概要
『A.O.Z Re-Boot』に登場。型式番号AMX-014R。
ジオンマーズ（火星独立ジオン軍）が、火星プラントで開発したドーベン・ウルフの発展量産型機。
ドーベン・ウルフのリファインのReと生存を意味するlebenをあわせ「ドーベン・ウルフはまだ生きている」という意味にしている。
地球連邦の角ばった外装を嫌ったジオンの一派により改修することが提案されザクⅢR型と部品の共通化を図り、コストダウンに成功した機体。更にアクシズで開発された新型の機構もドーガ系MS先行する形で導入されているという。
過剰装備の整理を行い、ドラムフレームへ接続したマルチ・コネクター・ポッドへのオプション選択装備方式にした。
また、デフォルトのドーベン・ウルフの装備も使用可能。
地球圏のネオ・ジオンへ支援としてジオンマーズが送った機体だったが、戦争は終結しており実戦投入されることなく船団と共に火星圏へ帰還した。
その際に、火星がレジオン軍に支配されてることを知ったチェスターJr.によって対レジオン軍との戦闘で初めて実戦投入されることになった。
機体データ
| 型式番号 | AMX-014R |
|---|---|
| 全高 | 不明 |
| 本体重量 | 不明 |
| 全備重量 | 不明 |
| 出力 | 不明 |
| 推力 | 不明 |
| センサー有効半径 | 不明 |
| 装甲材質 | 不明 |
| パイロット | ジオンマーズ兵、ネオ・ジオン残党兵 |
武装
- バルカン×2
頭部にある固定武装。
- グレネード弾隠しランチャー×2
脇下にある固定武装。
グレネードを発射する際に下にスライドする。
- ビーム・アサルトライフル(※ビーム・マシンガン)
説明文にはビームマシンガンと表記。
(※誤植の可能性あり)
リーベン・ヴォルフの射撃用兵装。
ヤクト・ドーガ(ギュネイ機)と同型の装備ではなくグレネード・ランチャー発射口部分がセンサーになっているタイプ。
- ビーム・アックス(※ビーム・サーベル)×2
説明文にはビームサーベルと表記。
(※誤植の可能性あり)
リーベン・ヴォルフの格闘戦用兵装。
ギラ・ドーガと同型の物を2本を腰背部に装備。
- 135mm対艦ライフル
一年戦争時に作られた対艦ライフル。
ズダやゲムカモフが使用していたタイプ。
予備弾倉は股間部分に左右で4個まで携帯できる。
- メガ・ランチャー
ドーベン・ウルフのデフォルト装備。
変形機構を持つ射撃兵装。
伸縮し伸ばした際に腹部に合体させて使用することができる。
ただし腹部メガ粒子砲が2基装備している場合のみ合体可能。
- ハンドランチャー
手の平から放つビーム兵器。
腕部のオプション装備。
ドーベンウルフと共通腕を選択した場合のみ装備可能。
腕部の有線射出機能あり。
- アーム・ミサイル
腕部のオプション装備。
ザクⅢと共通腕を選択した場合のみ装備可能。
後にRFゲルググの腕部にも同型のものが採用された。
- 腹部メガ粒子砲
外装が変更され、オプション装備方式になっている。
最大で腹部に2基まで装備可能。
2基の際はメガ・ランチャーも合体できる。
- 対艦ミサイル+インコムバックパック
ドーベン・ウルフのデフォルト装備。
オプション装備方式になっているバックパックの一つ。
対艦ミサイルとインコムで1セット、左右に1基ずつ装備可能。
- メイン・ブースター・バインダー
ビームカノン+12連装マイクロミサイルランチャーのバックパック
ドーベン・ウルフのデフォルト装備。
オプション装備方式になっているバックパックの一つ。
ビームカノンと12連装マイクロミサイルランチャーで1セット、左右に1基ずつ装備可能。
- グレネード・ランチャー(2連装タイプ)
オプション装備の一つ。
バックパックに装備可能な2連装のグレネードランチャー。
設定画では指揮官機がバックパックの左側に装備している。
後にRFドム、RFスノードムにも同型のものが採用された。
- ミサイル・ポッド（グレネード・ランチャー(6連装タイプ))
オプション装備の一つ。
4つの蓋が付いたバックパックに装備可能なミサイル・ポッド(グレネードランチャー）。
ノーマル機は通常2基装備する。
後にRFデザートドムにも同型のものが採用された。
- ビーム・ランチャー
オプション装備の一つ。
バックパックに装備可能な円筒型のキャノン型ランチャー。
後にRFデザートドムにも同型のものが採用された。
- 肩部スパイクシールド
オプション装備の一つ。
肩部に装備する板状のスパイク付きシールド
- 肩部プロペラントタンク
オプション装備の一つ。
肩部シールドとの選択方式。
バリエーション
リーベン・ヴォルフ ネオ・ジオン(スペース・ウルフ隊)機
第1次ネオ・ジオン戦争時に活躍したスペースウルフ隊のカラーリングが施された機体。
頭部には隊長機としてブレードアンテナが付いている。
リーベン・ヴォルフ・カスタム
元ネオ・ジオン兵のムンスキー専用の機体に改修されており、主にMAビグ・ザムールの護衛を行う。
主な違いは指揮官機用頭部と肩部スラスター、ザクⅢのエクステンションブースターを腰部に装備している事。
また武装は専用のダブル・ガトリングガンをはじめすべて実体弾を装備している。
- 頭部バルカン×4
- グレネード弾隠しランチャー×2
- ダブル・ガトリングガン
- アーム・ミサイル
フェンリス・ヴォルフ
別名：サイコ・リーベン・ヴォルフ(サイコミュ高機動型)。
PP(パワーサイコ)部隊の強化人間兵用の機体。
ドーベン・ウルフの簡易型であるリーベン・ヴォルフがサイコミュ装備に換装した姿。
詳細は該当記事を参照。
系列・派生機
ガンダムMk-V
ドーベン・ウルフの原型機。詳しくはガンダムMk-Ⅴの項目を参照。
ドーベン・ウルフ
原型機。詳しくはドーベン・ウルフの項目を参照。
シルヴァ・バレト
ドーベン・ウルフの改修機。詳しくはシルヴァ・バレトの項目を参照
ドーベン・ウルフ（袖付き仕様）
ネオ・ジオン残党の袖付きが使用する仕様の機体。
余談
『リーベン』は中国語で『日本』、『ヴォルフ』はドイツ語で『狼』であることから、リーベン・ヴォルフはニホンオオカミというネタがファンの一部で生まれている。
関連機体
ザクⅢR型
リーベン・ヴォルフとパーツの共通化が行われている。
ビグ・ザムール
ビグ・ザムの後継機のMA。
この機体を護衛するムンスキー専用機が開発された。
