ピクシブ百科事典

ピグモン

ぴぐもん

円谷プロの特撮番組『ウルトラマン』に登場した怪獣。後のウルトラシリーズにも多数出演している。
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概要

別名「友好珍獣」。小学生2年生程度の知能を持つ、身長1.5メートルほどの小型の怪獣。
童心のまま成長するため、名の通り善良で人懐こい怪獣になった。
生息地は沼地。また良く似ているがガラモンとは他人の空似らしい。

ユーモラスな見た目からは想像しにくいが、自らの命を犠牲にして他者を助けるなど、物語のキーとなる役どころが多い。

当初はガラモンの着ぐるみをほぼそのまま流用していたが、『ウルトラマンマックス』の客演に際してデザインを大幅にリニューアルした着ぐるみが新造されて以降はこちらが使用されている。
前者の着ぐるみはガラモン時から首が延長されている(スーツアクターの身長に合わせたためとされる)が、後者のデザインでは逆に首や胴体が縮められ、更に顔や目、手などが大型化されているなど全体的なデフォルメが為されており、よりマスコット然とした造形となっている。

ウルトラマン

ピグモン


  • 身長:1メートル
  • 体重:10キログラム

「科学特捜隊とウルトラマンに倒された怪獣たちが
 ジェロニモンの力で命を復活して
 科学特捜隊に復讐するため総攻撃をかける。
 あと5時間で世界各地から60匹以上の怪獣が日本に集結する。
 今のうちに早くジェロニモンを倒せ。
 ジェロニモンは怪獣の酋長だ、超能力を持っている注意せよ」
                     (第37話内でのメッセージ内容の翻訳全文より)

第8話「怪獣無法地帯」では遭難した測候所員に水や食料を届けていたが、暴れるレッドキングの説得に失敗して岩を投げつけられ殺されてしまう。
この回で持っていた風船のほのぼのしたイメージから、以降のシリーズやファンアートでも風船を持たされている場合が多い。

第37話「小さな英雄」では、ジェロニモンによって蘇らされるが、ジェロニモンの人間襲撃計画を科特隊に知らせた後、イデ隊員をかばい再び命を落とす。この勇敢な行動により、科学特捜隊はピグモンに特別隊員の称号を贈った。

劇場版「甦れ!ウルトラマン」ではゼットン星軍の残党が操るドドンゴに殺されてしまう(ほぼ事故だが)。これにより、ゼットンとの敗北でスランプに陥っていたハヤタが覚醒する結果となる。

このように同作のガヴァドンシーボーズウルトラマンダイナにおけるハネジローのように、無害なマスコット的ポジションの怪獣である。
作中でも現実と同じような認識であるらしく、「小さな英雄」ではデパートにピグモンのおもちゃが置いてあったほか、ウルトラマンタロウ第40話では「珍獣ピグモン」という名前で紹介された上「女の子に人気者」という説明がついた。

ウルトラマンパワード

パワード・ピグモン


  • 身長:1.3メートル
  • 体重:20キログラム

第3話「怪獣魔境へ飛べ!(A QUARTET OF CREATURE)」に登場。区別のためパワードピグモンと呼ばれる。南米のギアナ高地に住んでおり、レッドキングに襲われたTV撮影者達を助けた。危険を感知する力を持っている。
撮影者達共々スカイハンターに保護され、終盤にギアナ高地へ無事帰還。TV局の人達に別れを告げ、去っていくスカイハンターに手を振って見送った。
ウルトラシリーズで初めて最後まで生存したピグモンでもある。

ウルトラマンマックス

あなたに赤い実ひとつ


  • 身長:1.5メートル
  • 体重:95キログラム

第5話「出現、怪獣島!」、第6話「爆撃、5秒前!」、第36話「イジゲンセカイ」に登場。肩書きが「電脳珍獣」となっており、古代人に作られた人工知能で、怪獣島を制御するシステムという設定だった。先代のピグモンは登場した時点で石像であったが破壊されてしまい、カイト隊員に懐いた個体が最後に石像となり、暴走する島を消滅させた。

第36話ではシャマー星人の陰謀により、サブジェクト・ファントムからレッドキングと共に再びこの地球に戻ってきた。そしてシャマー星人の攻撃によりピグモンはアンドロイドオペレーターのエリーと一時的に同化してしまい、純粋な好意から主人公カイトに大変懐き、ヒロインのミズキ隊員をやきもきさせた。最後はまた異次元に帰って行ったが、無感動だったエリーに「人を好きになる気持ち」を教えるなどしてくれた。

一度死んで蘇り、再び人類の為に奮闘してくれるピグモン。
この回は明らかに『ウルトラマン』の「小さな英雄」を意識した回である。

ウルトラマンゼロ

有機生命体8号とジャンナイン
友好珍獣2



  • 身長:1メートル
  • 体重:10キログラム

ゼロとは『ウルトラ銀河伝説』にて、K76星で岩につぶされそうになったのを助けてもらって以来、縁が深い怪獣である。この行動はウルトラマンレオにゼロの成長(命を大切にする心)を認めさせたため、ゼロにとっても大切な出会いだったのだろう。

ウルトラゼロファイトではグラシエの誤算により復活した個体が登場。以降UFZと行動を共にすることになり、彼等との仲の良さがクローズアップされている。
パワードピグモン同様、こちらも無事生存している数少ないピグモン達である(大抵のピグモンは人間をかばって命を落としてしまっている)。
ちなみにジャンナインからは「有機生命体8号」というあだ名をつけようとしていたがグレンファイヤーから却下された。最終的にゼロから父親の名前を拝借して「モロボシ君」と名付けられている。

ウルトラゾーン版

ウルトラゾーンのドラマパート「スフラン島の秘密」にて登場。スフラン島に住む幻の怪獣と言われている。

その血液には不老不死の力が込められていると言われており、スフラン島に迷い込んだ探検隊を導き、対怪獣用地雷を踏んでしまい動けなくなってしまった高木を庇い、自身が地雷に乗り脱出経路を教えた。しかし不老不死の力を諦めきれなかった隊長の諸田に血を抜かれるが、戦っていたレッドキング、バードンバンピーラが倒れこんできたため諸田共々爆死してしまった。

ウルトラマンX

一緒に遊ぼう


第17話「ともだちは怪獣」に登場。

日本以外でもシドニールクセンブルクでの目撃例があり、この個体もウルトラフレアの影響で目覚めたものと推測されている。

とある田舎町に住み着いており、住民からは「赤いお化け」と噂されていた。特によく出ると噂の家に引っ越した少女サクラと仲良くなるが、ある日、ダークサンダーエナジーがサクラが友達と出かけたショッピングモール「多々良」付近に落ちることを察知。人々に危機を伝えるためサクラを追ってショッピングモールに現れ、大騒ぎを起こしてしまい、未知の怪獣を恐れたサクラ以外の人間から縄で縛られてしまう。
通報を受けて駆けつけたXio隊員達やサクラは、疑心暗鬼になる人々をなんとか宥めようと説得するが、その途中でピグモンがダークサンダーエナジーの脅威を察知したことで暴れだした為、恐怖に駆られた一人の男性から暴行を受けてしまう。
その直後、キングゲスラが地底から出現し、モールは更にパニック状態に陥るが、その混乱の最中、破壊された建物の瓦礫から、自分を暴行した男性を身を挺して助け、重傷を負ってしまう。
しかし、ラストにはXioによって治療を受け頭に包帯を巻いた姿で登場し、サクラと再会した。

大地は「ウルトラフレアで目覚めて以来サクラのように近くに住む子供たちと仲良くなっていったが、子供たちが成長して自分のそばから離れていくようになり、新たな子供と出会うまで1人で森の中にある小さな洞窟で生活していた」と推測している。
この洞窟にはその子供たちが残していったと思われる玩具などが置かれており、事件の後には、ピグモンを暴行しながらも助けられた男性をはじめとしたモールにいた大人達がピグモンへの償いの為に掃除を行った。

ショッピングモールの名前や体に引っかかった風船、重症を負ってまで人間を助けようとした姿から、この回も「怪獣無法地帯」や「小さな英雄」を意識した回とも言える。また、ピグモンが目の前に現れた時の人間たちの反応から「怪獣使いと少年」へのオマージュも込められているのかもしれない。

その他の媒体におけるピグモン

ウルトラマン超闘士激伝

モブ観客としてほぼ全大会に登場している。常に風船を持っており、闘士ウルトラマンハイパーゼットンを破る切っ掛けを作った。

大怪獣バトルウルトラアドベンチャー

本来のゲーム「大怪獣バトル」同様、主人公の少年・御蔵イオのナビゲートを務める怪獣。
バトルナイザーを通じてイオと会話することが出来るが、なぜか語尾には○○ッピが付く。なんでや。

ウルトラマンSTORY0

「星の声」に導かれて地球にやってきた宇宙人(ヒューマノイドタイプ)の長老・ブルーが命尽き転生した姿として登場する。

ウルトラ怪獣擬人化計画

ピグモンちゃん


円谷プロ公認(!)の企画により美少女化されたピグモン。
デザイン担当は、漫画版も担当する爆天童氏。

なお、原画展で行われた人気投票では6位にランクインとそこそこ健闘
女性からの人気がぶっちぎりで高かったらしく、女性票に関しては全キャラ中1位だったようだ。
原作での健気な活躍ぶりに加え、どこか守ってあげたくなるようなキュートなデザインが女子たちのハートをきゅんとさせたのかもしれない…とのこと。
第2回原画展での人気投票ではやや順位を落としたものの、8位とベスト10にはかろうじて残っている。

2016年にはデザインを手がけた爆天童氏描き下ろしのイラストの描かれた抱き枕が発売され、これまでにないセクシーな表情・ポーズを見せている。

アニメ版

声優徳井青空

ピグモンさん


9月4日生まれのO型。
怪獣娘の1人で、国際怪獣指導組織「GIRLS」の指導係兼マスコット。
がんばってくださ~い」が口癖

新人のかぷせるがーるずに怪獣娘としての基礎知識を教えた。彼女たちにとっては経歴的にも年齢的にも先輩に当たる人物であるが、ミクからは「ピグモンさん」→「ピグモンちゃん」というかなりくだけた呼ばれ方をしている(本人も別段そのことを気にしているような素振りはない)。

マイペースでいつも笑顔だが、先輩だけあって時には芯の強さを見せることも。
怒るときはきちんと怒るが、仕草や容姿の関係でまったく迫力がなく、逆に「可愛い」とまで言われる始末。また、本人は自覚していないが、やや天然ボケの帰来がある。
一方で、新人であるかぷせるがーるずに対して、暴走して街で暴れている怪獣娘を見かけたら止めるようしれっと笑顔で命じるなど割と容赦のないところもある。

怪獣娘ながら身体能力は低く戦闘は苦手。それ故か、シャドウとの決戦では戦いには加わらず、ザンドリアスと共に戦いを見守っていた(一応、シャドウビーストが接近していた際にはメッセージで警告を送っている)。

人懐っこい性格の持ち主で、怪獣娘に覚醒できたきっかけも「人のことを取っても大好きだと思った時」だったとのこと。そのためなのか、人を惹きつける不思議な魅力があるらしく、第4話の秋葉原駅での広報活動の際には、大勢の子どもたちに風船を配り歩いており、かぷせるがーるずの面々から感心されていた(ちなみに、この風船は本人曰く「怪獣の力で作っているので、いくらでも取り出せる」らしい)。

また、同エピソードのクライマックスで、ぴょんぴょん飛び跳ねながらミクを叱っている様子は必見

「チラシ配らずにばら撒くだなんて!! ピグモン怒っちゃいますよ~!!」
「も~!! すっごい怒ってるんですからね~!! も~!!」

その可愛らしさゆえにファンからの人気も高く、人気投票では3位にランクインしている。
さらに、とうとうかぷせるがーるず3人を差し置いて、登場キャラで唯一キャラソンが発売されることまで決定してしまった。

うーさーのその日暮らし夢幻編

うーさーのその日暮らし 夢幻編


アニメ『うーさーのその日暮らし夢幻編』第1話にて地球に帰ってきたうーさーが墜落した島に偶然いた。

ULTRAMAN(漫画)

声優:伊藤健太郎

本作では怪獣ではなく、地球に移り住んでいた異星人移民であるイガル星人の元・王子(本名:ピグモン)として登場。

本来の体積が評議会の定めた基準を上回っているため普段は薬物によって小柄な人間型のボディに擬態しているが、それでも額にも一対の眼を持っているなど人間離れした風貌をしているため、カツラやフード、マスクなどでカバーしている。
本来の姿は体全体に突起物がある点は原典のピグモンと同じだが、四つの目や長い首、胴体に比べ長大な手足など全体的には大きく異なる。また胴体の倍近くの長さを持つ太い尻尾が生えており、蛇のように尻尾を使って移動する。また、目測で5m以上はあり、かなり大柄な体格。

かつてはイガル星の王子として星団評議会のイガル星代表を務めていたが、元々イガル星人は平和的な種族であったため政治的に利用されて母星もろとも滅ぼされてしまい、評議会に保護される。
その後は地球での居住を認められてひっそりと暮らしていたが、ふとしたことがきっかけでアイドルの佐山レナの存在を知ってからは彼女に憧れと強い執着心を抱くようになり、ネット上での彼女への誹謗中傷に強い憤りを覚えるようになる。

そんな中、彼女に対して掲示板で悪質な書き込みを行っていた男性が相次いで殺害されるという事件が発生。事件現場に頻繁に姿を見せていたピグモンが重要参考人として捜査線上に浮上する。当初は彼が犯人と思われたが、実際は彼女のファンである地球人3人に命令されて、他に宇宙人を雇って犯行を行っていたことに過ぎなかったことが判明する。
その後、3人が、レナがウルトラマンの話ばかりをすることに対する嫉妬心からウルトラマンの殺害を命ずるも、失敗したことで見切りを付けられてしまい、別の殺し屋を雇ってレナ本人の殺害を目論んだため、それを食い止めるためレナのライブツアーの会場に乱入する。しかし、スクルーダ星人・アダドによってその正体と真相を暴かれ、喉を切られて致命傷を負い、最後は必死に介抱を試みる進次郎に泣きながら謝罪し、死んでいった。

名前こそピグモンだが、「滅亡した星の王子で難民として地球にやってきた」と言う設定はむしろウルトラマンレオおおとりゲンを彷彿とさせる。

ウルトラマンデュアル

ピグGという個体が登場。デュアルの中では唯一既存のキャラクターとしての登場である。

今作のピグモンは宇宙人たちの間で「善行を伝える賢者」として言い伝えられており、生前に善い行いを沢山すると繁殖できるとされている。

宇宙警備隊に保護され、ヴェンダリスタ星人達との戦いで光の国が一触即発の状態に陥る中、ウルトラセイントティアと共に地球に不時着。ティアと共に光の国の飛び地でヴェンダリスタ星人達と戦う事となった。メカに強く、ティアズ・スタンドを修理することができる。
地球の人間にあまり良い感情を抱いておらず、ウルトラマンとなっても懐くことがない。

雌の個体だが当初は雄だと思われており、名前の「G」はおじいさんという意味だったが、雌と発覚してからは「ギャル」のGとなった。

地球人への誤解が解けた後は普通にピグモンと呼ばれるようになった。

関連項目

ガラモン ガモラン ミーニン
南条光 - アイドルマスターシンデレラガールズに登場する特撮好きのアイドル。彼女の肩書き「小さな英雄」は、ピグモンがメインを務めた同名の話のタイトルが元ネタだと言われている。

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