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フリーメイソン

ふりーめいそん

有名な秘密組織の一つ。フリーメイソンは構成員名を表す語で、組織名は「フリーメイソンリー」という。
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概要

世界規模で展開している歴史ある有名な、その割りに謎の多い秘密結社

完全紹介制組織(勧誘をしない 入会のしかたが判らないというのは秘密結社のお約束)で、

活動内容の口外を禁じている。全会員数は約600万人おり内 日本人会員は約2000人いると

言われていたが現在は約200人まで減っており、会員の募集も始めている。

歴史

分かっている限りでは16世紀後半にアイルランドのパブとかサロンに集まった団体が始祖とする説が有力だが実際の所 フリーメイソン会員の間でも定かではないらしい。

自由」「平等」「友愛」「寛容」「人道を五大基本理念に据え、メンバー同士の友愛や親睦を目的にし、社会的な慈善事業や奉仕活動をしている。TVに出演した日本人のメンバー(グランドロッジ片桐氏)によれば、日本では寺院の修理等慈善活動をしているらしい。ちなみにフリーメイソンは「自由な石工」と言う意味の筈であるが、FREEがどういう意味なのか、実はわからないという可能性がある。FREESTONE(肌理が細かい石)の加工ができる神業を持つ石工の集団という説が妥当らしい。


慈善活動をしている上に名士の人が入っているので、アメリカイギリスでは比較的ポジティヴなイメージでとらえられている。E・ネズビットの「火の鳥と空飛ぶ絨毯」(おねがい!サミアどんの次の話)では二十世紀初頭辺りのメイソンリーが普通の組織として登場し、コナン・ドイルシャーロック・ホームズ物に出てくるメイソンリーも、名士の集まりとして出る。


 17~8世紀辺りに、ヨーロッパへ進出した際、悪事の根源視され、しかもメイソンリーの人が政治的な活動も行ったため、欧州では悪いイメージがある。なおそのため欧州ではへんな説が出にくいが、アメリカでは、「国際的=悪」という短絡思考により、国際秘密結社、フリーメイソンが世界を股に掛けた悪事を行っているというトンデモ説がもう大変な数展開している。実際のリアルメイソンリーは変なところでおっさんなので、アメリカには元締めメーソン(グランドロッジという)が州の数だけあり、これを纏めるGGL構想は、出来た分だけごみ箱に捨てられている上、世界各国にある諸メイソンリーは、大体仲が悪い。


ユダヤ人の大工の子孫をやるのが結社の人なので、リアルユダヤ人は、入れなかった。人種に関するものでないらしく、ユダヤ人蔑視の感覚がないドイツ系メイソンリーでもユダヤ人は入れる期間が少なかった。


 日本での活動は幕末からあったのだが、当時は結社の自由がなかったので、公表しなかった。その為、イギリスアメリカと言った、メイソンリーに対していいイメージがある国のロッジ(支部名 「石工の工事で使う仮の小屋」から。石工の組織と言うことになっているのでこういう石工用語が頻出する)が活動していた割に、1950年代に至るまで表ざたにならず、秘匿されたままずるずるきた関係で、結構な期間、危険組織として当局に睨まれてもいた。


謎が多く、世界規模で展開している点から、世界史に裏で様々な影響や干渉があり、現代世界でも世界を裏で操っているのではないかと言われ、陰謀論では定番の組織としてよく登場する。

またネスタ・ヘレン・ウェブスターと言うイギリスのトンデモおばさん(自称「サブラン伯爵夫人の後世」で、フランス革命の真実を知る女)が、「ゴルゴムの仕業」の要領でイルミナティを用い、「歴史を動かしているのは欧州系フリーメイソン(ちゃんと米英系のメイスンリーと明確に区別する)とかイルミナティとか共産主義者とか言われているユダヤ人の普遍的な組織」とする凄い本を書き、影響を恐ろしいほど齎した関係で、フリーメイソンリーは「バイエルン啓明結社」と何らかの関係があるのではと言われるようになった。


イルミナティには、儀礼のデザインにメイソンリーが関り、いろいろ助言をし宣伝してくれ会員の獲得もしていたもののイルミナティの元締めアダム・ヴァイスハウプトとの確執により決裂した。ただメイソンリーの人クニッゲさんは「イルミナティの儀礼」をメイソンリーへもっていっている。あのーふたば☆ちゃんねるでなんか作った人がPIXIVでやってるとか、ニコニコ動画でなんかの絵で有名になった人が原画をPIXIVに持ってくとかみたいな。(アダム・ヴァイスハウプトさんは名士の方で、クニッゲ男爵もその人となりは認めながら出たので、「PIXIVからアレした」はやらない)なので儀礼関係がバイレルン啓明結社とメイソンリーで結構ぐだぐだになっている。


紋所化しているプロビデンスの目は、18世紀になってから採用て言うか借用された。

もともとは神を象徴するキリスト教系のシンボルである。


実際のところ

実はそんなに怪しい団体ではないし、死後50年経過した会員についてはちゃんと情報が公開されている。どちらかというと、世界の役に立ちたいという知識人の集まりである。下手な宗教法人よりもよっぽど慈善活動をしており、その貢献度は計り知れない。できればそっとしておいてあげるのが、我々一般人にできる最善の行為である。


近年では新規入会する若者がほとんどおらず、メンバーの高齢化と減少に拍車がかかっている状態にあり、それに伴って支部によっては財政難と人材不足から人知れずひっそりと消滅していたりする。実に世知辛い。

そのため、入会条件の緩和に加え、2011年にはなんとFacebookでの入会の募集といった活動も行うようになってきている。



思想

フリーメーソンは入会条件に「神を何らかの形で信じていること」を含んでいる。神を信じてさえいれば宗教は問わず、有神論者でありさえすれば特定宗教である必要もない。

そのためアブラハムの宗教だけでなく仏教の信者であるメンバーも存在する。ただし、社会的地位を獲得していない新宗教の場合は入会を断られる。

これはあくまで原則であり、反カトリックの共産主義者であるメキシコ大統領プルタルコ・エリアス・カリェスの例もある。


宗教的には寛容とも言えるが、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の宗教権威からは否定的に見られており、カトリックにおいては破門という措置に値すると明言されている。

フリーメーソンは入会において信教を問わない(これだけなら他の団体もやっている)だけでなく、その「神」に「宇宙の建築者」といった特定の名称を与え、伝統宗教と異なる理神論的な見解を持つためである。

オカルト的シンボリズムに彩られた儀式の数々もアウトである。

いわゆる「名士」の会員の多いフリーメーソンには聖職者、宗教者のメンバーもおり、その影響を排除するための措置ともとれる。


カトリックのミサにおける聖体拝領、正教会における聖体礼儀はフリーメーソン会員である限り、やめない限り参加できない。


関連タグ

YOUは何しに日本へ?:成田空港でそうとは知らず突撃インタビューを行ったら、日本本部で行われる新グランドマスター就任式をカメラに納めたドキュメント風バラエティ番組。

高須克弥:会員の一人。近年、フリーメイソンの名を悪用した偽グッズの販売が行われており、本部が困惑しているとの情報をTwitterで発信した。


光月おでん:彼の先祖である光月家の人々は高度な石工技術でポーネグリフを制作していたことから、ファンの間ではフリーメイソンが元ネタではないかという噂が囁かれている。


外部リンク

フリーメイソン - Wikipedia

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