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概要

13世紀以降のゲルマン語文化圏において広く伝承されていた、畑を荒らすという妖精または悪魔


その姿は醜い背が高く痩せた男で、山羊のような下半身を持ち、脚の指に結びつけたで収穫前の作物を切り倒してしまう。


魔女が集会を行うという「ワルプルギスの夜」と呼ばれる日や、「精霊降臨祭」の日の出のときに現われるために、農民達はその時期になると畑の四方に木の十字架を埋めたり、日の出前の畑に鉄砲を撃つことで追い払おうとした。


人や家畜に見えない矢を射て痺れさせるという伝承もあり、アールヴエルフドヴェルグドワーフとも同一視されていたが、魔女狩りが行われるようになった時代以降、魔女と結びつけられて悪魔として語られるようになったといわれている。


起源

北欧神話の叙事詩エッダの一遍『散文のエッダ』の「ギュルヴィたぶらかし」に記述される神格「ヒューキ(快復する)」と「ビル(その瞬間)」が起源であると考えられている。

ヒューキとビルを現わす神格マーニに従う幼い兄妹で、クレーターの化身であるともいわれる。


創作の扱い

  • 水木しげる作品

※メイン画像

腕に麦わらを抱えた、山羊の下半身を持つ男というアイギパーンのような姿の妖怪画が描かれた。

悪魔’s何かの悪魔

※左上の紺色の悪魔

初出は『ソウルハッカーズ』で種族は「妖鬼」。見た目は背中に小麦が入ったカゴを背負いフォークを持った紺色の小悪魔で、単純化された細長い顔に脚には鎌を縛り付けている。

脚の鎌でミステリーサークルを作るという設定で、顔は金子一馬氏の自画像に似せられている。

関連タグ

北欧神話 ドイツ 妖精 悪魔

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