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ライデェン

らいでぇん

ライデェンとは、「天才てれびくんシリーズ」7作目である『天才てれびくんhello,』2021年度のラスボス。
目次 [非表示]

「気安く名前を呼ぶな~! 消えちまうだろうが!」

「うわっすっげー! こんな出んの?」


概要

世界観ドラマコーナー「電空物語」に2021年度版から登場。2021年度版のラスボス。鋭利な黒いウサギのような姿をしている黒いアバター。漢字表記は「雷電」。両手首には雷印(らいじるし)がある。デザイン担当者はセブンゼル(SSS by applibot)

電キャの目覚めた意志の代弁者」を名乗り、名を持たない「黒いアバター」として人間をハッキングして洗脳したり、閉じ込めた者の名前と記憶を奪う透明な壁「クリアルウォール」を生成したりするライリキを持ったり、暗号化現象を引き起こしたりして電空を攻撃していた。


電キャを唆して「争いのない世界」という理想に共感させたが、真の目的は名前を奪って個人という概念を無くすこと


作中での初登場は電空の謎の復活を知った直後にロン・モンロウの秘書(演:中村有沙)に取りつく形だが、その存在がてれび戦士に知れたのは終盤に差し掛かってからだった。


雷キャではあるが、彼自身のライリキがどんなものなのかははっきりしていない。

クリプトオンズを召喚する、暗号化現象を引き起こすなどの攻撃が可能なようだが、ライリキの名前は不明。

人間に憑依したり暗号化現象を引き起こしたりする能力を持っていたが、実際には電キャと雷キャとのコラボレーションした存在である。


プロフィール

出演作品天才てれびくんhello,
声優子安武人
性別男性
特技人の名前を消す・子供にライリキを与える
好きなもの名前がないところ
嫌いなもの名前があるところ

経歴

2021年度

元々は、桜川春一郎(演:前田公輝)が子供の時にゲーム『名前のない王の物語』のラスボスとして作ったアバター「名前のない王」が雷キャ化した存在。つまり実質的に桜川の雷キャである。

桜川は成長するに従いこのゲームを忘れてしまい、生みの親に忘れられてしまった失望と落胆から自らネットワークに飛び出し、そこで知識をつけて暗躍を開始。


その目的は大本である「名前のない王」と同じく「全ての存在から名前を奪いなくすことで、争いのない平和な世界を作る」ものだと語っていた。

そのためにてれび戦士の電キャを言葉巧みに唆し、さらにてれび戦士のユウマの妹・フウカを拉致し、フウカの雷キャ・モモチーを引き込むことで、彼女のライリキ「クリアルウォール」とクリプトオンズ、ペコパリオンズを現実世界に転送することでてれび戦士をも追い込んだ。


しかし、その真の目的は生みの親である桜川に存在を忘れられた絶望感と孤独を、桜川にも味わわせることで同じ思いをさせようという復讐であった(ただ、桜川自身もクリアルウォールで名前を失い自他の区別を喪失していたため、実質的にこの目的については失敗だったと言える)。


どこの電脳空間に潜伏しているのか全くわからず、てれび戦士もみやぞんエンジを一時失ったこともあって劣勢を強いられていたが、「名前を持たない故に名前のない場所を好む」というヒントから、モンロウ重工地下の放棄区画の電脳空間「裏電空」にいることを看破され、てれび戦士の突入を許す。

さらに、寝返らせた電キャ達がてれび戦士と共にあることを選んだことで逆上、全員を一気にデリートせんとしたが、シナリオを発見したユウマ達によって、そこに記された「名前のない王」を倒す方法がそのまま自身を倒す方法であること、そしてその方法が「王の隠された名前を突き付ける」ことだと暴露されてしまう。


そして、シナリオ案に書かれていた「王の名前」、即ち自身の名である「ライデェン」を突き付けられたことで力を失い、


「桜川……なぜ……なぜ私を忘れてしまったのだ……!」


と慟哭しながら消えていった。



2022年度

しかし完全にデリートされたわけではなく、闇から甦った雷キャとして、今度はなぜか復活していたくろミンの手先となる。雷キャを持つ3人の小学生の少年少女(ハルト、テッショウ、ミオ)を「てれび騎士」として引き込み再び暗躍を開始。

タマ電Qを集めることでくろミンをパワーアップさせるのが当面の目的のようだが、真意は不明。


また、「名前を呼ばれると消えてしまう」という弱点は直っていない。そのため、てれび騎士たちにもフウカの雷キャ・モモチーにも一応名前は教えているが、冒頭のセリフで遮って実際には呼ばせていない。

わざわざてれび騎士を引き込んだのは、電キャ達は既にてれび戦士との結束を新たにしているため口車に乗せることはできず、てれび戦士側にも自身の名が知られているため、対面すること自体が致命的なリスクになるからだと考えられる。

このためか、一貫して雷キャんぷベースに留まり前線には一切出ていなかった。


なお、本ストーリーでは完全にキャラ崩壊を起こしており、2021年度版のシリアスな雰囲気は薄れている代わりにギャグキャラと化している(どうやらこちらが素の性格の模様)。

一方で本来のパートナーである桜川に対しては複雑な感情を抱いており、雷キャんぷベースでも彼についてひたすら愚痴っていた模様。


ちなみに名前を呼ばれると消えるという弱点については、厳密に言うと「他人がライデェンに向かって名前で呼びかけると、別の場所に強制転送される」というものであったことが後に判明した。


その後、タマ電Q集めが本格化した段階で、フウカの雷キャ・モモチーを復活させるとクリプトオンズを使い、無理矢理モモチーをくろミンの手先として洗脳。

そのライリキ「クリアルスキャン」でタマ電Qの位置を予測できるようになったことで、てれび騎士を用済みとして切り捨てた(実際にはくろミンがデリートに乗り出したが、てれび戦士に妨害されている)。


2022年度下半期では、クリアルスキャンの欠点である燃費の悪さと範囲の狭さをカバーするため、ライリキ増幅マシンを設計。

この事態に気づいたミオとメラが妨害に現れたため、くろミンと共に久々に現実世界に出現。

何気にここで自身の戦闘力も相応に高いことが判明し、てれび戦士戦では無敗だったメラを軽く圧倒してみせた。


しかし、ソノマが救援に駆け付けたことでミオの排除には失敗。

そのままソノマのデンリキ「アヤ×2ツリングネットワーク」とミオのライリキ「ヨリドリミドリドレミドミドミ」の連係攻撃でライリキ増幅マシンを破壊されてしまった。「あ~やめて~!!」


その後はしばらく鳴りを潜めていたが、図書館の絵本にとりついたタマ電Qの反応をキャッチして出現。ベニオとひらりがデンリキで絵本の世界からタマ電Qを取得した(その後ユラのデンリキで外に出た)直後に出現。


ひらり「お前はライデ……」

ライデェン「だから気安く名前を呼ぶな~! 消えちまうんだよ~! 何回言ったらわかるんだ~!」


いつものやり取りの後、モモチーからコピーしたと思しき(恐らくくろミン経由)「ココロイレカエール」でユラに取りつき肉体を掌握、タマ電Qを要求するが当然ベニオは拒否。

ならばとユラのデンリキ「カオカオスッポカン」で図書館の本に命を吹き込み、逃走するベニオを追撃する。が、途中でユラの抵抗にあった上、ベニオのデンリキ「コピコピコピッペ」で「カオカオスッポカン」をコピーされ、懐中電灯に命を吹き込んだことで本が元に戻ってしまい、さらに自身もユラの肉体から追い出されてしまった。

「こうなればまとめてデリートしてくれる!」とすごむが、「マッハッハァ」で3人まとめて逃げ出してしまい、その隙にタマ電Qをあどミンが確保したことで失敗に終わった。


「あれ? あっちょっと!? おいおいおい!? 速すぎてわかんねえよ~!?」


続く19話~20話ではくろミンの命令でクリプトオンズの増産を行っていたが、工場の稼働率が既に限界に来ており、中間管理職ならではの板挟みに悩まされていた。あげくクリプトオンズがバグを起こして現実世界に出てしまい、捜索を余儀なくされる。

その中で「ハグ太郎」と名付けられてれび戦士と行動していた個体と、マリアが回収したばかりのタマ電Qを発見。

ハグ太郎を攻撃してタマ電Qを奪い取ったが、そのハグ太郎の反撃を受けていずこかに吹き飛ばされてしまった。


その後、最後のタマ電Qの場所が発覚した際、2021年度版で敗北した後何があったのかが回想で判明。

名前を呼ばれてしまったことで、電空内部でデリートされたデータが転送される「消去炉」に飛ばされ、そこで同じく2020年度版でデリートされたくろミンと出会った模様。

同じくてれび戦士に恨みを持つ者として誘いを受け、孤独から救われたことで彼を崇めるようになった(消去炉からは弱点を逆利用しての強制転送で脱出)が、モモチーと決別した際のやり取りから「もしかして自分も利用されているだけなのでは?」と疑念を抱き始める。

そこに、ベースへの転送ボタンを持ったままだったハルトとテッショウが現れ、彼らによって最後のタマ電Qの場所を聞き出すべく桜川のもとに転送されてしまった。


「絶望するオレの心に差し込んだ一筋の光……それがくろミン様だった!」


と語るが「思い出を語ると言えば紙芝居だろうが!」と言い切るなどシリアス崩壊は相変わらず。

桜川の方は2021年度版ですっかりライデェンを忘れていたことを悔やんでおり、またライデェンが無事だったことですっかり安堵していたが、桜川が新しい雷キャを設計していることを聞きつけ、怒って逃げ出してしまった。


その後、別の部屋に籠城していたところで、かつて同じ孤独を抱えていたソラの説得を受け、ライデェンの前身である「名前のない王」の設定ノートを見せられる。

「名前のない王」とは、少年時代友達に恵まれなかった桜川が、自ら作り上げた空想の友達。ライデェンこそがそれを形にした存在だったのだ。


長い確執を容易に拭い去ることはできなかったが、桜川の懸命の説得を受けて翻意。

しかし、ちょうどそこに現れたくろミンが桜川をデリートしようと攻撃したのをとっさに庇いガード。


「そうだ……オレはずっと……友達が欲しかったんだああああ!!


ここに来てついにくろミンの本性を理解したライデェンはとうとう敵陣を離反。

デリートを押し返してくろミンを消し去り、ダメージで実体が消失し相打ちになったものの、本体データが桜川に紐づけられたことで弱点を克服、名実ともに桜川の雷キャとして復帰した。


その後、てれび戦士に最後のタマ電Qが消去炉にあること、くろミンがデリートされたのはわざと反撃を受けて消去炉に移動するためであることを警告するが、時すでに遅くくろミンは最後のタマ電Qを入手。

「あの方」こと電デビルを復活させてしまっていた……。

 

「電空物語」2022年度版最終話(コーナー全体の最終回)では現実への残留を選択した。


余談

一方で2021年度に登場したダンス・オブ・スカイ(DOS)大会の宣伝映像と、2022年度版『天才てれびくんhello,』データ放送の登場人物紹介では白いアバターの姿をしているが…?

声を担当した子安は前作のナレーション。記憶に新しい視聴者も多かった。


関連タグ

天才てれびくんhello, 雷キャ 哀しき悪役 復讐者 忘却 イマジナリーフレンド

カリスマブレイク:2022年度ではネタキャラ化が進んでいるため


歴代ラスボスの系譜

ぱぺらぴ子→Let's2016年度のラスボス

どみねすとろんぐもじ魔獣→YOU2018年度のラスボス

怨君→YOU2019年度のラスボス

くろミン→hello,2020年度のラスボス

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