基礎データ
全国図鑑 | No.0501 |
---|---|
イッシュ図鑑 | No.007 |
ヒスイ図鑑 | No.007 |
ブルーベリー図鑑 | No.206 |
ローマ字表記 | Mijumaru |
ぶんるい | ラッコポケモン |
タイプ | みず |
たかさ | 0.5m |
おもさ | 5.9kg |
せいべつ | 87.5%♂・12.5%♀ |
特性 | げきりゅう:自身のHPが1/3以下になった時、みずタイプの技の威力が1.5倍になる |
隠れ特性 | シェルアーマー:相手の攻撃が急所に当たらなくなる |
タマゴグループ | りくじょう |
各言語版での名称
英語 | Oshawott |
---|---|
スペイン語 | 〃 |
イタリア語 | 〃 |
ポーランド語 | 〃 |
フランス語 | Moustillon |
ドイツ語 | Ottaro |
韓国語 | 수댕이 |
中国語 | 水水獭 |
進化
ミジュマル → フタチマル(Lv.17) → ダイケンキ(Lv.36)
リージョンフォーム
ミジュマル→フタチマル(Lv.17)→ヒスイダイケンキ(ヒスイ地方でLv.36)
※通常種と進化条件は同じ。
概要
第5世代『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』から初登場するポケモン。
名前の由来は、おそらく「ミジュ(<水>または<未熟>の両方をかけている)+マル(<牛若丸>のように武家の幼名などで用いられる名前の一部)」
『ブラック・ホワイト』及び『ブラック2・ホワイト2』、『LEGENDSアルセウス』で最初に選ぶ三匹のポケモンの内の一匹。
モチーフはラッコ。
お腹の貝殻のような物体は「ホタチ」(恐らく「帆立」の「太刀」で「帆太刀」)といい、なんと取り外し可能で爪と同じ成分で出来ている。
アニメではオーラを発して剣にも盾にもなる謎の万能アイテムである。
ちなみにデザイナー杉森氏によると、ホタチは「(ミジュマルの)体から染み出るカルシウム成分。それが鎧や兜になっていくという裏設定」らしい(『オトナファミ』11年3月号による)。
ドッコラーと合わせて初代以来の武器を持ったポケモンである。
知能もそれなりに高く、人が砥石を使う様を見てホタチを手入れする技術を得たようで、フタチマルになってからも手入れは欠かさない。
逆に人間側もミジュマル族から学びを得る事もあり、フタチマルのホタチを二刀流する様を見たとある人物は剣術の参考にしたとされる。
泳ぎ方は現実のラッコよろしく背泳ぎだが、潜水する際には他のポケモンと同様に泳ぐ。
『ブラック・ホワイト』の公式イラストではへの字口であまり表情がないような姿をしており、初情報公開時はよくネタキャラ扱いされていた。しかしアニメやゲーム中のドットなどの情報が公開されるにつれ、そのかわいらしさに惹かれる者も増えていった模様。
『ブラック2・ホワイト2』の以降の公式イラストは笑顔で描かれていることも多い。
ゲームでの特徴
BW・BW2
- 『BW2』では最初にポカブを選ぶとヒュウの手持ちとなる。
XY
- BWなどから連れてくる必要がある。
オメガルビー・アルファサファイア
SM・USUM
剣盾/BDSP
- 未登場。
LEGENDSアルセウス
- シンオウ地方が舞台ではあるが、こちらは『ダイヤモンド・パール・プラチナ』および『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』よりも昔の時代設定となっており、アイヌの要素がモチーフに入っているためか、モクロー、ヒノアラシと共に本作の御三家に選ばれた。
- 最初に選ばなかった場合は、クリア後に同じくギンガ団本部でラベン博士から貰う事ができ、更に純白の凍土で発生する時空の歪みや大大大発生でも出現する。
スカーレット・バイオレット
- 2023年3月31日の星7レイドバトルからポケモンHOME解禁。DLC『藍の円盤』ではブルーベリー学園のリーグ部で「ポーラエリアの環境を整備(3000BP)」を支援するとテラリウムドームの「ポーラエリア」に出現するようになる。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ミジュマル | 55 | 55 | 45 | 63 | 45 | 45 | 308 |
水御三家比較
水御三家 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ゼニガメ | 44 | 48 | 65 | 50 | 64 | 43 | 314 |
ワニノコ | 50 | 65 | 64 | 44 | 48 | 43 | 314 |
ミズゴロウ | 50 | 70 | 50 | 50 | 50 | 40 | 310 |
ポッチャマ | 53 | 51 | 53 | 61 | 56 | 40 | 314 |
ケロマツ | 41 | 56 | 40 | 62 | 44 | 71 | 314 |
アシマリ | 50 | 54 | 54 | 66 | 56 | 40 | 320 |
メッソン | 50 | 40 | 40 | 70 | 40 | 70 | 310 |
クワッス | 55 | 65 | 45 | 50 | 45 | 50 | 310 |
使用トレーナー
ゲーム版
- トウヤ:BW男主人公※1 ※2
- トウコ:BW女主人公※1
- キョウヘイ:BW2男主人公※1
- メイ:BW2女主人公※1
- チェレン:BWライバル※3
- ベル:BWライバル※4
- ヒュウ:BW2ライバル※3
- テル:LEGENDSアルセウス男主※5
- ショウ:LEGENDSアルセウス女主※5
※1 ツタージャ・ポカブとの3択
※2 ポケモンマスターズのバディー
※3 主人公がツタージャを選んだ場合
※4 主人公がミジュマルを選んだ場合
※5 モクロー・ヒノアラシとの3択
アニメ版
漫画版
番外作品
ポケモンマスターズ
- トウヤ&ミジュマル
- 2019年9月24日に実装。条件を満たせば進化させる事が可能。
- 優秀な物理アタッカー向けのサポートで、自身の残りHPが少ないほど味方全体のこうげきを上げる(最小で3段階、最大で6段階)ことができるトレーナー技「ひとりじゃない!」は2手で味方全体のこうげきを最大まで上げられる優れもので、ゲージの重い強力な技を使うアタッカーのためすばやさを上げるどうぐ「スピーダーG」の存在も魅力。
- 実装からしばらくの間はバディストーンボードが拡張されず、急所率を上げられないこともあってフヨウ&ヨノワールに遅れをとっていたが、待ち侘びたバディストーンボードの拡張で一気に大躍進を遂げる。バディストーンボードではひんしになるほどのダメージを受けてもHPを1残して耐えるスキル「無傷時こらえる」や「スピーダーG」に自身の回避率を上げる効果がつき、自らの耐久・居座り性能が強化されたばかりか元から優秀だった「ひとりじゃない!」に追加で味方全体の急所率を2段階とぼうぎょを1段階上げる効果がついた。
- これにより2手で味方全体のこうげきと急所率を最大まで上げられるという物理アタッカーのサポートとしては最適解とも言える破格の性能に化け、目の上のたんこぶであったフヨウ&ヨノワールを一気に飛び越して高難易度のステージに引っ張りだこに。
- 上記の強化によりチームスキル「イッシュ」、「イッシュの冒険」の補正が乗る上にファンデッキとしても魅力的なN&ゼクロムはもちろん、同じ「イッシュ」のチームスキルが乗る上に「素早さ↑分B技威力上昇」ですばやさが上がっているほどバディーズわざが強力になるトウコ&エンブオー、マジコスギーマ&サメハダー、カミツレ&ゼブライカなどとも相性抜群となり、様々な編成で活躍できるようになった。
ポケモン不思議のダンジョン
- 『マグナゲートと∞迷宮』『ポケモン超不思議のダンジョン』では主人公・パートナー候補のポケモンとして登場。
ポケパーク2
- 最初に冒険するポートエリアの出身。エリアマスターのダイケンキの依頼で「ポケモンがいなくなる事件」を調べていたところ、ウィッシュパークに辿り着き、ピカチュウと合流し、仲間として行動を共にすることになる。
- アニメとは声こそ同じだが内面が大きく違い、生真面目でさっぱりした性格。事件を一人で解決しようとする勇敢な所があるが少し向こう見ずな所もある。ただ一人称が「オレ」なのはアニメと同じ。
- 固有のスキルとして水上移動が可能。作中で使える技は「みずてっぽう」と「シェルブレード」。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
- 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』以降の作品でアイテムのモンスターボールから登場。『大乱闘スマッシュブラザーズX』のポッチャマと同じく、なみのりで相手を押し出そうとする。実はリフレクターなどで反射ができる。
アニメ版
アニポケ・サトシの旅シリーズ
〈レギュラーの手持ち〉
〈ライバルやゲストなど〉
- ミジュカ
- BW 126話にて、サトシのミジュマルが一目惚れした♀️のミジュマル。サトシのミジュマルはホタチキング決定戦で優勝しサトシと別れ島に残ることになったが、既にミジュカはフタチマルのシーザーと付き合っていたためそのショックでホタチが割れ優勝剥奪。結局、サトシと旅を続けることになった。
- 新無印編
- モブとして至る所に登場する。作画監督である山崎玲愛の担当回では必ずと言って良い程隠れミ◯キーならぬ隠れミジュマルが登場している。
- 新無印106話・119話・121話・126話でのWebラジオ画面がロケットに乗ってるミジュマルになっている。
その他
BW | 109話・120話(イメージ) |
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SM | 43話・86話・95話・146話 |
新無印 | 30話・46話(冒頭)・60話・99話・119話・121話 |
アニポケ・リコとロイの旅シリーズ
- アンのミジュマル
ポケモン不思議のダンジョン マグナゲートと∞迷宮
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
アララギ父子はそれぞれイッシュ御三家を手元にいたのだが、イッシュ図鑑所有者の1人・ラクツのフタチマルはそもそもどちらからでもない為、歴代で初めて研究所出身でない御三家がパートナーになっている(エメラルドのジュカイン、12章においての彼女のマフォクシーは波乱万丈の末に最終進化してからようやく手持ちになったが、それでもキモリ・フォッコ時代から描かれてるのに対し、ラクツのフタチマルにはミジュマル時代すらない)。
- ベルのミジュマル
- 性別は♂。チェレンと同じく、アララギ博士(娘)から譲り受けた。ポカ・ツタージャの仲裁役でもある。
- 怒ると顔色が変わり、白目を向いてホタチを振り回して攻撃する。机や本などを切るほどの破壊力で相性の悪いツタージャにも引けを取らない。ベルとは違い律儀な性格。
- サンヨウジムではラッシュを掛けた後、激怒してポッドのバオップを倒すが、直後にデントのヤナップにホタチを破壊されて倒れた。しかし、ブラックのポカが持ってきたヤナップのハーブを食べてツタージャと共に回復し、ベル達を勝利へと導いた。
- なお、原作ゲームでは主人公がツタージャを選んだ場合にベルがミジュマルを選ぶのだが、ポケスペでは主人公ブラックがポカブを選び、ベルとチェレンが逆になっている。
- 11章では墜落するプラズマフリゲートの激突で炎上するNの城にいるポケモン達を守るためにホワイトのあまんだ・チェレンのジャノビー・ヒュウのツタージャ・ブラックのブオウ・バンジロウのチャオブー・N(代理ファイツ)のぶぶちゃん・アララギ博士(父)のダイケンキ・ラクツのフタチマルによる「ちかい」の9体合体技で鎮火を行った。
- アララギ父のミジュマル
トライアドベンチャー
- 終盤にて主人公達の仲間となったイッシュ御三家。主人公の一人であるソロと共に行動するも、よくソロにホタチをぶつけている。
余談
pixiv内での扱い
可愛い系のイラストの投稿が主流だが、微妙な公式絵・穴久保版『ポケットモンスター』でHな扱いからスケベな性格として描かれる事も。
また、全国図鑑のナンバーやアニメでの声優・たまらッコのことで、ストライクウィッチーズの宮藤芳佳と関連させることもある。
ラッコがイタチ科に属するため、イタチポケモン扱いされることもあるが、ラッコがイタチ科であるという事実があまり認知されていないこともあってかこの扱いも浸透していない。
アンケート
Twitterが選ぶ御三家総選挙人気投票THEアンケートではイッシュ部門一位にランクイン。
ポケモンローカルActs
中の人
上記の通り『ポケモン不思議のダンジョン マグナゲートと∞迷宮』のPVで小清水亜美がミジュマル役を務めたことから、新旧のプリキュア主人公がミジュマルを演じたという非常に稀な現象が発生した。
また続編のXYだとシトロンの手持ちとなったハリマロンは生天目仁美さんである(セレナの母親、スマブラのミジュマルの声も担当)。 すなわち新旧初心者用ポケモンを新旧プリキュアで継続した事になる。(ミジュマル→星空みゆき/キュアハッピー、ハリマロン→相田マナ/キュアハート) 偶然にしては出来過ぎている…。
なおアニメのハリマロンだが、ミジュマル同様かなり食いしん坊な性格である。
関連イラスト
関連タグ
0500.エンブオー→0501.ミジュマル→0502.フタチマル
イッシュ御三家・初期形態
ヒスイ御三家・初期形態
水御三家・初期形態
ポケモン | 該当地方 |
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ゼニガメ | カントー御三家 |
ワニノコ | ジョウト御三家 |
ミズゴロウ | ホウエン御三家 |
ポッチャマ | シンオウ御三家 |
ミジュマル | イッシュ御三家(ヒスイ御三家) |
ケロマツ | カロス御三家 |
アシマリ | アローラ御三家 |
メッソン | ガラル御三家 |
クワッス | パルデア御三家 |
同みず単タイプ
- ゼニガメ/カメール/カメックス(メガカメックス/キョダイマックスカメックス) コダック/ゴルダック ニョロモ/ニョロゾ/ニョロトノ パウワウ シェルダー クラブ/キングラー(キョダイマックスキングラー) タッツー/シードラ トサキント/アズマオウ ヒトデマン コイキング シャワーズ
- ワニノコ/アリゲイツ/オーダイル テッポウオ/オクタン スイクン
- ミズゴロウ ホエルコ/ホエルオー ヘイガニ ヒンバス/ミロカロス ポワルン(あまみずのすがた) パールル/ハンテール/サクラビス ラブカス カイオーガ/ゲンシカイオーガ
- ポッチャマ/ポッタイシ ブイゼル/フローゼル カラナクシ(にしのうみ/ひがしのうみ) ケイコウオ/ネオラント フィオネ マナフィ アルセウス(しずくプレート)
- ヒヤップ/ヒヤッキー オタマロ バスラオ(あかすじのすがた/あおすじのすがた/しろすじのすがた) ママンボウ
- ケロマツ/ゲコガシラ ウデッポウ/ブロスター
- アシマリ/オシャマリ ヨワシ(たんどくのすがた/むれたすがた) ナマコブシ シルヴァディ(ウォーターメモリ)
- メッソン/ジメレオン/インテレオン(キョダイマックスインテレオン) カムカメ サシカマス/カマスジョー
- クワッス/ウェルカモ ウミディグダ/ウミトリオ ナミイルカ/イルカマン(ナイーブフォルム/マイティフォルム) ヘイラッシャ
関連ポケモン等
ポケモンローカルActs
- 推しポケモン