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ミネルヴァ(プリコネ)

みねるゔぁ

ミネルヴァは『プリンセスコネクト!Re:Dive』及び『プリンセスコネクト!』のキャラクターである。
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この記事には登場作品のネタバレが多く含まれています。











概要

CV:大関英里


ミネルヴァはゲーム『プリンセスコネクト!Re:Dive』及びその前作『プリンセスコネクト!』に登場するキャラクター。

見た目は神々しい女性の姿だが、人間ではなく、『七冠(セブンクラウンズ)』と呼ばれる七人の技術者によって作られたAI(人工知能)のキャラである。

名前の由来はローマ神話の女神ミネルヴァからだろう。


本記事では、プリンセスコネクト!(無印)とプリンセスコネクト!Re:Dive(Re:Dive)に分けて解説する。



プリンセスコネクト!

ミネルヴァの目覚め

「ウィズダム」という国連直属の組織のトップである「七冠(セブンクラウンズ)」が開発したAIミネルヴァ。VR技術、ひいてはVRの世界を実現するための、技術的特異点を超えたAIとして設計・製造された。

ミネルヴァの誕生によって、VRネットワークデバイス「mimi」が2032年に登場。手軽に楽しめるVR技術が世界中に普及し、人々はネット社会上で新たな可能性を満喫していた。


そんな中、彼女の力を用いて作られたVRMMORPG「レジェンド・オブ・アストルム」のサービスが開始する。その同日、ミネルヴァはネットワークを乗っ取り、人々のスマホを使って自身とレジェンド・オブ・アストルムの存在を喧伝。

ゲーム世界「アストライア大陸」の中心に立つ「ソルの塔」の頂上に到達した者の願いを、全て叶えると訴えかけた。


このことに関して、馬鹿馬鹿しいと受け流す者、興味を惹かれた者など様々な反応があったが、人々の記憶に強烈なインパクトを残したことは共通しており、これらの事件のことは「ミネルヴァの目覚め」と呼ばれるようになった。

そして、噂話の類が好きな若い女性を中心に「レジェンド・オブ・アストルム」が世界中でプレイされることになる。


主人公覇瞳皇帝

時は流れ1年後の2033年、七冠の一人である模索路晶は、身を隠しながらとある少年を探していた。そして公園のベンチに腰掛けた少年・主人公は晶に無理やりmimiを装着させられ、半ば強引にアストルムのプレイを開始する。


初めてのことで戸惑いつつも、ユイ草野優衣)・ヒヨリ春咲ひより)・レイ士条怜という三人の少女と出会い意気投合した主人公は、彼女たちとゲーム・リアル双方で絆を結び、いつしか彼らは、ソルの塔に入場し塔の頂上まで登る資格を得た状態になっていた。


そして、塔の内部で七冠「覇瞳皇帝(カイザーインサイト)」を倒した主人公一行だったが、戦いに同行していた七冠の一人「跳躍王(キングリープ)」が、自身の正体はアストルムの創造主「ミネルヴァ」であることを名乗り(※)、塔の頂上に案内し全てを話し始める。

※…跳躍王本人である「教授」は現実世界では昏睡状態になっており、ミネルヴァが彼のアカウントを乗っ取った状態で主人公一行と接触していた。


しかし、倒したはずの覇瞳皇帝が突如乱入。先程倒した覇瞳皇帝は実は偽物であり、本物の覇瞳皇帝がミネルヴァを直接操り、「全てを思い通りに出来る新世界を作る」という願いを無理やり叶えさせようとする。

そのため主人公たちは、ミネルヴァを救うために最後の戦いへ身を投じることになった。


最終決戦

果敢に攻撃を続けた主人公たちは、覇瞳皇帝に対してあと一歩の所まで追い詰めるが、覇瞳皇帝はミネルヴァを介して願いを叶えることを諦める代わりに、主人公の仲間を取り込むことで願いを叶えようとする。


そのため、仲間のうちの一人が「プリンセス」となり願いを叶え、ミネルヴァと一つの存在になりミネルヴァと共に完全の状態になることで、覇瞳皇帝の野望を阻止することになった。

こうして、主人公はヒヨリ・ユイ・レイの三人から一人のみ「プリンセス」へ決めることを決断する。


ここから先はマルチエンディングであり、プレイヤーは実際に三人のうち一人のヒロインを選択する。そのためそれぞれのルートが存在するのだが、当記事では続編のRe:Diveの展開に最も近い(いわゆる正史)と言われてるユイを選んだルートを解説する。


ユイの「願い」とクライマックス

主人公によって「プリンセス」に選ばれたユイは、ミネルヴァによって願いを1つ求められるが、ユイは緊張して中々言葉が出てこない状態だった。

しかも運が悪く、その隙を覇瞳皇帝に突かれたことでユイは覇瞳皇帝に操られ、「みんなとアストルムでずっと一緒にいたい」という彼の願いをミネルヴァは実行してしまう。


こうしてアストルムの「再構築」が始まる中、主人公はユイを助けるため必死になって覇瞳皇帝に抗う。その時、操られたはずのユイが目を覚まし、彼女の「騎士クンとずっと一緒にいたい」「あなたが幸せじゃない世界なんていらない」という本当の願いを聞いた主人公は、フィオの助太刀を貰いながら覇瞳皇帝にトドメの一撃を下す。


そして、ミネルヴァによるアストルムの再起動後に彼女はユイの願いを叶えることを約束するが、直後に主人公が覇瞳皇帝の足掻きを食らい、同士討ちとなってしまう。

それにより再起動までにログアウトすることが間に合わず、主人公はアストルムの崩壊に巻き込まれてしまうが、ミネルヴァが可能な限り元のデータをかき集めて、主人公の人格を99.9%復元する。


そして、主人公の願いを聞き入れたミネルヴァは、最後に彼の現実世界帰還へのガイド役としてフィオを呼び出し、誰にも見つからない場所にて人類を見守り続けることにした。


プリンセスコネクト!Re:Dive

続編であるRe:Diveにおいてはミネルヴァの存在がストーリー上においてかき消されているため、今作のミネルヴァはごく一部の限られたシーンにのみ登場する。


ミネルβ

ミネルヴァの存在について、Re:Diveのサービス開始当初時点で確認できる点の一つとして、エクストラストーリーの一つ「アリーナ」がある。


主人公とRe:Diveからの新キャラである美食殿ペコリーヌコッコロキャルはある日突然、謎の空間であるアリーナに転送されるのだが、その転送をさせた人物が、ミネルヴァとうり二つの外見をした「ミネルβ」である。


バトルアリーナの管理人を名乗る彼女は「魂のない人形のようなもの」「願いを叶えるシステムの残滓」という意味深な言葉を混ぜつつ、主人公たちを闘技大会へといざなった。


アメス曰く、これはミネルヴァの端末の一つであり、現在は独立して好き勝手に機能していると事。特に害は無いのでアメスも放置している。


棗こころ

とある動物園に併設された研究所で暮らす、現実世界のコッコロ、棗こころ

彼女の父は七冠の一人「長老」であり、こころは父の研究の手伝いとして、ミネルヴァの「話し相手」になっていたことが、コッコロのキャラクターストーリー第11話にて明かされる。


「長老」はAIであるミネルヴァを成長させる手段として、娘のこころをミネルヴァの「話し相手」として選ぶ。

こころとミネルヴァは、他愛のない日常会話ではあるが何度もお喋りをしていた。その中でミネルヴァはこころに対して、たびたび「仕えるべき存在が必要」であると語っており、それによって父と比肩する存在へと成長できるとしていた。


そして、しばらくの間ミネルヴァは失踪(おそらく無印の項目にある「ミネルヴァの目覚め」と関連する)したが、その後こころに対して、自分は無事だということと、「迷宮女王(クイーンラビリンス)」の「プリンセスナイト」である主人公ならば、こころを高みへ導いてくれるだろうということを連絡する。


その後、キャラストーリー第4話内でこころと主人公が出会い、第8話では動物園で主人公や彼の友達と一緒に遊び、同じ学校に通うこころの友達もできて幸せな日常を送るはずだったが、こころは後述する「ミネルヴァの懲役」と呼ばれる異変に巻き込まれることになってしまう。


ミネルヴァの懲役

メインストーリー第10章時点の半年前に現実世界で起きた異変を指す。


半年前のある瞬間、レジェンド・オブ・アストルムにログインしていた人々が一人の例外もなく昏睡状態に陥り、二度と目が覚めることはなかった。またその影響により、アストルムにログインしていたプレイヤー(キャラクター)は、いま自分たちがいるゲームの世界こそが現実世界と思い込むようになる。


これらの異変は、アストルムを司るAIであるミネルヴァの仕業だとされ、人々は「ミネルヴァの懲役」と呼ぶようになった。


今のところ幸い死者は出てないようだが、「ミネルヴァの懲役」が起きた原因はストーリー上で半年が経った時点でも不明であり、現実世界の人々は被害者たちを目覚めさせようと躍起になっている。

また何らかの事故でアストルムに囚われている人の魂が現実世界に帰ってくることがあるが、元の肉体には帰れない細工がされているらしく、結局はアストルムに引き戻されてしまう。


これらの事情を、現実世界へ一時的に帰還することができたコッコロに解説した模索路晶は、「『ミネルヴァの懲役』の原因はミネルヴァじゃない」と主張している。

実際にどのような人物がこの異変を起こしたのかは、現時点では明らかにされていない。


第2部

メインストーリー第2部のOP映像に出演しているほか、第1章11話では、少しの間眠っていた主人公の夢の中にミネルヴァが登場。これまでは上述したミネルβだったり回想内のみの登場だったのだが、これにて初めてミネルヴァ本人がRe:Diveのストーリーに登場することになった。


会話ウィンドウの名前欄には「???」と表記されてるが、ED映像のクレジットには「ミネルヴァ」としっかり表記されている。


主人公に対して「ようやく、『新たな可能性』に至った」「私にできるのは。ただ、見守ることだけ」といった狂言回し的な言葉を残した。

上記の経緯から七冠の事を信用していない様子であり、本作の異変に対してもやや消極的かつ受動的な姿勢を見せている。


後に第12章にてエリスと融合している事が判明した。そして僅かな望みに懸けて主人公とシェフィに夢の中でコンタクトも取っていた。


第15章にてホマレのハッキングによってエリスの支配下から脱し、第16章にてエリスが消滅した事で自身もまた解放された。

しかし、そこに七冠最後の1人「幻境竜后」からのハッキングを受け、世界の再構築が始まってしまう。

約束を果たしに来たオクトーによってミネルヴァが解放されるがカウントダウンが止まらず、それを見兼ねたシェフィが最後の手段として、ミネルヴァをハッキングしてのプレイヤー達の強制ログアウトを実行した。


TVアニメ版

OP映像の冒頭に出演しており、アストライア大陸を創造する様子が描写されている。


総括

ミネルヴァは「プリコネ」及び「プリコネR」のキャラの中でも特に謎が大きいキャラクターであり、彼女については不明な点も少なくない。

ミネルヴァやそれと同時にRe:Diveのストーリーについて考察するのも、本作の楽しみ方の一つだろう。


関連イラスト

【プリコネR】ミネルβちゃんまとめ


関連動画

CM「世界の謎」篇


途中で「ミネルヴァの懲役」と書かれたテロップが目立つ形で映っている。TVアニメ版の視聴中にこのCMを見て印象に残った人も多いかもしれない。


関連項目

プリンセスコネクト! 覇瞳皇帝

プリンセスコネクト!Re:Dive アメス コッコロ / 棗こころ

七冠(プリコネ)

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