概要
ラドンパ星人が平和を滅ぼすために使用していた箱で、中身は負の心が詰まっており、その箱が開かれると、対象の星の住民は互いに争いをはじめ、遂には滅びていく運命になる。
ラドンパ星人は数十年か十数年前に宇宙警備隊に捕まる直前に、その箱を地球に落としてしまい、ジェノサイドの侵略後に脱走を図り、地球で巨大な穴を掘りながら捜索していた。
その最中に宇宙船に乗り込んできたカイや最後の捜索点の着陸後に忍び込んだリュウの妨害に遭いながらもラドンパの箱を見つけたラドンパ星人は箱を開いて、地球を殺戮の星に変えようとする。ダグターボとダグシャドーの攻撃で宇宙船と運命を共にしたラドンパ星人であったが、箱を開くことに成功。高笑いしながら最期を迎え、箱から放たれた禍々しい光が地球に広がっていく。
絶望に駆られるカイとリュウ。しかし、地球は何も変わっていなかった。今回の事件に関わらなかったメンバー達も同様であり、ヨクは普通に帰宅している最中、エンとシンとゲキの3人はゲームセンターで遊んでいた。
リュウは「あの箱は壊れていた」と推測するがカイは「地球はラドンパ星人が思っているような平和な星ではないから箱の影響を受けなかった」と推測。「ラドンパの箱がなくても地球は人間の手で滅びる運命にあるのかもしれない」と悲観に駆られるカイだが、元気に遊ぶ子供達の姿とリュウに「未来は分からないぜ」と励まされたことで地球の未来を信じることにした。
形状とモチーフ
関連タグ
狙われた街:元ネタの1つと思われる話