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「オレヲソコニ モドセ…!!!」

ペコポン… か…」


CV:悠木碧新ケロロとの兼役)


概要

新ケロロのケロンスターの中にあったデータが意思を持ち実体化した謎の存在。

「ケロン軍軍事機密アーカイヴ」と呼ばれるケロン軍事史における全データが収録されており、基本はデータを管理していた自立プログラムが性格と体の中心となっている。

新ケロロのケロンスターを奪い、彼を乗っ取るためにつけ狙っているが、クルルのことを古い呼称である「クルル少佐」と呼んだりする等新ケロロ以前の時代であるはずのケロロ小隊については詳しいことを知らない模様。


キャラクター像

容姿

ケロロ - ブラックスター

体はそのへんの物質をあつめて作られているらしく、基本的なシルエットは新ケロロ、目つきはキルルのデータに由来するとされている。耳の付け根・首・手首にはケロボールを模したと思われる青いリング状のデータハブを有しているが、ほとんどただの飾りらしい。ただしデータを引き出し顕現させる際には発光する。

ケロンスターのデータそのものはロックがかけられこれ以上書き込めないらしく、黒化し反転した「ターン・ケロンスター」として腹部に表示されている。そのため、外部からデータを取り込んだ際は色違いのデータハブを増設している描写がある。


性格

真面目且つぶっきらぼう堅物キャラ。

その性格上人を見下すような発言をすることがよくあり、ケロン軍で数人しか持っていないとされているケロンスターを所持するケロロに対しても「これで本当に侵略部隊の隊長なのか」と疑問を抱いてしまった他、ギロロに対しても「警戒0」と言い放ったほど。

これらのことから人との付き合いは好んでおらず、初期の頃こそ一匹狼のようなポジションを強く貫いていたのだが、乗っ取りの対象である新ケロロに対しては「やはりキサマを倒すのが面白い」と意気込んだり、クルル開発の兵器に対しては「なかなか使える兵器」と称賛するなどある程度の平均値より高い人物や自身にとって好都合となる人物に対しては好意的に見ている部分がある。また物語が進むにつれて他主要キャラクターとの絡みも多くなっており、その影響で四方の風日向家の面々といった地球人に対しても「実験対象」と見たり「なかなか面白い」と彼らに対して本人がほくそ笑む場面が何回か見られるようになったりと人付き合いに対してもまんざらではなくなったようである。


なお普段は悪役染みた冷酷な面が多くある彼だが、新ケロロを乗っ取ろうとケロロ小隊の侵略兵器を出した時に間違えて地球のレプリカを出してしまい彼から「ドロだんごで遊びたかったの?」と勘違いされた際には、顔を赤くして「カッカッ… からかっただけだッ!!!」と言いそのまま去っているなど、やはり彼もケロロ作品特有のお茶目なポンコツぶりを発揮する憎めないキャラ設定であるようだ。


能力

上記のように基本がデータのみであるためかステルス能力はかなり高く、宇宙戦闘紳士条約策定前の「破壊の時代」の力も使える。

また自在に姿を消去できるばかりか、データさえあればどんなものでも簡単に復元し再び使用可能にできる能力を持つ。

その影響かクルルのレーダーでも発見できず、彼に「どうにかなるもんじゃねぇ」と言わしめたほど。


経歴

初登場は第192話。

かつてはケロン星系小惑星帯の「ロック☆スター」なる施設に封印されていたのだが、自力で解錠し施設を破壊。見張り役として雇われていたシヴァヴァを軽くいなし、ロッドを粉砕して地球に向かう。

続く193話では一部分だけの時間と物質を固定する「戦術局地麻酔」を仕掛け、新ケロロを倒そうと武蔵市に急襲する。ギロロを一撃でボロボロにし、ドラゴンに変身したケロロを「竜の書」のデータを用いて解除するなど圧倒的な破壊力を奮うが、何故か自由に動けていた金阿弥明の力によって本来の力を発揮した新ケロロと全力で戦うという状況で戦況が一転、彼の知らない「スタイル」やその切り替え戦法に翻弄され「今日はもーヤメだッ!!!」「いずれお前の体ごとのっとってやるからなッ!!!」と焦りながら一時撤退した。


その後も新ケロロの体を完全に乗っ取る計画を企てる形で地球にとどまっており、しばしば新ケロロやケロロ小隊の近くに現れる。

28巻から不定期に連載され始めたケロロンボール編では、冬樹の製作した夏休みのレポートを使いケロロ小隊開発のケロロンボールと融合させるという物語の引き金を起こした。


フラッシュアニメ版

第14話から登場。ほか新キャラと同じく彼もコレで登場経緯が原作と大幅に異なっている。ただし明と違って悪役ポジションを担っているためか他3キャラと異なり登場時期が別枠となっている。

古いタイプの変身能力を使ってクルル以外のケロロ小隊メンバーに擬態、原作とは逆に自ら新ケロロにスタイルバトルを仕掛け、彼の能力を確認するやいなや「いずれ俺のものにしてやる、お前もろともな」と言いながら撤退。その後も原作同様彼を乗っ取るために小隊周辺にちょっかいをかける役回りとして地球にとどまっているが、一部エピソードの時系列が原作と前後したことで原作では登場しなかった話でもこちらでは彼が黒幕になったエピソードが存在し、その過程でアリサにも付け狙われるようになる。


なお初登場となる第14話でいつもの姿である黒色の姿を見せたのはわずか10秒程度。初登場以前も新ケロロとは直接の面識がなく、一方的に新ケロロのことを知っているような様子だったことから、原作以上に謎の多いキャラとして作られている。その影響からか公式側からも「シークレットキャラ」として設定されており、総合サイトでは唯一名前が載っておらず、当初はCVも伏せられていたキャラだった(公式サイトのキャラクター欄では「CV:???」となっている)。声優が悠木碧氏であると判明したのは14話のキャストクレジットで、新ケロロと兼任という形で表記された。


ちなみにロック☆スターに幽閉された設定はこちらでは描かれなかったが、公式サイトのキャラクター説明欄に「ケロン星系の極秘施設に幽閉されていた」と記述されている(文章自体が原作の22.5巻をコピペしたような記述になっている)ことから、一応新ケロロと対面する前の経緯は原作とほとんど同じであることが示唆されている。


関連タグ

ケロロ軍曹 新ケロロ

悪漢 化身















以下、原作未収録の設定のためネタバレ注意



















新ケロロと合体するとどうなるのか?

では、実際に合体するとどうなるのだろうか?その答えはフラッシュアニメ第22話にて明かされる。

ある日宇宙動物園を作ろうとしたケロロだったが、その際どこからか宇宙ケルベロスが現れてしまった。ギロロ他ケロロ小隊全員が倒されてしまったため、自身も戦うことを決意した新ケロロ。そこに「俺と合体すればアイツを倒せるぞ」と合体を望むブラックスターが登場する。

しかし、ブラックスター自身も背後に気付かなかったためケルベロスに食べられそうになり、とっさに新ケロロが助けようと手を差し伸べた。


そして…!

上の動画を見たら分かると思うが、とてつもない白いオーラを放った新ケロロとなる。

「この力さえあれば、地球は愚か…」とブラックスターが発言していることから、戦闘力もかなり高いことが窺え、ケロロでさえ歯が立たない宇宙ケルベロスをあっという間に吸い込んでいる。


ただしこの時は一瞬だけ合体し、すぐに元に戻ってしまった。なぜそうなったのかは明らかにされていないが、分離時の新ケロロのポーズからして彼の拒絶によるものと思われる。



なお、このエピソードを元にした原作215話ではこの姿は登場せず、上記の該当シーンはケロロドラゴンに差し替えられており、以降のエピソードでもそういった描写は一切描かれていない。つまりこの設定は現段階ではフラッシュアニメのみであるともいえるため、後々原作にもフラッシュアニメ版とは違った合体方法で描かれる可能性があるのかもしれない。

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