フレッド・アステア

あすてあざだんさー

二十世紀を代表するダンサー。神の中の神。

フレッド・アステア（Fred Astaire）は、アメリカの男優、ダンサー、歌手。

特にダンサーとして伝説的な存在であり、マイケル・ジャクソンのリアルアイドルであったことでも知られている。

概要

1930年代～1950年代ハリウッドのミュージカル映画全盛期を牽引した、不世出の天才ダンサーである。

洗練と品格の双方を備えた「粋」を極めたスタイルは、のちのエンターテイナーたちに多大な影響を与えている。

特にダンスを志す者にとってはレジェンドの一人であり「あいつはダンサー志望なのにアステアも知らないんだぜ」と笑われるような、要するに神としか言い様のない存在である。

初期はジンジャー・ロジャースとのコンビで名高く、フェデリコ・フェリーニ監督の「ジンジャーとフレッド」はアステアへのオマージュとなっている。

逸話

マイケル・ジャクソンの「ムーンウォーク」をマイケルが教えたところ、当時80代半ばだったアステアは鮮やかにマスターしたという。

なおマイケルの「スムーズ・クリミナル」のミュージックビデオは、アステアの「バンド・ワゴン」へのオマージュとなっている。

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