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プリキュア×けいおん

ぷりきゅあとけいおん

「放課後ティータイム」と「ニチアサキッズタイム」、二つの刻が重なるその先にあるものは…?
目次 [非表示]

概要

プリキュア』と『けいおん!』、両シリーズのコラボタグであり、その詳細についてのまとめ記事。


余談だが、プリキュアシリーズの制作局の朝日放送1975年3月までTBS系列の準キー局だった。


「プリキュア×けいおん」史・概説

5~GoGO!~フレプリ期

2014年7月現在、pixiv上で確認できる最古のコラボイラストは、2009年4月に投稿されたこちら↓。

4人目をさがせ!

フレッシュプリキュア!』の放送時期が同年2月~翌年1月、『けいおん!』1期が同年4月~6月と被っている事から順当なチョイスと言えるだろう。


4人それぞれを対応させた集合絵もあるが、誰を誰に当てはめるか、作者による役どころの解釈の違いを楽しむのもまた一興。

ふれっしゅ!けいおん!ふれぷり!フレッシュけいおん


『けいおん!』に中野梓が登場、放課後ティータイムが5人編成となってからは、遡る形で頭数の合う前作『Yes!プリキュア5』とのコラボイラストも投稿される。

YES!!

変身アイテムが楽器モチーフである事や、『GoGo!』のサンクルミエール学園と『けいおん!』の桜が丘高校が双方とも女子校の設定、という基板部分で接点があり、キャラクターの性格面等も併せると最も収まりの良い組み合わせと言えそうである。

それにしてもこのイラストから伝わってくる作者のノリノリ具合たるや…先生何やってんすか


その後、『GoGo!』も逆パターンでコンプリート。

ぷりきゅあ!りんちゃん!うらら

こまちかれんくるみるく


共通出演者は、美々野くるみ/ミルキィローズ及びラヴ・クライシスのベーシスト・アヤを演じた仙台エリと、ブラッディ及び琴吹家執事・斎藤を演じた丸山詠二


ハトプリ期

放課後魔女タイムも参照)

2010年の『ハートキャッチプリキュア!』と『けいおん!』のコラボにおいて、メインキャラを差し置いて一番乗りを決めたのは…意外にもダークプリキュアであった。

ダークフォルテ<(^o^)>ウェイブ!!

もっとも、ダークの中の人主人公中の人に先行して音楽活動で実績を挙げていた事を考えると、それはそれでアリなのかも知れない。


メインキャラネタとしては、髪型繋がりの影響からか梓とキュアサンシャインを混ぜるのが鉄板(⇒キュアズサンシャイン)。

あずシャイン!あずにゃん・・・・?あずにゃんしゃいん

一方、キュアマリンは性格的に似た田井中律より、琴吹紬と混ぜられる事が多い模様。こちらも髪型のせいだろうか。

キュアマリンコスむぎ描いてみたハートキャッチムギちゃん


学園祭回では軽音楽部の登場もあり、

学園祭!

京アニ vs 東アニ、けいおん戦争」の様相に(嘘)。

センシティブな作品


共通出演者は、ポプリ及び第1期の生徒(名前不明)を演じた菊池こころと、明堂院さつき及び楽器店の店員を演じた前野智昭


スイプリ期

2011年の『スイートプリキュア♪』では世界観そのものに音楽モチーフが取り入れられ、より両サイドの親和性が増す。それまでありそうで無かった「演奏シーン」のコラボが初めて描かれたのもここからである。

素の北条響として、歴代プリキュアの中でも随一のピアノの腕前を持つキュアメロディドラムを、その相方でネーミング的にはドラムに相応しいはずのキュアリズムキーボードを担当している。

恐らく大方のファンが抱いているであろうイメージ(漫画版においても実際、そのパート割りでの演奏シーンがある)とは逆になっているわけだが、これが「コラボイラストである事」を念頭に置いて見直すと、実はむしろ絶妙に合っているのだ。


まず、見逃せないのが紬を『スイプリ』に当てはめる場合、カラーリング等の影響か役どころとしてリズムが選ばれる事が多い、という事実。固有タグ「キュアリズムギ」も存在している位なのだ。

スイートムギちゃんキュアリズムギちゃん「キュアリズムちゃんになるのが夢だったの~!」キュアリズムギ

またリズムは素の南野奏として、ソロでは響に及ばないまでも彼女と連弾をこなせるレベルのピアノ演奏スキルを持ち合わせている、というのも忘れてはいけない。


さて、一方のメロディはと言えば…。

その名乗り口上を思い出して頂きたい。…そう、「爪弾くは荒ぶる調べ」。

そして、イラストでのツインドラムの相方・田井中律が敬愛するキース・ムーンは、その嵐のような演奏もさる事ながら、ライヴのクライマックスでしばしば(物理的に)ドラムセットを崩壊させていた程の荒ぶり方で知られたドラマーであった。

加えて、メロディ絡みでもう一つ思い出して頂きたいネタタグが「北条響鬼」。

今、欲しいんだよね。キミの力が。

つまりはバチで殴る…もとい叩くのもお手の物、というわけで、ドラマーとしての適性も持ち合わせている可能性も高い。

現実においても、かのポール・マッカートニーフィル・コリンズ、日本人なら桑田佳祐YOSHIKI等、両方をこなすミュージシャンは存在するので、このパート変更はむしろ彼女のポテンシャルの高さを示している、と解釈して良いだろう。


また、キュアビート黒川エレンは歴代メンバー中唯一のギタリスト、とあってコラボイラストでは結構重宝される傾向があり…

キュアビート唯さん

平沢唯&姉妹が二人ともビート化していたりする。ある意味テンダー&フォーチュンのルーツだったりするのだろうか。


共通出演者は、調辺アコ及び映画で客室乗務員を演じた大久保瑠美王子正宗及び楽器店の店員(上記の店員とは別人)を演じた小田久史、モブキャラ多数及び立花姫子などを演じた中村知子


スマプリ期

2012年の『スマイルプリキュア!』では基本的には絵柄・衣装交換がメイン。

スマイルけいおん!!けいおんでNISSANトレス

前作との差別化の意図もあってか、明確に演奏描写のあるメンバーが存在しない。青木れいかは琴か三味線など嗜んでいそうなイメージがあり、秋山澪との間にも比較的外の人繋がりがあるので惜しいところである。


ちなみに洋楽好きの視点から見ると、「スマイル」という言葉はビーチ・ボーイズの幻のアルバムのタイトル、あるいはクイーンの母体となったバンドの名として知られており、第36話のゲストキャラクターであるブライアン・テイラーの名は後者のメンバーの名を合成したもの、という可能性が濃厚。


共通出演者は、秋山澪及び『スマプリ』劇場版シンデレラを演じた日笠陽子緑川はる等及び2期の生徒役(本名不明)を演じた赤崎千夏


ドキプリ期

2013年の『ドキドキ!プリキュア』において、このコラボ史に大きな動きがあった。

菱川六花/キュアダイヤモンド役への寿美菜子の起用である。


先述の通り、いずれか一方でメインキャラクターを務めた人物として日笠陽子と仙台エリが存在していたが、史上初めて「メインキャラクター同士の中の人繋がり」が実現したのである。

そして、待ってましたとばかりに投稿されるネタ絵の数々。

ムギムギ!プリキュア六花さん私服ムギちゃん六花ちゃんで、けいおん!ネタ!桜ヶ丘高校夏服六花さん

※この時作られたタグ「ムギキュア」が、実は「リズムギ」や「アズサンシャイン」より早い、初の個別キャラタグだったりする。


…だが、とある人物の存在が影響したのか、

マナは昔から

六花も含めて『ドキプリ』メンバーが演奏に誘われるシチュエーションのイラストは見られなかったりする。

戦力になるはずの四葉ありす剣崎真琴が生かされないのは何とも勿体無い。


私は大貝第一中学生徒会長の相田マナです

その一方でこんなネタ↑はあったりするのだが。


ハピプリ期

2014年の『ハピネスチャージプリキュア!』においては、これまでには無かった切り口でのコラボが成立した。それは「楽曲」。

第9話において大森ゆうこ/キュアハニー武器として披露した「しあわせごはん愛のうた」が、その破壊力・中毒性などから「ごはんはおかず」と猛烈にシンクロ、その結果こんなネタ絵↓が投稿される事態に。

ごはん×ごはん


その時囁かれた一つの可能性が、「この曲は唯と紬が作った、まさに『ごはんはおかず』の姉妹曲なのでは?」というもの。

紬&六花の中の人・寿美菜子の所属するスフィアから、戸松遥氷川いおな/キュアフォーチュン役で『ハピプリ』にレギュラー出演しており、彼女が仲介役となってゆうこ/ハニーが唯&紬から楽曲提供を受けたのではないか…と考えられたのである。

…もっとも、これは劇中でゆうこが「私の作った歌」と語った事で一応は否定されたのだが。


しかし、その件とはまた別のある可能性が浮上してくる。

唯の中の人・豊崎愛生もまたスフィアのメンバーであった事から、「寿・戸松に続いての連続出演も有り得るのでは?」と囁かれ出したのだ。


実際には、女児向けと余り縁がないメンバーの一人である高垣彩陽7年経ってようやくプリキュアではないがレギュラーキャラで出演したのに対して、(の女児向けでマスコット役が多い)彼女は未だに出演が来ない…


ゴープリ期

そして2015年、『Go!プリンセスプリキュア』。

注目される中、発表されたキャスティングはけいおニスト兼プリキュラー達を驚かせた。

実際に新プリキュア・天ノ川きらら/キュアトゥインクルの座を射止めたのは…

キュアトゥインクル

下馬評の高かった豊崎でも、律役の佐藤聡美でも梓役の竹達彩奈でもなく、

クラスメイト

大方のファンが予想していなかったであろう伏兵中の伏兵、瀧エリ役の山村響だったのである───!

一方でたくわんまゆげ眉毛)で結ばれたご縁も…。

お覚悟はよろしくて?


内容の面で特筆すべき点としては「メンバー全員が楽器演奏可能」である事と、

永遠のプリンセス

(注:実際の劇中では全員バイオリン

「主人公と親密な眼鏡っ娘の協力者が存在する」

和さん七瀬さん

事が挙げられるだろう。

また、細かいところでは『けいおん!』側はキャラクターのネーミング、『ゴープリ』側は悪役キャラのデザインがミュージシャンをモチーフとしている…という繋がりもある。


なお、山村以外の共通出演者として春野はるか/キュアフローラ及び1期の生徒役(本名不明)を演じた嶋村侑カナタ王子及び楽器店の店員(上記2名とは別人)を演じた立花慎之介がいる。


まほプリ期

2016年最新作『魔法つかいプリキュア!』においては、序盤の段階ではキャストやストーリー面での繋がりは確認できず、番組として「エンディングテーマを出演者が歌う」という共通点があるのみ。


ひろプリ期

そして2023年、『ひろがるスカイ!プリキュア』。

田井中律役の佐藤聡美ツバサ/夕凪ツバサ/キュアウィングの母親、プワ/夕凪プワの声を担当することになった。


名前繋がり

メインキャラクター(『プリキュア』は変身者、『けいおん!』は放課後ティータイムわかばガールズ恩那組いずれかのバンドメンバー)同士に絞ると、実は名字では全く被っておらず、下の名では緑川なお奥田直剣城あきら和田晶和実ゆい平沢唯などの組み合わせがある。


条件を「いずれか一方がサブキャラクターでも可」とすると平沢唯と七瀬ゆい、琴吹紬と織原つむぎ、中野梓と高岸あずさ曽我部恵愛乃めぐみが被るが、キャラクターとしての共通性は未知数。

そんな中、日野あかね佐藤アカネにはバレーボール部員、という繋がりがある。


トレードするなら?

さて、「相手方の世界」にそのまま溶け込めそうなキャラクターはいるのだろうか?


けいおん!→プリキュア

中の人繋がりという事を差し引いても、筆頭に挙がりそうなのが琴吹紬。

『プリキュア』においては、他作品であればか弱く儚いイメージの「いいとこのお嬢さん」が実は何気に戦闘力が高い、という傾向があるのだが、

センシティブな作品ビューティ「プリキュア10周年おめでとうございます♪」Go!プリ 第02話 海のプリンセス

紬も重い機材を軽々と運んだり、雑談していた和田晶を盛大にブッ飛ばしてしまったり、と随所で地力の高さを窺わせる描写がされている。


戦闘力、という点で言えば吉田菖も相当なもので、晶の毒舌をたしなめる…と言うより制裁を加える際の強烈な打撃技は目を見張るものがある。もしかして格闘技経験者なのだろうか。

劇中ではファッションへの拘りの強さも見せており、下の名が花の名という事も併せて『ハトプリ』組、特に性格面で近そうな来海えりかと武道の心得がある明堂院いつきとの相性は良さそうである。


プリキュア→けいおん!

劇中で「歌う」キャラクターは多いのだが、バンドの即戦力になりそうなのは明確に楽器演奏スキルを持っている事が描写されている以下の面々。



※響と連弾するシーンから、奏もまた一定レベルの腕前である事が窺える。


加えて、作品別ネタの項で先述したように春野はるか海藤みなみ天ノ川きらら紅城トワの『ゴープリ』組全員もバイオリンを演奏できる事が判明している。

…ただ、既存バンドのいずれかに加入するのではなく、『プリキュア』組だけで活動しようとするならリズムセクションの不在が最大のネックとなる事は必至だが。


共通声優一覧


関連タグ


タグ問題

コラボレーション作品タグの命名にはいくつかのパターンがあるが、基本的には双方のタイトルや関連キーワードを

  • ストレートに併記したもの

 例:プリキュア×まどマギセーラームーン×ラブライブ

  • 洒落・語呂で合成したもの

 例:魔砲少女なのは☆マギカ(『魔法少女まどか☆マギカ』+『魔法少女リリカルなのは』)、偶像戦隊ゴーマスターズ(『アイドルマスター』+『スーパー戦隊シリーズ』)他

に大別される。


『プリキュア』と『けいおん!』の場合は後者で、多く使われてきたタグとして「ぷりきゅあ!」及び「すいぷり!」が存在していたのだが、ここには大きな問題があった。

『スイプリ』×『けいおん!』ネタのタグが「すいぷり!」である、というのは容易に察する事ができるが、「ぷりきゅあ!」の方がいつの間にか『スイプリ』以外×『けいおん!』ネタのタグと定義されてしまい、厳密に適用した場合、『スイプリ』とシリーズ他作品のキャラが共演できないという事になってしまうのである。

その為、実際には『スイプリ』ネタであっても『ぷりきゅあ!』タグが併用されていた。


後に「きゅあおん!」タグが登場、解決に向かうかと思いきや…単純にこれで統一しにくい理由がまだあったのである。


『けいおん!』の字面上の特徴と言える「ひらがな単語+びっくりマーク」の形式だが、それ以前からも存在していたのに加えて『けいおん!』のヒット以降、この形式をタイトルとして採用した漫画やアニメ、ラノベが更に増加したため、「タグの字面だけでは実際のコラボ相手が判別しにくい」、という事態になってしまったのだ。

以下、pixiv上でタグとして使われている、又はピクシブ百科事典に記事が存在する主な作品を挙げてみると…



※1 … 厳密にはその前の『県立伊手高校柔道部物語』も含めて正式タイトルとなる。

※2 … 厳密にはその後の『鈴里高校書道部』も含めて正式タイトルとなる。

※『けいおん!』以前のタイトルも含む。

※なお、各作品・作者の名誉の為に書き添えておくと、タイトルが似るのは大抵が作者と言うより編集部の意向だったりするので、類似のみを理由とした安易な批判はくれぐれも控えて頂きたい。特に実際の作品を読み/見もせずに、というのは言語道断である。


実際のところ、『プリキュア』と『けいおん!』のコラボタグとしては当記事タイトルのような併記形式の方が無難と言えるのかも知れない。

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