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レトロSF探検部!!

れとろえすえふたんけんぶ

レトロSF探検部!!とは雪凪氏が連載しているオリジナル漫画。前作「月見食堂記」から25年後、第三次世界大戦を経て人類が神妖に最も近づいた時代を描いている。最新版はID=25529848で掲載される予定。
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展開

 主にコミケットなどで本編が同人誌の形で頒布されている。

 1巻まではhttps://www.pixiv.net/users/144848、2巻以降の内容はhttps://www.pixiv.net/users/25529848で掲載される予定なので注意。

 

【同人活動履歴】

 ・C91─10度目。「レトロSF探検部!! ①」を発表。

 ・C92─11度目。「レトロSF探検部!! ② (一年目春)」を発表。

 ・C93─12度目。「レトロSF探検部!! ③ (一年目春2)」を発表。

 余談だが、コミケは初参加から全て当選している。

【プライベート】

 

【二次創作の取り扱いに関して】

 著しく世界観を壊すものでなければ何でも歓迎です。

【作品各種記録】

 

 


関連作品

種別 名称 備考
レトロSF探検部!! ①同人誌 レトロSF探検部!! ① 60P/500円 委託中・再販有り 2016年の4コマと書き下ろしの漫画を収録。3名ゲストの合同誌。
レトロSF探検部!! ②同人誌 レトロSF探検部!! ② 52P/500円 委託中・再販有り 2017年前期の4コマと書き下ろしの漫画を収録。5名ゲストの合同誌。


登場人物

鶉籠 八咫 (うずらかご やた(イラスト右))

やたのん

   【年齢】 15歳・A型・2024年10月10日生まれ(天秤座)

   【種族】 人間と烏天狗の子

   【身体】 156cm・約53kg

   【職業】 高校生(1年A組)


   秋葉権現という大天狗の孫。

   正式に戸籍を持つ妖怪と人間の混血二世としては

   1933年生・焔木村雨(前作)以来91年振り、史上二例目となる。

   雁宿暖太とは幼馴染で、家から近いという理由で地元の府立赤レンガ高校に通っている。

 

   天真爛漫で好奇心の塊であり

   人より優れた聴覚や身軽さを活かし、探検部では下調べのための

   偵察や諜報などの役割を率先して受け持つ切り込み隊長的ポジション。1番打者タイプ。

   ただし、鳥類の血か夜目が利かないため、

   夜間活動は夜行性の部員にバトンタッチする。完全なる昼行型で夜21時に寝て朝4時に起きる。



雁宿 暖太 (かりやど のんた(イラスト左))

   【年齢】 15歳・A型・2024年9月18日生まれ(乙女座)

   【種族】 人間

   【身体】 168cm・約64kg

   【職業】 高校生(1年A組)


   エルフプロジェクトを立ち上げた博士に憧れ、

   将来は同プロジェクトに携われる研究者になる事を目標とする理系少年。

   家から近いため勉強の時間が取れるという理由で地元の府立赤レンガ高校に通い、

   校内試験での無双状態も鼻にかける余裕はなく、ひたむきに自己研鑚に努めている。

 

   合理的な性格だが、若くてエネルギッシュ。

   探検部では必要に応じて部員を派遣し、機材を揃えたり自作したりと事実上の司令塔。

   大体の場合は彼も好奇心に勝てず同行してしまう現場主義者。

   女にも夢にも困った事が無い高校生の例に漏れず、ファッションが小中学生レベルで

   止まっているのが欠点と言えば欠点か。

   ノンタという名前が呑気そうで苦手。

   しかし、雁宿と名字で呼んでくれる人が少なく諦めている。



アンジェリカ=エルトン=ヴァン=ヴォート (Angelica=Elton=Van=Vogt(イラスト左))

何とか桜さんに人生を翻弄されし者共

   【年齢】 15歳・O型・2024年4月26日生まれ(牡牛座)

   【種族】 人間

   【身体】 162cm・約57kg

   【職業】 高校生(1年A組)


   カナダ系日本人。

   第三次世界大戦の戦災孤児でミツミネ校長の養子である。

   身寄りが無いため自立心が人一倍強く、何でもソツなくこなす一方、

   夢らしい夢が無く、八咫や暖太達のように夢に真っすぐな同級生に憧れている。

   探検部では魔法による探知、埋没品の採掘などの役割を担うが、

   特別に魔法の才能に恵まれているわけではない。術士基準で見れば平均レベル。


   大戦終結の場所に居合わせたり、養父であるミツミネ校長が兎の姿と化してしまったり、

   何かと変な事件に巻き込まれやすいトラブル体質でもある。

   それは起承転結の「起」を操る能力だという事に本人はまだ気づいていないのであった。



ミツミネ校長 (みつみねこうちょう(イラスト右))

   【年齢】 52歳・H2型(人間時代B型)・1988年6月26日生まれ(かに座)

   【種族】 元人間・メルヘン化生物

   【身体】 111cm・約20kg(人間時代178cm・77kg)

   【職業】 校長先生


   三峰校長先生。アンジェリカの養父。

   三峰家という退魔士家系の出で、国体の剣術大会でも優秀な成績を収めたが、

   剣を極めたならば次はペンだ…という不思議な優勝コメントを残し教職の道へ。

   全国温泉行脚を趣味とし、行く先々での交流から磨いた人間力をもって、

   齢45歳という若さで校長に就任。現在52歳でアンジェリカを養子にしたのは42歳当時。


   遊び心が勝る性格で良い意味で差別はしない。目線が若者で心が元気とか。

   第三次世界大戦の終結の場所に居合わせた後遺症とその治療の失敗から

   完全なるウサギ(つきみさん種(前作))の姿になってしまい、

   体温も心拍数もとても高くなってしまった。主食はチモシー。

   これはこれで女子高生に可愛がられるので本人は気に入っているし不都合とも思っていない。



入間 出雲 (いるま いずも(イラスト左))

止まり木珈琲店

   【年齢】 15歳・O型・2024年11月23日生まれ(射手座)

   【種族】 人間

   【身体】 180cm・約75kg

   【職業】 高校生(1年A組)


   止まり木珈琲オーナーの息子。

   輸入雑貨商でインテリア趣味の延長と、妻の暇潰しとして珈琲店を開いた父とは異なり、

   珈琲の質や経営に興味を示し、店を大きくしたいという野心を抱いている。

   一般的な高校生と比較して、ひと足先に社会を経験し精神的にかなり成熟しており、

   理想と現実の分別がついたバランサーとして探検部を支える。

 

   探検部では集合場所として店の一角を提供している。

   店の事実上のオーナーとして働いているため、探検部の活動には距離を置いているが、

   独断で労働力、店の宣伝になり得るルフの居候を快諾するなど、

   自分にとって利益になる事であれば行動は速く、協力も惜しまない潔い性格。



ルフ=ウルク=ザルバニト (Ruh=Urk=Sarpanit(イラスト右))

   【年齢】 15歳・B型・2024年7月29日生まれ(獅子座)

   【種族】 人間

   【身体】 148cm・約41kg

   【職業】 高校生(1年A組)


   止まり木珈琲、入間家に居候している在留外国人。

   アメリカ大陸の原住民・ムー族の巫女であったが、アルビノに産まれたために

   原理主義者達からの反発を受けクーデターの機運が高まった頃、日本へと亡命。

   紆余曲折ありながら難民認定を受け、在留資格を得ている。

   探検部では動植物との意思の疎通、巫力を使った未来視などの役割を担い、

   呪術により猫と同化した影響で夜に強く、昼行性の八咫の代打要員となる。

 

   母や一部の王族から日本の話を聞いて育ったため、知識そのものは豊富。

   ただしどこか誤解した部分があったり、関西弁に馴染もうとして謎言語が飛び出すなど、

   赤レンガ高校の面白外人の異名をほしいままにしている。



六花 (りっか(イラスト右))

府立赤レンガ高校教師

   【年齢】 三十路近い

   【種族】 妖怪

   【身体】 141cm・約35kg

   【職業】 1年A組担任・生活と歴史の教師


   生まれは周防、五色の玉の龍・雪紐の子というのは眉唾かもしれないが、

   戦後に生まれた数少ない妖怪達の中では、別格中の別格と言って良いだけの力を持つ。

   妖怪の総大将になるという野望を持ち、

   そのための自己鍛錬やコネクション作りに余念がない生真面目な性格である。

   府立赤レンガ高校へはとある目的からミツミネ校長に誘われて赴任する運びとなり、

   生活と歴史の教師として、1年A組の担任を受け持つ事となった。


   またの名を「風来の六花」。

   幼い頃から全国を行脚しており、そこでの見聞を基に書いた記事を神妖ネットに寄稿していた。

   読者にカルト的な人気を評しており、畏敬の念を込めてつけられた異名だという。



鶉籠 兼光 (うずらかご かねみつ(イラスト左))

   【年齢】 ?歳・DEA1.1-、DEA1.2-、DEA4+型(人間時代A型)・?年12月25日生まれ山羊座)

   【種族】 元人間・メルヘン化生物

   【身体】 216cm・約102kg(人間時代170cm・67kg)

   【職業】 国語の教師


   鶉籠八咫の父。府立赤レンガ高校の教師で担当教科は国語。

   元々は人間であったのだが、帰国したミツミネ校長と接しているうちにメルヘン化が感染。

   治療の甲斐無く犬とも狼ともつかぬ獣人の姿になってしまった。

   その図体から生活に不便を感じる場面も多く、校長と比べてメルヘン化にはかなり悲観的だが、

   家族を養うために多少のハンデには目を瞑って教鞭をとっている。


   ただ、獣人になってからは体力が著しく向上し、

   行事や内申書作成、テストの採点が重なる時期の疲労が少ない。

   睡眠時間も短くて済むようになったため、

   ミツミネ校長に宿直の回数を増やされ晩酌に付き合わされるようになったという。

   これに六花や学校中の妖怪が集まり、夜の宿直室は百鬼夜行の様相を呈している。



玉造 (たまつくり(イラスト左))

西国神妖の意地

   【年齢】 不明

   【種族】 神様

   【身体】 155cm・約52kg

   【職業】 堺の由緒ある神社の二尾の稲荷神


   堺の由緒ある神社の二尾の稲荷神。

   東国・中部・西国のうち西国を事実上の支配下とする日本三大狐の一角として知られ、

   商売関連の御利益が神徳の大半を占めるため、

   他の二人と比較して最も話が分かり、人間の気持ちを解するとされる。

   人気ゆるキャラにも負けない軽くて陽気なノリが各時代の若者を中心に評価されてきた。

   西国出身者が「アンタ、ノリ悪いな~」と絡んでくるのは大体コイツを見て育った影響である。


   御利益は商売繁盛、子孫繁栄、五穀豊穣、大漁追福など。

   ただし、その御利益を与えるために「栄えある混沌を求める」といった性質があるため、

   確たる理由無き場合の「家内安全、無病息災、安寧長寿、夫婦円満」には非常に相性が悪く、

   逆に作用するケースが多い。例を出すなら、下心丸出しのカップルの即日縁切りなどである。

   そのため、神社は度胸試しも兼ねて訪れる参拝客が後を絶たない。



秋葉権現 (あきはごんげん(イラスト右))

   【年齢】 中世以降~江戸時代、諸説有り

   【種族】 天狗

   【身体】 163cm・約55kg

   【職業】 専業主婦


   四十八天狗が一柱、三河国を統べる大天狗・秋葉権現。

   室町時代末期、中部七国平定を賭けて四尾の待宵と対決するが敗れ、周防の地に流される。

   八百万の雑魚神妖達に怯えられ生活しながらも

   気骨のある好漢を拾い上げ紆余曲折の末に子を成した。

   その天狗同士の子が鶉籠つむじであり、彼女が人間との間に成した半妖が鶉籠八咫である。


   代を経るたびに寿命が人間に近づいて行くのを目の当たりにし、

   半妖である八咫には定命と、これから訪れるだろう周囲との人生のズレをフォローするため、

   少しでも穏やかに生きていけるよう、同居して妖怪としての心構えを叩き込んでいる。



以下、サブキャラと思われる面々

鶉籠 つむじ (うずらかご つむじ)

鶉籠 つむじ

   大天狗と木の葉天狗の格差婚の末に生まれた烏天狗の娘。

   神様会議の名物司会であったが

   2015年に神様の世界で取り決められた「人間社会研修制度」に乗っかり辞職。

   人間社会に降り立ち、居候先である兼光の元で過ごしてそのままなし崩し的に結婚。

   現在は斜陽のテレビ業界からオファーを受けて単身赴任中。

   妖怪では初めての女子アナとして売り出されている。

   家族とはホムンクルスを通じて連絡を取り合っているので

   あまり生活面のギャップは生じていない。



待宵 (まつよい(イラスト左))

デスクトップアクセサリー【月見食堂記】配布

   日本三大狐の一角、中部を支配する四尾の天狐。

   遍歴は二尾の野狐⇒九尾⇒神格を得る⇒四尾の天狐。

   ここまでに僅か二百年で到達している。

   土地神としての適性は無く、著しく弱体した時期もあったが、

   元の戦神に戻ってからは第三次世界大戦の戦況を左右するなど本領を発揮。

   戦神という仕組みを世界に広く知らしめると共に

   エルフプロジェクト立ち上げの元凶ともされる。



糸月 (しづき(イラスト左))

最近の退魔庁は仕事をする

   秋葉権現の右腕で鬼の娘。

   妖怪が最も力を持った時代にあって

   達人並の剣の腕前でも中堅の域を抜けられなかったが、

   隣国の大妖怪・可睡斎に対する牽制役として暗躍した。

   中部七国平定後はどこへともなく姿を消し

   恐らく妖怪大淘汰異変時に淘汰されたものと考えられる。




設定・世界観

 神妖 (じんよう)

   神様と妖怪の事を一緒くたにして指す造語。前作から引き継いだ用語。

   汎用性が高いため良く用いられるが

   己の存在に誇りを持つ一部の神様・妖怪には快く思われない事がある。



 エルフプロジェクト (えるふ-ぷろじぇくと)

   三次世界大戦より人間の神妖の存在に対する認識がパラダイムシフトを迎え、

   人間もまた高次の存在…ファンタジーにおいて長い寿命と高い知能を有する種族に準えて

   発足した世界中全ての人々がエルフを目指すプロジェクト。



 赤レンガ高校 (あかれんが-こうこう)

   赤レンガ造りの校舎が有名な府立高校。旧海軍兵学校という歴史的建造物でもある。

   校舎は幾度の内装工事を経て外観を崩さぬよう現役で使われ、

   そのモノを大切にする精神は「後生大事」という校訓にも表れている。

   偏差値は60前後と中堅。

   その手頃さと交通の便、近隣施設の充実度から地元中学生に人気の志望校である。



 つきみさん種 (つきみさん-しゅ)

   この世界においては牛・豚・鶏の他に兎肉も広く流通している。

   1600年代より爆発的に増殖した外来種の黒兎を駆除する過程で食用に卸されるようになった。

   性格は獰猛で漢字一文字でコミュニケーションを取る。



 何とか桜さん (なんとかざくら-さん)

   第三次世界大戦を実質的に終わらせたおばさん。緋桜観緒(前作)の事。

   大戦の副産物として生じた魔は核やミサイル、攻撃魔法の効果がほとんど無いという難敵で、

   退魔士の業物が有効打を与えると判明するまでに多大なアメリカ国民の犠牲を払った。

   この魔を滅ぼした魔法は広域メルヘン化という類を見ない珍しいものであったが、

   妖怪や退魔属性の存在、戦神や業物を「育てる」という概念を世界中に知らしめたおばさんである。

   功一級金鵄勲章を叙勲。



 止まり木珈琲店 (とまりぎ-こーひーてん)

   神社のお膝元にある珈琲店。

   どこかの沓掛神社とは違い、周囲は全国有数の商業地域と抜群の立地。

   にも拘わらず両親は趣味の延長と暇潰しで経営しており

   売り上げだけ見ると経営当初から年間数十万円の赤字が続いている。

   珈琲や料理に使う素材自体は高級品だが、それを扱う者の技術がまるで洗練されておらず、

   良くも悪くも経営者側の意識に左右される余地が大きく

   息子の出雲が高校入学を機に店の改革に乗り出している。

 


 帝都大学 (ていと-だいがく)

   帝都大学は東日本で最も入学偏差値が高い大学の一つ。合格者は一目置かれる。

   ただし殆どが実力主義にシフトした社会で、実力に見合わない学歴はむしろ足枷となるため、

   逆説的に学歴に見合った質実剛健な者が多くなっている。



 WGO (World Golem Olympiad)

   WGOは自律型ゴーレムによる国際的なゴーレムコンテストの事。

   開催はゴーレム技術確立から3年後の2038年からで

   ゴーレム技術への興味意欲の向上・物作り人材育成を目的にしている。

   近年規模が拡大しており、雁宿暖太が国内連覇したのは中高生部門が設けられた2043年から。




原作者以外の作品集




留意事項・関連タグ

4コマ 獣耳 和服 ロリババア 月見食堂記

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