概要
作者 | 小西幹久 |
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出版社 | マックガーデン |
掲載誌 | 月刊コミックガーデン |
連載期間 | 2014年7月号-連載中 |
単行本既刊 | 15巻 |
小西幹久による漫画作品。略称は『リィンカネ』。
月刊コミックブレイド2014年7月号から連載開始したが、同誌が同年9月号にて休刊になったため現在は月刊コミックガーデンに移籍して連載中。
同社のWEBコミックサイト『MAGCOMI』でも配信されている。
2019年1月にシリーズ累計100万部を突破した。
あらすじ
周囲から天才だった兄と比べられ、蔑まれ続けた鬱屈した過去から才能を渇望する高校生・扇寺東耶。
ある日、東耶は首から「花弁」を散らせた奇妙な殺人鬼に遭遇。窮地に陥った東耶を救ったのは、クラスメイトで天才剣士の灰都=ルオ=ブフェットだった。
突如『輪廻の枝』と呼ばれるナイフで自らの首を掻っ切り、倒れ込む灰都だったが、その身体からは殺人鬼と同じく「花弁」が舞った。
ー廻り者
それは前世の才能を呼び起こし、異能を行使する超人。
求め続けてきた才能を手に入れる千載一遇のチャンスを手に入れた東耶は、迷わずに枝を手に取る。
こうして東耶は廻り者となり、廻り者を巡る戦いに身を投じていくこととなるー。
登場人物
詳しくはリィンカーネーションの花弁の登場人物一覧を参照
用語
灰都やノイマンたちが所属する強力な才能を有する「偉人格」の廻り者たちの集団。
才能に呑まれ市井の人々に害をなす「罪人格」の廻り者の排除を目的としている。
才能
廻り者が持つ異能力。その人物の前世の逸話に準えた能力が発現する。一人の偉人が複数の分野で活躍したことから、覚醒する才能が一人一つとは限らない。
人外の力を引き出すことが可能になるが、使用のたびに大きく体力を消耗する。
輪廻の枝で自らの首を掻っ切る通称「輪廻返り」により、前世の才能を引き出した者たち。別名「花弁を散らす者」。
人外の域にすら達する超常的な能力を発揮出来るようになり、容姿も大きく変化する。
何度も繰り返し輪廻返りすることで、やがて輪廻返りが解けない「完全な廻り者」となる。
才能のみを後天的に得るため、性別などは必ずしも前世と一致しない。
輪廻の枝
自らの首を掻き切る事で前世から才能を引き出す事の出来るナイフ。
だが当然ながら前世に才能が無ければただの自害にしかならず、歴史的偉人や英雄だけでなく歴史的な殺人鬼や独裁者などの才能をも引き出してしまう。
関連イラスト
作者がpixivユーザーであるため、作者本人のイラストや漫画が投稿されている。
略称に関しての注意
リィンカネに関してはNieR_Reincarnationの公式略称としても使われているため、気になる場合は「NieR」をマイナス検索することを推奨する。