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データ

登場作品:『ウルトラQ

第21話『宇宙指令M774』


身長:1.6メートル
体重:48キログラム
出身地:ルパーツ星
演:水木恵子

概要

地球人と同じ容姿をしている友好的な宇宙人で、好戦的かつ悪辣なキール星人達とは対立関係であり、彼らが地球侵略とその破壊に為に送り込んだ宇宙エイ ボスタングの脅威と対策の為にゼミという名の特務員を派遣する。


派遣されたゼミはボスタングの脅威を地球人に伝えるため人形を通して、あるいは事件を調査する主人公の万城目らの搭乗した飛行機を誘導の上メッセージを伝えた後、図書館司書の一条貴世美と名乗り彼らに接触した。


ボスタング撃破後、その使命を終えたゼミは愛する美しい地球への定住を決め、地球での生活を続けているらしく、パラレルワールドの地球でのメビウスの活躍を描いた小説『ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント』(著:朱川湊人)では直接は登場しないものの『ガーベラ遭難事件』の情報提供者として名を挙げられている。


なお、ゼミの話では多くの同胞たちが密かに地球へとやって来ており、地球を気に入ってそのまま定住しているとのこと。彼らの見分け方は「全員同じデザインのサンダルを履いていること」らしい。本編ラストでは向ヶ丘遊園を歩く多数の男女がゼミと同じデザインのサンダルを履いており、彼らが皆ルパーツ星人であることが仄めかされている。


余談

ウルトラシリーズ初となるヒューマノイド型宇宙人にして人類に友好的な宇宙人であり、個体名を持つ宇宙人としても初の例となる。


先述のラストシーンが視聴者の不安を煽るようなホラーテイストな演出だったことに加え、劇中にキール星人の姿が一切登場しなかったことから「むしろ、地球へ多数潜伏しているルパーツ星人の方が侵略者ではないか?」「一連の事件はルパーツ星人の自作自演であり、そもそもキール星人は存在しないのではないか?」と考察した視聴者もいた……が、後に大怪獣バトルでキール星人が登場、以降は細々と客演するようになった為、(一応は)前述の考えは邪推に終わった。

又、先述の『アンデレスホリゾント』や小説『ウルトラマンF』では、人類に有益な技術や情報を齎したり、防衛チームに協力している描写がある為、少なくともゼミとその仲間達に侵略の意図は無いようである。


関連タグ

ウルトラQ 宇宙人


表記揺れ

ルパーツ星人ゼミ

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