概要
特撮テレビドラマ『キカイダー01』に登場する主人公、人造人間イチローが戦闘形態で使用する最大の必殺技。
交差させた腕を叩きつける描写から何らかのエネルギーが放射されていると思しき演出を経て、敵ロボットに凄まじいダメージを与える。
先番組『人造人間キカイダー』の主人公であるジロー・キカイダーの必殺技、電磁エンドを継承した（設定上は01が「兄」にあたるのだが）技といえるが、01にとっては絶対的な必殺技となっており、ハカイダー四人衆や世界大犯罪組織シャドウ所属の殺人部隊ロボットを尽く葬り去ってきた。
後述する他メディアでの必殺技同様、動力源でもある太陽光エネルギーを攻撃に転化しているのはないかと思われるが詳細は不明。
双葉社の書籍『キカイダー大全』には「正義のエネルギーの爆発」と記述されている。
バリエーションとして、強化版の「ブラストエンドクラッシュ」やエネルギーを拡散させて広範囲を攻撃できる「ブラストアタック」などの技を披露している。
なお、01が戦闘で多用する「01キック」の破壊力は500トン、「01ドライバー」（漫画『キン肉マン』に登場するウォーズマンの極め技スクリュードライバーのような錐揉み回転をかけての突進）は1000トンと第33話で言及されており、ブラストエンドの破壊力はそれを上回る計測不能の数値とされている。
その他の媒体
石ノ森章太郎氏原作の萬画版『人造人間キカイダー』やDVDのアニメ版では身体中の殆どのエネルギーを高出力の光線と変えて放出する「サンライズビーム」が最大の必殺技になっている。
MEIMU氏のコミカライズ『キカイダー02』ではジローのデンジエンドをもとにイチローが「学習」からブラストエンドを編み出し、ガッタイダーを退けている。
01が平成ライダーの映画『レッツゴー仮面ライダー』にゲスト出演した際には弟ジロー・キカイダーの電磁エンドと視覚効果が重複するためか、「01ドライバー」を使用してリ・イマジネーションジェネラルシャドウを撃破している。
