「神よ！その偉大なる姿を現したまえ！」
カード効果
プロジェクト・ゴッド UC 水文明 (4)
自分の山札の上から5枚を墓地に置く。その中にゴッドがあり、バトルゾーンにある自分のゴッドとリンクできる場合、そのゴッドをバトルゾーンに出してリンクしてもよい。
概要
「覚醒編」第一弾で登場したゴッドのサポート呪文。
山札の上から5枚を墓地に置き、その中にゴッドがいて、なおかつ自分の場にリンクできる相手がいればコスト踏み倒しができる。
普通に使っても「４マナで５枚の墓地肥やし」という中々に優秀なカードだが、やはりその本領はゴッドのコスト踏み倒し。
イラストに「神帝スヴァ」がいるように、特に神帝との相性は抜群。
「神帝ムーラ」をリンクできれば、墓地に他のゴッドが行ってしまっていても回収ができ、「神帝マニ」がリンクすれば「４マナで５枚の墓地肥やし」が「４マナで墓地５枚ドロー１枚の計６枚山札圧縮」という性能に化ける。
他にもコスト１０の「破壊神デス」をリンクさせたり（この時３体リンクが完成すれば相手の場のリセットまで付いてくる。つまりコスト4で「破滅の光」が打ててしまう。）、
揃ってコストの高い「ゼン&アク」を完成させたり（この場合は「破壊耐性+破壊効果持ちで攻守両立できる高パワーのブロッカー」になる。もうわけがわからない）
と、ゴッドデッキでは一度は投入を検討しておきたいカード。
DMX-24に再録されるにあたりテキストが変更され、墓地に置かれた5枚の中にあるゴッドとリンク可能なゴッドがバトルゾーンにあれば、その中からバトルゾーンにあるゴッドとリンク可能なゴッドを好きな数バトルゾーンに出せるようになった。当初は表記ミスとされていたが、公式からの回答によりまさかの正式な効果となった。なお、「名も無き神人類」が墓地に置かれても、自身の能力であらゆるゴッドとリンクが可能になるわけではないので注意。
イラストを手掛けた由利真珠郎氏曰く、
「神帝スヴァというクリーチャーを召喚している絵が欲しいとの発注でしたが、素直に魔方陣からズバ〜っと飛び出してる絵を描くのは陳腐で絶対にイヤだったので、巨大な培養槽から出てきたトコロにしました。」
とのこと。
そのイラストに対し、スタッフはカード名を「プロジェクト・ゴッド」としたため、氏は大変嬉しかったそうである。
背景ストーリー
おそらく、ストーリー本編との関連性は全くない。
ただ、このカードが登場した「覚醒編第一弾」は、神を失った古代の軍勢の残党が生き残りをかけて必死で戦っている時期であり、彼らが縋るべき神を渇望していた可能性は高く、「黒神龍ツクヨミ」のフレーバーからもそれが読み取れる。
また、覚醒編途中で「神帝スヴァ」が「時空の脅威スヴァ」として登場し、さらには覚醒して「神の覚醒者サイキック・スヴァ」となっているあたり、オリジンたちは本当にスヴァを甦らせたのかもしれない。
