データ
概要
ロイミュードの幹部怪人たちの紅一点、「メディック」の本来の姿でありコブラ型ロイミュード009の進化態。『小説 仮面ライダードライブ』にて幹部の中では早期に覚醒した個体だと判明する。
第20話の終盤、ドライブにプライドを傷つけられた事で仮面ライダー達へ怒りを覚え、その姿を視聴者へ初披露した。
今まで登場した幹部を含む上級ロイミュードとは違い、人間の女性的な体付きをしており、全体的には看護師を思わせるようなデザインとなっている。また、人間態の時とは違って白を基調とした体色をしている。
能力
ロイミュードの治療や修復能力を初め、背中に生えた触手を伸ばして敵を拘束したり体を貫く攻撃が可能な他、この触手の先端に配備されている多種多様なブレードを用いてロイミュードのコアの破壊や他のロイミュードの体を瞬時に強化改造することが出来る(なお劇中で見せたチェイスの洗脳やプログラムの書き換えはこの能力の応用と思われる)。
その他にも人間の死体を模造する事も可能で、更に作成時間を調整する事で死亡推定時刻を調整する事も可能で、実際に捜査に乗り出したドライブ達を分断する事に成功している。
口から光の吐息を吹きかけて、シフトカーを洗脳する能力も有している。
また、メスのような鋭い指の先から高熱のレーザー光線を発射して『レーザーメス』のように物体を切断することも出来る(だが、それ以上の高熱を発することのできるタイプデッドヒートには効果が無く、逆に攻撃を押し返されてしまった)。
その他、黒薔薇のエフェクト状のエネルギーを前面に展開してバリアーや目くらましとして用いることも可能であり、「メディック」の名に相応しい能力は勿論、攻守ともに隙の無い幹部怪人である。なお、これらの能力は全て人間態の状態でも使用可能となっている。
超進化態
データ
身長 | 205.0cm |
---|---|
体重 | 107.0kg |
特色/力 | 光の触手による攻撃、ロイミュードの修復や強化改造 |
第42話においてゴルドドライブの処置で心の穢れを取り除かれた結果コピーした羽鳥美鈴が愛犬の「ショウ」に再開した様を見た事とで自身のベース感情であった「主人の愛を信じて尽くす」ということを取り戻し、それがハートへの愛だと気づいた事で超進化を遂げた姿。
高い修復能力と攻撃力を兼ね備えており、エネルギーを纏った触手による攻撃を行うことが出来る。
しかし、ゴルドドライブ=蛮野は密かに彼女の体に超進化すると感情が消失するように細工を施していた為、超進化態になるのと同時に蛮野に操られるだけのただの傀儡と化してしまった……
なお、第44話にてその洗脳は解かれたものの、それと引き換えにロイミュードのコアを回復する能力が失われてしまった事が第46話にて判明した。
余談
以上の様に豊富な能力を持ち、また仮面ライダー達との直接の戦闘回数が少ない事もあって、怪人態が登場してからしばらく仮面ライダー達は彼女にダメージらしいダメージを与える事すら出来ていなかった。
しかし、第35話にて初めてダメージを受けたばかりか怪人態を保てない程に追い詰められた。なんとその相手は、皮肉にも自分が散々バカにしていたブレン・ロイミュードであった。
更に、前述の洗脳を解き蛮野の卑劣な計略から彼女の命を救ったのもブレンである。
また、善玉に着いた怪人を処刑したキノコ獣人の系譜の中では唯一仮面ライダーに倒されていない。
備考
竹谷隆之氏によると、スタッフに「ロボペチャではなく不機嫌なロビンちゃんでお願いします」と言われたとの事。バレエする仕草にもロビンの要素が現れているが、恋慕した相手を様付けして呼んだり、看護師という役割からロボペチャの要素もある。
また、このロビンちゃんのリメイクキャラクターが天使をモチーフとしたロビーナなわけだが、メディックも天使をモチーフとしたエンジェル・ロイミュードに改造されている。
関連タグ
ロイミュード ロイミュード(コブラ型) 上級ロイミュード 超進化態
ロイミュードXXX
トルネードロイミュード(008) → メディックロイミュード(009) → ペイントロイミュード(010)