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概要

トランスフォーマー』シリーズに登場する破壊神、星間帝王ユニクロンの配下を指す名称。実際は飽く迄ファンが付けた俗称に過ぎないのだが、かといって正式な名称もなく作品ごとに呼び方がまちまちなため、統一した名称のひとつとして定着している。他の名称としては「Minions of Unicron」「Heralds of Unicron」などがあるが、いずれも意味合いは「ユニクロンの眷属」あるいは「ユニクロンの使徒」といったところである。


サイバトロンおよびデストロンのどちらにも属さず(あるいはどちらとも内通し)、ユニクロンの命令に従って暗躍する第三勢力としての立ち回りが多い。


善神プライマスと同様にユニクロンもトランスフォーマーを生み出すことができるのだが、ユニクロンズ・スポーンの中には、通常のトランスフォーマーを捕らえて改造し、洗脳した者なども含まれている。


陣営を表すエンブレムはユニクロンの頭部を模したもので、初出は『ビーストウォーズネオ』。もともとはブレントロンのエンブレムだったが、現在はユニクロン陣営全体を示すエンブレムとなっている。


主な眷族達

ガルバトロンサイクロナススウィープス(『トランスフォーマー2010』)

御三方

初出は日本未公開の『トランスフォーマーザ・ムービー』。サイバトロンとの激戦の末に重傷を負い、スタースクリームによって宇宙空間へと棄てられたメガトロンやデストロンメンバーを回収して改造、配下としたもの。後にスタースクリームもユニクロンと取引して肉体を取り戻している。彼らは飽く迄もデストロンであり、ユニクロンに仕える気などさらさらないので正式にユニクロンズ・スポーン扱いされることは少ないが、元祖といえば元祖。

ザ・ムービーでは、ユニクロンからの精神干渉を受けたガルバトロンが助けを求めた時にスカージが我々が仕えるのはユニクロンだと言っているが2010以降はユニクロンの影響がなくなったからか、そういった発言は見られない。


ブレントロン(『ビーストウォーズネオ』)

ブレントロン

サイバトロンにもデストロンにも属さない謎の第三勢力として登場。その真の目的は、ユニクロンのエネルギーであるアンゴルモアカプセルを回収することによるユニクロンの復活および復権であった。これまでのユニクロンは他のトランスフォーマーを手駒に仕立て上げることが多かったが、ブレントロンはユニクロン自身の手駒として創造された点において一線を画しており、ユニクロンズ・スポーンの原点とも言うべきキャラクターである。


タランス(『ビーストウォーズ』『ビーストウォーズメタルス』)

空中山脈大爆破

デストロンの科学者。同軍の数々の技術開発に携わり、中核メンバーのひとりでありながらビーストメガトロンに対して含むところがあり、全てのトランスフォーマーを抹殺するという目的の為に『ビーストウォーズ』全般で暗躍し続けていた。


『メタルス』では中盤にて来訪したジャガーにより、タランスの正体はデストロンの上層部トリプティコン評議会によって送り込まれた秘密警察の一人であることが判明。その後の展開でユニクロンとの繋がりも明かされている。


ラムホーンシカタゴンシークランプ(『ビーストウォーズメタルス』)

デストロン上層部の最大派閥トリプティコン評議会を構成するリーダー格3人でデストロン3長老とも呼ばれるがメガトロンとタランスからは「3バカ長老」と呼ばれる。

未だに宇宙支配を目論みながらもサイバトロンとの戦いはまだ早いと判断していたがメガトロンの勝手な行動に腹を立てており、更にトランスワープウェーブを探知した事で政争になっているサイバトロンの司令部にばれないように工作しつつメガトロン一味や彼らを追っていたサイバトロン部隊を消すべくエネルゴアへジャガーを送り込んできた。タランスも彼らの密命でメガトロンを監視していた工作員だった。メガトロンをかなり問題視しており、日本語吹き替え版では彼を「馬鹿たれ」と呼んでいたり、「花瓶割っちゃうからねえ~」と言っていた。


実はデストロンの上層部であるはずの彼らもまたタランスと同じくユニクロンズ・スポーンの一員でサイバトロンとデストロンを壊滅させようと暗躍していたのであった。


フォールン(アメコミ)

フォールン

プライマスによって創造された『最初の13人』のひとりだったが、悪に堕ちて叛逆を起こした。その背後にはユニクロンの意思が介在している。


マイクロン(『マイクロン伝説』)

パートナーマイクロンドット

エボリューション(合体)することでトランスフォーマーをパワーアップさせる重要な存在として登場し、彼らを巡ってサイバトロンとデストロンが激しい争奪戦を繰り広げた。その正体はユニクロンの眷属であり、サイバトロンやデストロンの争いを激化させると同時にその意思を奪うために創り出された存在だった。


しかし、マイクロン達は誕生直後にラッド達と邂逅したことでユニクロンの意思に反して自らの意思を獲得。ユニクロンの目論見は大きく狂ってゆき、やがてユニクロン自身を滅ぼすことになる。

マイクロン自体がユニクロンの眷属として扱われることは少ないが、特に両陣営へ加担し争いを扇動していたダブルフェイスなどは明確にユニクロンの眷属として扱われることが多い。


スパークボット(『キスぷれ』)

第二部から登場。「プライマスの遣い」を称して主人公達と接触、様々な世界を旅してオールスパークの欠片を集めるように指示した。しかし、その正体はユニクロンの眷属。集めていたエネルギーもオールスパークの欠片などではなく各世界へと散ったユニクロンのエネルギーであり、エネルギーを集めてユニクロンを復活させることが真の目的だった。


テラーコン(『トランスフォーマープライム』)

Zombie Cliffjumper

本作ではユニクロンが眷属を創るメカニズムの一端が描かれており、ユニクロンは自身の血液ダークエネルゴンを介して眷属を操っていることが明かされた。本作のメガトロンはこのメカニズムを利用し、トランスフォーマーの残骸へダークエネルゴンを打ち込んで自身の手下テラーコンとして操っている。


テラーコン自体はG1シリーズや『トランスフォーマースーパーリンク』に登場しているデストロンのサブグループ名であるが、本作ではダークエネルゴンによって操られるトランスフォーマーを指す名称として扱われており、広義でのユニクロンの眷属といえる。


メガトロン(『ビーストハンターズ』)

甦る焔

オートボット達との死闘の末に敗れて機能停止したメガトロンを回収し、改造して配下へと仕立て上げたもの。他の追随を許さない力を持っており、メガトロン自身の意識こそあれどその肉体はユニクロンの操り人形と成り下がった。


『トランスフォーマープライム』シーズン1で意識を封印されたユニクロンだったが、オメガロックによるサイバトロン星の復活と共鳴して再び復活。メガトロンの肉体を眷属に仕立て上げた後、宇宙に投棄されていたオールスパークをダークエネルゴンで汚染して手中に収めようと行動を起こした。

しかし、自らを犠牲にしたオプティマスプライムの機転で逆にユニクロンの邪悪な意識が封印され、メガトロンもユニクロンの束縛から解放されることになる。


テラーコン(『ビースト覚醒』)

実写映画シリーズ初のユニクロンの眷属達で、オートボットですらその存在を知らなかった。


主であるユニクロンから分け与えられた暗黒エネルギーによって、数では勝るオートボットはおろかオプティマスプライムを凌駕する戦闘能力を持つ。


メンバーの共通点として、ボディの一部に錆びが見られるが、「ある描写」から暗黒エネルギーが錆びのように変化したものであることや、ユニクロンによって洗脳された者たちであることが示唆されている。



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