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概要

CV:能登麻美子


継続高校チームの隊長。

BT-42に搭乗し、戦車長兼砲手を担う。誕生日は11月30日。

フィンランドの民族楽器・カンテレを携えており、よく弾いている。


学年は明確にされていないが、『ドリームタンクマッチ』で大学選抜チームの副官で継続高校のOGのルミと面識があり、アキとミッコは入れ違いで卒業したため面識がないことや、『フェイズエリカ』で去年から3人と一緒に戦っていることなどから、3年生の可能性が高い。

さらに『最終章』第1話の序盤で、河嶋桃の留年騒動の号外にミカのものと思われるコメントがあり、そこに3年生(18歳)の記載がある。


人物

常にチューリップハットをかぶり、人生訓のような哲学じみたフレーズを口にする。

しかし、ほとんどが否定的に答えるため、アキに「ひねくれてる」と言われる。

その上、単にもっともらしいことを言って、誤魔化そうとしているだけということまであるので、彼女の真意を理解することは難しい。

飄々とした掴みどころのない性格をしているが、戦車道をやっている理由に「人生の大切なすべてのことが詰まっている」と答えるなど、彼女なりの信念を抱いている。

そう謳う割には、後述のドラマCDの例や、プラウダ高校との賭け試合で「快く譲ってくれた」と騙っていた戦車に不正疑惑がかかっている件など、妙に手癖の悪さを匂わせるエピソードが多いのだが……


そんなこんなであまり他者と慣れ合うことも好まないようだが、どういう訳か当時は唯一大洗女子学園と関わったこともない高校でありながら大洗連合チームに参戦している。

また、その試合で行動を共にしたアンチョビとはその後屋外プールで出会ったようで、そのまま彼女の勢いに乗る形で一緒に食事の約束をしたりウォータースライダーを楽しんだりしている。真逆の性格をしている2人だが、案外相性は悪くないのかもしれない。


試合でもカンテレを手放すことはなく、戦う時はフィンランドの民謡『サッキヤルヴェン・ポルッカ』を奏でる。一見すると周囲の状況を把握しにくくなりそうにしか思えないが、奏でながらでも体当たりしてくる敵戦車にいち早く気付いたり、敵の包囲網の罠を察するなど周囲の状況をしっかり確認しているようで、確かな戦術眼も備えていることが窺える。

味方とのやり取りも演奏で行うことが可能なので、例え盗聴を利用するセコイ戦術を取られても俄然有利に立ち向かえる。


ドラマCD5では、意外に食い意地が張っていることが発覚。

大学選抜チームとの試合の時にちゃっかり他校のレーション等を抜け目なく持って来てたり、そのレーションや持っていたジャガイモをアキとミッコに黙って食べていたり、ミッコが採って来たアワビやウニをいつの間にか食べていたりしている。


『最終章』では、フィンランド式サウナの「ロウリュ」にアキとミッコとともに入っている時に「無限軌道杯」への出場を見送るようなことを言っており、出場したがっているアキに文句を言われていた。が、結局はちゃんと大会に出場しており、大洗女子学園とBC自由学園の試合の観戦に訪れている上に、第一回戦ではヨーグルト学園との試合に無事、軍配をあげている。


飄々とした彼女の雰囲気はどことなくスナフキンを思わせる。

「エンカイ・ウォー」では名前のみ登場し、全国大会で優勝した大洗女子学園に祝電を送っていた。


活躍

大洗のエキシビションマッチでは、アキが参戦したがる意向を見せる一方、ミカはまだその時ではないとして観戦に徹していた。

その後、大洗女子学園と大学選抜チームの試合が決まり、試合前日にダージリンから『お茶会』の誘いを受ける。この時、試合への参加に意欲的なアキに対し、「刹那主義には賛同できない」と参加には否定的だったが、いざ当日になるとアキ、ミッコと共にBT-42に搭乗して参戦した。本人は「風と一緒に流れてきた」と嘯いていたが、その真意は果たして…?


試合前の作戦会議ではテントの中にはいたが、一切発言はしなかった。

試合ではたんぽぽ中隊に配属され、「203高地」の右翼を進行していたがルミの中隊と交戦する。

「203高地」にいたひまわり中隊を襲った謎の砲撃を正体を突き止めるべく、カメさんチームアヒルさんチームアンツィオチームとともにどんぐり小隊に組み込まれ、捜索して干上がった河川の中州にカール自走臼砲とそれを護衛するM26パーシング3輌を発見する。

カール自走臼砲を撃破するためにアヒルさんチームから「殺人レシーブ作戦」を提案されると、いつもどおり「意味があるとは思えない」と否定的に応えつつもこれを承諾。

『サッキヤルヴェン・ポルッカ』を奏でながらカール自走臼砲がいる中州に突撃を敢行。大きく飛び越えて中州に着地して奇襲すると同時にパーシング1輌を撃破し、他の2輌を河底に誘き寄せて交戦する。

そのうち1輌をカールの砲撃で崩れた橋の落石で砲塔を潰すことで撃破するも、残りのパーシングの体当たりを受けて横転し、履帯が破損して走行不能………かと思いきや、なんと転輪で走り出して復活!

(WWⅡ時代の)戦車とは思えないほどの速度で相手を翻弄し、最後は左側の転輪を破壊されながらも片輪走行で正面に回って突撃し、パーシングを撃破する。しかし、そこで右側の転輪も破壊されて力尽き、走行不能となる。そして、後の試合を他のみんなに託し、自分達は足早に会場から姿を消した。


ちなみに、大洗連合チームの中で大学チームの車輌を3輌撃破したのはあんこうチームIV号戦車H型と継続高校のBT-42だけで、しかも継続は単騎で3輌を撃破しており、その強さがわかる。


『最終章』での活躍

無限軌道杯一回戦のヨーグルト学園戦では、敵フラッグ車とその小隊に単騎で挑み、ミッコに「ワープして後ろに出ようか」という無茶を言ってアキに「出来るわけないじゃん!」とツッコまれる(一応、ミッコは何となく意図を察する)が、先頭の敵車輌に接触して横転しかけながらすれ違いざまに敵フラッグ車を砲撃して勝利する。


二回戦のサンダース大学付属高校戦では、フラッグ車を担当。

M4シャーマンの火力に圧倒されて味方車輌は次々と撃破されてしまう。終盤、敵フラッグ車のアリサに奇襲を仕掛けてあと一歩だったが、ナオミに阻まれて逆に窮地に陥るが、自らを囮となってヨウコに敵フラッグ車を狙撃させたことで勝利する。


準決勝の大洗女子学園戦では、序盤は一撃離脱のゲリラ戦術で散発的に攻撃して大洗女子チームを翻弄する。大洗女子チームが集落に入って防衛態勢を取ると二ヶ所から攻めてすぐに後退し、大洗女子チームを誘き出す。そして、手薄になった敵フラッグ車のアリクイさんチームを集落の中でゆきだるまに偽装していたT-26部隊が奇襲する。しかし、護衛のあんこうチームがすべて撃破してしまうが、直後にヨウコの狙撃によって敵エースのあんこうチームを撃破するという大番狂わせを起こす。

ダム底にある丘の上に撤退して布陣した大洗女子チームを包囲し、王道の攻め方として包囲を狭めながら徐々に進攻して隙が出来るのを探っていた。だが、予想に反してこれといった行動を起こさない大洗女子チームに対し、すでに何かしているのではと勘付いて警戒し、さらに敵の抵抗が弱くなったことで地図を確認してダム穴の存在に気が付くと、ダム穴のトンネルからの逃走を図ろうとしていることを悟る。すぐにKV-1ユリにトンネルの出口に先回りを指示し、ダム穴から逃げる大洗女子チームを追おうとするも、狭いトンネルでは却ってこちらが不利になるため、追撃を断念してユリ達の元へ向かう。


トンネルから脱出した大洗女子チームを追うが、敵が二手に分かれたことで狙いはヨウコだと悟ってユリにヨウコの救援に向かわせ、自身は指揮官代行のウサギさんチームの部隊(囮チーム)を追跡し、スキージャンプ台に陣取る彼女達を包囲していた。しかし、ヨウコの狙撃が阻止されると包囲網を突破した囮チームに追跡される。だが、ミカは囮チームを巧みに誘導して急斜面の山道に誘い込む。タミ達に一旦その場を任せて一時離脱すると、BT-42の履帯を外し代わりにソリを装着した姿で急斜面で滑走しながら交戦する一同の前に登場。

ミッコの巧みな操縦でアヒルさんチームレオポンさんチームの撃破に成功するが、味方のレイノアリ、ユリが立て続けに撃破されて単独となってしまい、さらに真っ逆さまに横転してしまうなど危機的状況となる。だが、横転しているだけでまだ生き残っていたタミが山に向かって砲撃したことで雪崩が発生し、大洗女子チームが雪崩に慌てる中で横転したままフラッグ車を狙っていたが、ウサギさんチームが庇ったことで失敗するも、雪崩によって敵はフラッグ車のアリクイさんチームのみとなり、合流したタミとともに集落に逃げるフラッグ車を追う。

集落に入ると、大きな木のそばで見覚えのない戦車型の雪だるまを発見し、それがフラッグ車だと思ってタミと一斉砲撃するが、実はそれはダミーで本物はすぐそばの雪山に隠されており、至近距離で砲撃を受けて撃破されてしまい、試合に敗北する。


試合後、大洗女子チームを学園艦に招いて湖畔にある多く設置されているサウナを堪能させた。


リボンの武者』での活躍

作中では、戦車道の教訓こそを重んじているためか、単なるスポーツとしての色が強い強襲戦車競技(タンカスロン)からは距離を置いていた。

「大鍋(カルドロン)」に関しても観戦にとどまり、西絹代からの協力要請も「(昼食の食材を調達しているので)時間がない」と無碍にあしらい、絹代が土下座までしてきても断っていたが、アキとミッコが美味しいご飯で懐柔されてしまったため、やむなく参戦することになった。

試合中には九五式軽戦車を借り受け、福田はるにアドバイスを送ったりナビゲートをしたりしたのだが、それ以上は特に働きを見せることなく、ついでにそのまま戦車を永久に借りたことにして逃走している

地味に「大鍋(カルドロン)」において、単純な勝敗に意味はないということを、いち早く見抜いた人物でもある。

また、絹代のようなタイプが苦手なのか、上述の一件では一方的にまくし立ててくる絹代を見て終始顔に冷や汗を浮かべ、アキとミッコに助けを求めようと辺りを見回すなど、一部のアンソロジー作品などではミカが絹代に対して苦手意識を抱いている。


フェイズエリカ』での活躍

本編から一年前に行われた黒森峰女学園との練習試合にて、当時の隊長トウコから「ウチのエース」と紹介されている。トウコ達とともに黒森峰に試合前の挨拶に赴いた際、ずっとカンテレを弾いていただけだが、西住みほから「きれいな人」と評され、西住まほからは少し気に掛ける一面を持たせた。

試合では、『劇場版』と同じくアキとミッコとともにBT-42に搭乗し、機動力を活かして黒森峰チームを終盤まで翻弄し、フラッグ車を仕留める直前まで迫るが、間一髪駆け付けたみほに撃破される。試合後は、みほのもとに訪れて彼女を讃えた。


もっとらぶらぶ作戦です!』での活躍

飄々とした性格は変わりないものの本質はポンコツな点が多く、学園艦教育局の辻廉太の財布を拾った時には心の中で悪魔が現れたり、戦車のサウナに閉じ込められて出られなくなった時、うっかり外の雪にうもれたりした時には寒がったりしている。

カンテレ教室を開いたこともあったが、受講料をタダにしても誰も寄り付かず、あからさまにいじけたこともあったり、更にはアキから「ミカの誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントをまとめる」と言われた時にも拗ねて木に登ったまま降りてこなかったりと子供らしい一面が垣間見える。


他にも、ダージリンの誘いと、その誘いに乗せられたアコとミッカらの懇願を受けて、青師団高校の制服を着用して同校に潜入するも、うっかり大量の冬の備蓄食料を盗もうとしたところを見つかって捕らえられ、大洗女子の面々に助け出されるまでずっと牢屋にぶち込まれていたという大ポカをかましていたりする(なお、当該のシーンは彼女の見事な溪谷を拝むことが出来る、ある意味必見のシーンである)


継続高校はらぺこ食事道』での活躍

遠征で大洗女子学園に訪れた際、予算不足で食事がじゃがいもとコケモモだけに嫌気を刺したミッコが食事の改善を訴えたことで、大洗女子の食堂であんこうチームと一緒に食事をしたのを機に、各地で料理を食べ回ることとなる。


名前について

「ミカ」の名前の由来は天使ミカエルで、フィンランドでは一般的に男性の名前に使用される(例えば元レーシングドライバーのミカ・ハッキネンなどがある)が、女性に使用される例も少ないものの無いわけではない(ただし、女性の場合は「ミカエラ」などのほうがより一般的である)。


ちなみにソーシャルゲームにおいては、「継続高校隊長の名無しだよ。みんなからはミカって呼ばれてる」という、衝撃的な名乗りを披露している。

適当に格好つけたことを言っているだけなのか、あるいは本名が別にあるのか……?

いずれにせよ、他人に自分の本名を明かすつもりがないことだけは確かなようである。

本名を名乗りたくない、または名乗れない事情でもあるのだろうか?

『島田ミカ』説

一部のファンの間では、ミカが島田家の関係者、しかも家元である千代の長女で大学チームを率いていた天才少女愛里寿の姉という『島田ミカ』説が噂されている。

ミカと島田母子の髪が同じグレー系の長髪で目元もよく似ているためと思われるが、あの人の名前に絡めたネタという意味合いも強い。


実際、現時点ではみほと面識がある事以外に大洗女子学園の面々と明確な繋がりが見当たらないミカ達は大洗連合チームの中では異質な存在であり、ミカが試合への参加を決意した理由も判然としない。

劇中でも招集を受けた時は参加を渋るようなことを言っておきながら当日には会場に駆け付け、参戦時の挨拶を車長の自分ではなくアキにやらせていたり、自分達の戦車が行動不能になるや否や即会場を後にしたりとミカの行動には不可解な点が多い。

そのため、考えられる理由は様々だが、ミカは大洗女子学園を助けるためと言うよりも大学選抜チーム、ひいてはそのバックにいる島田流と戦うために参加したのではないか?と考えることも出来るのである。


その他にも、一年前に行われた練習試合で西住姉妹を擁する黒森峰女学園を苦戦させ、スピンオフ作品では相手側のアクシデントがあったとはいえ大洗女子学園に勝利するなど隊長として確かな実力を持っている事や、劇場版で見せた変幻自在の戦法や単騎で複数の敵を撃破するという島田流を連想させる戦い方も主な理由として挙げられている。

また、上述したソーシャルゲームでの自己紹介が『不思議の国のアリス』及び『鏡の国のアリス』の主人公アリスの姉に名前が設定されていない、つまり名無しであることにかけたものではないか?という見解も存在する。


もし、この説が真実だとすれば、姉が家元を継ぎ妹が出奔した西住流に対して、妹が家元を継ぎ姉が出奔した島田流という対比も興味深い。ソーシャルゲームでの自己紹介についても、ミカが「島田流家元の娘」として見られることを嫌ったものだとすれば、(常識的かどうかはさておき)一応納得がいく。

この説を受けて作られたカップリングを表すタグ「ミカあり」も存在している。


ただ、試合会場からさっさと姿を消した件については、上述したドラマCDの内容を踏まえると、レーションを盗んだのがバレる前にトンズラしたかったという可能性が高そうである。


関連イラスト

本編を見る限り、アキ及びミッコと比較すると胸がやや大きめであることがわかる。

特にカレンダーの水着イラストでは、かなりご立派に描かれていたため、二次創作ではこの点を強調した絵が少なくなく、R-18絵も他二人より多い。

すげえよミカは


ガルパンのらくがきミカ

センシティブな作品センシティブな作品


関連タグ

ガールズ&パンツァー 継続高校 BT-42 カンテレ

アキ(GuP) ミッコ ヨウコ(GuP) ユリ(GuP) タミ(GuP) トミ(GuP) アリ(GuP) レイノ(GuP) ルミ(GuP)

ミカアキ ミカみほ まほミカ ミカあり

楽しい継続一家 隊長組

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