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概要

モンスターハンターワールド:アイスボーンの大型タイトルアップデート第2弾にて、突如実装された謎の赤い龍。

赤き龍 ムフェト・ジーヴァ

その正体は、前作モンスターハンターワールドにてラスボスを務めたモンスターゼノ・ジーヴァが幾度の脱皮を繰り返して成長した成体である。しかし、複数の眼や体内の器官が視認できるほどに光の透過性が高い体を有するなど、異形の龍という趣が強かったゼノ・ジーヴァとは異なり、ムフェト・ジーヴァはまるで神話や伝説からそのまま抜け出してきたかのように象徴的なドラゴンといった姿をしている。


初実装時は偵察任務という形で討伐は出来ず、名称も『???』と表記され伏せられていた。


後、2019年12月13日より、本種の正式な討伐クエスト『赤き龍』が実装された。この際、総司令により、本種がギルドにより『赤龍 ムフェト・ジーヴァ』と名付けられたことが明かされる。ゼノ・ジーヴァに見受けられた『冥』や『幽』の字はなく、非常にシンプルな別名であり、かの黒龍も彷彿とさせる。


導きの地の更に深奥にある未知の領域「幽境の谷」に住み着いており、その力は幼体であったゼノ・ジーヴァとは打って変わり、完全に地脈エネルギーを制しており、吸い上げた地脈エネルギーで自らの体を癒すほか、環境を自らの都合のいいように作り変え、自身の保存と繁殖を目指すという規格外の危険度を誇っている。

ムフェト・ジーヴァに操作された生態系は「ムフェト・ジーヴァだけが快適な世界」であり、普通ならあり得ない歪な環境になってしまうとされ、導きの地が狭いエリアに様々な環境が混在する他に類を見ない生態系なのはムフェト・ジーヴァの地脈操作の影響と考えられる。


戦闘

戦闘は、三層に分かれたフィールドを舞台に、ムフェト・ジーヴァにダメージを与えていき、ムフェト・ジーヴァが自らを癒すため、地脈エネルギーを吸い上げることを利用し、その層の地脈エネルギーを全て吸い上げさせ、より下層のフィールドに逃げ込ませることで最下層に追い詰め、そこで討伐を目指すというものである。


非常にハイペースかつ広範囲に青白いエネルギーによるビームを口から照射してくる他、少し地面に体が当たっただけでそこからエネルギーが噴出し、ハンターを焼き尽くしてくる。

その長い首の可動域は尋常ではなく、尻尾を攻撃しているハンターを狙いすまして焼き払ってくるほど。

地脈エネルギーによる攻撃のみならず、相手の場所に応じて頭突きや引っ掻きなどの攻撃も行う。

驚くべきことに、その動きは巨体に似合わず非常に俊敏。所謂超大型モンスターでありながら、並の通常のモンスターを超えかねないレベルのスピードで攻撃してくる。


その甲殻は極めて頑強であり、物理肉質がかなり硬い上に肉質無視のダメージを一律で30%軽減してしまう。傷をつけることで肉質無視ダメージの軽減はそのままだが、物理肉質を柔らかくできる。完全に属性ダメージのみを頼りに戦える武器でもない限りは、クラッチクローによる傷つけは必須となる。これを考慮してか、全ての武器で1回のクラッチ攻撃で傷がつく特別仕様となっている。


本種の特徴として、戦闘中でも地脈エネルギーを吸収し、自らの傷を癒すというものがある。この地脈エネルギー吸収は演出ではなく実際に体力が回復しており、さらにはクラッチクローでつけた傷をも回復する。これだけならばまだよかったのだが、これとは別に地面へ四肢を突っ込んでエネルギーを噴出させる攻撃にて、突っ込んだ部位の傷のみを修復されてしまう。この部位修復で体力は回復しないが、先述の通り傷がついていない状態ではまともなダメージを与えられないため、プレイヤーは苛烈な攻撃をかいくぐりつつ、なんとか傷を負わせながら戦う特殊な立ち回りが要求される。傷をつけても即座に部位修復を行われてしまうことも…。

部位破壊することによって傷が無くとも肉質が多少柔らかくなり、肉質無視ダメージの軽減が消滅する。討伐報酬の増加も発生するため、破壊王のスキルを付けていくことが望ましい。


二層以降において、文字通りの『必殺技』である王の雫を使用する。

おもむろに上空に飛び上がった後、地表をすべてを埋め尽くすほどのエネルギーを放出、最後に旋回しながら輝く極小のエネルギー塊を投下する。

それが地面に着弾した瞬間、視界が完全に真っ白になるほどの強烈な閃光が迸るとともにエリアすべてを完膚なきまでに焼き尽くしてしまう。

ムフェト・ジーヴァ

凄まじいインパクトを誇るこの大技は以前のベヒーモスの「エクリプスメテオ」と全く同じ性質を持ち、どれだけ防御力が高かろうが、あらゆるスキルをも無効化し即死する。

これを防ぐには第二層のフィールド上に設置されている「硬い石柱」、及び最下層においてはムフェト・ジーヴァの攻撃によって天井が崩されるか地面が隆起するかで発生する「劣化した岩片」を遮蔽物にする必要がある。

後者は配置がランダムになるうえ、一度王の雫を受け切ると破壊されてしまうので一層の注意が必要である。ベヒーモスのコメットとは違って、こちらは王の雫以外の攻撃で破壊されることはないのが幸いか。

なおエネルギー放出をし始めた辺りでエクリプスメテオ同様モドリ玉の使用が封じられてしまう。飛び上がるまでなら閃光弾で墜落させての妨害は可能であるが、積極的に再試行してくるため単発ではあまり意味が無い。ただしムフェトの仕様を突いたテクニックがいくつか存在しており、効率を重視するか、速やかな撃破を狙う場合はこれを利用して時短も可能である。


当初は上位までのマム・タロトと同様にマルチ前提のステータスだったが、後からプレイした人が遊びづらくなってしまうという点を考慮してか、最後のタイトルアップデートからしばらく経った後のアップデートで参加人数に応じたステータス変動が実装された。これにより、現在は後からプレイした人や当時やっていなかった人も、全員参加でなくとも気軽に参加できるようになっている。また、仕様の把握が必要で難易度も高いが、ソロでの一発突破も現実的に可能な範疇となっている。

ただし変動するようになったのはムフェト・ジーヴァ本体のステータスのみであり、それ以外の仕様はそのまま。特に地脈エネルギーは多人数パーティ複数で並行して挑むことが前提の数値なので、一戦ごとの減少量がかなり少ない。そのため少人数、特にソロの場合は一発で突破できる装備が無ければ途方もない回数をこなさなければならない。加えて少人数での一発突破では集会所単位で挑む場合と比べて部位破壊の数が大幅に少なくなるため、得られる報酬の質もかなり低くなる。そのため、集会所で協力するのが最適なのは変わらない。

ちなみに前述の通りソロでの一発突破も現実的に可能となっているのだが、よりによってムフェト・ジーヴァのソロ一発突破を最も簡単に実現できる装備はムフェト・ジーヴァの装備である…。


余談

古龍の幼体と成体といえば、4のメインモンスターであるマガラ種が先例として存在する。

骨格が同じである他、脱皮することで成体になること、周囲の環境に甚大な影響を及ぼすことなど、共通点はそこそこ多い。

しかしあちらは幼体の時点では分類不明であり、成体になることで古龍種となるのに対し、こちらは幼体の頃から明確な古龍種であるという違いも存在する。


ラスボスを冠した古龍、それも幼体の時点で「古龍の王」と呼称される存在の成体というだけあって、その設定上の規模は文字通りの規格外。

モンスターハンターの世界広しと言えど、存在そのものが世界崩壊の危険性を有するというレベルのモンスターは、他にはダラ・アマデュラと禁忌のモンスターくらいのものである。

事実、後に発売された設定資料では、アイスボーンにおけるアルバトリオンはこのムフェト・ジーヴァを「存在を許せぬ異常の力」と認識、その存在およびそれが誕生し得る繭を撃滅するために現れていたことが判明。

ムフェト・ジーヴァ自体はあくまで禁忌のモンスターではない扱いのようだが、それと同等か限りなく近いレベルに強大な存在であることは疑いようがないだろう。



関連イラスト

『地底に住う王』ムフェトジーヴァSafi'jiivaSafi'jiiva


関連タグ

モンスターハンターワールド:アイスボーン ゼノ・ジーヴァ


リオレウス:同じく赤い竜であり、アイコンが酷似している。


MHRiseのラスボス:王の雫に酷似した攻撃を行うモンスター。リンク先ネタバレ注意。


KINGGHIDORAH(モンスターバース)キング(王)の名を持つこと、強力な再生能力を持つこと、環境を自分に都合のいいように作り替えようとしていること、黙示録の赤い竜をモチーフにしているなど、何かと共通点が多い。

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