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概要

艦隊これくしょん』における金剛型戦艦娘霧島は、巨乳ショートカット黒髪眼鏡委員長的風貌であり、「艦隊の頭脳」を自称している。公式webコミックでも何かと暴走気味な姉の金剛やそれに追従する比叡を諌めるしっかりものの末っ子、といった役回りである。


らくがき霧島さん霧島ちゃん


しかし、史実における戦艦霧島は、このイメージとは似ても似つかない、日本海軍きっての武闘派なのだ。


ROUND 1

第三次ソロモン海戦第一夜(1942年11月12日深夜~13日未明)において、アメリカ海軍第67任務部隊第4群と交戦。まれに見る混戦の最中に駆逐艦夕立が単艦で米海軍艦隊のど真ん中に突入し大打撃を与える(しかし夕立はその後沈没している)。

そうした中で霧島は旗艦サンフランシスコに対し命中弾45発を浴びせ艦上部構造を大破させ、艦橋直撃弾で艦隊司令部まで壊滅させた。しかも自身は無傷

ただ、この時装備していたのが三式弾であったため装甲を貫くには至らず、艦に対して致命傷を与える事は出来なかった。なおこの海戦で姉の比叡が沈没している。


ROUND 2

翌日の第二夜においても奮戦。ここでも単艦で米海軍艦隊のど真ん中に突入し大打撃を与えた駆逐艦綾波の最後のアシスト(サウスダコタからの攻撃を受けたが刺し違えるような形で高雄愛宕と共に命中弾を浴びせ、練度不足による不手際も災いし間もなく同艦は戦闘から脱落した)もあり、歴史的にも貴重な「戦艦vs戦艦」の殴り合いを演じた。

DAKOTA・夜露死苦

 ※画像はイメージです


霧島は米戦艦サウスダコタに一式徹甲弾1発を命中させた(ただしこの砲弾は装甲の範囲外で舷側を射貫したものの第3砲塔砲支持塔内部装甲に弾かれ艦の機能を損ねるほどの損害を与えるには至らなかった。この直後に発生した射撃用レーダーのダウンは霧島の射撃に由来するものではなく就役から日が浅く練度不十分な操作員の操作ミスによる電源断によるものである)。

しかし探照灯を灯しての射撃だったため、離れた所に居た戦艦ワシントンから集中砲火を浴び沈没した。


ちなみに1915年就役の旧式艦だった霧島に対し、サンフランシスコには1934年就役、サウスダコタに至っては就役から8ヶ月の最新鋭艦。いくらレーダーが使用不能状態になっていたとはいえそんなのを相手に喧嘩売る霧島さんマジ武闘派。


こうした苛烈な戦歴から、眼鏡ヤンキーだのインテリヤクザだの呼ばれるようになり、しまいには本性を表した(?)イラストにはこのタグが付く結果になってしまった。


 マイクチェックの時間だオラァ!

殺意の波動に目覚めた霧島41センチ砲パンチ


EXTRA ROUND

後に米艦隊内では「ワシントンは逃げた」という風評となり、サウスダコタ艦長もワシントンの行動を非難したため両艦の乗員同士のリアルファイトに発展。拘束された乗組員で歓楽街の留置場が満杯になったとか…霧島さんが絡むと血の気が多くなるんですね。

なお、2020年夏に鎮守府へやってきたサウスダコタは、いまだこの事件を根に持っているらしい。


関連イラスト

マイクチェックの時間だ(゚Д゚)ゴルァ霧島さんの本気ぷちこれ!873ぷち


元ネタ

なお、このタグには元ネタがあり、ヤンキー漫画の『特攻の拓』における一コマで

「ケンカの話の時間だ!コラァ!!」

と、登場人物の一人が教室のドアを蹴破って入ってくるというシーンがあるのだが、これに霧島の顔と登場時のセリフである「マイクチェック」をコラージュさせた画像が元ネタとなっている。ついでに言えば、霧島の登場セリフそのものにマイクチェックというものはなく、正確には

マイク音量大丈夫?チェック、1(ワン)、2(ツー)。よし、はじめまして、私、霧島です。」

というものである。

なお、元ネタの漫画のシーンやそれを基にしたコラ画像では末尾の叫びは「オラァ」ではなく「コラァ」となっているほか、割とネタにしやすいためpixivでは同シーンのパロディイラストも多数存在する。

マイクチェックさん決戦!!リランカ島攻略作戦

「時間だ!コラァ!!」タグも参照

ちなみにこの場面にかぎらず霧島と特攻の拓は親和性が高いのか、他にもコラがある。2015春イベントで、メンチのキレと「!?」に定評のある港湾水鬼が登場したことにより、タイマン要員として「霧島さんこっちです」とお呼びが掛かることもしばしば…


実際の戦果についての論議

上記の「霧島がサウスダコタをボコボコにしていた所に横からワシントンが現れて霧島を撃退した」という内容は、wikipediaや艦これwiki等で書かれた内容が広がった物である。

しかし、これらwiki等で書かれた内容と当時のアメリカ艦船局が書いた「サウスダコタ」ダメージ・リポートは内容に食い違いが見られる。

当時の「サウスダコタ」ダメージ・リポート(英文)

http://www.history.navy.mil/library/online/wardamagereportno57.htm

上記の内容についての解説は以下を参照の事。

定説?「霧島ネキ、サウスダコタをボコる」

http://togetter.com/li/581687

霧島が「戦艦同士の殴り合いを経験した」のは事実であるが、「霧島が単艦でサウスダコタをボコボコにした」という内容は実際には疑問符が付くものではある。

だがしかし、これらの解説中でもあるように戦後から時間が経っているのもあって様々な資料が錯綜しており、真相についてはいまだ不明である。


ただし第三次ソロモン海戦第一夜(この記事におけるROUND 1)で米旗艦だった重巡サンフランシスコを文字通りフルボッコにし、艦隊司令部を壊滅させたことはどうやら事実であるらしい


そして改二実装

2014年3月28日のアップデートでに続いで霧島改二が実装された。

流石に立ち絵の雰囲気は大人しいままだったものの、武勲を反映してか長門型すら上回る火力104を獲得。

また追加ボイスは悉くマイクチェック関連であり、18時にはあの娘」の電気系統をぶっ叩こうとしている


ついに因縁の対決

2020年6月27日からの限定イベント海域「侵攻阻止!島嶼防衛強化作戦」、その7月11日から追加実装された後段作戦にて、遂に第三次ソロモン海戦本戦がモチーフとなった【E-6.ソロモン諸島沖「鉄底海峡の死闘」】が実装された。

それに前後して彼女のボイスも一部刷新されたのだが、16時の時報で謎のガチギレ状態となっており、これまではあくまで平静を保って丁寧語に徹していた霧島が、口調を荒くして発言者に噛み付いている。

その後17時の時報で機嫌を直しており、むしろ「ひと悶着やりやったことで、親睦が深まった」様子がうかがえる。


さすがに公式からの露骨なインテリヤクザ・リスペクトに、霧島提督の多くが困惑する事態となった。


……が、当初この相手は本イベントの報酬艦である「South Dakota」かと思われていたのだが、実際の相手はIowaであることが有力視されている

それというのも、Iowa改の時報に金剛型姉妹を【Pretty】と褒めたところ、霧島が突っかかってくる一幕があり、その時間帯が上記時報と合致するため。

何故霧島がIowaの発言で怒ったかというと、アメリカでは【Pretty】には「愛嬌のある美しさ」という意味合いを含んでおり、性格も含め「可愛げのある美人」に対して褒め言葉として常用する。

しかし、日本で【Pretty】というと可愛げに全振りした表現であることが現在日本での解釈であり、霧島としては「子供扱いされた」と気を悪くしてしまい、突っかかっていったものと考えられる。



関連項目

鳥海:同じく頭脳派眼鏡っ娘でありながら、第一次ソロモン海戦において三川艦隊とともに米海軍を一方的に叩きのめし、アイアンボトムサウンドを生み出した。

センシティブな作品


夕立綾波:それぞれ第三次ソロモン海戦で「阿修羅」「鬼神」と評された海軍きっての武闘派。

ソロモンの悪夢、見せてあげる!こんな綾波改二は嫌だ!


フローレンス・キリシマ - 一見お嬢様だが内面ヤ〇ザという意味でしばしば↓のようなネタにされる。

艦これに浮気中


キリシマ(蒼き鋼のアルペジオ) - 2013年~2014年年末年始イベント海域「迎撃!霧の艦隊」へゲスト出演、霧島さんとの共演が実現した。むしろマイクチェックモードの霧島さん寄りのノリノリぶりである。


港湾水鬼 - 険のある表情が話題となり、霧島と睨み合う絵も。→春の戦の時間だオラァ!

港湾ちゃんがグレちゃった!


関連タグ

艦隊これくしょん 金剛型 戦艦娘 黒霧島

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