ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

メロエッタ

めろえった

メロエッタとは『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
目次 [非表示]

基礎データ

全国図鑑No.0648
イッシュ図鑑(BW)No.154
イッシュ図鑑(BW2)No.299
ぶんるいせんりつポケモン
ローマ字表記Meloetta
タイプ(ボイスフォルム)ノーマル / エスパー
//(ステップフォルム)ノーマル / かくとう
高さ0.6m
重さ6.5kg
せいべつ不明
特性てんのめぐみ:追加効果の発動率が2倍になる
タマゴグループタマゴみはっけん

各言語版での名称

英語Meloetta
ドイツ語
スペイン語
フランス語
イタリア語
韓国語메로엣타
中国語美洛耶塔

概要

第5世代『 ブラック・ホワイトの幻のポケモンの1匹で、2012年夏公開の映画キュレムVS聖剣士ケルディオの同時上映メロエッタのキラキラリサイタルに登場するポケモンとして発表された。


五線譜を思わせるような長い髪や、音符ト音記号などの音楽記号のような部分が随所に見られるのが特徴。

映画公式サイトによれば、ダンスが得意で、その歌声やダンスでポケモンの感情が変化するという不思議な力をもっているらしい。ポケモン図鑑では歌で感情を操ると解説されており、こちらの場合はどこか恐ろしさを感じる解説となっている。また、メロエッタの歌は人間にインスピレーションを与え、多くの名曲が誕生したと言う。この事から元ネタはイギリスに伝わる妖精リャナンシーではないかと思われる。尤もあちらはインスピレーションを与えるかわりに命を奪ってしまう恐ろしい妖精なのだが。


名前は「メロディ」+「ピルエット(片足のつま先で立って行うバレエの旋回)」、もしくは「アリエッタ(会話の間などに歌われる曲、小アリアのこと)」からだろうか。


通常状態では緑髪ボイスフォルムで、頭についた音符がインカム状になっているなど『歌う』事に特化したデザインになっているが、ある歌をきっかけに『踊る』事に特化したオレンジ髪ステップフォルムへとフォルムチェンジをする。

☆stars☆of the show

このフォルムになると髪や目の色が変わり、衣装がバレリーナのようなものに変化する(どちらかと言うとフラメンコダンサーか)。

また外見だけでなく、タイプもノーマル・かくとうという珍しい組み合わせのものになる。恐らく「舞踏」と「武闘」を掛けたシャレになっている物と思われる。


上述したように初登場がケルディオゲノセクト等とは違い、短編の同時上映作品なので、他の幻のポケモンと比べて地味にインパクトに欠けてしまっている。なお、このような作品が初登場となった幻のポケモンは今のところメロエッタが唯一。この関係で2023年現在正規の色違い個体は存在しない


専用技「いにしえのうた」を覚えさせれば、戦闘中のみステップフォルムにフォルムチェンジできる。


どうでもいいがはいてない。あと、断じて「エロメッタ」ではない。


性別は不明であるが、多くのメディアではデザインなどから『女の子』として扱われる傾向にある。


ゲームでの特徴

第5世代 ブラック・ホワイト/ブラック2・ホワイト2

幻のポケモン故に2012年7月14日~9月30日の上映期間中に配布された「メロエッタ(えいがかん)」と、日本では手に入らない「外国産メロエッタ(SPR2013)」しかいない。

ヒウンシティのスリムストリートにある「カフェ 憩いの調べ」で中央にいる男性から「いにしえのうた」を教えてもらえる事ができる。また、『BW2』では女性に話しかけると、フェスミッション「きのみさがしで だいぼうけん!」が解禁される(これは後述する小ネタでもある)。



第6世代 X・Y/ オメガルビー・アルファサファイア

『Pokémon 20th Anniversary Mythical Pokémon』の一環として「メロエッタ(GF)」が配布された。Lv100・技「でんこうせっか」「ねんりき」「りんしょう」・ポイントマックスを持っている。


第7世代 サン・ムーン / ウルトラサン・ウルトラムーン

2017年12月1日~2018年4月30日にて、『ウルトラ!ゼンリョク!幻のポケモンをもらおうキャンペーン』によるスクラップで「メロエッタ(ぜんりょく)」が配布されていた。

また、2018年8月24日~26日でWCS2018会場であったMusic City Center現地で「メロエッタ(Worlds18)」が配布されていた。


第8世代 ソード・シールド

5世代の幻勢の中で唯一登場出来なかった。


第9世代 スカーレット・バイオレット

ポケモンホーム連携と共に解禁され一世代を跨いでの参戦。DLC『藍の円盤では特定の行動を行うことでメロエッタが固定シンボルで出現するようになる。


手順は以下の通り。

  1. テラリウムドームのコーストエリアの特定の場所に行く。
  2. 風が吹いているので、風と同じ方向で右回りに10秒回転する。
  3. カメラを起動しセピアフィルターにする。
  4. 周りを見回すといにしえのうたが聞こえてくる。これがメロエッタが出現した合図。

レベルは70で、個体値の3V保証が設けられており、加えてテラスタイプもかくとうタイプとなっている。当然ながら色違いブロックルーチンがかかっているため、色違いを粘ることはできない。


カメラのセピアフィルターはBW・BW2で「いにしえのうた」を教えてもらえるNPCにて「セピア色の記憶」という言及があるため、それを意識したものだろうか。ストーリーを攻略せずともゲット可能で、更に「テラリウムドームで捕獲」という事になるためカキツバタの四天王チャレンジにも使用可能。ブルベリーグではダブルバトルが基本という事もあり、ダブル向けのメロエッタは即戦力として十二分なので採用するのも良い。


ただ、配信から2日後という異例の速さでネット上で出現方法が広まり、特定の場所と回転はブルーベリー学園のNPCからヒントは貰えるものの、カメラ機能を使うことはノーヒント(上述のようにセピア色のヒントはあるが過去作を知らなければわからない上に、カメラを使用する事に関するヒントはない)であるため、情報が広まった後しばらくは「デマ情報、または改造ではないか?」と疑われていた。


一応、嘘のような方法で出現する同じ第5世代出身の幻のポケモンや、別シリーズにヒントがある幻のポケモンが登場する作品にはがある。(前例も含めて出現方法がワザップ過ぎるとネタにされる事も。)

ちなみに、捕獲率は伝説のポケモンと同等である。


性能

種族値

フォルムHP攻撃防御特攻特防素早さ合計
ボイスフォルム100777712812890600
ステップフォルム100128907777128600

戦闘中のフォルムチェンジによってタイプも変わるので、同じくフォルムチェンジ持ち、かつタイプ可変のロトムとはまた違った使い方が求められるポケモン。


レベルアップで覚える技には「りんしょう」、「うたう」、「フラフラダンス」、等といった前述の記述も含めまさに歌姫らしい技を覚え、「サイコキネシス」「インファイト」といった実践的な技も覚える。


ボイスフォルムの場合、特攻・特防が高く、極めて優秀なステータスを持つ。ステップフォルムにチェンジすると、ステータスが入れ替わり、代わりに攻撃と素早さに秀でた能力を有するようになる。

注目すべきは素早さで、ステップフォルムのときの素早さ種族値は128である。メガシンカを含めてかくとうタイプ2位(1位はメガミミロップ)で、「インファイト」を覚えるかくとうタイプに限定すれば最速となる。

ボイスフォルムとステップフォルムでは、得意不得意なタイプがほとんど逆であり、状況に応じたフォルムチェンジの発動が求められる。


攻撃面は、エスパータイプのお決まり「サイコキネシス」「サイコショック」を筆頭に、3色パンチや「ストーンエッジ」「10まんボルト」「シャドーボール」など、相性補完ができる技を覚えることができる。

フォルムチェンジに必要な技いにしえのうたは、威力こそさほどではないが、2匹同時に攻撃できるのでダブルバトルでは役に立つうえ、まれに相手を眠らせる追加効果がある。

技の多彩さを生かして両刀型にしてもおもしろい。


難点はフォルムチェンジに「いにしえのうた」が必要な分、技スペースや立ち回りを制限されること。同技は特殊技であり、ステップフォルム向きの育成をしていると威力が心許ない。かつこの技でダメージを与える必要があり、ゴーストタイプや特性「ぼうおん」持ちの前ではフォルムチェンジ不可能となるのが痛い。

特性「てんのめぐみ」も活かしきれているとは言えず、3割以上の発動率を持つもので実用に耐えうるのは「かみなり」「ひみつのちから」「いわくだき(ただし「グロウパンチ」を覚えられる)」くらい。せめて「ずつき」でも覚えてくれれば。


以前のシェイミ(ランドフォルム/スカイフォルム)やフーパ(いましめられしフーパ/ときはなたれしフーパ)と異なり、ボックスに預けただけで元に戻る謎仕様ではないのが救いか。


9世代

今作ではフォルムチェンジのタイプ変化に加えてテラスタルによっても変わるため、さらにテクニカルな戦いが求められる。そして専用技のいにしえのうたはLV50での自力取得が可能になった。


ランクマ環境を想定した場合は、やはりフォルムチェンジして素早さを上げたい事が多いので、その手間がかかってしまうのがネック。フォルムチェンジ前は相性的に四災に弱く、チェンジしてもパオジアンは抜かせない。ハバタクカミに関しては、そもそもノーマル技なのでフォルムチェンジ出来ず、出来たとしても素早さを抜けず、さらに弱点を突かれるという落とし穴もある。

ただ、テラスタルを先にしてしまえば関係はないので、相手のタイプを考えながら慎重に立ち回ろう。


どちらかというと専用技も全体攻撃なのでやはりダブル向けのポケモンと言えよう。


使用トレーナー


番外作品

ポケモンGO

2021年7月17日『Pokémon GO Fest 2021』に実装。「せんりつポケモンを解明せよ!」のスペシャルリサーチのリワード、チケットを購入し現地時間2021年7月17日(土)10時~18時のイベント期間にアプリを開いたプレイヤーが受け取れた「せんりつポケモンを追え!」でのリワードで出現した。


ポケモンマスターズ

メイ(チャンピオン)&メロエッタ

2023年12月25日に、ネオチャンピオン・メイのバディーズとして実装(以前のネオチャンピオンではキョウヘイと色違いオノノクスのみの登場であり、当の作中イベントにおいてメイはヒュウと共に何やら準備しているとしか言及されていなかった)。

「イッシュのサポート」により、イッシュタグの数に応じて味方全員の技の威力を強化。それぞれのフォルムでエスパー・かくとうのタイプ抵抗を下げる事が可能なサポートロール。

サポート技・バディーズ技でフォルムチェンジし、切り替わる度に味方全員に「物理・特殊技威力ブースト」を1段階付与、更にサポート技で味方全員の急所率を1段階・ランダムな能力を2段階上昇させる。


ポケモン不思議のダンジョン

マグナゲートと∞迷宮ではミュージックパラダイスを作ってくれる。ダンジョン突入時にボイスフォルムかステップフォルムか選べる。


大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』以降の作品でアイテムのモンスターボールマスターボールからボイスフォルムで登場。「エコーボイス」は上下に向けて音玉を発射し、地形に玉を反射させて攻撃する。


アニメ版

アニポケサトシの旅シリーズ

短編『メロエッタのキラキラリサイタル

2012年夏公開の映画キュレムVS聖剣士ケルディオの同時上映短編作品で登場。ポケモン映画で短編が同時上映されるのは、2003年の『おどるポケモンひみつ基地』以来実に9年ぶりとなる。

ルナトーン岩が山の上に来る時、年に一度のメロエッタのキラキラリサイタルが始まる。…のだが、メロエッタがリサイタルにつかうメロディベリーがどこかに吹き飛ばされてしまい、ピカチュウ達はメロエッタの為に各地に飛び散った5つのメロディベリーを探す事になる。

ちゃお』2012年8月号付録DVDに収録の映画公開記念スペシャルアニメ『うたえメロエッタ リンカのみをさがせ』は本作の前日譚となり、ピカチュウたちがメロエッタのためにリンカのみを捜しに行く話である。

ポケモン公式YouTubeチャンネルにて配信している。


ベストウイッシュシーズン2

性格はかなり恥ずかしがりや、助けてくれたサトシのことが大好き(公式サイトより)。

CV:中島愛


映画に先駆けて登場。サトシに助けられて、共に冒険することになる。これまで伝説のポケモンや幻のポケモンが1,2話のゲストで出てくることはあれど、主人公一行と冒険することは殆どなかった。


姿を消す力と人の心を癒す力を持つ。しかし、非常に恥ずかしがりやで初対面の人間の前には中々姿を見せない。姿を消している間はロケット団のスコープでなければ見えないが、ポケモンたちにはなんとなく見える様子。

彼女の歌声にはトルネロスボルトロスランドロスを制御できる「うつしかがみ」の封印を解いて神殿を浮上させる力があり、それ故にイッシュ制圧計画「オペレーションテンペスト」の実行のためロケット団に狙われている。


シーズン1第82話でロケット団の追跡を逃れるためポケウッドの道具倉庫へ入り込み、ここでサトシと接触、この時逃げようとして置いてあった板にぶつかり、倒れてきた板から助けてもらったのがきっかけ。その後サトシ達の後を追いかけ83話のタチワキシティにも登場、姿を消した状態でサトシのジム戦を観戦していた。


シーズン2第1話(BW85話)でロケット団に見つかり襲われるがなんとか振り切り、ケガをして弱ったところをサトシ達に保護、治療してもらった。体調が回復したあと姿を消すが、2話でやっぱりサトシ達の後を追いかけ、共にイーストイッシュまでやってきて同行する。


第12・13話(BW96・97話)にて、ロケット団に捕らえられてしまい、更に監視されている間に密かに録音されていた歌声により海底遺跡の「うつしかがみ」の封印が解かれてしまったうえに、サカキにより伝説のポケモンを操る力に利用され苦しむが、ボルトロスの技を受けパワーアップしたエレキボールを放ったピカチュウにより救助された。


事件後はラリーの仲間が見つけた新たな住処へ移動するため、サトシから「ポケモンリーグは必ず優勝する」約束されてサトシ達と別れた(なお、サトシ本人はイッシュどころかカロスリーグを優勝できず、アローラリーグでようやく優勝できている)。


漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

第10章に登場。ヒウンシティの「いこいのしらべ」に現れるが、バルチャイに襲撃されていたところを10章主人公の一人・ホワイトベルが出会う。ギタリストの代わりにベルが弾いたギターの音に反応して「いにしえのうた」を歌い、フォルムチェンジしてバルチャイの群れを圧倒し、ベルの進む道を見つけるきっかけを作った(余談だが、そのバルチャイのリーダーはホワイトの手持ちとなった)。


コラボ

ポケモン feat. 初音ミク Project VOLTAGE 18 Types/Songs

初音ミクとポケモンコラボにて、初音ミク(エスパータイプ)の相棒として、ボイスフォルムが抜擢された。

  • なお、アニポケのメロエッタの声優はGUMIでもある。

関連イラスト

♪メロエッタども

ボイスフォルム

めろえったいにしえのうた

ステップフォルム

ステップメロエッタこけちゃった・・・


中の人ネタ

メグエッタランカとメロエッタ

中の人が他に演じるキャラで、特に緑髪&歌手繋がりでランカ・リーGUMIが出てくることもよくある。


ちなみに同じ緑髪ツインテール歌姫繋がりでミクエッタなるものも出ている。と思ったら上述の通り、公式でコラボした。

ミクエッタ


余談

エロメッタ

なぜそう呼ばれているのかと言うと、単に「メロエッタ」という単語の聞き間違いではあるのだが、その他の説として、アニメに登場したメロエッタの鳴き声は「メロ」や「ロエッタ」などだが、とあるファンが「ロエッタ」を「らめぇ」と間違って聞き取ったというものがあるらしい。

真相は定かではないものの、エロメッタのタグが付いているメロエッタは大抵「らめぇ」と鳴いている(?)ので、意外と信憑性があったりするとか。ただし鳴き声が喘ぎ声に聞こえる例は前例のないことではない。


関連タグ

ポケットモンスター ポケモン BW BW2

ポケモン一覧 幻のポケモン

ノーマルタイプ エスパータイプ かくとうタイプ


0647.ケルディオ(いつものすがた/かくごのすがた)→0648.メロエッタ(ボイスフォルム/ステップフォルム)→0649.ゲノセクト


幻のポケモン


同複合タイプ




その他

緑髪 オレンジ髪 歌姫 バレリーナ

関連記事

親記事

幻のポケモン まぼろしのぽけもん

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 7159516

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました