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概要

ユニ・チャーム株式会社が、1992年から発売していた世界初のパンツタイプの使い捨ておむつ。それまでのテープタイプとは違い、おむつ替えがスムーズに行えるようになった他、ある程度大きな子供なら、一人で履き替えができるようになった。

その後介護用品の使い捨ておむつや他社製品もこの形状の採用が増え、今でテープタイプとパンツタイプの両方を販売しているメーカーがほとんど。


発売初期の頃は、男の子用はクマの顔、女の子用はウサギの顔という簡素なデザインだったが、2000年頃からディズニーのくまのプーさんがおむつの柄に採用された。

その後、プーさん以外にもディズニープリンセス柄のかわいいおむつや、トイ・ストーリーのデザインのおむつ等も販売された。


現在は「ムーニーちゃん」という全身白のオリジナルキャラクターがおむつのデザインに採用されている。

キャラクターのデザインはムーミンを新生児サイズに縮小し、耳を取り除いてのっぺりとした鼻面とし、小さな白い前髪を生やした感じの顔面となっている。


余談

一時期この「ムーニーマン」という名称が変更され、これにあたるブランド名として「moonyパンツ」が使われていた時期があったが、現在はまた「ムーニーマン」に戻っている。


ゆるうんちポケット

「ムーニーマン エアフィット」の乳児向けサイズ(SMのごく一部)のみ展開されている特殊構造。

背中部分に大きなポケット状の構造があり、幼児便がこの中に溜まることで、背中に便漏れして衣服などを汚すのを防げる仕組み。それゆえ複雑な構造で高価。無論このおむつを着けているからといって、必ずしも便漏れを防止できるわけではない

の部分にポケットの張り出しがあるのが唯一無二ともいえる外観上の特徴。


幼児向けサイズ(M以降)には付いておらず、テープタイプの「ゆるうんちストッパー」と同じくギャザーの幅や伸縮性を強化して背中に密着させ、便漏れを防ぐ仕組みとなっている。

 

余談

ゆるうんちポケットにあたる競合他社の構造は、P&Gの「パンパース」シリーズの「ゆるうんちキャッチャー」が相当する。背中部分のギャザーを拡張して浅い袋状にし、便を堰き止める仕組み。

他社のおむつでも、背中のギャザー部分を内側に折り返して装着すれば似た効果が得られる。


製品の種類

  • Sサイズ

 赤ちゃん用のサイズのおむつ。

  • Mサイズ

 赤ちゃん用のサイズのおむつ。

 前述したゆるうんちポケットがあるタイプとないタイプがある。

  • Lサイズ

 主に入園前の子どもから幼稚園児向けのサイズのおむつ。

  • ビッグサイズ

 主に幼稚園児向けのサイズのおむつ。

  • ビッグより大きいサイズ

 主に幼稚園児から小学校低学年向けのサイズのおむつ。

  • スーパーBIGサイズ

 主に小学生から中学生向けの大きいサイズのおむつ。

他のおむつと違いシンプルなデザインとなっていて、大きい子どもでも喜んで履けるようになっている。男の子用は、恐竜などのデザインとなっており、女の子用は、うさぎさん柄やいちご柄、ティアラ柄などのかわいいおむつとなっている。(2018年頃におむつの柄が一新され、現在はさらにお姉さんお兄さんっぽい柄のおむつに変わっている。)


CM(コマーシャル)

赤ちゃん用に製造されているムーニーとは異なり「ムーニーマン」は幼児小学生が主なターゲット層のため、その年齢に近い子役がCMに起用されていた。


履かせるおむつ♪ ムーニーマン♪ 」というCMのアイキャッチは聴き馴染みがあるだろう。


昔は、小学校に上がる前くらいの年齢の子役製品のおむつを履いてはしゃぐ内容で、子供番組やお昼の番組の合間に放送されていたが規制がかなり厳しくなり、現在はそのようなCMは全て廃止し、赤ちゃん用のおむつ(主にS〜Mサイズ)のCMしか放送していない。


ちなみにターゲット層が小学生中学生の「ムーニーマン スーパーBIG」は展開されているおむつの中で唯一CMが一度も制作されたことがない。


関連タグ

おむつ オムツ 紙おむつ diaper


ムーニーの他ブランド

マミーポコ

オヤスミマン

トレパンマン


他社

P&G:パンパース

花王:メリーズ

エリエール:GOO.N

Nepia:Genki!

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