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概要

賞金450Gという冗談みたいな安さの男であり、手配書によるとターバンを被ったイケメンであるらしい。


この賞金首を追いかけるためには、イースト・ゼロの町にいる中東風のターバンをかぶった「ジョー゠ブック」という男を訪ねる必要がある。このジョー゠ブックは戦車探索請負人を名乗っており、投資金額によって依頼を引き受けてくれるのだという。

通常は数万単位が必要だが、12,501Gであれば例外的に引き受けてくれる。


さらに大陸横断鉄道やアリス・ワン、ホーライなどを周り、時にはスリにも遭いながらイベントを進めるも、戦車が手に入る話の進展はいっこうにない。


それもそのはず。


この男こそがブック゠フォレストであり、戦車探索の名目で金を募って持ち逃げする詐欺師だったのである。手配書に書かれていた人相も完全な間違いで、実際はイヤミによく似た出っ歯のいかにもうさんくさい男。これでは捕まるはずもなかった。


しかし、被害者を出し過ぎた。戦車のことに命を懸ける者たちのたまり場であるキャタピラ要塞にまで被害が及んでいたことで、キャタピラ要塞の長老がハンターオフィスへ賞金首にするよう依頼していたのである。


通常、賞金首認定はハンターオフィス側が行うのだが、依頼者が賞金を自腹で払うことを条件にすれば、審査が通り次第賞金首認定もしてもらえる。長老の様子からしてブック゠フォレストはおそらくそのケースだろう。

賞金自体はあって無いようなものだが、賞金と一緒に戦車「マウス」も一緒についてくることを条件として出されたことで、キャタピラ要塞の血気あるハンターたちが彼の捜索に乗り出す。


ついにできあがった包囲網。

このキャタピラ要塞にはもう1つの顔があり、逆に戦車が嫌いな人たちの集まる「人間砦」が存在する。そこでブックは「戦車好きなら近づかないであろう人間砦に潜伏する」ことで包囲網をかわそうと考えていたが、戦車も白兵戦もこなす主人公の前にはまったく意味が無かった。


追い詰められた彼はついに襲ってくる。

・・・一般人レベルの戦闘力しかない状態で、あわれにも。


言うまでも無くあっさり決着。その光景は、モンスターハンターが準備を重ねて決死の戦いを挑む光景ではなく、逃げ惑う犯人を普通に逮捕する警察のようであった。


そして、通常は死体を入れる自走式の棺桶に閉じ込められた状態で、ハンターオフィスへと引き渡されたのであった・・・。

余談

賞金額からして普通の賞金首ではないのだが、ほかにも小ネタだらけのキャラクターである。

  • 12,501Gというのは、初代メタルマックスおよびメタルマックスリターンズにおけるポートスラムでの戦車取引が成立する最低金額。
  • 本作の手配書は「似顔絵」かつ「DEAD OR ALIVE」であるからこそ彼のイベントが成立したといえる。
    • 似顔絵が似てないから長らく捕まらなかったし、「DEAD OR ALIVE」だから生け捕りの引渡しが成り立った。言い換えれば彼1人のために手配書の仕様が変更されていたのである。
    • シリーズの他作品は「写真」かつ「DEAD ONLY」。
    • ビジュアルファンブックによると「手配書の絵自体が詐欺」という内容の一文も。
  • 「ブック゠フォレスト」という名前の単語を直訳すると、「本」「森」という言葉が浮かぶ。これについては後述。

実在?

このキャラクターには実在のモデルがいるという説がある。

メタルマックスシリーズの製作は、『メタルマックスリターンズ』以降『砂塵の鎖』まで長い事途絶えていたのだが、その間に「メタルマックスシリーズの続編を作るという名目でファンから投資資金を募った挙句に持ち逃げした詐欺事件」が実際に発生しており、その犯人「モリモト」の名前をパロディにして名付けたのがブック゠フォレストということらしい。

関連タグ

砂塵の鎖 詐欺師

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