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「私の世界には花がないから…」


「サッカーもLBXも消えろ…!」


CV:日笠陽子

概要


活動


今回の敵は「世界の片隅で愛を叫ぶ少女」と「その想いを守ろうとする2人」


イナズマイレブンGOVSダンボール戦機Wに登場するキャラクターにして本作の黒幕的存在の少女。


人の新たな能力」なる強力な特殊能力を持ち、花を模した飛行物体に乗り込んで、同じ能力者である2人の少年・アスタとサンを率いて、その力を駆使して天馬達の世界バン達の世界を歪ませるという騒動を巻き起こす。















この先劇場版バレ注意














正体はフェイが住んでいる200年後の未来よりも遥か未来の、花がとても貴重であり、同時に特殊な能力を持つ子供達が多く生まれるようになった世界から来た未来人。


かつては両親の愛情に包まれて育つ普通の女の子だった頃もあったのだが、能力が覚醒・発覚してからは特殊能力を持つ子供達を集める研究所に連れて行かれてしまい、そこから彼女の悲劇は始まる。


フランはその研究所で両親と離されて隔離され、両親は研究員達に言いくるめられて娘を研究所に預けたのだが、実際研究員達は能力を持つ子供達の力を戦争の兵器に利用しようと企んでおり、フランもその兵器の実験体にされてしまい、過酷な実験を強いられて心身共に苦痛を味わう日々を送っていた。

一度は脱走を試みようとしたこともあったが、その際は彼女を探す研究員達の敵に渡さないためならフランを殺すことも厭わない発言を聞いて恐怖を抱く精神描写も見られた。


だが、後に反物質爆弾が投下されてしまい研究所は爆破され、フランだけは生き残ったが、実験体仲間だったアスタとサンは命を落とし、さらに研究所を脱出した際には反物質爆弾によって建物も人も全て消し去られ砂漠だけの滅亡した世界を目にし、一人ぼっちになってしまい心に深い傷を負い、悲境の要因そのものである戦争および《戦い》に強い憎しみを抱くようになり、悲しみと憎しみと孤独で心を歪ませるようになってしまう。


それからは過酷な現実を受け入れられず孤独に耐え切れないあまりにアスタとサンの幻を生み出し、2人は生きていたと記憶を捻じ曲げて、彼らと共に《戦い》のない世界を作るために未来を変えようと行動し過去へ飛んだ。

全ての《戦い》の概念および闘争心に結びつくものを消すために《戦い》の一部と認識しているLBXやサッカーを不必要な物、そしてそれらを行う人間達も《戦い》を楽しむ悪と見なして消そうとし、天馬達の世界とバン達の世界でスタジアムといった《戦い》の場所と認識した部分を消し去ってパッチワーク状にし、さらに天馬達のいたスタジアムを襲い円堂達を異空間へ消して、消し損ねた天馬達を執拗に消すためにLBXに襲われているふりをして天馬達の中にもぐりこむも、自分の力に抵抗する心の強さを持つ彼らを消せなかったために天馬達の心を弱くするつまり絶望させてから消すことにし、アミとカズのLBXを破壊させたり雪村を襲わせたりして彼らを落ち込ませて消したり、LBXの騒動の後に天馬達のテントにCCMを置くことで、お互いのグループに疑いを向けさせて仲間割れを起こそうとしたりと暗躍していた。


本性を現してからは天馬達を絶望させる為にアスタとサンをけしかけるのだが(戦いを憎む自分達も絶望させたり戦いをしていた矛盾点にはフラン自身気づいていた)、天馬とバンとの戦いで過ちに気づき改心した2人に怒り、暴走してサッカーボールと岩を融合させて全時空を破壊する玉を製造し、戦いどころか世界そのものを消そうとしたが天馬達の思いをこめたゴッドハンドで憎しみと悲しみを全て受け止められ心の闇を解き払う。そして戦いで得た絆と自らの過ちを認め、アスタとサンがすでに亡くなっていて幻であったという現実も受け入れ彼らと別れ、非道な行いをした自身を許してくれた天馬達とも和解し、天馬達に感謝して世界や消した人物を元に戻して未来へ帰った。


そこで未来は平和な物へと改変され、生きているアスタとサンと再会し、荒廃していた砂漠だけの大地も、街も花も甦った美しい大地となり、そして離れ離れになっていた家族とも再会して心からの笑顔を見せた所で物語は締めくくられた。


特徴


「今回の映画は”花”がモチーフに」ベースはユリ

フラン・アスタ・サンの名前の元ネタは、フラン=flower(花)、アスタ=earth(地球)、サン=sun(太陽)。それぞれが共生関係である。またアスタをアスタリスクとするなら3つとも似た形をしていることになる


少しつり上がった青い目に髪型は水色の背中辺りまでのロングヘアが特徴。


またフランと花は深いつながりがあり、元々は花が好きであり、誕生日に父親がフランの為に苦労して手に入れたカプセルに入れられていた一輪の花をプレゼントされたことがあり、その幸せだった頃の記憶を大切なものとしていた。故に戦いの憎しみがあった頃も花のある所ではやわらかい表情を見せていた。なお服装や必殺技のほとんども花をモチーフとしている。


回想シーンによれば住んでいた場所は団地のような所だった模様。

本来は優しく温和だが、戦いの道具としての過酷な人体実験に加えて爆弾によって全てを奪われたことで性格が壊れてしまい、天馬達と敵対してた頃は戦いを消すためなら人に危害を加えることも厭わず、かなり独善的だったのだが、改心してからは本来の性格を取り戻した。


服装


普段はピンクと白をベースとしたつなぎの半ズボンに腰の周りに花びらを思わせる飾りの服装を着用し、胸に黄色い花のブローチをつけている。


だがミキシトランスか化身アームド(魔女アームド)をすると、外見は変わり髪は長くなりハネて黒がかった色でそして更に超次元な髪型になる。目はハイライトのない水色と紺色の目に変わる。また黒色のワンショルダーのドレス(ゲームではカオスアームド)にスパッツをはいている様な衣装となり、この姿の時ブローチはピンク色になる。(小さい頃、誕生日に貰った花の色をしている)

なお、黒い髪色はあくまで黒い薔薇とのミキシマックスによるものだが、「ストライカーズ2013」ではアームドと統合されている。ちなみに女性がカオスアームドをした場合、フランと同じ状態になるが、男性の場合は左肩の露出が無くなる…当たり前か。


なお、研究所にいた頃の検査衣は男子と女子では違う様で、フランはシャツとズボンが分かれていたが、アスタとサンはつなぎになっている。


能力

特殊能力

彼女の力は他の能力者の子供たちの中でも強力であり、研究員達からも「あの子の力は計り知れない」「あの子の力を使えば戦争に勝利できる」と言われ兵器として期待されており、実際世界を作り変えるほど凄まじいものである。劇中で見せた主な力は対象を異空間へ消す世界のあらゆる部分的な場所を消して違う場所をはめ込む念動力超知覚能力などだが研究員によれば予知能力危険察知能力なども持っていた。


化身

混沌の魔女カオス

世界を混乱に陥れるという風の化身。不気味なイバラで相手の動きを止める。

黒と水色とベースとし胸には青い薔薇がついている。今まで出てきた化身とは違い、足があるが人型とは言いにくい姿をしている。


技 ミスティックソーン


ミキシマックス

黒い薔薇


使用可能になる技

カオスメテオ(ゲームではブラックアッシュも選択可能)


全身から放たれる混沌のエネルギーを巨大な隕石のようにボールに纏わせるシュート。

劇場版では演出がやや異なり、薔薇のようなエネルギーや空中ジオラマの破片を融合させることで放っていた。


必殺技

マジカルフラワー

夜空に咲き乱れる盛大な打ち上げ花火に敵も味方も思わずうっとり見とれてしまう。


フローラルデスペアー

赤黒い薔薇の花を優美に撒き散らしながらオーバーヘッドで混沌のシュートを決める。


エアーバレット

オールデリート(ストライカーズ)


フランの衣装、映画のモチーフ等は全て花だが、混沌をイメージした技も多い。


使用LBX

使用LBXはヘリオローザ

フランの憎しみでできたLBXである。


小説版(劇場版との違いや追加点など)

フランの過去の細かな設定などが描かれている。なお、特殊能力は超能力をさらに上を行く「セブンス」で、研究所は「能力開発研究所」という名称がある。


過去


5歳を過ぎたあたりで能力が発動し始め、ぬいぐるみや積み木といった軽い物から家具までも手を使わずに意思の力だけで動かすことを覚え、娘の力を知った両親はすぐに医者に診せ、能力者の1人と診断した医者を通じて研究所を紹介され、10歳になった頃に両親によって研究所に連れて行かれた。


研究所に隔離された当初は1日かけて検査やテストを受けていたのだが、科学者からセブンスの説明をされて力をコントロール出来るように教育して力の使い方を習得をすれば必ず家族のもとに返すと言われた両親が娘に対して思い描いた「子育て」が出来ないと知り苦い決断をしてフランを研究所に託し、その会話を全て聞き両親に捨てられたと感じてしまっていた。


正式に預けられてからは拷問にも似た過酷な長い実験生活を強いられるようになり、孤独とまわりの大人たちへの恐怖によって生存本能を強く刺激して力を増大させ、心だけは大人たちに汚されないように守ろうとする力がさらに覚醒させ、皮肉にも大人たちの期待以上の結果となり科学者達を興奮させることとなってしまう。


ちなみに実験内容は、劇場版では電流のようなものを流されて無理やり力を引き出されていたのだが、さらに小説では、セブンスの力を高めるために戦場の映像を絶え間なく見せられて恐怖心を刺激させられていた。


なお、研究所に預けられているセブンスの子供達を「親からある意味では「捨てられた」子供たち」とも表示されていた。

研究所内の他の同世代のセブンスの子供達は一日の実験が終わると疲れて眠るために、アスタとサンを除いてほとんど交流はなかった。

子供達は家に帰って家族の元へ戻れる日を信じていたのだが、やがて科学者達は力の解析を終えたら兵器としての教育をし始めるようになる。


映画同様一度は研究所から脱出を試みようとした際の研究員のフランを殺すことを考える会話もあったのだが、さらには研究員達はフランを殺した後は家族に事故にあったとして誤魔化そうとも考えた挙句、「どうせ親は(セブンスの)子供を化け物と思っているから恐れて我々に預けた」・「『セブンス』のレッテルがある以上子供たちは普通の生活は送れないから国家の為に力を使うことのほうが親としても子を産んだ喜び」・「あの子たちはしょせん道具」などセブンスの子供達のことを全く考えず兵器扱いすることを正当化する身勝手な発言をしており、それに怒りを覚えたフランは研究員達を攻撃しようとするも、結局は出来ずに再び実験体になってしまうという、フランの精神的な苦痛の描写も見られた。


反物質爆弾の爆発を受けた際には、フランはその強力なセブンスの力で生き残ったということになっている。なお、研究員達は反物質爆弾を使われた事を知った際は絶望して、世界がただではすまないことを承知して爆弾を使用した為政者達を恨みながら文字通り消滅していった。


戦い

サッカーやLBXだけでなく、人どうしが傷つけあう格闘技はもちろん肉体のパフォーマンスを競い合うスポーツにさらには頭脳を使うチェスまでも、人に憎しみの炎をともす可能性として消す対象にしていた。


天馬達に自身の過去の出来事を見せた直後、バンから世界を変えた先の事を問われるシーンがあり、彼から全てを消しても3人の心に憎しみは残るのではないかと指摘されるも、フランはそれを自分達を正当化していると解釈し、頑なにバン達を世界を消した大人達と変わらず消されて当然だというなど、独善的な部分が強調されている。


ヘリオローザ戦後は一度心が鎮まるも、終わりにしようと言う天馬を頑なに拒絶し、狂気にとらわれて人間らしい心を消して、消すことだけを目的とした文字通り破壊兵器と化してしまう。心の闇や憎しみを生みだす「戦い」を消そうとして自分も憎しみや闇にとらわれて破壊活動を行う兵器と化してしまったことは何とも皮肉なことである。


フランと花


子供の頃から花が好きということであり、さらに花の写真や絵画を愛でて花の絵を描くことが多かった。


誕生日に花をプレゼントされた際には、父から花を守る為にカプセルを開けてはいけないと言われていた。


さらに花に対しては、家族が家族として暖かかった日々の象徴として特別な思い入れがあるという設定で、森や緑も愛する花のある望む世界の象徴としており、森ごと逃げた天馬達を消そうというサンの提案を反対していた。


セブンスの力

前供の通り、最初の力は手を使わずに物体を動かす(念動力)である。研究所で実験させられるようになってからは、手を使わずに物体を破壊するだけでなく、 意思の力だけで発火、破壊させることを覚えているなど、発火能力も持っていたことが判明する。


フラウ・ア・ノートリアス


フランが利用する飛行ユニット。映画では特に名前はなかったが、小説ではこう呼ばれている。フランが父から誕生日プレゼントでもらった花が変化したという設定である。

元が花であるが為か、中はかすかに花の香りが漂っている。

作中では「フランを包む子宮」「(フランの)希望」「心の鎧」であるとされている。

最後はフランが憎しみから解放された直後に花の姿に戻り、光の粒になって消え去った(劇場版ではフランが天馬達と和解した直後に、フランの力で無数の花弁となって下に舞い降りた)。


最後

最後は、映画とは違いアスタとサンと再会したところで物語は終わり、街が蘇ったり家族と再会する描写は描かれていない。



家族

作中では両親の姿が確認されている。


父親はクレジットではフラン父と表示され、声は星野貴紀が担当している。なぜかサンと似た顔立ちをしているのだが、あくまでフランとサンは実の姉弟ではない。かつては娘のフランの為に貴重な生花を探してプレゼントするなど愛情を注いでいたのだが、フランが能力(セブンス)に目覚めてからは心配しつつも力を恐れ、研究所の研究員に能力に対処するためにフランを預かり力をコントロール出来るように教育したら家族の元に返すと言いくるめられて娘を研究所に託すことにした。


母親はクレジットではフラン母と表示され、声は渡辺明乃が担当している。顔立ちは娘のフランに似ている。夫と同じくかつては娘に愛情を注いでいたのだが、彼女が能力に目覚めて不思議な力で物を動かした挙句に夫に怪我を負わせた娘を夫以上に恐れていた。


その後は反物質爆弾で一度命を落としたと思われたが、エピローグにて平和に改変された未来で娘と再会した。なお彼らの後ろには他の人達も数人いたのだが、フランの親類なのかアスタとサンの家族なのかは言及されていない。




ちなみに……


名前と言い、花モチーフといい、狂気に飲まれているところと言い、人生を狂わされたという点といい、東方projectあのカリスマ吸血鬼の妹や、ゴジラシリーズに登場する何処ぞのバイオ怪獣に似ている気がするが、完全なる気のせいなので注意。





関連イラスト

フランちゃん


黒フラン


両方

フラン


関連タグ

イナズマイレブンGOVSダンボール戦機W イナゴ女子 デストラクチャーズ

哀しき悪役

ベル:中の人、荒廃した未来を変えるために暗躍する悪役繋がり。

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