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データ

初出第8世代
効果場に出る度最初の1回だけ(第9世代より)、自分の使った技と自分のタイプが同じタイプになる。

概要

第8世代から登場した特性。

ソード&シールドほのお御三家ヒバニー系統の固有特性(隠れ特性)である。

なお、第7世代に遅れを取った何気に炎御三家隠れ特性初の専用特性である。


かつては通常のプレイにおいてこの隠れ特性持ちの個体を入手できず、入手するにはスマートフォンポケモンホームと連動を行う必要があった。しかし現在は追加DLC「冠の雪原」にてとくせいパッチを入手することが可能となったため、現在は比較的容易にこの特性を持つ個体を手に入れることが出来るようになっている。


その性能はかのゲッコウガが持つポケモン屈指の強特性の一つ、へんげんじざい同一のものである。

ポケモンHABCDST
エースバーン80116756575119530
ゲッコウガ72956710371122530

エースバーンとゲッコウガを比較すると、すばやさと特攻がゲッコウガが上なのに対し、エースバーンは攻撃と耐久面全てで優っている。

またゲッコウガが両刀気味の種族値で、攻撃でもそれなりの火力を出せることに対して、エースバーンは種族値の中で攻撃が2番目に高く特攻が1番低いという明確な物理アタッカーとなっている。合計種族値は全く同じ。

物理アタッカーに寄せられている点に関しては火力面でのメリットにはなっているが、第8世代の仕様とリベロ(変幻自在)という特性のダイマックスとの相性を考えるとゲッコウガの両刀可能な種族値に圧倒的技範囲の方が相性は良いため一長一短。


対戦ではゲッコウガ以上の火力に高水準の素早さ、更にふいうちとびひざげりとびはねると、ゲッコウガと比べたら範囲は劣るが、ダイマックスで使える技を多く取り揃えている上に、キョダイマックスがんじょうばけのかわさえも無視する事から常に環境の中心に位置し、解禁以降常にシングルバトル1位の座に鎮座していた。更にランキングに載ってるほぼ全てのポケモンがエースバーンに最も倒されている等(『このポケモンを倒したポケモンTOP10』の項目の一位がニョロトノを除いて全員エースバーンになっており、そのニョロトノに関してもゴリランダーに次いで2位)と大暴れしていた。禁止伝説が解禁されたりダイマックス禁止のルールが生まれたりと環境の変動で1位からは陥落したものの、依然として上位に位置し続けており、第8世代を代表するポケモンの一体と呼んで間違いない。


その暴れっぷりから、ゲッコウガという対戦での前例がいるにもかかわらず、何故全く同じ性能の特性を与えてしまったのかという意見もあり、いくら何でも見通しが甘すぎるのではないかと批判されることも多い。


ただしこの批判に関しては反論もあり、ここまで散々ゲッコウガを引き合いに出してきたもののガラルの環境では未だにゲッコウガは解禁されていない。

というのも上述の通り、その圧倒的技範囲と両刀可能で物理特殊を読めない種族値のダイマックスとの相性があまりにも良すぎるため、もしガラルにゲッコウガがやってきたらゲッコウガの方が強いと考察する声が多いのである。

そのためエースバーンの技範囲を制限したことや一刀型の種族値にされた事、そしてゲッコウガを解禁していないという点で、十分環境は配慮されていると考えることもできる。


そして第9世代、その悲願が通ったのか、場に出た最初の1回しか発動しないという弱体化を受けた。ただしエースバーンはゲッコウガ、マスカーニャと異なり単タイプのためリベロ発動前に炎技を使った場合にはリベロは発動せずに温存できる他、今作ではテラスタルという新要素が追加されたため実質2回タイプ変更が可能。いかにテラスタルと両立するかが対戦の鍵となる。ちなみにエースバーンは第9世代でつるぎのまいを習得したが、これを使うとテラスタルを発動しないとノーマルタイプに固定されてしまうためリベロとはイマイチ相性が悪いかもしれない。


この結果、同様の調整を受けたゲッコウガ諸共直近世代での活躍からは想像もつかないほど凋落してしまった(シーズン15終了時点での使用率はこちらが123位、あちらが94位。いくら何でも下がりすぎである)。

同じく致命的な弱体化によって環境から姿を消したファイアローと併せてそのポケモンの強みを完全に潰す方向性及び当時のシステムとの相性を考慮しない調整に対する批判として挙げられる代表例となってしまっており、同時に前世代での暴れっぷりの要因はリベロとダイマックスの相性が噛み合った結果であると証明されることとなった。


アニメ版ではダンデのエースバーンがこの特性を披露。

変化したタイプに応じて、頭の赤い毛が様々な色に輝くという演出が成されている。


余談

リベロとはサッカーにおける、「自由に攻撃参加を行うディフェンダー」のことを表す用語である。

複数のポジショニングを熟せる→複数の役割を熟せる→複数のタイプを使い分けられるということなのだろう。


関連タグ

特性

へんげんじざい


えんかく・・・・・・草御三家初の隠れ特性兼専用特性。

うるおいボイス・・・水御三家初の隠れ特性兼専用特性。


やるきふみん

ヨガパワーちからもち

ノーてんきエアロック

かたやぶりターボブレイズorテラボルテージ

歴代の名前が違うが効果が同じ特性。

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