ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

マスク割れ

ますくわれ

演出手法の一つ。ロボットやヒーローのマスクが破損し、素顔が露出している状態を指す。
目次 [非表示]

概要

主に変身ヒーロー巨大ロボを題材にした作品において、1980年代頃からしばしば用いられるようになった演出手法の一つで、敵からの攻撃で顔や頭を覆うマスクヘルメットが破損し、素顔が露出するというダメージ表現を指すことが多い。


基本的に、マスク割れが発生する場合は勝利フラグであることが多いが、一方では一歩間違えれば死に至るほどのダメージを受けているのも事実であり、そういう意味では死亡フラグと紙一重であるとも言える。


詳細

ジャンルによって取り入れられ始めた時期は異なるものの、確認できる限りでの最古のケースは『キン肉マン』のウォーズマンであるとされる。


この手法を効果的に用いてみせた代表例の一つが、TVアニメ「勇者シリーズ」の各作品である。1作目の『勇者エクスカイザー』が最終回にてこの手法を取り入れて以降、シリーズ全作のうち実に過半の作品において、最終決戦のほかにも物語の重要な節目でマスク割れが演出され、まざまざと戦いの激しさを示してみせた。

マスクの下が素顔ではなくコックピットになっている『勇者特急マイトガイン』のマイトガイングレートマイトガインも輩出した。


また、勇者シリーズとほぼ同時期にマスク割れの演出を取り入れるようになったのが、「スーパー戦隊シリーズ」などを始めとする特撮テレビドラマである。こちらの場合は人間が中に入っている都合上、前出の勇者シリーズとは異なり口の部分ではなく、主にゴーグルなど目にあたる部分が破壊されるケースが多い。

中には『炎神戦隊ゴーオンジャー』のように、外れたマスクが敵の踏みつけにより完全に破壊されるという描写や、視界を明瞭にするため破損したマスクを敢えて自ら剥ぎ取る行動に出た『電脳警察サイバーコップ』などの応用・変わり種も存在する。

素顔が見える為スーツアクターでは無く変身前の役者がスーツを着て演技をしている。

実写作品ということもあり、割れた状態のマスクを用意する必要があるが、稀に破片や素顔などをCGで合成する手法も採用されている。

なので『百獣戦隊ガオレンジャー』など、実際にマスク割れを経て死亡に至ったというケースもない訳ではない。


関連イラスト

宵闇から暁へマスク割れ パトレン1号/朝加圭一郎

HEROESMARIN


関連タグ

勇者シリーズ 勇者ロボ

最終回 最終決戦 最終決戦仕様

変身ヒーロー 仮面ライダー スーパー戦隊

スーパーヒーロー スーパーヒロイン

伝統 お約束 様式美

素面 ダメージ表現 負傷 破損

フェイス・オープン



ぐらぶるっ!』:同作の第1727話にてマスク割れについて言及するくだりが存在し、その中で勝利フラグとも明言されている。


仮面ライダー剣』:同作においても複数回に亘ってマスク割れ描写が盛り込まれており、放送終了後にはアクションフィギュアS.H.Figuartsにおいて「ブロークンヘッドVer.」という形でこのマスク割れ状態を再現した商品も販売されている。

関連記事

親記事

変身ヒーロー へんしんひーろー

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 1336729

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました