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タケル「まだだ………俺は信じる………人間の無限の可能性を!」


『ムゲンシンカ!』

アーイ!バッチリミナー↓・バッチリミナー↑!


「変身!」


『チョーカイガン!  ムゲン!』

『KEEP・ON・GOING! ゴ・ゴ・ゴ!ゴ・ゴ・ゴ!ゴ・ゴ・ゴ!GODゴースト!』


概要

天空寺タケルムゲンゴーストアイコンを用いて変身した姿。変身の際には白い羽が舞い散る。

タケルの無限の可能性によって生まれたムゲンゴーストアイコンによるゴースト最強フォーム


第33話では光り輝く姿でのみ登場。第34話より本格的に登場。

アカリ・御成・マコト・アラン・シブヤ・ナリタ・カノンの強い想いを受けて蘇ったタケルが生み出した「仲間達の想いと自分自身の力で生み出した最終形態」であり、奇跡の形態。名付け親は仙人で、タケルが「ムゲンの可能性」を持っていることから。通常の眼魂とは違って上部が大型化し、∞が象られている。

本来であればイレギュラーの姿であり、グレイトフルを大きく凌ぎ、劇中全編を通して苦戦の描写が殆ど無かった形態でもある。ある意味、タケルが英雄となった姿とも解釈できる。


このムゲン魂の出現によってアデルに付き従っていたガンマイザーはよりタケルを危険視し始め、次第に独自で動き始めることになる。


7つの感情に基づく必殺技をひとつひとつ会得していく展開は、最初から万能の存在にして強くなりすぎることを避け、成長の過程を描くために考案された。


また、初期案ではタケルが仮面ライダーに変身する度に感情が無くなっていくというかなり恐ろしい副作用が存在していた為、もし実現していたらグレイトフル魂までで仲間を守る為に人間を辞めてしまい恐ろしい怨霊となったタケルが

ムゲン魂を経て徐々に感情を取り戻し、真の意味で人へと蘇る熱い展開が描かれていたかも知れない。


なお、変身音のムゲンシンカは漢字表記は『無限進化』または『夢幻(ないしは無限)神化』になると思われる。


容姿

無.限.神.話

基本カラーは無色のクリスタル

マスクは一本角の「ウィスプホーン」が虹色の「プリズムウィスプホーン」に変化し、顔面と複眼の色がオレ魂と逆転している。


素体である「アーマーイグジスト」を始め、体の各部はラメ入りという歴代ライダーでも類を見ない透明感と絢爛さを両立したデザインが特徴。

グレイトフル魂ではオミットされていた胸のクレスト「ブレストクレスト」も復活している。


虹色のエネルギー供給路「エンドレスベッセル」、布地部分の「ブライトネスコート」、肩部装甲「リザレクトショルダー」、ゴーストドライバーに装填された「ムゲンゴーストアイコン」と至るところに「∞」の意匠が確認でき、美しいカラーリングに反して意外と主張が激しい。


デザインはグレイトフル魂の試案のひとつが基礎になっている。初期案ではタケルが進化した姿をイメージして、英雄の力を借りていない、すなわちパーカーゴーストをまとっていないデザインだった。しかし仮面ライダーゴーストの特徴であるパーカーを省いてしまっては、とてもゴーストには見えなかったため、「透明なパーカー」へと変更された。ただし本当に透明にしてしまうと合成が難しくなるため、実際にはプリズム調のスーツとなった。


スペック

身長210cm
体重88.8kg
パンチ力24.6t
キック力28.8t
ジャンプ力ひと跳び48.8m
走力100mを3.3秒

ゴーストに登場する全ライダー中最軽量ながらも、攻撃力及び機動力は全てにおいて他の形態やライダーを上回る。

装甲の材質は「クァンタムソリッド」から「クァンタムゲイザー」へ変化。


「ペルソナエヴォルブ」へと強化された頭部は離れた仲間達へと繋がるエネルギーゲートを作り出し感情のエネルギーを受け取る事が可能。

「エタニティリフレクター」と呼ばれる頭部装甲はクァンタムゲイザーの粒子を利用した防御フィールドを形成しあらゆる攻撃を無力化、味方の周辺に防御フィールドを展開することで感情のエネルギーを受け取ると同時に敵の攻撃から保護可能。ガンマイザーの攻撃からスペクターやネクロムを庇うこともあった。

高純度のエネルギーをシールドに転用し全身の耐久力を大幅に引き上げており、並の眼魔の攻撃ではびくともせず、ガンマイザーを圧倒するほど。


タケルが人としての心を失わない限り、破壊されることはないと言われるほどの強度を持つ。これまで同様反実体化し、透明化も可能で自在に体をエネルギー体として操作し敵の攻撃を回避するなどネクロムに近い運用も可能。


感情に呼応して腕力や防御力が上昇し、限界以上の腕力と実弾兵器では破壊不可能な強度を実現させている。

特殊発光粒子「レイグランサー」の働きにより、直撃した相手を消滅させてしまう威力を持ったパンチやキックを放つことが可能で消滅不可能かつ何度倒しても強化再生してしまう不滅の存在ガンマイザーすら完全消滅させることが可能。


設定では他にも幻影を見せたり、仲間の心を奮い立たせたり、心の弱い敵程度であれば、強制改心させてしまうことすら可能らしい。

特筆すべきは「タケルと共に成長し、無限に進化して行く能力」

そのすさまじいパワーは感情の強さに応じて増幅し戦闘力を大幅に引き上げることで生み出される。

また全身各部にある∞マークはエネルギー供給パネルであり、ゴーストドライバーから供給される高純度エネルギーを無限大に増幅、循環し、活発化によって発光する性質を持つ。

変身者の周囲を取り巻く感情のエネルギーに応じてその機能を発展、進化させる機能を持ち、その影響は未知数とまで言われ予期せぬ能力を獲得する可能性もあるという。


戦闘スタイル

「光のゴースト」の通称の通り、全身を光の粒子に変えて攻撃を受け流しつつ移動することが可能。手からは虹色の衝撃波を放つ。

攻撃では「感情」を変換して強力な必殺技を放つことが可能。

また、ガンガンセイバーはゴーストチェンジを介さずに全モードが任意で変形・使用が可能。


専用武器は持たず、ガンガンセイバーサングラスラッシャーを使用する。


必殺技

感情を司る各必殺技は、「イノチダイカイガン!」の音声で発動する。これらの必殺技はフィギュア王のインタビューによると「ムゲン魂を最初から万能の存在にするのではなく、タケルの成長を描くために一つ一つ習得していくという流れになった」とのこと。正しく、無限に進化していくこの形態らしいコンセプトと言えよう。


  • ヨロコビストリーム

ガンガンセイバーによる必殺技の1つで劇中で初めて使用した必殺技。

ナギナタモードのオメガストリームの上位技。「喜」の感情(黄)。生きることへの"喜び"を糧に習得した。

ガンガンセイバーから黄色い半月状の衝撃波を放つ。第42話やガンバライジングでは純粋に近接技となっており、後者では敵に連続斬りを浴びせる。


  • イカリスラッシュ

ガンガンセイバーによる必殺技の1つ。

二刀流モードのオメガスラッシュの上位技。「怒」の感情(赤)。人間を不完全な存在だと愚弄したアデルへの"怒り"を糧に習得した。

劇中ではブレードモードのガンガンセイバーとソードモードのサングラスラッシャーの二刀流で発動した。タケルの怒りが表れたような赤いオーラを纏った乱れ斬りを浴びせ、二刀流を一気に振り下ろしてフィニッシュを決めた。

一方、ガンバライジングでは二刀流モードで発動しており、ムサシ魂二天双刃クロス斬りの流用で、敵をX字に切り裂く技となっている(実際に劇中でもムサシと縁のある技として描かれており、イーディスの目にはかつてムサシの力を借りて自分を倒した天空寺龍の姿が重なって見えていた)。

ライダーレボリューションでも二刀流モードで発動。赤い斬撃波を放つ技として描写された。どうやら二刀流モードで使うのが本来の路線だったらしく、てれびくん7月号のスチールからもそれが窺える。


  • カナシミブレイク

ガンガンセイバーによる必殺技の1つ。

ブレードモードのオメガブレイクの上位技。「哀」の感情(青)。父から愛されたいという感情が肥大化したまま暴走した挙句にガンマイザーに乗っ取られてしまったアデルへの"哀しみ"を糧に習得した。

居合抜きのようにパーフェクト・ガンマイザーの懐に青いオーラを纏ったガンガンセイバーを浴びせ、回転斬りでフィニッシュを決めた。ヒット時に一瞬だけ画面が止まる演出はトランセンドヒーローズなどの各ゲーム作品で再現された。

ガンバライジングではオレ魂の必殺技アサルトセイバーレイスの流用として、空中に浮かべたガンガンセイバーを操って敵を切り裂く技になっている。ライダーレボリューションでは斬撃波を放つ技として描写された。


  • タノシーストライク

ガンガンセイバーによる必殺技の1つ。

アローモードのオメガストライクの上位技。「楽」の感情(橙)。アカリの恩師である片桐兄弟が科学の楽しさを思い出し、仲直りした様子を見て"楽しさ"を改めて実感した事で習得した。

イゴールにオレンジ色の光矢を放ち、撃破した。

ガンバライジングではロビン魂ストームレインアローを流用しており、矢の雨を降らせている。


  • ラブボンバー

ガンガンセイバーによる必殺技の1つ。

ハンマーモードのオメガボンバーの上位技。「愛」の感情(白)。両親から貰った"愛情"を思い出し、グレートアイザーを倒す為に習得。プロペラのごとく回転して敵に白いエネルギーを纏ったガンガンセイバーの一撃を浴びせる。

ガンバライジングではベンケイ魂ゴウケツの鉄槌の流用であり、ガンガンセイバーを地面に叩きつけて衝撃波を放つ。ライダーレボリューションでは白色のエネルギー弾を発射していた。


  • シンネンインパクト

ガンガンセイバーによる必殺技の1つ。

ライフルモードのオメガインパクトの上位技。「信」の感情(緑)。アイドルのホナミやサンゾウゴーストから感じ取った"信念"を糧に生み出した。高い狙撃力を誇り、ガンマイザー・ウィンドとの戦いでは台風の目となる中心部に緑色のエネルギー弾を撃ち込んで撃破した。

ガンバライジングではビリー・ザ・キッド魂ゼロレンジブラスターの流用技となっており、二丁拳銃からのゼロ距離オメガインパクトを放つ。ライダーレボリューションではライフルモードの技ではなく、二丁拳銃を連射する技となっている(それってインパクトですらないのでは…)。


  • イサマシュート

ガンガンセイバーによる必殺技の1つ。

ガンモードのオメガシュートの上位技。「勇」の感情(紫)。刑事として自分の親友を逮捕する決断をした夏目真一郎の"勇気"に呼応して習得した。

ブラスターモードのサングラスラッシャーと同時に使用し、虹色の二重螺旋ビームと紫色の光弾を発射した。

てれびくん7月号のスチールや、ライダーレボリューションガンバライジングではガンガンセイバーガンモード単体で発動しており、紫の光弾やビームを発射する。


さよなら、オレ!

「チョーダイカイガン!」の音声で発動するムゲン魂の必殺技。紋章は∞のマークを象っている。

これまでのオメガドライブ同様、キックが主体の技。パンチ技も存在し、こちらはガンマイザー・リキッドによってガンマイザー・ファイヤーに擬態させられた眼魔スペリオルを撃破している。


  • ゴッドオメガコンビネーション

銃→二刀流→ハンマー→弓→ナギナタ→ライフルのコンボを敵に浴びせた後、ガンガンセイバーブレードモードを敵に投擲してトドメを刺す。ガンバライジング限定技。


ゴーストチェンジ

公式設定ではゴーストチェンジが可能であるかについての記載はない。

なお、アクションフィギュアシリーズ『GC13 仮面ライダーゴースト ムゲン魂』においては規格自体は他の形態と変わりがないのでゴーストチェンジが可能。

別売りのスペクターやネクロム、ダークゴーストにも本形態のパーカーを装着する事も可能。


公式作例ではムゲン魂を素体にした以下の形態が作られた。


強化形態(仮)

「俺はご飯が食べたいんだ!!」


仮面ライダーエクストリーマーとの決戦の際、究極のアイコンとして取り込まれていた英雄達やゴーストと化しようとしていたの面々の力でパワーアップした姿。

基本的に外見に変化は無いが、全身が光り輝き背中に∞を象った光の翼が出現し飛行可能となる。


仮面ライダーゴースト ムゲン魂


劇中ではクジャクのような翼を広げるエクストリーマーと激しい空中戦を繰り広げた。


必殺技は飛行しながら放つゴッドオメガドライブ。


同格の形態であるシンスペクターも同様に6枚の羽を広げた姿を持つが、ガンバライジングでは両者共に、オリジナルの形態と全く同一の存在として扱われている(いわゆる特定の必殺技を使用する際の特別仕様といったところか)。


本編後の活躍

仮面ライダー平成ジェネレーションズ』においてはハテナバグスターとの決戦で変身したが、ハテナバグスターの強さやゲーム病の進行、連戦の疲労が祟り敗北してしまう。


仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL』においては終盤で変身し、財団Xに量産されたXガーディアンを殲滅するのに貢献した。


『小説仮面ライダーゴースト』では、リアクターの暴走で寿命が尽きる寸前のクロエを救うためムゲン魂の想いの力と共にタケルが寿命を分け与えた。そのため、これ以降タケルはムゲン魂への変身は不可能となっている


先述にもあるように小説版のストーリーを考慮すると、映像作品におけるタケルがメインで変身するゴーストのムゲン魂の活躍は恐らく平成ジェネレーションズFINALが最後になると思われる。

実際に小説後化までは不明だが、少なくとも『スペクター』後の物語と明言されている『仮面ライダーセイバー×ゴースト』ではタケルはムゲン魂ではなくその次に強いグレイトフル魂に変身しており、ムゲン魂に変身出来なくなっている可能性が示唆されている。


ライドウォッチ

ゴーストムゲン魂ライドウォッチ

命を燃やして無限進化!心の強さを力に変える、最強のゴースト ムゲン魂!


「DXゴーストムゲン魂ライドウォッチ」として一般販売。

必殺技は「ゴッドオメガ」。


余談

インフレが激しいライダーでは最後まで苦戦らしい苦戦をしなかった珍しい最終形態であり、変身解除させられたのはアランを庇って背後からパーフェクトガンマイザーの攻撃を喰らった時とグレートアイザー、ハテナバグスター戦だけである。


放送と同時にライダーヒーローシリーズのソフビも発売された……のだが、そのコレジャナイ感がファンの間では話題になっている。

主人公ライダーの最強形態なのに!!

原因は顔上半分を覆うクリアパーツにあり、そこの再現ができなかった様で上半分の塗装は完全省略という大胆すぎる仕様になっている。


なお、6月18日に発売のGC13版は、ソフビに比べれば細かいディティールまでしっかりと再現されているため、(かなり値段は張るが)精巧なフィギュアが欲しいという方はこちらの方の購入を検討した方がいいかもしれない…。


現時点ではゴーストの本編強化形態で唯一S.H. Figuartsが発売されておらず(参考出品がされたのも放送終了から3年後である)、同時に参考出品された後輩の最強形態であるムテキゲーマージーニアスフォームにも先を越されており、良くも悪くも立体化に恵まれない印象が強い。おそらくは上述のように顔部分のクリアパーツの再現が難しいためと思われるが…。


その他

Vシネマにてスペクター版ムゲン魂となるシンスペクターが登場。

デザインのベースもムゲン魂だが、マスクのデザインや胸のクレストはスペクター仕様になっている他、「エンドレスベッセル」に当たる部分が心電図のような模様になっている、全体的にカラーリングが青みがかっているなど細かな調整が成されている。

ただし、本形態のデザインがある程度完成されているためか、パーカーとアンダースーツの形状自体に大きな変化はない。


しかし、主役ライダーの中で唯一、ネクロムにはムゲン魂をベースとした形態は2023年現在も与えられてはいない。


デザインに関する噂

その見た目はそのカラーリングと相まって死装束のようにも見え、ゴーストの初期から最終までの4段階の強化変身の姿形は、 まるで日本での死者を埋葬する手法を逆順に表現してるようにも見えるが、公式が意図したものであるかは不明。


遺骨=質素な骨モチーフのオレ

     

火葬=炎モチーフの闘魂ブースト

     

霊柩車=黒と金の装飾があるグレイトフル

     

死者=白装束型のムゲン


外部リンク

テレビ朝日公式サイトでの解説ページ


関連タグ

仮面ライダーゴースト ゴースト(仮面ライダー)

最強フォーム 最終フォーム


インフィニティースタイル:同じく∞(無限)の意味を持つ最強フォーム(最終フォーム)。あらゆる限界と思惑を超越した火事場の馬鹿力による奇跡の産物・純白と無色透明をベースカラーにしたデザイン、イレギュラーの存在等の共通点を持つ。

ウルトラマンエクシードX:こちらも主人公が無の空間に叩き込まれたあと、仲間の想いで復活、銀色の体や虹色の角といった共通点がある。ちなみに先輩戦士には無限の名を冠したヒーローも。

極アームズ:専用武器が存在しない、フォーム名が日本語名などの共通点のある最強フォーム。極アームズのアイテムである極ロックシードのナンバーは「L.S.-∞(無限)」である。

ホーリーライブ:羽があるメタリックスタイルの強化形態。


タイプトライドロンムゲン魂ムテキゲーマー

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