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マッチョNO.5

まっちょなんばーふぁいぶ

マッチョNO.5とは、『重甲ビーファイター』に登場する戦闘メカ。
目次 [非表示]

俺の出番か…

cv:小池浩司


概要

ジャマールに所属する3幹部の1人シュヴァルツが作り出した戦闘メカであり、彼の兄貴

性格はまさに「兄貴」と呼べるほどに頼もしく弟想いで、あのシュヴァルツからも尊敬されている。

元々は「不死による寂しさを紛らわせるために作り出した存在」であるとシュヴァルツ自身の口から語られており、そのハイスペックさにもかかわらず出撃命令を下さなかったのも、万が一の可能性でも兄を失いたくなかった兄弟としての情からであった。

本来であれば生みの親であるシュヴァルツが兄となる(※)はずだが、自分の基本メカをベースとした上に加え、シュヴァルツに欠けていた強靭な戦闘パワーを与えたのも重なり、自分より完璧な存在とシュヴァルツが認めている。作中内でもその圧倒的パワーでビーファイター3人を相手に圧倒していた。

力のみの脳筋ファイターにも見えるが、その頭脳も彼譲りで頭の回転も速く独自に装置も開発している。


(※ただし、一部の有識者に曰く「機械はアップデートを重ねて改良したモデルを『兄』と見なす」としている。近似した例なら∀ガンダムターンXが挙げられる)

活躍

41話「兄貴はムキムキ」にて登場。

「手に入れれば、永遠の命が得られる」伝説の生命体〈セントパピリア〉が優先となってしまい、地球侵略作戦が中断された上に待機命令を下された事態に嘆くシュヴァルツを見て、マッチョNO.5が弟と科学の正しさを証明するため、独断でジースタッグを強襲。

他のビーファイター達の加勢ものともせずに優勢状態であったが、兄を心配して現れたシュヴァルツが現れ、その場から一時撤退する形となった。

シュヴァルツに待機命令を無視した理由を話し、兄の想いに心打たれた弟と共に再びビーファイター達と戦闘を行うが、弟を庇った際に修理不能の中枢回路を破損してしまう。


「直すさ、直してみせる!」


「中枢回路の修理は不可能だ……誰よりお前が知っているはずだ!」


「い、いや…」


「俺は……もうスクラップだ、これからはお前1人で生きろ!。俺はここで朽ち果てる…」


「科学に不可能はないよ!。俺はたった1人の兄貴をスクラップなんかにはしない! 必ず甦らせる!」


「シュヴァルツ……!」


「さぁ、兄ちゃん!必ず、直してあげるからな!」


「ああ……!」


死期を悟ったマッチョNO.5は弟を突き放すが、唯一の兄弟として諦めきれないシュバルツに説得され、再度ビーファイターに挑むのを決めた。


最期

破損した中枢回路を補う形でシュヴァルツ自らがマッチョNo.5の体内へと入り込み、ビーファイター達との決戦へ。

兄弟の力で彼らを圧倒していくが、残りわずかな時間を悟ったマッチョNo.5はビーファイターを道連れにするために独自に組み込んだ自爆装置を起動させ、シュヴァルツを引き離そうとするが


「何をグズグズしている!? シュヴァルツ! 解除は不可能なんだ!」


「俺は抜け出さないよ」


「ん!? シュヴァルツ……!?」


「俺はずーっと独りぼっちだった、長い長い孤独の果てに、やっと俺は兄弟を……兄貴を得た!。

そしてその兄貴は、最高の兄貴だった!弟の俺に手柄を残すため、自爆装置まで体に埋め込むような!。そんな兄貴を……そんな兄貴を1人で死なせるかー!」


「シュヴァルツ!……」


「兄ちゃん……!。吹っ飛ぼう? 一緒に……兄ちゃん!」


決してプログラムではない兄弟の絆を確かめ合い、拘束したブルービートと共に自爆を図るが、ジースタッグに引き剥がされてしまい、スーパーブルービートへ変身したブルービートのスーパーファイナルブローが命中してしまう。


そしてマッチョNo.5は最後の力を振り絞り、シュヴァルツを自らの体内から引き剥がす。


「に、兄ちゃん!?」


「お前は生き延びなきゃいけないんだ……生きて、お前の科学の偉大さを証明しなきゃ…!」


「兄ちゃん……!」


「シュヴァルツ……我が弟……お別れだ……!」


「兄ちゃん!」


それが最高の兄貴との最期の別れとなった。

 


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