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ブタのヒヅメ

ぶたのひづめ

映画クレヨンしんちゃん第6作『電撃!ブタのヒヅメ大作戦』に登場する、クレしん映画恒例の変態犯罪組織。または、本映画の愛称。
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概要

クレしん映画第6作『電撃!ブタのヒヅメ大作戦』に登場する悪の組織。マウスを中心にした犯罪結社で、大袋が生み出したあらゆる電子機器に入り込める究極の電子生命体「ぶりぶりざえもん」を使って全世界のコンピューターをダウンさせ、世界征服を目論んだ。


ユーラシア大陸奥地にある雪山の麓に拠点を置き、さらに超巨大な空中戦艦も保有している。


構成員

マウス(CV:石田太郎

ブタのヒヅメのリーダー子供嫌いな卑劣漢で、他人を見下しているイヤなヤツでしんのすけにボケ返しをされた際もイラつきながらほぼスルーしている。スキンヘッド眼鏡が特徴。かなり悪役らしい悪役だが、ぶりぶりざえもんにタコ呼ばわりされたりオナラをされたりと思いがけず翻弄されることになり「育て方を間違えたか…!」とぼやいている。コンピュータの全身入力シーンは爆笑必至。

ぶりぶりざえもんでサイバーテロを起こせる寸前まで準備を進めたが、土壇場で裏切った大袋博士がしんのすけにぶりぶりざえもんの時間稼ぎを依頼したこと、ママの失態でひまわりによってコンピュータ入力をリセットされてしまう。再び準備が完了する頃にはしんのすけとの対話の末に「自分は救いのヒーローである」と自覚したぶりぶりざえもんは改心し、博士によって削除される運命を静かに受け入れ計画は完全に失敗に終わる。

だが最後は自暴自棄になり、悪あがきに基地の自爆スイッチを押して恐怖を煽った所へ激怒した筋肉に殴り倒されそのままSMLに確保された。


ブレード(CV:速水奨

ブタのヒヅメ三大幹部の一人。三白眼の男。その名の通りあらゆる刃物の扱いに精通しており、体中に暗器を隠し持っている危険な男。至近距離からの銃弾を掻い潜る身体能力の持ち主。基本的には寡黙で台詞も数えるほどしか発していない。何を考えているかわかりにくいが、ダジャレが大好きで、自分で言ったダジャレ(しかも言うたびに空気が凍りつくぐらい寒い)に自分で爆笑し、それこそがあまつさえ筋肉とのバトルでの敗因となってしまったというバカな一面がある。終盤では「武器を捨てて飛行船に乗り込め」というアナウンスを聞いて全身に仕込んだ暗器を律儀に全部取り出していたので手間取っていた

ダジャレの弱点がなければ劇場版敵キャラ最強候補の1人。


バレル(CV:山寺宏一

ブタのヒヅメ三大幹部の一角。ホスト風のイケメン

クールキャラを装っているが短気小物。凄腕のガンマンで銃器の扱いに長ける一方、率先して部下を指揮する場面も多く、リーダー格的なポジション。

実は短足を気にしており、背が7センチアップするシークレットブーツを愛用している。これが無くなると途端に気弱になる。


…なお、5歳児であるしんのすけ相手に何度も執拗に銃撃するまでに大人げない危険人物でもあるのだが、そのご自慢の射撃テクもしんちゃんこそが一枚上手だったようで、難なく全弾躱されてしまったこの時から咬ませ犬の片鱗がちらついていた。


ママ(CV:松島みのり

ブタのヒヅメ三大幹部の紅一点。クレしん映画でこのポジションはお色気むんむんの美女が多いのだが、筋肉ムキムキのオバハン。粗暴な性格で好戦的。泥臭い肉弾戦闘を好む。なお、ママというコードネームの割に子持ちでこそないが、行動をよく見るとなんだかんだで(見ようによっては見た目通り?)ママの名にたがわぬ面倒見のいい一面もチラホラ見える。

事実上今作のラスボスであり、他の幹部2人と違いしょうもない弱点は一切持ってないが短気な面があるためお色気の安い挑発に引っかかって冷静さを欠きかすかべ防衛隊を外に逃がす手助けをさせられてしまったり、パワーにものを言わせてみさえをマウスが操作するコンピュータ近くにぶっ飛ばした結果マウスが入力をやり直すハメになるなど、失態を犯す場面も少なからず見られる。彼女はその圧倒的な戦闘力一点に特徴が集約されており周りのボケに呆れたりする場面はあれどボケは一切かましていないためクレしんのキャラとしては影の薄さは否めない。

お色気とは幾度も勝負を繰り広げるが、最後の対決の際には流石にこれまでの疲労がたまっていたのか、彼女からのフライパン攻撃を顔面に2発食らって朦朧としたところへ渾身のかかと落としを食らって遂に力尽きて倒れた。


大袋博士(CV:滝口順平

ブタのヒヅメに協力している電子工学の研究者で、その道では権威とされている。以前は助手のアンジェラ青梅と共に春日部に住んでおり、そこで偶然しんのすけの描いたぶりぶりざえもんのイラストを手に入れ、それをモデルに人工知能としてのぶりぶりざえもんと彼を動作させるコンピューターシステムを開発した。女性の尻と人類最大の発明と称するスリッパをこよなく愛する変わり者であり、別に野心や悪意があるわけではなく、組織も単にぶりぶりざえもん製作のスポンサーとしか考えていなかったが実際のところ自らの研究を悪用される可能性自体はしっかりと見越しており、万一のためにワクチンソフトを肌身離さず持ち歩いていたことが判明するなど結構な食わせ者。全てが終わった後はSML所属の科学者として働いている様子。


関連項目

クレヨンしんちゃん 悪の組織

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電撃!ブタのヒヅメ大作戦 でんげきぶたのひづめだいさくせん

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