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ペダン星人

ぺだんせいじん

ペダン星人とは、特撮番組『ウルトラセブン』に登場する宇宙人で、キングジョーを作った宇宙人として有名。
目次 [非表示]

データ

身長2メートル
体重50キロ
別名策略宇宙人
出身地ペダン星

概要

地球からは暗黒の星とされ、生命体は生息していないと言われてきた第8銀河系ペダン星出身の宇宙人

ロボット工学と材料工学に長けた種族と言う点では概ね共通している。


最初に登場した『ウルトラセブン』では地球側の観測ロケットを領土侵犯と見做し激怒して地球に宣戦布告してきた。その際に派遣された先遣隊長は停戦協定を一方的に破って明確に地球を侵略する意思を持った悪役として描かれていたが、『大怪獣バトル』シリーズでの活躍(後述)以降、作品によっては主人公の味方として活躍してくれたり、悪役として登場する場合も何らかの複雑な事情で仕方なく悪事に加担していたという設定が加えられたりと、完全な悪役として描写されない作品も増えてきている。


デザインについて

初登場した『ウルトラセブン』では終始シルエットのみしか映し出されなかったため、全体像が不明であった。『ウルトラマンSTORY0』や『ウルトラかいじゅう絵本』では、人間態ではなく本来の姿で登場する。

ペダン兵士

大怪獣バトル』ではようやく全体像が明かされ、ヘルメットを被ったヒューマノイドタイプの宇宙人であった事が判明。ただ、バイザーを常に閉じているため、劇中では一部を除き素顔は確認できない。以降の作品も概ねこの設定を踏襲している。

このスーツは後にチブロイドに改造された。

このデザインは、現在円谷プロでキャラクターデザインを担当している後藤正行氏が、円谷プロ入社後に初めてデザインしたものであるという。


なお、後に『セブン』本編で一瞬だけ登場した姿を元に新たに公式でデザイン画が起こされており、此方も公式の姿として扱われているようなので、もしかするとセブン本編で登場した個体は大怪獣バトルで登場した姿ではなく此方の姿の方が正しいのかもしれない。

ペダン星人策略宇宙人 ペダン星人

…とはいえ、『大怪獣バトル』の姿も公式となっているため、もしかすると彼らペダン星人は新しいデザインバージョンの姿の種族と『大怪獣バトル』に登場したヒューマノイドの姿の種族の二つが存在しているのかもしれない(その他にもファンの間では「スーツ版は被り物説」や「『大怪獣バトル』での姿はかつて侵略し損ねた憧れの地球人を模した姿説」、「ヒューマノイドタイプは理系または上級国民、デザインタイプは文系または一般市民説」など、様々な解釈がなされているらしい)。

ちなみに、EXPOシリーズを始めとするライブステージに登場するペダン星人はクリーチャー系の容姿で登場する事が多く、巨大化が確認されていない宇宙人であるにもかかわらず、サイズの大きな怪獣と平気な顔で共演している。


ウルトラセブン

CV:八代駿田辺洋


「人間は狡くて、欲張りで、とんだ食わせ物だわ!」

「他人の家を覗いたり、石を投げたするのはルールに反する事だわ!」


第14・15話「ウルトラ警備隊西へ」(前編・後編)に登場。

地球防衛軍が打ち上げた観測ロケットを侵略行為と誤解し、その報復として先遣隊としてキングジョーを送り込んできた。

策略宇宙人 ペダン星人(人間態・ドロシーアンダーソン博士)

地球人に変身する事が可能で、先遣隊の副官格が科学者ドロシー・アンダーソン博士に化けて地球防衛軍を欺いていた。

モロボシ・ダンともこの姿で対話し、一度は宇宙人同士の約束として本物のドロシー博士を返却し、地球から手を引く事を約束するが、防衛軍とウルトラセブンがキングジョーに歯が立たなかった事による戦力差に慢心したのか先遣隊長が目的を地球侵略に方針転換して約束をあっさり裏切り、神戸港にキングジョーを送り込んできた。

しかし本物のドロシー博士が開発したライトンR30爆弾でキングジョーが破壊され、内部に隠していた円盤で慌てて逃走を図るが、最期はウルトラセブンワイドショットで円盤ごと撃墜された。

既にペダン星からは先遣隊長の要請に応じて主力部隊が出撃していたが、大破したキングジョーから脱出した先遣隊が撃墜される直前に総攻撃の一時中止を上申していた為、本国に引き返した。

その後、地球に襲来する事は無かったが、地球側の攻撃兵器の威力を警戒して静観しているのか、先遣隊の暴走が上層部にバレて戦意を喪失したのかは映像では分からない



ウルトラマンM730ウルトラマンランド

第128回ドラマ「キングジョー出現か?」、第130回ドラマ「キングジョー出現できた!!」に登場。

ウルトラマンランドを侵略するためキングジョーを操っていた。

シルエットでない宇宙人態が初めて登場した映像作品である。


ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY

ペダン星人ダイル(レイオニクスハンター・ダイル)

ペダン星の戦士、ダイル。

演:加藤厚成


主人公のレイオニクスレイの命を狙う、惑星ハマーに派遣されたレイオニクスハンターの一人。

詳細はリンク先を参照。


ペダン星人ハーラン(ハーラン司令)

侵略宇宙人 ペダン星人ハーラン

演:中丸シオン


惑星ハマーに派遣されたレイオニクスハンターの指揮官で、ペダンの科学力に絶対の自信を持っている。

詳細はリンク先を参照。


ペダン星人(レイオニクスハンター)

「ペダン兵」「ペダン兵士」とも呼ばれるペダン星の一般兵士。


ウルトラゾーン

演:石橋けい


ドラマパート「最後の攻撃命令」(前編・後編)に登場。

地球に飛来したキングジョーのパイロットで、普段はその身分を隠して防衛軍の隊員である山本の妻・洋子として生活していた。山本が飛来物体襲来によって非常招集される前に、自身が異星人であり、飛来物体はキングジョーである事を告白。

地球での長い暮らしの間に夫や地球に愛着が芽生えてしまい、キングジョーを止めるために腹部からキングジョーに乗り込むが、侵攻を止める事が出来ずに防衛軍に大損害を与える。最期は、防衛軍の攻撃で侵攻が止まったところを新型ミサイルを受け、キングジョー諸共爆発した。


その後、山本は彼女が妊娠していることを知り悲しみに暮れる。だがその時、彼の自宅に何者かが入ってきて…。


劇中で彼女はペダン星人とは名乗ってはいないが、DVDの解説書では「ペダン星人」と表記されているため、ここに記載する。


ウルトラマンX

ペダン星人本人は登場しないが、第11話で地球に襲来したキングジョーを裏で操っていた黒幕としてその名前が登場。グルマン博士によると、これまでにもペダニウムを使った兵器で他の星の7つの文明を滅ぼしてきたらしい。


ただしこの回は前述の通りペダン星人自体は一切登場しておらず、グルマン博士の警告も素材からの分析であり、視聴者視点でもこの機体がペダン星人のものと言える決定的な証拠は無い。


何が目的で破壊活動を行っているのか、その真相は不明だが、グルマン博士は「交渉の通じる相手じゃない」と発言している事から、今作のペダン星人はかなり過激な種族として設定されている模様。まるでそっくりさん達のようである。


ウルトラマンジード

策略宇宙人  ペダン星人(ジード版)

CV:うのちひろ(OPクレジットでは“AIB観測員”と表記)


第11話でAIBの隊員の1人として登場。

『大怪獣バトル』シリーズに登場したレイオニクスハンターのようなヘルメットを装着した姿であり、ヒューマノイドタイプなのかそうでないタイプなのかは不明。


なお、声を担当したうのちひろ氏は『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』でカネゴン・ア・キンドを演じた事がある。


ウルトラマンタイガ

宇宙怪人 ペダン星人(タイガ版・17話)

CV:峰晃弘(第17話)


第4話「群狼の晩歌」にて回想シーンで登場した他、第17話「ガーディアンエンジェル」にもヴィラン・ギルドに与する別個体が登場。

こちらも『大怪獣バトル』シリーズに登場したレイオニクスハンターのようなヘルメットを装着している。

なお、本作では肩書きが「宇宙怪人」とされている。


セモン星人ミードから怪獣転送装置を盗まれており、他の構成員と共にミードの後を追っていた。

一度、佐々木カナのトンファーから電撃を流されて気絶するも、意識を取り戻してクカラッチ星人とミードの警護に当たっていたE.G.I.S.と三つ巴の大乱戦を繰り広げる。

宗谷ホマレと交戦して彼を拘束するも、投げ飛ばされてトンファーを突き立てられて電撃を流されて気絶し、クカラッチ星人共々外事X課に逮捕・連行された。


劇場版『ニュージェネクライマックス』にも登場。他の宇宙人達と共にヒロユキを襲ったが、湊イサミに倒される。


ウルトラマンZ

ペダン星人本人は登場しないが、所持していたキングジョーをバロッサ星人によって盗まれ悪用された。しかも、後にストレイジに回収されたキングジョーはペダン星人の元に返される事なく、勝手に地球防衛用の兵器に改造されてしまっている。


ウルトラマントリガー

CV:村上ヨウ


スピンオフ作品「ナースデッセイ開発秘話~特務3課奮闘記~」に登場。

顔のデザインはデザイン画バージョンとなっている。

TPUの食堂でバイトをしており、第7話ではマルゥル達が注文した昼食の出前を配達しにやってきた。なんとこの個体は文系で、宇宙でも評判な地球の文学を勉強するべく留学しにきた。そのためペダニウムについてはさっぱりの様子。

第10話では、カフェテラスのホールでも働いている事が判明。意外とドジっ子なのか、何故かホッタが注文したメニュー(ホットミルク)だけちゃんと受ける事が出来ず、それ以上に難解なメニューと間違えていた。


ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…

CV:団長安田(安田大サーカス)


レイオニクスハンター・ダイルと同様の装備をしている個体が登場。

プロフェッサー・ギベルス配下の宇宙人軍団の一員で、主にゼラン星人クカラッチ星人ガルメス人らと行動を共にしており、彼ら4人の中でもリーダー格と思われる。

キングジョーを自前の戦力として所有しており、本作の世界で初めて侵略兵器としてのキングジョーを出現させる。


実写映像作品以外での活躍

漫画

ウルトラマンSTORY0

とある遊牧民族の住まう惑星に、キングジョーのプロトタイプに搭乗して侵略を開始するが、ミクラスの援護を受けたセブンの猛攻や、戦死した部族の族長の遺したブーメランなどによりキングジョーは大破。最後はキングジョーの爆発と運命を共にし、全滅した。


なお、当初は原典同様シルエットのみの登場だったが、キングジョーが爆発するシーンで、一瞬だけ素顔が映るシーンがある。ただ、その顔は公式デザイン以上に醜悪なクリーチャーその物のような姿であり、実写作品とは全く異なるものであった(連載当時はまだ『大怪獣バトル』が稼働すらしておらず、ペダン星人の公式デザインも存在していなかったため、仕方ないと言えば仕方ないのだが…)。


大怪獣バトル ウルトラアドベンチャー

ペダン星人のおじさん(本名不明)

アーケードゲーム『大怪獣バトルシリーズ』とリンクした漫画『大怪獣バトル ウルトラアドベンチャー』に登場。

とある任務遂行中、敵からの攻撃を受けてキングジョーと共に未知の惑星に不時着し、何年もの間暮らし続けていたペダン星人の男性。


故郷であるペダン星へ帰還するためにキングジョーを修理している最中に、偶然出会った地球の新たなるレイオニクスであるイオから「ペダン星人のおじさん」と慕われ、彼と交流を深めていった。

その最中、バトルナイザーを狙うヒッポリト星人の襲撃に巻き込まれ、一度は自身の目的を成し遂げるためイオ達も見捨てようかとも考えるが、交流を通じて友情を育んでいた彼にはどうしてもイオを見捨てる事が出来ず、最後はイオを救うため、搭乗したキングジョーでヒッポリト星人に特攻して戦死。


その後、彼の死を悲しんだイオの手によりが立てられた。


ドロシー

アーケードゲーム『大怪獣バトル』シリーズとリンクした漫画『大怪獣バトル ウルトラアドベンチャー』の登場人物の1人。

ペダン星からペダン星人のおじさんが発信していた救難信号を受け派遣された女艦長。


上記のキングジョーを捜索のために部下を率いて未知の惑星を訪れ、そこでイオと出会う。同胞を手厚く葬ってくれたという理由から(相手が子供という理由もあり)イオを地球へ送り届ける約束をするが、対価としてナックル星との戦争を終結させるべく彼に協力を求める。

実は彼の持つバトルナイザーを解析し、それを量産する事でナックル星との戦争を終結した後、全宇宙を支配しようと考える上層部の意向を受けイオからバトルナイザーを奪おうと考えていた。


キングジョースカーレットを自身の専用機として所有しており、戦闘の際はこれに搭乗して戦う。

レイブラッド星人の復活を恐れ、ナックル星人と一時協力関係を結んだヤプールの送り込んだ超獣軍団の総攻撃の際、バトルナイザーの複製の試作品で一度はEXタイラントを手懐けナックル星人軍を壊滅させる事に成功するが、突如として制御不能に陥り失敗(このアクシデントはドロシー曰く「所詮は複製品か…」と皮肉を込めて言われている)。

その結果、EXタイラントが引き寄せた小惑星の直撃により、自分以外のペダン星人の軍部の人間が全滅、ペダン星に壊滅的な被害を齎す結果となってしまった。

自身達のおこがましさを悟り、頭部だけになったキングジョースカーレットを使ってせめて最初の約束を果たそうとイオを地球に送り届けようとするも、EXタイラント(デスボーン)の攻撃で致命傷を負ってしまい、その時に感じたイオに未来を作っていく可能性があるのかもしれないと悟った後、静かに息を引き取った。


なお、この事件の後、生き残ったペダン星人達は自分達の行った行為を棚に上げて、悲惨な未来を回避するため、レイオニクスハンター部隊を結成。上記の『大怪獣バトルNEO』の通り、50年前の惑星ハマーへと飛び立つ事になる(しかもこの時の教訓を生かすこと無く、懲りずに今度はレイオニクスそのものを洗脳して操ろうと考えているし…)。


名前の由来は、『ウルトラセブン』でペダン星人が擬態していた地球人の女性科学者「ドロシー・アンダーソン」だと思われる。


ウルトラジャーニー

メインキャラクターの1人であるキングジョー(通称「お嬢」)の故郷の名前であるペダンシティーとして間接的に登場している。

なお、お嬢の「兵器であった過去を捨てた」という発言や、主人公の1人であるナタが街の様子を見て「どう見ても地球じゃないよな」と言っていた事などから、街のロボット達は、元々地球外生命体によって製作されたロボット型の兵器である可能性も考えられるが、彼らを製作した存在がペダン星人だったかどうかは詳しい言及がないため不明である。


酩酊!怪獣酒場

第43話にて、2人組が旧デザインの姿で登場。

感情が芽生えたキングジョーと食事のできないロボットのためにわざわざソフトクリームを購入したうるまをバカにしたが、うるまの「1人だけアイスがないなんて寂しいじゃないですか」という発言を聞いて呆れて去って行った。

「2nd」第8話では夏の花火大会にやって来た団体として、第23話でも団体客として登場している。


ULTRAMAN

選民思想集団“暗黒の星”のリーダーとして登場。

詳細はペダント星人を参照。


ゲーム

怪獣バスターズ

ペダン星人ラルバ

怪獣バスターズPOWEREDに登場する主人公ライバルキャラ。

主人公に高圧的な態度で接し、やたらとペダン星の科学を自慢する嫌な奴…と思われがちだが、実は仲間想いのツンデレなナイスガイ。

時折不可解な行動を見せるが、実はウルトラマンベリアルに故郷の同胞達を人質に取られ仕方なく彼の封印を解くために行動していた事が物語の中盤にて発覚する。

その後、主人公によりベリアルが斃された後は、主人公の良き兄貴分兼ライバルとして、共に宇宙の平和のために戦っていく事を決意する事になった。


ペダン星人アッシュ

怪獣バスターズPOWEREDに登場するペダン星のキャラバン隊を率いるペダン星人。

ベリアルの支配から解放されたエンディング後、ミッションクリアの度に25%の確率で出現し様々なアイテムを有料で譲ってくれる。


大怪獣バトルウルトラコロシアム

惑星モーン・スターに送り込んだキングジョーブラックを撃破した主人公を脅威に感じて、キングジョー軍団で始末しようと目論んだが、返り討ちに遭い、これは敵わないと見て撤退した。

『ウルトラコロシアム』の世界はアーケード版から年月が経ったという設定になっている事や、作中のセリフから鑑みるに、未だにレイオニクスハンターの活動を続けている事が窺える。


ライブステージ

ウルトラマンフェスティバル2017

地球の技術力に目を付け、大銀河ロボット兵団を組織して光の国に全面戦争を仕掛けようと目論む。

バンダ星人ワイルド星人サロメ星人ミミー星人と同盟を結んで技術協力を受けている。これによりニセウルトラセブンダークロプスゼロスーパーグランドキングギルファスデスフェイサーメカバルタンといった強敵の他、上述の宇宙人が誇るロボット怪獣の長所を結集させた「パーフェクトキングジョー」を製造してウルトラ戦士を苦しめたが、ソリッドバーニングに変身したジードの元にオーブビクトリーエックスジャンボットが集結し、兵団は全滅した。

残ったペダン星人本人も、乱入してきたキングギャラクトロンに始末された。


ウルトラヒーローズEXPO2020

クリーチャー系のデザインで登場。ウルトラマンジャックのローリングソバットを浴びてグロッキーになり、トライスクワッドのストリウムブラスターとプラニウムバスターを食らって爆散した。なお、東京ドームシティを襲った宇宙人では彼だけ爆殺した形となる(首謀者2は逮捕された)。キングジョーを呼んでいれば戦況はもう少し変わっていたのかもしれない…。


ウルトラヒーローズEXPO2021 ニューイヤーフェスティバル

『Z』本編の後日談である本ステージでは、怪獣軍団の一体として登場。

デマーガを倒した特空機2号ウインダムの前に現れて数の暴力で苦戦させるが、ガンマフューチャーガンマイリュージョンに翻弄され、最期はゼスティウム光線を浴びて爆散した。

宇宙人なのだが、これと言ってセリフはなし。


余談

ダンとの話し合いの時「地球の平和のためなら他の星はどうなっても良いのか」「他人の家をのぞいたりを投げたりするのはルールに反する事だ」と発言していたが、その後あっさり約束を破っているため、そもそも最初から約束を守る気などなかったのではないかと考えられている。『ウルトラ怪獣大百科』のキングジョーの回(決着編)では、「ロケット云々は口実の、元からの侵略者」と断じられた。


名前の由来は、学者ぶって知識をひけらかすものを皮肉る英単語、pedant(ペテン)から取ったという説もある。


意外な事にペダン星の技術は地球の技術と相性が良いらしく、直接的な組み合わせでも残骸を地球の企業が改造防衛隊改造に加えて戦力化地球側のメカ武器を勝手に取り付けるという事例がある(能力再現等の間接的な組み合わせもある)。

最初の例を除くとよほどの事がない限り暴走や機能の衝突といった事案が発生しておらず、レギュラーガジェットとして安定した使用がされており、相性の良さの証左と言える(世界観の都合もあるが)。


アニメ『俗・さよなら絶望先生』では、ペダン星人を露骨にパロディした侵略宇宙人「エルニーニョ星人」が登場している。無数の巨大ロボットを投下して自衛隊をあっという間に壊滅させ(この時主人公は絶望している姿を「珍しく普通の事で絶望している」と脇役に突っ込まれている)、地球を滅ぼそうとした。しかし地球人の女性の裸を覗こうと(上記の台詞の意趣返しか?)ヤッキになって戦闘をロボ任せにしたのが運の尽き、石仮面を被って巨大化した木津千里によってたちまちロボット群は全滅。最後は母艦諸共スペシウム光線もどきで粉砕された。


関連タグ

ウルトラセブン ウルトラ怪獣 宇宙人

キングジョー


アンノン:同じくセブンに登場した宇宙人。こちらも同様に地球防衛軍が打ち上げた観測ロケットを侵略行為と誤解し、その報復として地球に訪れるが、宇宙人同士の約束を律儀に守りセブンの説得を受け入れ、母星に帰還した。

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