概要
ゲーム『スプラトゥーン』シリーズに登場するシュータータイプのブキのひとつ。
初登場は『スプラトゥーン2』で、クリスマス間近の2017年12月22日に追加された。
射程が長くて弾ブレがない単発モードと、弾ブレが大きく射程が短いが燃費に優れる連射モードを使い分ける異色のシューター。まるでシャンパンの栓を抜いた後に中身が出てくるのにそっくりな挙動をするのが特徴。
製造はヴァリアブルローラーを手掛けたエッソ社。
モデルは本体がシャンパン、持ち手はコルク抜きもしくは拾得ナイフ。クリスマスの時期にこれを追加するイカ研のセンスが光る。
性能
イカの記述では便宜上、初弾を「単発モード」、2発目以降を「連射モード」と表記する。
シュータータイプとしては初となる射撃モード切り替えの概念を持つ一挺。その挙動は「プライムシューターとわかばシューターのハイブリッド」にたとえられる。
撃ち始めの一発は長射程かつ高威力で、そのままトリガーを押しっぱなしにするとそれ以降の弾は威力や射程が落ちるがある程度塗り範囲の広めなフルオート射撃となる。
裏を返せばフデのようにトリガーを連打することで単発モードのまま撃ち続けられるということであり、相手を倒しに行く際はこちらをメインにすることとなる。
単発モード
単発38ダメージ、確定3発。射程はおおむねスクイックリンαと同等で、ジェットスイーパーにはさすがに負けるがプライムシューターや.96ガロンよりも長い。
しかもこのモードは弾ブレがないため、エイムさえ合ってしまえば安定した火力を発揮できる。
連射モード
単発30ダメージ、確定4発。発射レートは7F/発でプライムシューターよりは速くスペースシューターよりは遅い。射程はわかばシューターと同等。
射程の短さから対面戦闘をこなすのはきついが、最低限の自衛能力はある。
バリエーション
これまでに登場しているのは、
- オリジナル版の「ボトルガイザー」
- メーカーロゴ入りのテープがボトルの口に巻かれた「ボトルガイザーフォイル」
の2種。
スプラトゥーン2
名前 | サブ | スペシャル | ランク |
---|---|---|---|
ボトルガイザー | スプラッシュシールド | ハイパープレッサー | 16 |
ボトルガイザーフォイル | スプラッシュボム | バブルランチャー | 25 |
※ギアパワー「メイン性能アップ」の効果:与ダメージ上昇
無印はシールドで近距離ブキやチャージャーの攻撃を防ぎ、射程負けする遠距離をハイパープレッサーでシバくという相性補完のとれた組み合わせ。
フォイルはバブルランチャー持ちの長射程シューターということでプライムシューターコラボに似た性格。
スプラトゥーン3
名前 | サブ | スペシャル | ランク |
---|---|---|---|
ボトルガイザー | スプラッシュシールド | ウルトラショット | 19 |
ボトルガイザーフォイル | ロボットボム | スミナガシート | ?? |
無印が初期実装、フォイルが2023年冬シーズンで復帰予定。
フォイルの外装が緑色に変更、より見分けやすくなった。
無印は『2』からシールドを受け継ぎ、スペシャルは新規のウルトラショットという攻守どちらもこなせる構成。アップデートでウルトラショットが強化されてからは、Xマッチといった上位層で流行をみせている。
一方のフォイルは相手の妨害に特化した立ち回りができるセット。スミナガシートによる視界妨害はこれまでなかったものだが果たして。
基本的な立ち回り
単発モードは長射程・高精度・高威力の三拍子揃った優秀なモードだが、代わりに燃費が劣悪で一発あたりのインク消費量はシューター中では.96ガロンに次いで多い。また、単発の性質上フデのように連打力が求められるため扱いにくい。
連射モードは扱いやすく燃費も良好だが発射レートの低さも相まって秒間ダメージが低く、塗り能力も短射程シューターと比べると微妙。
キルを狙う際は単発モード、塗り広げやスペシャル溜めは連射モード、という使い分けが重要になる。
最速入力間隔は8Fで、パブロの最速連打より少し遅いぐらい。パブロで連打の感覚に慣れておくのもいいだろう。
一方で『2』・『3』どちらでもサブスペの都合上索敵が非常に苦手という欠点を抱えている。マップや周囲の音に常に気を配るスキルが重要であり、そういった意味でも玄人向け。
おすすめギアパワー
- インク効率アップ(メイン)
単発モードをメインに立ち回る場合、どうしても苦しくなりがちなインク効率を補える。迷ったらこれを積んでおけばよい。
- インク回復力アップ
メイン効率と相互互換。好みで使い分けよう。
- ヒト移動速度アップ
高めのヒト速をイカしたいなら。
- メイン性能アップ(『2』のみ)
与ダメージが上昇するほか、威力減衰が抑えられる。
最低限のGP3/0.1でも単発1発+連射2発で擬似確となるため積まない手はない。
GP20/2.0まで積めば連射3発で擬似確となり、単発3発での確定よりもキルタイムが速くなる。
- スペシャル性能アップ
『3』の無印向け。
ウルトラショットの効果時間が伸び、爆風範囲・塗り範囲が拡大する。
サーモンランでの立ち回り
単発ダメージが単発モード50、連射モード34にそれぞれ強化。
通常時は連射モードで塗り広げつつザコをシバき、遠くのオオモノ・バクダンの弱点・ハシラを下から処理する時は単発モードを使おう。
過剰ダメージが発生しづらく、ザコシャケ・オオモノシャケどちらでもダメージ効率があまり変わらないことが利点。
通常のバトル同様、片モード単体だと他シューターの劣化になってしまうため、器用貧乏になりかねない。サーモンランに置いて優秀なハイブリッド性能を持つヴァリアブルローラーやクーゲルシュライバーと比べると、両モードそれぞれに無視できない弱点を抱えており、運用に注意を要する。わかばとプライムの立ち回りを参考に活躍しよう。
『2』時代はダメージがそれぞれ45と30であり、パブロと並び「最弱」扱いされることもあったブキだった。
関連イラスト
関連タグ
ブキ種 | ブキ |
---|---|
シューター | わかばシューター/スプラシューター/.52ガロン/.96ガロン/N-ZAP85/シャープマーカー/ボールドマーカー/プロモデラーMG/L3リールガン/H3リールガン/ジェットスイーパー/デュアルスイーパー(初代)/プライムシューター/ボトルガイザー/スペースシューター |
ブラスター | ホットブラスター/ロングブラスター/ラピッドブラスター/Rブラスターエリート/ノヴァブラスター/クラッシュブラスター/S-BLAST92 |
ローラー | スプラローラー/ダイナモローラー/カーボンローラー/ヴァリアブルローラー/ワイドローラー |
フデ | パブロ/ホクサイ/フィンセント |
チャージャー | スプラチャージャー/スクイックリンα/リッター3K(初代)→リッター4K(『2』~)/14式竹筒銃・甲/ソイチューバー/R-PEN/5H |
スピナー | バレルスピナー/スプラスピナー/ハイドラント/クーゲルシュライバー/ノーチラス47/イグザミナー |
スロッシャー | バケットスロッシャー/ヒッセン/スクリュースロッシャー/エクスプロッシャー/オーバーフロッシャー/モップリン |
マニューバー | スプラマニューバー/スパッタリー/デュアルスイーパー(『2』~)/ケルビン525/クアッドホッパーブラック |
シェルター | パラシェルター/キャンピングシェルター/スパイガジェット |
ストリンガー | トライストリンガー/LACT-450 |
ワイパー | ドライブワイパー/ジムワイパー |