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マヤノトップガン(ウマ娘)

うまむすめのまやのとっぷがん

メディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』に登場するキャラクター「ウマ娘」の一人。モチーフは1990年代中期から後期にかけて活躍し、4つのGⅠレース全てを異なる戦法で制したことから「変幻自在な脚質」と評された競走馬『マヤノトップガン』号。
目次 [非表示]

「ひらめきのまんまにマヤ飛んじゃうよー!アイ・コピー☆」

プロフィール

キャッチコピー甘々な末っ子ガール。早く大人になりたい!
誕生日3月24日
身長143cm
体重増減なし
スリーサイズB76・W51・H73
靴のサイズ左右ともに20.5cm
学年中等部
所属寮栗東寮
得意なこと大抵のことはなんでも
苦手なこと隠しごと
耳のこと耳抜きがとても上手
尻尾のこと嘘をついていると激しく揺れる
家族のこと空港は、パイロットの父との遊び場だった
ヒミツ①どんな紙を渡されてもよく飛ぶ飛行機が折れる / ②アクション映画にはうるさい
自己紹介えへへ、マヤちんだよーっ☆ ワクワクすることとか~、シゲキのあることが大好きなんだっ♪よろしくー!
CV今村彩夏星谷美緒(※)

(※)2018年6月30日を以って今村が声優を引退したため、同年7月1日以降は星谷が引き継いだ。


甘えん坊でヤンチャな天才少女。 父がパイロットのため、航空機用語をたまに使う。

大人のオンナに憧れているものの、目の前のワクワクに惹かれる子供っぽさがつい出てしまう。

また驚異的な直感力、 超人的なセンスを持ち、その場における 『正解』 がすぐわかる。

(公式ポータルサイトより)


(リニューアル前)

天真爛漫でとにかく元気なウマ娘。

甘えん坊な末っ子気質で、飽きっぽく気分屋。

いつもトレーナーを振り回してくるが、最近はちょっと大人びたいお年頃。


ソロ曲

ビュンって飛べちゃう イメージで駆け抜けたい

『 ときめきスクランブル 』

作詞:うらん 作曲・編曲:山口朗彦


概要

メディアミックス作品『ウマ娘プリティーダービー』に登場するウマ娘。実在した競走馬であるマヤノトップガンをモチーフとする。


どんなことでもすぐに「わかる」直感力と、その場における「正解」の作戦を実行できる変幻自在の脚質を持つ天才少女。


マヤノトップガンは比較的成長が遅れ、デビューは3歳(ゲームで言えば2年目クラシック級に入ってから)、4戦目で初勝利、その後もオープン戦で好走するが重賞級の勝利はクラシック級の後半に入って以降になった。これらの経緯は、努力嫌いな気むずかし家といったところなど子供っぽい性格のモチーフになったと思われる。

ナイスネイチャにウソのオトナ情報を吹き込まれる形でからかわれる場面もあるが、それに気づいて怒る姿がカワイイとおだてられ更にツケ上がってしまう、ネイチャ曰く「チョロかわ」な一面もある。


周りからは「マヤノ」と呼ばれるが、自称は「マヤ」もしくは「マヤちん」。

また、稀に自称が「アタシ」になることがある。どのような状況でこの自称を用いているかは現状不明。


センシティブな作品センシティブな作品

また、名前から映画「トップガン」にちなんだモチーフが多く導入されており、衣装や家族構成などは映画に由来する。天才肌など、主戦騎手の田原成貴をモチーフにしたと思われる部分も多数あり、特に投げキッスは彼のパフォーマンスにちなむものである(さすがに十字を切るのはまだやっていないが。)。

勝利時の両手を広げて飛び回る(マネをする)マヤノトップガンは必見。

とはいえ、ゲーム版にてトレーナーノートには「飛行場は父との遊び場」と書かれていたりするため父親は軍人ではなく旅客機のパイロットであるようだ。(ただ母から教えてもらった痛いの痛いの飛んで行けにはイーグルのワードが使われており、F-1F-2の後に「パパが乗ってる機体は...」と続けるので元軍人の可能性はある。)


容姿・デザイン

マヤちゃん

ワッペン塗れのフライトジャケットもトップガンでトム・クルーズが着ていたジャケットが元ネタで、かなり再現度が高かったのだが、ゲーム版にて2021年7月29日の更新でほぼ全てのワッペンのデザインが差し替えられた。(多少は崩してるとはいえ)忠実に再現し過ぎて現実の国旗やアメリカの海軍・政府機関のエンブレムほぼそのままというのもあったため、こればかりは仕方ないだろう。実際は新作映画のデザインに合わせた変更であったもよう。(「ゲーム版での衣装変更について」を参照)


  • サンライト・ブーケ

マヤノトップガン

ストーリーイベント第3弾『花咲く乙女のJunePride』にて、ビューティー安心沢がマヤ用に新しく「ビューティードリームカップ」のために製作した勝負服。何気に下ろしていた髪もまとめ上げているので最初期の新衣装としては結構大胆に髪型の印象も変わっている。なお、髪がまとめられた結果後ろから見ると背中や肩がかなり露出する形となる。


カラーリングも黄色やピンクと彼女の髪色に合わせ暖色系の色合いとなっており、マヤノらしく明るい雰囲気の勝負服となっている。「結婚式」という繋がりから、この服装はライスシャワーにもよくチラチラ見られているようだ。ちなみに、マヤ曰くこの姿を父親に見せたら泣かれたらしい。


  • 私服

【ウマ娘】マヤノトップガン

戦闘機のワッペンが貼られた勝負服とは対照的に年相応なかわいらしい服装。上下共に髪色より少し薄めなオレンジのチェック柄となっている。また、ベルトの留め具(?)もハートになっているのがマヤらしい。ちゃっかりネックレスを付けているのはオトナの女感を出したいという彼女なりの拘りなのだろうか。ちなみに、ストーリーイベント第8弾の『聖なる夜に重なるキセキ』のイベントトップではオレンジ色のスパッツが確認できる(サイドはハートマーク)。しかもローライズ。


  • フォーメーション:PARTY

ストーリーイベント第8弾の『聖なる夜に重なるキセキ』にて登場する衣装。サポートカード「フォーメーション:PARTY」のイラストがこれ。髪型などはいつもと変わっていないが、サンタの帽子で耳も隠れているのが特徴。なお、恐ろしいことに一応冬服なのに脇から二の腕までが丸出しになっている。明らかに寒そうだが劇中では外で食事を楽しんでいたので本人はそこまで気にしていない様子。


  • Chill chill night

マヤノトップガン

マヤノトップガン2枚目のサポートカード「Chill chill night*」のイラストに登場する衣装。デート用の気合の入った私服...なのだが、気合が入りすぎている。前述の私服とは打って変わって大胆に露出した肩とおへそにショートパンツと、どちらかというと勝負服に近い装い。バッジには変幻自在の進化先を持つあのポケモンのようなキャラ、腰周りのアクセには「Flying Ace」の文字、さらにベルトには元競走馬の母を思わせる「--p me please」の文字が刻まれるなど小ネタは枚挙にいとまがない。


漫画版

うまよん

主に同室のトウカイテイオーや親友のマーベラスサンデーナイスネイチャと一緒に登場。ウマ娘にすら過酷なお出かけ「マヤーズブートキャンプ」など、ここが初出しの設定も多い。


スターブロッサム

🌟🌸スターブロッサム🌸🌟

キービジュアルにて、メインメンバーの一人としての登場が示唆されている。

14話現在は扉絵での登場に留まっているが、今後の活躍が多いに期待できる。


アニメ版

OVA『BNWの誓い

初登場。

ビワハヤヒデをリーダーとする「チームB」のメンバーとなる。


うまよん

ユキっぺことユキノビジンと共にゴールドシチーの現場に見学に向かう。


Season2

トウカイテイオーとルームメイトであることが判明した。2期作中で登場する際はほぼベッドの中で寝てばかり(病気とかではなく、早寝かつ遅起きなだけの様子)であった。


ちなみに、本編だと殆ど写らないものの、自室では元ネタの一つでもあるF-14の写真が飾られているほか、可愛らしいぬいぐるみがいくつか置いてある場面も確認できる。


Season3

ウェディングなマヤちん

相変わらず寝ている姿ばかりが写っており、第8話でも姿が確認できる。

第9話の過去レース紹介の際、サクラローレルと、天皇賞・春を競い合っていることがわかった。また、アニメではここが初の勝負服お披露目でもある。(ずっと寝てばかりでデビューすらしてないなんてことはなかった)

第10話ではビューティー安心沢の「強さは美しさ!新勝負服コレクション」にて「サンライト・ブーケ」版の衣装で登場している。この衣装のマヤがアニメにが登場するのはもちろん初。


最終回では、キタサンブラックラストランとなる有馬記念を観戦していた。ちなみに、史実のマヤノトップガンはキタサン同様2.33.6のタイムで有馬記念を逃げ切っている


うまゆる

ウオッカ率いる「鎖威拒宇血夷武 無頼暗(さいきょうちいむ ぶらいあん)」の一員として登場。もちろん元ネタはモチーフの競走馬の父親。また、ここでの二つ名は「変幻自在のカスタムバイク」だが、これはもう一つのモチーフであるトップガンマーヴェリックがバイク乗りであることに由来すると思われる。うまゆるらしく最後のセリフはパロディ。→チャリで来た


ゲーム版

「ビクトリー!マヤに夢中になっちゃった?」


リリース初期より☆2の育成ウマ娘とR・SRサポートカードとして登場。


モデルとなった競走馬の異なる4つの走り方全てでGⅠのレースを優勝した多才さを反映してか、こちらのストーリーでも新たな走り方を次々に習得し、多くの物事をすぐに「わかる」事のできる高い理解力を持つ天才肌なウマ娘として描かれている。

一方である程度の事はすぐにこなせてしまうため、つまらなく感じてしまいやすい飽き性にも繋がってしまっている。


父親はパイロットとの事で飛行機は昔から好きらしく、パイロットをイメージした勝負服も父との関係がルーツである。幼い頃からパイロットである父と触れ合ってきた影響か「ユー・コピー?」「アイ・コピー!」等の無線用語や飛行機関係の言葉を好んで口にしたりする。

「大人の女性」となる事に憧れを抱いており、担当トレーナーに対しては「大人らしい事」の一環も兼ねてデートや恋人のようなふるまいを求める事もしばしばである。トレーナーが女性設定であっても

マヤマベコンビ🍩 ヒシアケボノ🍩

その有り余る才能や本人の明るい気質も相まってか交友関係はかなり広く、前述のネイチャ、テイオーやユキノ、マーベラスサンデーヒシアケボノ等々、多くのウマ娘と良好な関係を築いている。その潜在能力の高さは同年代どころか上級生のヒシアマゾンにも高く評価されている程で、彼女の天才ぶりはネイチャ曰く「コツがあるならちょっくらこっちにも横流ししてほしい」とまで言及されている。


ウマ娘ストーリー

おテンバで自由気ままなマヤノトップガン。天才であるが故の飽き性、物事の表面だけを見て「もう"わかった"からつまんない」と見切りをつけてしまう性格のため、トレーニングを最初の1回以降すべてサボっており、そのせいでレースへの参加すら禁止されてしまう。そんな彼女が秘めた「レース展開を見極める鋭い洞察力」をとあるトレーナーによって見いだされることにより、物語は始まる。


憧れのトゥインクルシリーズへの進出。そして夢見る「キラキラした大人」。果たして彼女はそれらを叶えることができるのだろうか…?


育成ウマ娘

バ場適正AダートE
距離適正短距離マイル中距離長距離
DDAA
脚質適正逃げ先行差し追込
AABB

芝A/中距離A-長距離Aの芝中長タイプ。Aではない適性もダートE/短距離D-マイルDと全体的に高く、継承因子次第で短距離・マイルやダートの中距離も走ることができる。

更に特徴的なのは、脚質適性がすべてB以上という驚きの性能。これにより基本どの脚質のタイプにも育成する事のできる万能選手。

ただその分シナリオの難易度も高く、ライバル枠がナリタブライアンヒシアマゾンであり、長距離のレースを有馬記念→阪神大賞典→天皇賞(春)と長くこなした上で中距離の難関である宝塚記念で3着以上・天皇賞(秋)で1着を取り、再び長距離の難関たる有馬記念での1着を取る事が必要となる。

そのためプレイヤーには後のレースや育てたい方向性も意識して大局的に育成方針を定めていく高い計画性が求められる。


ちなみにゴールドシップと継承相性が非常に良く、マヤノを追い込み型に育成してゴルシの因子役にするのも非常に効果的。


アイ・コピー!

リリース当初から実装されている☆2育成ウマ娘。詳細は該当項目にて。

覚醒スキルが全て距離・脚質を問わないものになっているのが特徴。一周年で大幅強化された「ノンストップガール」もLv5で解禁される。

Lv3で解禁される「好転一息」は進化条件が「スキルを〈長距離〉か〈中距離〉の片方を4つ取得」という妙に難しいものになっており、育成方針をしっかり固めておかないと進化できない。

「ノンストップガール」も進化条件の1つが「回復スキルを2つ取得(1つは好転一息で賄える)」(もう一つはGⅠ3勝/クラシック有馬記念で勝利)なので、進化させやすいのは長距離向けの育成となる。

プロジェクトL'Arcではどちらもシナリオ条件で簡単に進化可能。


センシティブな作品

2021年5月にストーリーイベント「花咲く乙女のJunePride」の開催で実装された育成ウマ娘。通称「花嫁マヤ」エアグルーヴとの同時実装で、リリース後初の季節衣装。

固有スキルが通常のマヤノよりも発動しやすく高性能になり、覚醒Lv5では最早説明不要の回復スキル「円弧のマエストロ」を自前で獲得できるという利点もあって通常版よりも楽に育成可能である。進化条件も「切れ者/スタミナ600(B)以上」と「スキルを〈長距離〉か〈中距離〉(1つはLv3の「魅惑のささやき」が使える)の片方を2つ取得」に緩和されており、進化させやすい。


固有二つ名

変幻自在

作戦「逃げ」「先行」「差し」「追込」それぞれでGⅠを勝利する

  • 1着目標以外でさらに2勝しなければならないため、全勝で目標達成が楽勝であることが前提。また各レース毎に選び直す必要がありやや手間はかかるが、逆に言えばそれだけ。普段は逃げ、どこか1戦で先行、適性Bの差し/追込はちょうど2つある1着目標の時に…という具合に変えていけば簡単に取得可能。
  • この条件を達成すると、Make_a_new_track!!以外ではシニア級12月後半の後に隠しイベントが発生。ステータス上昇と各脚質に応じた4種のスキルの解禁がされる。
  • プロジェクトL'Arcでは目標レースとなるGⅠがぴったり4であり、このシナリオでの取得は全ウマ娘の中で最低難易度。(とはいえ、ライバルウマ娘が非常に強力な凱旋門賞を異なる脚質で挑む必要があるため、スキル取りや作戦には注意が必要。)

サポートカード

  • SR[カワイイ+カワイイは~?]マヤノトップガン

リリース初期よりサポートカードガチャにて入手可能なSRサポート。タイプはスタミナ。

映り込んでいるウマ娘はカレンチャンヒシアケボノ。3人とも配信者という共通点がある。


  • SSR[フォーメーション:PARTY]マヤノトップガン

ストーリーイベント「聖なる夜に重なるキセキ」の開催と同時に実装されたSSRサポート。タイプはスピード。

完凸までカードを重ねれば得意率80と中々の練習性能を誇る。


  • SSR[Chill chill night*]マヤノトップガン

2023年6月19日にあのマーベラスサンデーの育成実装と同時に実装されたSSRサポート。タイプはパワー。

汎用性の高い加速スキルである「ノンストップガール」をイベントで手に入れることができる上、初期絆・得意率から練習性能が高く使いやすい。

その反面、枠を作りづらいパワータイプという点、ノンスト要員としてもスタミナSSRのスペシャルウィークや賢さSSRのユキノビジンが既に存在している上に上述のスピード版とトレードオフになってしまう点から絶妙に採用が難しい一枚となってしまっている。

しかしU.A.F.シナリオでパワーサポートの必要性が上がったので、このカードも日の目を見るのかもしれない。


公式YouTubeチャンネル

映画「トップガン_マーヴェリック」の公式宣伝パイロットとしての宣伝の一環としてぱかチューブに出演。

ジャパンプレミアイベントの出走告知、トップガンのテーマソングをゴルシと歌う動画の2本に出演した。(後者は削除済み)


ゴルシが主催するぱかチューブっ!のゲーム企画に、テイオー、キングと共に前・中・後編と3本出演。

挑戦するゲームは「GangBeasts」と言う、対戦ゲーム。

これだけならなんてことはない企画なのだが、マヤノ(と言うかその中の人)のゲームの不慣れさからか、突拍子もない敗北が度々発生。

特に崖に足を滑らせて自滅(テイクオフ)する様子を持ち歌「ときめきスクランブル」をかけてしっかりと映し出すその姿にトレーナーの笑いを誘うこととなる。

ときめきスクランブル(再投稿)

誰が言ったか、ときめきテイクオフ


競走馬『マヤノトップガン

『マッハの衝撃波。』(ヒーロー列伝より)


1992年生まれの牡馬。父ブライアンズタイム、母アルプミープリーズ、母父ブラッシンググルーム。

主戦騎手は田原成貴だが、デビュー戦及び条件馬時代の計4戦は武豊が騎乗している。


1995年の1月にデビューし、4戦目で初勝利。しかし、賞金が足りず春のクラシックには間に合わなかった。

菊花賞トライアルの神戸新聞杯(GⅡ)と京都新聞杯(GⅡ)はどちらも2着だったが、本番の菊花賞では、ダービータヤスツヨシオークスダンスパートナーらを退け優勝。この時に主戦の田原成貴は十字を切って投げキッスという派手なパフォーマンスを演じたが、これは同年の凱旋門賞ラムタラで制したランフランコ・デットーリの真似で、後輩の騎手たちから「勝ったらやってくださいよ」と言われたためにやったと語っている。


年末の有馬記念では1歳上の三冠馬ナリタブライアンヒシアマゾン、同期の皐月賞ジェニュインらを破ってGⅠ2勝目。秋での活躍が評価され、1995年の年度代表馬に輝いた。


1996年阪神大賞典(GⅡ)でナリタブライアンと再び対戦。敗れはしたものの新旧年度代表馬のマッチレースはGⅡながら名勝負との呼び声が高い。後年、田原騎手は「仕掛けを一呼吸待てば勝てた」と発言しているが、この年は仕掛けを待てない気性に悩まされ、宝塚記念こそ勝利しGⅠ3勝目を挙げたが、天皇賞(秋)バブルガムフェローに敗れ2着。有馬記念も精彩を欠いて7着に終わった。


そして1997年は阪神大賞典を勝利し、天皇賞(春)に臨む。

3強と呼ばれたマーベラスサンデーサクラローレルを退けGⅠ4勝目、しかもライスシャワーのタイムを大幅に更新する3.14.4のレコードタイムをマークしたが、秋シーズンを目指す途中で屈腱炎にかかり引退することとなった。


4つのGⅠを逃げ・先行・差し・追込とあらゆる戦法で勝利するという変幻自在の脚質が持ち味。まさしくトップガンの名に恥じない、戦闘機のような馬といえる。


一方で気性難持ちでもあり、先述した変幻自在の脚質も、鞍上の田原騎手があらかじめ作戦を決めずにスタート後の馬の状況に合わせて位置取りを変えていたためであった。

※東スポYouTubeチャンネルにて、田原成貴元騎手がマヤノトップガンを語った動画


種牡馬入り後は中央・地方の重賞勝ち馬を数多く輩出し、ブライアンズタイム系種牡馬としてはタニノギムレットに次ぐ実績を出した。産駒の傾向としては芝・ダートとも問題なく、距離適性もスプリンターからステイヤーまで幅広かったが、一方で総じて晩成気味で、2歳時から活躍する馬は少ない。

産駒からはGⅠ勝利馬こそ出なかったが、母父としてはキャッスルトップ(2021年ジャパンダートダービー馬)を輩出している。


2015年3月に種牡馬を引退した後は功労馬として余生を送っていたが、2019年11月3日、老衰のため死去した。27歳没。

星谷美緒のツイート


余談

pixivでは

前述のようにマヤノトップガンの父親はパイロットらしいのだが、その名前から映画の方のトップガンを連想する人はかなり多いらしい。それ故にマヤノトップガンをF-14や他の戦闘機と一緒に描いた作品もある。

ニコニコではマヤノトップガンのセリフを組み合わせエスコンMADを作る猛者もいるくらいで、刺さる人には刺さる。


マヤノトップガン「ちょっと、コンビニ行ってくる!!」テイクオーフ!!


ゲーム版での衣装変更について

マヤノトップガンの勝負服はチューブトップの上にフライトジャケットを前開きで羽織り、ホットパンツとオーバーニーソックスを身に着けたもの。現実のマヤノトップガンの勝負服(黄色地+緑縦縞)のカラーリングに合わせてチューブトップ・オーバーニーがイエローで、グリーンはワンポイントカラーに採用。また、フライトジャケットの裏地はモロに現実の勝負服と同じデザイン(※)になっている


  • (※) 公式サイトの原案イラストを見るとはっきり確認できるが、ゲーム中は中々確認しづらい。レース中の後ろからのカメラワークで裾がはためいた時など、動きの中でちらりと見える程度。

フライトジャケットは馬名の由来である映画「トップガン」に登場するものをモチーフにしたものだが、デザイン調整が入ってジャケットのフロントや袖、背面に施されたワッペンのデザインが変更された。今回の調整は今後予定されている韓国や中国など海外展開に向けたものと思われる。なお、衣装そのもののデザインや、ヘソ出し腿出しのセクシーな作りであることに変更はない。


デザイン調整の理由に関しては様々な憶測が飛び交っている。

一説では前述の通りモチーフ元に忠実に再現し過ぎて、映画「トップガン」の著作権侵害に当たる可能性があったため、止むを得ず全てのワッペンを修正せざるを得なくなった…という意見。

映画「トップガン マーヴェリック」の日本公式Twitterアカウントから、史実及びウマ娘のマヤノトップガンの誕生日を祝うツイートがなされてはいるが、

トップガン制作陣は好意的に受け止めていても、米軍やF-14の開発元である旧グラマン社を前身とするノースロップ・グラマン社(旧デザインの左腕にあったトムキャットのパッチ)から訴えられる可能性が残っていたため変更したという見方が出来る。

実際デザイン調整後は実在する米軍部隊章、左腕のトムキャットパッチなど米企業や米軍との訴訟に繋がりそうなパッチは全て変更されている事が確認できるからだ。


一方で中国への配慮と言う見方も存在しており、中国側に糾弾されないように変更したと言う説も出ている。

中国発のアプリアズールレーンではキャラの衣装が中国で大きく変更されたり、実装艦の名を偽名にして出すなどしている。


他にも同じく中国発のアプリであるドールズフロントラインでは旧日本軍の銃である一〇〇式機関短銃が中国サーバーで「櫻花」という偽名で実装されている。


こうした話から推測できるように、現在中国のゲーム業界は中国当局の大変厳しい監視下にあり、諸外国の文化に対する規制が明確に存在している以上、この説も否定出来ないのは事実である。


いずれにせよサイゲームス側が変更理由を公表していない為、どの説も憶測の域を出ないと言うのが現状であった。


しかし、2021年8月28日のイベント「ウマ娘 プリティーダービー 3rd EVENT WINNING DREAM STAGE」において、映画「トップガン マーヴェリック」の宣伝パイロットに就任することが発表された。今だ正式な衣装変更の理由の発表はないものの、公式に映画「トップガン」とのタイアップが実現した以上、それに伴うデザイン変更と考えるのが自然であろう。

こちらも参照

星谷美緒氏のツイート


スポーツ新聞一面に抜擢

2022年12月20日付の日刊スポーツ一面には、有馬記念の特集も兼ねて大々的に一面を飾った。

他にも担当調教師だった坂口正大のインタビューも入っている。

担当声優の星谷美緒氏も購入したことを報告している。


関連イラスト

マヤノトップガンちゃんマヤノトップガンとデートしたい!マヤノ…マヤノ可愛い!!

💕マヤノトップガンマヤノトップガンパジャマなマヤノトップガン

❤マヤノちゃんウマ娘まとめマヤノトップガン

マヤのこと意識しちゃったでしょ?マヤノトップガンマヤノトップガンマヤノちゃん


関連項目

ウマ娘プリティーダービー トップガン


97年古馬三強

マーベラスサンデー(ウマ娘)……同期(95世代)

サクラローレル(ウマ娘)……1世代上(94世代)


その他同世代(95世代)のウマ娘

フジキセキ(ウマ娘) ヒシアケボノ(ウマ娘)

※対戦経験はない。


ナイスネイチャ(ウマ娘):4歳年上。1995年の有馬記念と1996年の天皇賞(秋)で対戦。

ナリタブライアン(ウマ娘):1歳年上。1995年の有馬記念と1996年の阪神大賞典で対戦。あと父が同じ

ヒシアマゾン(ウマ娘):1歳年上。1995年と1996年の有馬記念で対戦。


トウカイテイオー(ウマ娘)田原成貴を背に有馬記念を優勝した。(トウカイテイオーは1993年、マヤノトップガンは1995年)

キングヘイロー(ウマ娘):調教師が同じく坂口正大。


タマモクロス(ウマ娘):マヤノトップガンと同様に自在の脚質を持つ(ただし、タマモクロスは『逃げ』のパラメータは低い)。


外部リンク

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