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ミスター・ファンタスティック

みすたーふぁんたすてぃっく

ミスター・ファンタスティックことリード・リチャーズとは、MARVELコミックス「ファンタスティックフォー」に登場するヒーローである。
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概要

宇宙線を浴びた事により得た伸縮自在の体と、科学者としての天才的頭脳を持つ。

後にファンタスティックフォーを結成し、リーダーとして活躍。


能力

自らの体を思い通りの形に変形させる能力を持ち、実質的にどんな形にも伸縮、変形が可能

体を伸ばす事で、様々な状況に対応する事が可能な他、それを利用して攻撃や防御に役立てる事ができる。

例として、

:自分の体を圧縮してボールにし敵にぶつかる。

:体を薄く伸ばして、仲間を助けるためのトランポリンやパラシュートになる。

:体中を膨張させ、ハルクのような筋肉質の体格になる。

:自分の体をパチンコのゴムのようにして、様々なものを投擲する。

その身体の柔軟さから、弾丸やナイフを初めとする投擲物は全て受け止められ、逆に弾かれる。爆発の衝撃すらも無効化する。

また、対人格闘においても、相手の打撃は全て吸収し無効化、関節を決められても効果は無く、逆に相手を包み込み拘束して無力化してしまう。

また時として、体を分子サイズにまで絞り込み、隙間を通り抜ける事が出来る。

その質量も変化させる事が可能で、腕をメイスやハンマー状にして、質量を増加し武器にした事も。


ただし、この能力も最強無敵ではなく、切り付けられて傷を負ったこともあり(宇宙寄生生物のブルードの女王による攻撃)、地獄のデーモンにより腕を折られた事もあった。また、しばしば頭部に(柔軟性を有していても)外傷を負ってもいる。

加えて、ゴムのように極度の高温では溶けやすく、低温では凍ってひび割れる事もあった。


また、レーザーや破壊光線などのエネルギー兵器や、伸縮性を限界まで与える器具なども、彼の弱点と言える。精神的ストレスを与えられ、個体の状態を失わせる類の攻撃にも弱い。

また、様々な因縁が有る異星人種族スクラルが地球への全面侵略を行なった際は、この能力を逆用され「体を極限まで引き伸ばされ続けた状態で監禁される」という酷い目にあっている。


各分野のヒーローの代表者6名による秘密結社「イルミナティ」の一員でもある。


また、その天才的頭脳も超人的であり、彼の分野を問わないひらめきと理解力により、ファンタスティックフォーは何度も窮地を脱してきた。

元は宇宙船の設計と開発を行っていた事もあり、数々のメカニックを発明・開発もしている。

ファンタスティックフォーは、飛行および四機に分離する機能を搭載した特殊車両「ファンタスティッカー」をはじめとする、活動をサポートする各種ビークルを保有している。それらは、リードが設計し開発したものである。


この頭脳から、数多くの特許を習得。その特許料の収入はファンタスティックフォーの貴重な活動資金である。


ただし、彼は魔法に関しては理解できず、その事を自分でも認めている。そのため、魔法、およびオカルトの分野においては素人同然であり、身に付ける事もできていない。

なお、仇敵のドクター・ドゥームは、科学に魔法を持ち込み、少なからず魔法を身に付け、いくつかは用いる事も可能。そのため、この点だけは唯一ミスター・ファンタスティックよりも勝っていると言える。


この他にも、仲間は知ってても自分は知らない専門知識(家事や流行、雑学など)に関しても、素直に自身の無知を認め、必要な時には専門家に助言を求めている。


関係者

仲間・友人

FFの一員である妻。彼女との間に、2人の子どもを儲けている。

FFの一員であるスーザンの実弟で、リードにとっては義弟。

  • ベンジャミン(ベン)・ジェイコブ・グリム / ザ・シング

FFの一員である友人。

  • フランクリン・リチャーズ

スーザンとの間に生まれた息子。FFの一員ではないが、テレキネシス能力を持つ。

  • ヴァレリア・リチャーズ

スーザンとの間に儲けた娘だが、実は流産となって生まれるはずがなかったところ、フランクリンが別宇宙に送り込んだことで無事に生まれ、成長して元の世界に戻ってきたという数奇な人生を送っている。

その後、育った別宇宙が消滅したため肉体が消滅、再び元の世界のスーザンの胎内に宿り、生まれ直した。

異星出身のスーパーヒーロー。

深海の王子であり、イルミナティの一員。スーザンを巡る恋敵でもある。


大学時代の友人であったが、在学中の事故で傷を負い、それ以来一方的に恨みを抱いている。

完全な悪というわけではなく、ヴァレリアの誕生についてリチャーズ夫婦に協力するなど、複雑な感情を抱いている。

  • メイカー/アルティメット・リード・リチャーズ

正史世界のリード・リチャーズに似ているが、より強力な能力を持っている平行世界版のリード・リチャーズ。

自分の能力を応用して内蔵そのものを作り変え、常人にとっては致命的な環境でも生存出来るようになり、脳そのものを肥大化させ知能を大幅にUPさせている。

普段は、ヒーローぽく見えない事もないヘルメットを被っているが、その中には後頭部が肥大化した異形の頭部が収納されている。

そして、彼の最大の問題点は……「世界有数の天才のまま悪堕ちしてしまった」事である。

しかも、出身世界であるアルティメット・ユニバースの消失を契機に正史世界に入り込んでおり……?

なお、悪堕ちする前にも「別の平行世界(または、その世界と似た歴史を辿った世界)の自分に騙されて、あやうく、とんでもない連中を自分の世界に招き入れかける」と云うロクデモない真似をやった事も有る。


実写版

2005,07年版

演:ヨアン・グリフィズ、日本語吹替:石川禅

宇宙船での実験中に宇宙線を浴びてミスター・ファンタスティックになった。


2015年版

演:マイルズ・テラー、日本語吹替:木村昴

瞬間移動の装置を発明し、ニール・アームストロングの真似をして未知の惑星に降り立った時に派生した宇宙線を浴びた。


MCU版

演:ジョン・クラジンスキー、日本語吹替:星野貴紀

アース838のイルミナティのメンバーとして登場。


  • ファンタスティック・フォー(2025年版)

演:ペドロ・パスカル


余談

DCコミックにも、似たような変幻自在のゴム人間めいたヒーローが存在する。

ゴムのように伸縮自在な身体を持つのみならず、様々な形態に変形可能。指先を鍵にして解錠する、身体の中に物品を溜め込むなどの他、車両など乗り物にも変形が可能。ただしトレードマークのサングラス、および赤と黄色のコスチュームの色までは変えられない。詳細は当該項目を参照。

  • エロンゲイテッドマン

同じく、ゴムのように伸縮自在な身体を持つ。ただしこちらは変形能力は無い。

本名ランドルフ・ウィリアム・"ラルフ"・ディブニー。軟体芸の曲芸師に憧れ、彼ら芸人たちが「ジンゴールド」という炭酸飲料を飲んでいる事を突き止める。その原材料である果実「ジンゴ」を直接摂取する事で、能力を得た。

能力的には、プラスチックマンの劣化版。伸縮自在の身体を持ち、ゴムのように手足や首を伸ばす事は可能だが、変形させる事までは出来ない。

ただしその代わりに探偵術に優れており、DCユニバース内では「世界で二番目の探偵」と呼ばれている(一番はマスクとマントのあの怪人)。

ちなみにエロンゲイテッド(Elongated)とは「延長した」「引き延ばした」の意(直訳したら「延長男」「引き延ばしマン」)。


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ファンタスティックフォー リード・リチャーズ

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