロリー父親。本作における諸悪の根源とも呼べる存在。

名前の由来はアスパラガス

性格

粗暴で凶悪なサイヤ人としては珍しく、物腰柔らかな人物であり、王族であるベジータやその息子のトランクスをはじめ、彼らに同行した地球人の面々に対しても紳士然とした対応をみせる。
しかし、その本質はかつて自分たち父子を迫害したベジータ王族への報復と全宇宙の支配を目論む野心家である。そのためなら忠臣を手にかけ、実の息子ですらその戦闘力を利用するためにコントロール装置で操り、挙句惑星の消滅を目前に部下や実子を置き去りに単身逃亡を図るなど、これまでの例に漏れずサイヤ人としての残忍性を内包している。計画通りグモリー彗星が軌道に乗り接近していることを知った際には歪んだ笑みで狂喜する一面もみせている。

また彗星の衝突の去り際に置き去りにするブロリーに対し「かわいそうだが」とつぶやく、宇宙帝国の野望を語る際に「俺の帝国」ではなく「俺とブロリーの帝国」と表現する、王家に異言を唱えてブロリーの助命を懇願し、惑星ベジータ崩壊後も彼を見捨てずに暴走を止めようとするなど、子へ対する情や愛を匂わせる描写もいくつか存在する。

惑星ベジータ時代の地位・階級については不明瞭だが、ベジータ王に認知され、尚且つ直接謁見して意見具申している様子や、ベジータたちに対する礼節をまきわえた物腰柔らかな立ち振る舞いなどから察するとそこそこの身分や地位だった可能性はある。また、カカロット孫悟空)の実父であるバーダックのことも知っており、彼が新惑星ベジータに現れた際には「バーダックのせがれだろう?」と声をかけている。その他、地球で生活するベジータの素性を調べ上げていたのか、未来からやってきた青年トランクスのことも認知しており、彼を「ベジータ王の血を引くトランクス王子」と呼んでいる。

外見

逆立った黒髪に口髭を蓄えた中年男性で、浅黒肌の筋骨隆々とした体には無数の傷跡があり、古強者といった風貌。身長は比較的人並みだが、ブロリーが巨大すぎるせいでかなり小柄に見える。

衣装は他のサイヤ人たち同様の戦闘服姿で、上に白いマントを羽織っている。戦闘服は従来のものと肩当や垂のデザインが異なる他、赤・緑・黒・紫といった、これまででも特に奇抜な色彩をしている。また、マントに隠れた右手にはブロリーを操るための制御装置(ブロリーのサークレットと同じデザインのクロスリング)を装着している。

活躍

かつて、息子であるブロリーが異常な戦闘力を持って生まれたことから「将来、王家を脅かす存在になる」と危惧したベジータ王によってブロリーの抹殺命令が下される。パラガスは王のもとに駆けつけ助命を懇願するが許されず、王家の意思に背いたからか、彼自身も「お前も一緒にあの世に逝け!」と間近から強力な気功波を浴びせられ、そのまま父子共々放逐される。しかし、フリーザによる惑星ベジータ消滅の間際にブロリーの潜在能力が覚醒。ブロリーが我が身を守るために張ったバリアーにより九死に一生を得る。以降は、こうした理不尽な方針で自分たち親子を貶めた王家への復讐を誓う。

惑星ベジータ脱出後はブロリーと共に他の惑星で生活をしていたがブロリーの日増しに増大する戦闘力と凶暴性に手を焼かされる。そして彼を制止する過程で左目を潰されたパラガスは、もはや自分の力だけでは息子を抑えきれないことを痛感し、科学者に作らせた制御装置を取り付けることでブロリーの暴走を制御する事に成功。強大なブロリーの力を制御する術を得たことで全宇宙を支配できると増長し、銀河で最も美しい星である地球を拠点とした宇宙帝国を建設しようと目論む。

その上で、積年の恨みを持つ王家の生き残りであるベジータが地球に移住していることを利用し、伝説の超サイヤ人をエサに彼を「新惑星ベジータ」に招き入れ、近々その惑星に衝突する巨大なグモリー彗星による抹殺を計画する。全宇宙の荒くれどもを臣下として集い、惑星シャモの住人を奴隷として連行し廃墟となった惑星を即興で開拓させるなど、着々と計画を進行させる。

しかし、予期せぬ客人である悟空やその仲間たちにより自身の策謀が看破され、同時にカカロットに接触したことによりブロリーが再び暴走。制御装置の束縛を破り、より強大な力を解放し完全に制御不能となってしまう。

ブロリーが完全に手から離れ、ベジータへの報復も、宇宙を支配する当初の計画もすべて破綻してしまったパラガスは、一人で逃亡しようと事前に用意しておいた一人用のポッドに乗り込むが、ブロリーに発見され搭乗したポッドごと圧し潰され、彗星にめがけて投げ飛ばされた。
潰される直前には自分の息子に殺されるのはサイヤ人の定めと発言を残し死亡した。

その後は地獄送りになったようで劇場版第15作目である『復活のフュージョン!!悟空とベジータ』ではジャネンバによる地獄での混乱に乗じて現世に復活した歴代の悪党たちに混ざりその姿がほんの数秒だけだが確認されている。

ゲームでの活躍

劇中での戦闘描写が殆どないため、プレイヤーキャラとしての出番は殆どなくストーリーなどでも省略されることが多かった。
昨今ではアーケードゲームドラゴンボールヒーローズ』やアプリゲーム『ドラゴンボールZドッカンバトル』などでプレイヤーキャラとして参戦を果たしている。

『舞空烈戦』ではブロリーのストーリーモードで登場。立ち絵のみで操作は不可能。原作に沿ったストーリーの他、トランクスのストーリーでも一度地球に襲来し、ブロリーと共に倒されている。
IFストーリーではブロリーの完全制御に成功し悟空達全員を殺害している。悟空達を殺害した後はクウラセル魔人ブウといった強敵たちをブロリーを使って殺害し遂に宇宙征服を成し遂げている。しかしエピローグでは悟空という目標が居なくなり、さらに長い間パラガスに制御され続けていたためブロリーはパラガスでも抑えきれない程の暴走を起こし全宇宙を破壊しつくした事が語られている。ちなみに本作ではブロリーから「親父」呼びではなく「父さん」と呼ばれている。

『ヒーローズ』では、アビリティとしてベジータ、ベジータ王を攻撃した時2倍のダメージを与える「王家への恨み」や、CIスピードダウン効果&仲間がブロリーの場合効果がアップする「制御装置」、他にも「改良型制御装置」、「逃走の準備」など劇中の描写を意識したものが多数登場している。また担当声優は本作より宝亀克寿氏に変更されている。

なお、『ヒーローズ』『ドッカンバトル』ともに共通して「デッドパニッシャー」なる必殺技を使用するが、これは劇中で部下を始末した際の気弾技を再現したものになっている。今のところ彼の専用技はこの一つだけ。

アルティメットミッションXではクリア後のシナリオで意外と出番がある。ベジータ王に追放されてはいないが、常に王の地位を奪い取ろうとしている。
…が、公式がブロリストのような扱いで、ブロリーに振り回されて悲惨な目に遭うところが見られたり、シナリオ名が「嘘つきパラガス」であったり「パラガス王政の始まり」のすぐ次のシナリオが「パラガス王政の終わり」となっていたりもしているため、パラガストにはたまらないものとなっている。そのシナリオが見たいならばブロリーを仲間にしてクリア後に出てくるある空間に入ろう。
ちなみに本人を仲間にする際は破壊王ブロリーを仲間にして彼に話しかけなければならない。

その他

ネットでの評価

ストーリーにおける諸悪の根源であり、悟空やブロリーたちの戦いの舞台のお膳立てを務めるなど、本作では特に重要な役どころではあるものの、バトル作品にもかかわらず彼の戦闘描写が殆ど無い。強いて挙げるなら、せいぜい腹心のモアを気弾で殺害した程度(後にデッドパニッシャーとして取り扱われることに)。そのため公開当時は話題に上がることは少なかった。

しかし、近年のインターネットの普及により改めて本作が話題にされる場面が増え、同時に作中におけるブロリーの独特の台詞回しやベジータの普段見せないような弱腰姿勢と合わせ、両者と接点が多く尚且つ個性の強いキャラクター性を持つパラガスもまた注目を集めるようになる。

本来は狡猾で残忍なシリアス一辺倒?のキャラなのだが、劇場アニメ一作のみの登場でありながら作中での台詞も充実し、声を担当した家弓家正氏の独特のイントネーションと怪演もあってか、俗に「ブロリーMAD」と称される一連の動画においても息子を差し置いてメインで扱われる事が多い。音源は原作映画での台詞を編集したもの(継接、逆再生など)以外に、同じく家弓氏が演じる他作品のキャラクターから引用されることも多い(例を挙げると『名探偵コナン』のジェイムズ・ブラック、『ギルティギア』のスレイヤー、『鋼の錬金術師』のお父様・ナレーションなど)。

また、こうしたMAD動画でのコメディリリーフや後年の子供向けショー(後述)でのキャラクターの改変から“憎めない悪役” “愛すべき馬鹿”として扱われることも少なくない。
またキャラ人気投票でも26位を獲得するなど、ネットの影響力の大きさを知らしめる結果となった。
上記のような経緯からか、Pixivにおいてもネタ系のイラストが多い一方で、幼いブロリーを抱く父性溢れるパラガスのイラストもいくつか投稿されている。

特撮ショー

熊本県遊園地グリーンランド」で2010年3月から約一ヶ月にわたって行われていたキャラクターショー『ドラゴンボール改 スーパーバトルステージ』にてブロリーともども登場。前述の劇場アニメの内容がより子供向けにアレンジ・簡略化されている。

劇中におけるパラガスは、ベジータへの復讐と地球征服のために飛来し、装置で操る息子のブロリーを差し向けて彼らを追い詰める。同時に、戦闘力の高いカカロットにも目を付け、ブロリーと同じコントロール装置で彼を手中に収めることに成功するが、御飯の機転により奇襲をくらいリモコンが壊れてしまう。これにより悟空とブロリーの支配が解け、ブロリーは伝説の超サイヤ人に覚醒。映画版同様パラガスのコントロールを外れ、パラガスを吹き飛ばしたブロリーは圧倒的な戦闘力で悟空に襲いかかる。
伝説の超サイヤ人に苦戦する悟空をみて何か打つ手はないかと考えたブルマはパラガスが投げ捨てた壊れたリモコンを発見し修理。その後、ブロリーと戦う悟空にベジータ・御飯が加勢、連携攻撃で隙が生まれたブロリーに悟空・悟飯・観客のかめはめ波が直撃。ダメージを受け、朦朧とするブロリーをブルマが制御、勝ち目がなくなったパラガスは泣く泣く逃亡を余儀なくされる…というものになっている。

また、同劇中では…

  • 「よい子の皆、よ~く見ておけ!」と来場者に向けた台詞回し。
  • 「カカロットより弱い王子に用はありませんよ(笑)」と余計なことを言い、ベジータにボコられる。
  • そしてベジータにやられた後突如笑い出す。そんなによかったのだろうか?
  • 「あとでゆっくり調教♂して私の言う事しか聞けぬようにしてやる」意味はあってるけど子供向け特撮ショーでこの単語は…… …というが、最近はなんて平気で言いだすようになったので問題はないだろう。…多分。
  • こっそりと状況を探るブルマの動物の鳴き真似にまんまと騙される。
  • 三度目にしてようやく見破るも、「な~んだ犬か…って騙されるワケないだろ!」と華麗なノリツッコミを披露。
  • 逃亡するブルマを捕まえられずに躓いたり、鉄柱に頭をぶつけたり、途中でバテて突っ伏してしまう。……本当に戦闘民族なのか?
  • 挙句の果ては大事なコントロール装置をうっかり落として壊してしまう。その上回収するでもなく投げ捨ててしまったお陰でブルマに修理され、最終的にブロリーは無力化。直接的な敗因を作ってしまう
…などなど、子供向けアレンジだからってここまでやるかと思うほどの見事な三枚目ドジっ子キャラになっている。完全に憎めない悪役となっている。なお、この作品ではベジータに恨みを持っていない模様。

他にも、息子のブロリーは相変わらずカカロット一辺倒だが台詞が若干中二病化していたり、ベジータはすでにブルマの尻に敷かれていたり、その光景に悟飯が毒を含んだジョークを言ったりなど、全体的にカオスである。

ちなみにこのショーではパラガスは自分の名前を名乗っていないのに悟空達は何故か彼を名前で呼んでいた。

関連イラスト

よく見ろ、地獄に行ってもこんなムチムチ太ももは見られんぞ
センチメンタルアウトロー


お前の名は…ブロリーだ。
夕食でもいかがかな?



関連タグ

ドラゴンボール ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦
サイヤ人 父親 隻眼 褐色肌
ブロリー アンゴル モア タコ科学者
ベジータ王 ベジータ 孫悟空
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ブロリーMAD マジキチパラガス素材シリーズ
シュワット あーう おとなのおねえさん 腐☆腐

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