概要
オルバン大元帥の甥(オルバンの兄の子に当たる)。オルバンのことは叔父貴と呼んでいる。
人物
放蕩無頼で有名であり、常に酔っ払っている。しかし真実の姿は暴君となった叔父オルバンを嫌い、ウォーリン同様バーム星人と地球人の混合社会を作ろうとする和平派であり、無頼じみた言動の数々はオルバン一派の目を欺くための芝居だった。
経歴
エリカが地球人を愛した咎で処刑されそうになったことを知り、海底魔城に駆けつけエリカを嫁にすると宣言、エリカを救う。和平派の彼としては、またとない両星の友好の象徴として、エリカと一矢を失うわけにはいかなかったのである。しかし、自身の地位を危ぶむバルバスとライザが放った戦闘ロボにコブラードを撃墜されて瀕死の重傷を負い、エリカにバーム平和運動の重要機密が隠された指輪を託して絶命する。その後の展開から見て、彼の死が小バームの平和勢力の壊滅と全国民洗脳計画の本格化につながったと思われる。