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概要

オールドランドの最高幹部である四天王の一人。

四天王の中では最後に登場した。

四天王の中ではトップクラスの戦闘能力を誇り、オールドランドの「次期王の候補」に任命されるほどの実力者。

青色の長い前髪が特徴で、右目が隠れている所謂メカクレ。

結晶の模様があしらわれた和服を着ており、腰には自らの目と似たような模様をした刀を差している。

目の横には青いタトゥーのような線の模様があり、この眼の模様はフィンターを象徴する意匠として扱われている。

相手のチームワークを乱すことを得意とし、敵味方問わず人間関係を壊す姿から『絶望の覇者』という異名を持つ。

EXからはバーマーに代わってカンタローとイロスマメンバー最大の宿敵として立ちはだかるようになる。


人物

一人称は「私」

一言で言えば友情や信頼を忌み嫌う相当なひねくれ者。

己以外の人形を誰一人として信用せず、用済みか役に立たないかと判断すれば自身の部下であっても即座に切り捨てる冷酷非道なエゴイストかつ実力主義者であり、周到に陰謀を巡らせて野望の達成を計る謀略家。

相手を絶望に陥れる事を喜々としながら冷酷かつ残忍な冷血漢で、彼の極悪な思想の前に敵味方問わず命を落とした人形も少なくない。

目的のためならば敵味方問わず人形の命を奪う事も躊躇しない本作屈指の外道でもあるので、コミカルな世界観であるイロスマのキャラらしからぬシリアスでダークな雰囲気が漂う完全悪の存在ともいえる人物。

オールドランドの次期王の候補に登り詰めただけあって自分の力にも絶対の自信を持っており、同僚や部下の事すらも雑魚と平然と見下すなど傲慢でプライドも非常に高い。

その為同僚の四天王の事も足手まといとしか思っておらず、連携や協調性も皆無である極度の単独主義者。

同僚である四天王に対してもかなり険悪な態度を取っており、特に過去の因縁からサールとの関係は最悪の一言。

一方で優秀な駒には信頼を置く一面も持ち、自身の目的のために必要な機械を開発してくれるリア博士のことはかなり気に入っていた。

四天王だけでなく部下からの評判も非常に悪く、フィンター本人も「オールドランドのような組織、いずれ私が潰す」とまで言い組織そのものを嫌っている。

敵の捕虜になったサールの件もあってか徹底的な秘密主義を貫いており、他の四天王達と足並みを揃えようとはせず重要な情報を独占したまま独自に活動を続けたりするため、そうした態度もオールドランドからの非難の対象になっている。

バーマーから作戦の進捗を尋ねられたり、サールにアイスドールの仕様に対して突っ込まれた際は逆ギレで返した。ちょっと理不尽

総じてオールドランドの中では仲間想いとは言い難い人物ではあるが、オールドランドの面々もそんな彼の性格は承知しており、またフィンターも仕方なくとは言えバーマーたちの命令を聞いて動いていたりもするので結局は互いにフォローを入れ合っている。

プラズマに呪いの氷と究極奥義を伝授したり、機械を開発したリア博士にちゃんと報酬を支払っていたりと意外と目的のための投資は惜しまないタイプ。

初見の技に動揺するカンタローに自分の能力を(視聴者への説明を兼ねて)解説したりと悪の美学も弁えている。

己の実力故か常に余裕の態度を崩さないが、10章からは部下であるレイドラとトネパースがイロスマメンバーに倒された際には今までイロスマメンバーや視聴者に見せていなかった動揺や怒りを露わにした。

一度激昂すると口調が普段よりも乱暴になり、自分を怒らせた相手は絶対に殺さないと気が済まない。

特にスタックロボに裏切られたことは彼にとってかなりのトラウマらしく、最終章では死んだ8ボスの中で唯一スタックロボだけはアイスドールとして復活させなかった。

四天王の中でも相当な切れ者でもあり、オーズンの命令通りにしか動いていない他三人に比べると仕事の出来がかなり早い。

Xの頃はイロスマメンバーの情報を手に入れるためにこっそりとスパイを送り込む、カンタローがオールドランドを離反した事で居なくなった獣似隊の穴埋めをする程度だったが、EXになってからは彼の暗躍は更に増しており、封印されたサールの居場所をスパイに突き止めさせる、マスターバートが燃料を採掘されないように設置した免疫装置の場所までもスパイに突き止めさせるなど彼の狡猾さは恐らくイロスマキャラの中でも最高クラス。


人間関係

同僚。現時点では不明なもののコロナに関して因縁があるらしく、フィンターの台詞にバーマーがブチギレるなどただならぬ関係であることが窺える。

一応お互いの逆鱗に触れなければ業務連絡をし合うなど、仕事仲間としての仲はそれなり。

同僚。過去の因縁からお互いに罵り合う犬猿の仲。

フィンターやイロスマメンバーに何度も負けた経験から彼の実力をまったく信頼しておらず、イロスマメンバーの足止めに向かおうとした時は制止したこともある。また、サールを自らの手で始末することに拘りを持っており、彼に「他の奴ら(イロスマメンバー)に殺されるなんてこの私が許さんからな!」と檄(?)を飛ばしたこともある。

同僚。彼がフィンターの作戦を信頼して任せる素直な性格であることもあってか対立することは少なめ。

元同僚。現在は対立していることもあり幾度も剣を交えているが、その度に返り討ちにしている。

一応、カンタローの実力を「それなりに強い」と評価はしていた模様。

ビジネスパートナー。彼女に度々アプローチをかけるも軽くあしらわれている。

四天王の部下たち。過去の経験から彼らのことを蛇蝎の如く嫌っており、

「取り巻き」「三流以下のくだらん存在」「雑兵」などボロクソにけなされている。

上司。誰とも信頼関係を築かないフィンターにとっても彼だけは別格の様子。

心より忠誠を誓っているが、それはそれとしてかつての王の教え通りにオーズンを殺し王の座を奪おうと思っている。


主な部下

獣似隊のメンバー。ほかの獣似隊と異なりフィンターの命令しか聞かないようにされており、フィンターも彼らのことを只の道具としか思っていない。

Sm9章にてイロスマ本部を抜け、オールドランドに入ったことにより事実上フィンターの部下になった。フィンターは彼を弟子にし、イロスマメンバーと戦えるだけの力を授けた。本当は免疫装置の居場所を突き止める為に迎い入れただけだが

元8ボスで今はイロスマメンバーの一人。フィンターの手によって本人も気づかないうちにイロスマ本部へのスパイにされていた。彼に裏切られたことはフィンターにとってトラウマになっているらしく、アイスドールとして復活させることは考えていない模様。

フィンターが呪いの氷で蘇らせた人形たち。呪いの氷の力のせいでフィンターには逆らえない。彼らは「戦いが終われば自由にしてくれる」という約束のもとフィンターに従っているが、フィンターはその約束を守る気はさらさら無いらしい。作中では空想世界のラスボスのスカラベニセシカクンムービーゲームDr.ガイアルボザード、そして元8ボスであるマジックンジョーカーマッシャーDr.ヲタローシャドーが登場した。


戦闘能力

オーズンから与えられた氷属性の結晶の能力者で、能力と剣術を組み合わせた白兵戦を得意とする。

同じ氷属性の結晶から作られた愛刀を武器として所持しており、使わないときは常に剥き身で刀を持ち歩いているカンタローとは違い腰に差しているが武器を使わずとも戦闘力は絶大。

『次期王の候補』の名は伊達ではなく、実力は作中屈指……というか、イロスマキャラの中でもかなりチート。

四天王の中ではまだ新参なのだが、過去にサールに2回も勝利したという功績を持つ、オールドランドのメンバーの中でも最強の実力者。

その強さはかつてイロスマメンバーを全滅させたバーマーを遥かに凌ぎ、サールは勿論カンタローをも圧倒してしまうほど。

さらに冷気の威力は広大なイロスマ島の熱帯雨林を全て氷漬けにし、雪の降る雪原に変えてしまうなどまさに規格外。

過去編では竹刀を武器としており、戦闘描写はカットされているものの、殆どのメンバーに勝利していた。

カンタローと一騎打ちするまでは明確な戦闘シーンは映っていないが、それでも剣から発射する氷柱を遠距離にいるイロスマメンバーに命中させる狙撃能力を見せたり、イロスマメンバーの中でも上位に入る剣術使いのケロ次郎を瞬く間に斬り伏せたり、レイドラも参戦していたとはいえカンタローを敗走させる、スタックロボを殺された事によって激怒したバートを返り討ちにするなど視聴者にもひそかに彼の強さを見せつけている。

肉体強度や生命力も強く、カンタローに袈裟懸けされたダメージと怒りに任せて究極奥義を使ったことによる消耗がたった一晩休んだだけで回復したりと、治癒力も常軌を逸したものがある。

しかし、恐ろしいのは強さのみではなく、精神攻撃を用いてイロスマメンバーのチームワークを崩壊させようとしたり、カンタローとの一騎打ちの際に分身を作って心理戦を用いるなど卑劣な狡猾さをも併せ持つという手段の選ばない所である。

カンタローとの戦闘では彼の袈裟懸けのみしかまともにダメージを受けていないが、カンタローに妨害されてイロスマメンバーの作戦に追い詰められているレイドラを掩護しに行けなかったり、今まで常にレイドラに共に行動してきたせいか身体能力が衰えてで形勢逆転させられるなどひそかに不利になっている状況でもあった。とはいえ不利になってブチギレた際にはサービスタイム終了とばかりに本気になったりするあたり割とマジでタチが悪い。

彼自身はあまり気付いてはいないようだが、唯一の彼の弱点としては部下であるレイドラや手駒のアイスドールをけしかけたり、分身を作って惑わせるなど自身ではあまり闘おうとせずにほぼ他力本願としている点だろう。

また、他の四天王のように飛行能力やワープ能力などは持ち合わせていないらしく、移動手段はレイドラやアイスドールに任せきりになっている描写も見られる。

そうした理由から意外なことにスタミナ面だけは全盛期からわずかに低下しているらしく、カンタローとの一騎討ちでは戦闘が長引き息切れしている様子も見られた。


使用技

  • 冷凍ビーム

冷気のビームを発射して対象を氷漬けにする。

三頭竜を凍らせる際に使用した。

  • 氷柱撃ち

剣から氷柱を発射する。

射程距離も長く、イロスマメンバー程度なら一撃で倒せる威力を持つ。

サイズも調整できるようで、バートを助けに行こうとしたイロスマメンバーを足止めしたり、悪口を言ったブルードッグを制裁する際には小さな氷柱を使用した。

フィンターが最も多用している攻撃である。

  • 居合切り

高速で相手を斬りつける。

暗闇に斬撃のモーションがかかるのでかっこいい。

  • 呪いの氷

フィンターが作り出す特別製の氷。

フィンターの目の模様があしらわれたデザインをしており、人形を強化したりアイスドールの核にするなど様々なことに使える。

  • アイスドール

死んだ人形の魂を呪いの氷で実体化させることにより人形を復活させる。復活した人形はフィンターの命令通りに動く。

復活した人形は生前の半分以下の実力しか出すことが出来ないが、自立稼働する上に人形を制御している氷の核を破壊しない限り何度でも再生する。

また、フィンターからはテレパシーのようなもので離れた場所にいるアイスドールにも指示を送ることができる。

さらに複数体が作成可能であり、最低でも10体までは一度に使役可能。 作中ではスカラベ、ニセシカクン、Drガイ、ムービーゲーム、アルボザード、そして元8ボスを復活させた。

  • 分身

フィンターの愛刀から自分そっくりな姿をした分身を生み出す技。

使用する際に当然武器を失うことになるが、後述の氷柱の刀を作り出す技によってカバー可能。

外見は全く同一であり、本体と同じ人格と自我を持つためカンタローですら偽物と見破る事はできなかった。

  • 氷柱の刀

冷気を集中させ即製の氷柱の刀を精製する。

彼の普段使いの刀よりは斬れ味は劣るものの、それでも人形の体を簡単に切り裂く威力がある。

  • 投擲

愛刀を投げて攻撃する。カンタローですら反応できないほどの速さで人形の体を簡単に貫く。

  • 連続蹴り

相手を連続で蹴りつける。

キレたフィンターがカンタローをボコボコにした攻撃。

  • FreezeWinter(フリーズウィンター)

フィンターの王から授かりし究極奥義。

刀から生成した氷柱の上から強烈な冷気のビームを吹き付け、相手を巨大な氷塊の中に閉じ込めてしまう。技のエフェクトが思いっきりポケモンの「レイジングジオフリーズ」なのは内緒

人形をバラバラにする威力がある他、この技で生成された氷はフィンターが死ぬまで溶かすことも砕くことも出来ない。

使用後は代償としてフィンター自身もかなり衰弱するため、文字通りの最終手段。

刀から霧状の濃い冷気を発生させる。

視界が悪くなり敵の攻撃の命中率が下がる。


装備

  • 氷の剣

四天王になって以降からフィンターが振るっている愛刀。

フィンターの眼があしらわれたようなデザインをしている。

刀身から氷柱を発射するなどの能力を持つ他、フィンター以外の人物が持つとその身体を少しずつ凍りつかせる特性があるため、奪われる心配もほぼない。

また、カンタローの究極奥義である『カンタロード』の一撃をモロに受けても耐えるなどの耐久性を誇り、まさにイロスマ最強のキャラに相応しい武器と言える。

実は後述の結晶から形成されたものである。

  • 結晶

強力な生物の成れ果てから抽出した、コンタクトレンズのような結晶。

フィンターの身体に埋め込まれており、氷属性の力の源となっている。

持ち主の精神に蓄積された「悲哀」の感情を利用して凄まじいパワーを出すことができるが、その反対の感情を持つとエネルギーが逆流し身体が崩壊してしまうリスクも抱えている。


作中での活躍

イロスマX

SM5章 イロスマ島の光と影

終盤で王の会議が終了した直後に目元だけで登場した。

実はフィンターがイロスマメンバーの上からスタックロボを落としたので、設定上ではこの時に登場していた。

SM6章風の使者と絶望の覇者

冒頭ではレイドラにもりおヘルプマンの捕獲を任せるが、逃げられたためオールドランドの王から受けた新しい獣似隊を引き入れるという命令を最優先した。

新しく獣似隊に引き入れるのはマスターバートのがん細胞である三頭竜という怪物だが、砂漠の迷宮の奥深くに封印されていたため、高気温の苦手なレイドラを活動しやすくするためフィンターの氷属性の力で周りを氷の洞窟へ変えた。

そしてケロ次郎が三頭竜にとどめを刺そうとする直前に冷凍ビームで三頭竜を凍らせた。

そしてイロスマメンバーの前に姿を現し、チームワークを崩壊させるために精神攻撃を仕掛ける。

だが、その途中でパックンが言った「口だけで実力は大した事がないんじゃないか?(要約)」という発言を聞き、自分の力を見せつけるためにパックンを始末する。

その後はレイドラをけしかけて三頭竜を捕らえてイロスマメンバーを皆殺しにするべく襲わせるが、カンタローに邪魔されたため失敗に終わる。

オールドランドを裏切ったカンタローに早くこの島を出て行くように忠告し、レイドラに乗ってイロスマ島を立ち去る。

しかし、この直前にバートはフィンターが涙を流しているのを見たらしい。

SM7章Guitarist's surprise attack

終盤にて登場。

イロスマメンバーに送り込んだスパイからの情報として、封印されたサールは洞窟の奥深くに封印されたとオールドランドの王に報告する。

その後はサール奪還の為にイロスマ島へ向かった。


イロスマEX

SM8章王の訪問

その後はオーズン達がイロスマメンバーと対峙している最中に背後からイロスマメンバーを狙うが、カンタローに邪魔される。

この時はレイドラも闘いに参戦していたため、カンタローに勝利した。

そしてイロスマメンバーがドラッグとヘロインに敗北した後に再登場。

この時彼はイロスマメンバーを攻撃するつもりはなかったが、話を聞かず攻撃しようとしたケロ次郎と逃げだそうとしたプラズマを始末した。

フィンターは封印されたサールの居場所が何故分かったのかを教えに来ただけらしく、イロスマメンバーにスパイを送り込んだと忠告した。

当然イロスマメンバーはカンタローの説得もあってその事を信じなかったが、これを真実だと知らなかったため後に後悔する事に…

その後はオールドランドにて再登場。

サールから封印を解くべく、オーズンにプレートを破壊させた。

オーズンから叱責を喰らったサールを見て嘲笑い、逆上したサールから喧嘩を売られるが実力に差があると豪語して追い払った。

リア博士の事は唯一信頼できる人物だったのか、質問を拒否されても「お前のそのドライな部分、嫌いじゃない」と評価していた。

そしてバーマーがコロナをイロスマメンバーに取られた事を知った途端、バーマーをボロクソに貶した為怒らせてしまうが、実力からか喧嘩にはならなかった。

SM9章弱者の反逆

冒頭から登場。

イロスマメンバーの作戦によりマスターバートの血液を採取できず膠着状態に陥っていた時、リア博士から「血液を酸に変えている機械を破壊すれば通常の血液を採掘できるのでは(要約)」との助言を受ける。

しかし、その機械の情報が一向に得られず、内心焦っていたところにイロスマを脱退したプラズマと偶然遭遇する。

イロスマメンバーならイロスマの情報を持っているのでは、と考えたフィンターは、プラズマを自分の部下へ勧誘する。

プラズマを引き連れ獣似隊副隊長の本拠地であるキガ島へ向かい、ホンホーズ、黄鳥、ブルードッグにパワハラしイロスマメンバーの迎撃に行かせる。

そしてプラズマから情報を聞き出すものの、実はプラズマがイロスマの秘密について何も知らなかったことが判明すると急激にプラズマへの興味を喪失。

代わりのイロスマメンバーを二人ほど捕虜にするためプラズマに呪いの氷と究極奥義を伝授し、バート達抹殺の刺客として送り込んだ。

そしてプラズマが壮絶な最期を遂げた後、バート達の元へ再登場。

セーフティーエリアでイロスマメンバーを倒しても復活してしまうということで戦おうとはせず、

代わりに残りのイロスマメンバーにスパイが潜んでいることを告げ、「イロスマメンバーの友情、絆が崩壊する所を見届けてやる(要約)」と宣言しその場を後にした。

SM10章絶望の螺旋

冒頭から登場。

相変わらず上手くマスターバートの血液を採取できず、苛立ってサールに八つ当たりする。

このまま燃料を採取できなければオールドランドは滅んでしまうのではないかと薄々予期していながらも

「オールドランドなどどうなっても構わない」と吐露した。

スパイであるスタックロボを通じてバート達が免疫装置の電池交換のためデンジャーエリアへ向かっている情報を知り、自身もデンジャーエリアへ向かった。

デンジャーエリアにいきなりフィンターが現れ困惑するバート達に、スタックロボがスパイだったことをネタばらし。

次に免疫装置とイロスマメンバーを破壊するためトネパースをけしかける。

トネパースに追い詰められ絶望するイロスマメンバーを眺め、イロスマメンバーを絶望させるためにいろいろな手を尽くしたことがようやく報われたことに歓喜した。

しかしながら、寸前で改心したスタックロボの奮闘によりトネパースが撃破されてしまう。

これまでの伏線が全て無駄になったことに激昂しスタックロボの残骸を踏みにじる。

スタックロボを殺されたことで完全にブチ切れたバートを圧倒的な実力であしらい、デンジャーエリアで完全に抹殺にかかる。

レイドラにバートを食い殺させようとするも、イモムシロボの機転により失敗。

レイドラにバートを丸呑みにさせ「バートを見捨て、稼働を開始した工場を破壊する」か「バートを助けるためにデンジャーエリアまでフィンターを追う」かの二者択一をイロスマメンバーに突きつけ自身はその場を後にした。

その後、オールドランドに帰れなかったためにとある洞窟でレイドラと共に休んでいたところ、バートを助けることを選んだデキット達の奇襲攻撃を受ける。

イロスマメンバー達の策によりレイドラと分断され、カンタローと一騎討ちすることに。

序盤はカンタローを圧倒していたものの、カンタローの予想以上の猛攻に徐々に追い詰められていく。アイスドールを解放するもカンタローの機転によって封印され再び一対一に。

決着をつけるため究極奥義を発動したカンタローに対抗すべく、自身の分身を作り出す技によって狙いを分散させようとしたが、カンタローの推理によって本体の位置を見破られ、そのままカンタローの究極奥義「カンタロード」の直撃を喰らってあっけなく敗れ去ったのだった...。

...と思いきや、裏の裏の裏をかいた作戦によりフィンターは生きていた。

カンタローの後ろから忍び寄り彼の左腕を切り落とすと、どうあがいてもフィンターに勝つことができないと悟り完全に戦意喪失したカンタローを嘲笑い、レイドラに追い詰められイロスマメンバーが仲違いする所を見せつけてからカンタローを殺すと宣言するのだった。

しかし、デキット達の固いチームワークによってレイドラは撃破される。大慌てでレイドラを援護しようとした一瞬の隙を突かれ、カンタローに背後から袈裟懸けにされ大ダメージを負う。

自分があれほど毛嫌いしていたチームワークの力を見せつけられ、ついに完全にブチ切れたフィンターはカンタローを本気で殺しにかかる。

今までとは別格のフィンターの動きにカンタローは手も足も出ず。ついに一歩も動けなくなってしまったカンタローにフィンターの究極奥義「フリーズウィンター」の直撃を喰らわせ殺害。

そのままバート達の元へ向かうが、流石に先ほどのダメージと究極奥義を使った疲れにより戦うほどの元気は無く、捨て台詞を吐いた後アイスドールに連れられその場をフェードアウトしたが突然殺し屋達にやられ大ダメージを負う。

SM最終章イロスマ島の闘い

冒頭でオールドランドと契約終了したリア博士に雇った資金で何に使うのかを質問していた。

工場では再びイロスマメンバーに立ち向かおうとしたサールを制止したり、殺し屋達が工場爆破の巻き添えに意に介さず、オーズンに同意した。

飛行船内では、追跡してくるイロスマメンバーを抹殺する為元8ボスのアイスドールをけしかけた後、サールと口論になった。

そしてマジックンからアイスドールにテレパシーを送り、イロスマメンバーを始末するよう命令し、増援として空想世界の悪役のアイスドールをマジックンのシルクハットへ送り込んだ。

アイスドールがイロスマメンバー抹殺に成功すれば、束縛から解放すると約束していたが、どの道用済みとなったアイスドールはボディを破壊して魂をあの世へ送り返すたもりのようだ。

シーン26でサールを殺した。

その後はバート達と戦闘。

ケロ次郎がフィンターと渡り合っている間にイモムシロボ、バートが攻撃に入るが、ノーダメで三人を一蹴。

そして、氷柱を上へ打ち上げ、自転車に乗って突進してきたもりおを迎撃し自転車を破壊。

更にジャンプしてモリトとリンを狙うがあえなく回避される。

だが、さっき打ち上げた氷柱がリンめがけて落下し、リンは氷柱を喰らってしまうも空想世界のリンが身代わりになったことで窮地を逃れる。


戦闘中に解説しているケロ次郎達にも容赦なく攻撃を加え、捨て身で向かってきたもりおを再び迎撃。

そしてイモムシロボの発射したエネルギー弾をもりおを身代わりにして投げ飛ばし、彼を撃破する。

ケロ次郎が攻撃しに向かうも大ジャンプしてモリトとリンを狙うが、フィンターは突然激痛を感じてその場に倒れこみ大きな隙を晒してしまう。

その間にリンとバートの攻撃を喰らい、動揺するフィンター。

実は前にカンタローとの闘いで袈裟懸けで負った腹部の切り傷が完治しておらず、激しい動きをしたことで古傷が疼いてしまったのである。

バート達がフィンターとの闘いで唯一の弱点を知られ、彼にとってタブーである友情や絆を見せられたことで「うざくてキモい台詞だ!」と激昂。

その後もケロ次郎と渡り合い、バートが攻撃に入るがあえなく彼らを一蹴。

そしてバートはメガバートに進化し、攻撃に向かうが霧で相手の視界を奪い、さらに分身を作ることでバートの攻撃から逃れる。

バートが油断したところで背後から攻撃を加えようとするフィンターだったが、古傷が疼きまたしても倒れこむフィンター。

その間にバートの攻撃を喰らい、友情を見せつけられ更に激昂。

しかし、ケロ次郎と渡り合っている間に古傷から出血し、これ以上の長期戦はやばいと判断したフィンターはごく短いチャージ時間の「フリーズウィンター」の発動し、イロスマメンバーの足元を氷漬けにして動きを封じる。

そしてどう足掻いても勝ち筋を見出せず、完全に諦めてしまったケロ次郎とイモムシロボを斬りつけて二人を退場させる。

自身の勝利を確信したフィンターは次にバート達を狙うが…?


フィンターの最期

その時バートは昔フィンターの言っていた言葉「仲間なんて利用するだけの存在」や「オールドランドをいずれ潰す」の意味が知りたい為に彼に質問するが、フィンターは「オールドランドは自分が最強になる為の踏み台に過ぎない」と開き直る。

だが、バートはフィンターは本当は辛い思いをしていると同情を寄せ、フィンターは真実を否定する。 それでもバートはめげずにフィンターの哀しい過去の事を相談し始める。しかし、フィンターは


私とお前らが敵同士である事に変わりは無い」と激昂。


フィンターがオールドランドにいる事に不満を抱いていると悟ったバートは仲間に引き入れようと考え、仲間の仇である事も許し説得を試みる。

その答えに納得したのかフィンターはバートの言っている事が真実なのかどうか確かめるべくバート達の足元の氷を溶かし、5分間の猶予を与える。

その時足元に盗聴用の氷を仕掛けており、モリトやリンの薄情な言葉に失望するも、バートの言っていた仲間にするという言葉が真実だという事に動揺する。

五分後にバート達の所へ戻り、バートが本気でフィンターを仲間にするという言葉に驚愕する。

しかし、プラズマやスタックロボ、カンタローなどのバート達の仲間を殺してきた自責の念からかフィンターは


仲間になんてなれるわけねえだろ!!私はお前らの仲間を何人も死なせたんだぞ!!お前らにとって、絶対許せない存在なんだ!!お前らの友情はその程度だったのか!!

と激昂。


しかし、今の言葉でフィンターも本当は友情や信頼を大事にしているとバートから気付かされ、同情を寄せられる。

この時オーズンから貰ったレンズの副作用で体にヒビが入るフィンター。

しかし、その後突然フィンターは自身の愛刀で身体を串刺しにし自殺する。

最期にフィンターは


ざまぁみろ…これで、私は、お前らの仲間になんかならねぇ…私は、私だけのものだ…


と言い残し、涙を流してボディが砕け散り死亡する。

最期までひねくれていたフィンターだったが、実はバートの言っていた通りオールドランドで仲間が出来ずに苦しんでいたのであった。


過去(10章ネタバレ注意)





バートがレイドラの絶望の鑑の中で、フィンターの絶望を目にする。

四天王となる前のフィンターは今とは外見や性格が大きく違っていた。

過去のフィンターです。サールとサールの部下達から追害を受けて…


オールドランドの国民となる前、フィンターは「さえちゃん」という子供の家のおもちゃとして暮らしていた。しかしさえちゃんが中学校に上がった折にゴミとして捨てられてしまい、

一緒に捨てられたナカジと共にオールドランドに拾われて軍の兵隊として育てられることになった。

サールの部隊で厳しく鍛えられながら、無気力な日々を過ごしていた。しかしある日、


「なんてかっこいい人達なんだ!私もあの人達みたいに、必要とされる存在、認められる存在になりたい!」


突如現れたコレクターズに殺されかけていたところを当時の四大幹部に救われ、それまで何の目標もなかったフィンターは四大幹部のようなみんなに憧れられる存在になることを望むようになる。

目的が出来たフィンターはどんどん実力を伸ばし、昇格試験を過去最高の成績で合格し軍曹の座にまで上り詰めた。

しかし、フィンターのことを気に入って模擬戦を仕掛けてきたサールを圧倒的な力で二回もボコボコに返り討ちにしたことで、サールやサールを慕っていた部下から結託して迫害を受けるようになった。

フィンターはナカジの裏切りによって瀕死の重傷を負い、生きる意味を見失ってオールドランドを出て自殺をはかったが、

フィンターのような実力のある部下を死なすのは惜しいと考えたオーズンに寸前で阻止される。


「我はな、王の座を奪おうとする程の強い奴が出てくるのを待ち望んでいたのだよなぜなら、このままじゃオールドランドはいずれマンションになり、なくなる...だからオールドランドは強くならなければならない」


オーズンはフィンターを特別扱いし、「もし自分に逆らう者がいたら殺しても構わない(要約)」と語った。

感銘を受けたフィンターはこれ以降、自分と反発するオールドランドの国民を次々と返り討ちにしていくようになる。

またしばらくして、オーズンからカンタローが四天王を辞めオールドランドを抜けた事を聞かされた後、氷属性の結晶を授かりオールドランド四天王の座を手に入れ、リア博士にレイドラを復活させてもらい自分の部下にしたことで更に力を増す。

だが、ある日ナカジに呼び出された先でフィンターを嫌うオールドランドの国民に詰め寄られる。

ナカジはフィンターを下手に庇えば自分がいじめの標的になるのを恐れ、フィンターを亡き者にしようと彼を裏切った。

既に高い実力を持っていたフィンターにはまるで相手にならず、遂にはナカジ含めその場にいた人形を全員皆殺しにした。

必死に命乞いをするナカジの姿を見て「くだらない」と吐き捨て、フィンターはかつてオーズンが言ったように「いずれオーズンを殺して王の席を奪い、オールドランドを潰す」という新たな目標を抱くようになるのだった。


カラスマにおけるフィンター

カラスマでのフィンター。

元はイロスマのキャラ。

時系列的に四天王になる前のフィンターなので敵ではない。

エリィ達がポケットゲートでランダムに世界に行った際、たまたま殺されそうだった所に遭遇しエリィ達が助けた。

カラスマメンバーに馴染んだ後リムに新しい衣装をもらっている。

最後の切り札はブレイドウィンター。

ちなみにカラスマメンバーの中では珍しい人形である(カラスマキャラは基本生き物)。「カラスマイロイロな世界の住人」ではカラスマの世界(カラフルワールド)に迷い込んだリンと遭遇してしまい、一瞬ハプニングになりかけた(まぁそうだよね)。「カラスマSM1章仮面の魔術師」ではカラスマの世界に迷い込んだモリトが名前を聞いて腰を抜かしてしまった。


補足・余談

初登場時は和服だけだったが、後にコートも着るようになった。メタ的に言うと人形が変わった。

初登場時では、イロスマ島から去る前に涙を流していた。

名前の由来はフリーズ(凍る)とウィンター(冬)から。


関連タグ

イロスマ オールドランド 氷属性 卑劣漢 精神攻撃 悲しき悪役 必要悪 人間不信 哀しき悪役


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