ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

レン・ブライト

れんぶらいと

レン・ブライトとは閃の軌跡Ⅳ以降、ブライト家の養子となった元殲滅天使・レンの事である。
目次 [非表示]

概要

カシウス・ブライトに引き取られたことによりブライト姓になったレンの事。

CV:悠木碧


過去


閃の軌跡以前の項目は殲滅天使を参照の事。



活躍・経歴

閃の軌跡Ⅲ

軌跡絵まとめ

閃の軌跡Ⅲ』では登場はしていないがリベール王国のジェニス王立学園に通学している模様、トールズ士官学院・第Ⅱ分校に留学した親友のティータ・ラッセルとはお互い在学中に何かを成し遂げる事を約束する。


閃の軌跡Ⅳ

ブライト一家

閃の軌跡Ⅳ』の開始前にリベール王国の無線導力ネットの運用試験に携わっており、試験中に閃の軌跡Ⅲの終盤で始まった『巨イナル黄昏』によってエレボニア帝国からクロスベル自治州のオルキスタワーに膨大な情報が発信された事を察知した。

帝国の異変を解明するために元・特務支援課所属のロイド・バニングスエリィ・マクダエルキーア、そして義理の姉と兄であるエステル・ブライトヨシュア・ブライトと共にオルキスタワーへ潜入作戦を行う。そしてオルキスタワーの中枢に辿り着き、《身喰らう蛇》の第三使徒であるマリアベル・クロイスや『黒の工房』の工房長を務める黒のアルベリヒ、そして鉄道憲兵隊のクレア・リーヴェルトが待ち構えており、彼らと交戦。ロイドやエステル達が時間稼ぎをしている間にキーアと共にタワー中枢にハッキングを行い、解析に成功。そのまま逃走し道すがら解析した情報を閲覧する事で、帝国で起きた出来事の大まかな概要を知る事となった。そして親友であるティータや馴染みがある遊撃士のアガット・クロスナーシェラザード・ハーヴェイを探す為にエステル達と共に帝国に向かった。


新Ⅶ組が敵の手に落ちた彼らの教官であるリィン・シュバルツァーを救出するために帝国の各地を巡っている頃、クロスベルに訪れた彼らが敵に追い詰められ窮地に陥った際にロイドやエステル達、そして嘗ての同僚であるブルブラン共に助っ人として登場(ティータからの手紙で彼らを知っていた)。敵側には同じく嘗ての同僚である道化師死線が居たため「ちょっとした同窓会」と評している。


その後エステル達と別れてキーアと共にⅦ組の面々と合流、彼らが拠点としている『隠れ里エリン』に向かいキーアの『因果を視る能力』と自身の演算処理能力を駆使し魔女の眷属達と協力。地精の本拠地である『黒の工房』の場所を割り出し、捕らわれていたリィンの救出に一役買ったのである。リィンが奪還された後にエステル達と合流する前に初めて彼と言葉を交わし、触れた彼の人柄を穏やかで達観していると感じている。そして雰囲気が嘗ての恩人であるレーヴェに何処か似ていると評し、彼の行先を心配している。



黄昏が進行している最中自身と縁があるクロスベルに住むソフィア・ヘイワース夫人とその息子のコリン、徴兵により戦地に向かう夫であるハロルド・ヘイワースに「レン・ブライト」として顔を合わせていた。


嘗て彼等が失ってしまった最愛の娘「レ二」の面影を感じる彼女に、生き残ってまたいつか会おうと約束を交わしている。


創の軌跡

チーム”C”

創の軌跡』では利害の一致からC一行に協力する。馴染みであるヨルグ・ローゼンベルクから彼が制作したラピスについて聞いており、もしもの時に助力して欲しいと頼まれていた。そして異変が起きる前に裏ルートでクロスベルに潜入し、機会をうかがっていた。そしてルーファス一行と同行した際にスウィンから、自分達と同じ『影』を感じると評され、ナーディアからは『気が合いそう』と評されている。

ルーファス一行の目的地が自身の目的地でもあるクロスベルにある『ローゼンベルク工房』である事を知り、彼らとともに工房に向かう。工房はヨルグ老人の弟子であり《結社》の使徒でもあるF.ノバルティス博士によって改造され、おいそれと近寄れなくなっていた。工房に潜入するが工房内は人形兵器が徘徊し罠だらけとなっており、進む途中で分断されてしまった。


一人となったレンの前にヘイワーズ夫妻が現れ嘗て失った名前で呼びかけて来る姿に動揺しかけるが、それが操り人形であると分かっていたため自身の得物で容赦なく斬り捨て博士に呼びかけている。一連の流れから博士が見ていることを見抜き声を掛け久方振りに言葉を交わし、彼から実験材料として再び戻らないかと勧誘されたがにべもなく断っている。そして“人形遊び”は卒業したと話し、万が一ヘイワーズ家に手を出すなら地の果てまで追いかけて容赦なく“殲滅”すると恫喝した。


ローゼンベルク工房で目的を果たした後もルーファス達と同行し、嘗ての同僚である神速のデュバリィ、クロスベルのA級遊撃士のアリオス・マクレイン、特務支援課の警察犬で至宝を見守る聖獣であるツァイトと合流しクロスベル警察学校でイアン・グリムウッドと対面する。そして彼から今回の騒動の元凶であるエリュシオンの存在とラピスの正体を知る事となった。


リィン達《Ⅶ組》とロイド達特務支援課が通信で情報交換をしている際に割り込んで、彼らと顔合わせを果たす。その際にエステルやヨシュアを驚かせ、同じくクロスベルで行動していたティータからは少し前に行ったRF工場の潜入作戦時に遠方から正体を隠して協力し合っていた際に

喋り方でレンだと見抜いていた。そしてエリュシオンと事態を打開する鍵とも言えるラピスの存在を話し、クロスベル解放作戦に加わる事になる。クロスベル解放作戦当日にルーファス達と別れ、ツァイトと共にロイドやエステル達と合流を果たした。











再事変が解決した後はハミルトン博士とヴェルヌの技術連盟加盟への推進及び結社の動向調査のためにカルバード共和国アラミス高等学校に交換留学に行った事(本人曰く『学生』という身分は潜入にうってつけとの事)。もう一人前のレディであると言う理由から自分の一人称を「レン」と呼ばず「私」と呼ぶようになった。(ただし時々レンに戻る事がある)

生徒会長その2

本人は学園では目立たないようにするつもりでいたが、編入試験トップ、可憐な容姿、優雅な振る舞いで逆効果になってしまい、それだけはティータに無理があると称された。

加えて議員の息子であるロナール・グリフィスが生徒会長選挙で起こした事件を一人で解決した事により、校内で一躍有名になった。事件解決後に報復としてロナールに襲撃を受け彼が雇った半グレの集団に襲われるが、元《執行者》であるレンには何の問題もなくアッサリと全滅させ彼に恐怖を植え付けた。


そしてグレイス・リンのツテで共和国のゴシップ誌に籍を置くルポライターディンゴ・ブラッドと知己を得ており、彼と取引してロナールの父親の不正の証拠を集め告発の記事を書いてもらっている。そのまま、ロナールも退学に追いやった。

事件後本人は退学するつもりだったが、残った候補者がロナールの工作で辞退した事と大多数の生徒達の強い要望、そして事件の顛末を重く受け止めた教員側から懇願され生徒会長に任命される。

事件の際に知り合ったある金髪の後輩はその件で懇意になったのか、生徒会の庶務として彼女のサポートをするようになる。


黎の軌跡

センシティブな作品

黎の軌跡』は上記の流れで登場。

あらゆる出来事を把握し、どんな問題でも軽々とクリアしてしまう無敵の生徒会長……と評されており生徒会長として辣腕を振るっている模様。作中の登場人物達が導力ネットの検索で使用している導力ネットサイト「キティエンジン」の管理・運用しており、頻繁に更新しているらしい。

仲の良い同級生達にも恵まれ、その迫力に押されながらも慕ってくる後輩達に囲まれながら学校生活を満喫している様子。嘗ては様々な分野の論文を執筆していたが、現在は学校生活と色々な手伝いに時間を割いているため半年に一本書くのが限界らしい。


成り行きで引き受けた生徒会長であるが、本人なりに責任感とやり甲斐を持って業務に励んでおりそれを知るアニエスからは尊敬と感謝の念を抱かれている。

前述の生徒会長選挙の事件で退学になった元同級生のロナールが、自分に復讐するために共和国で三番目の規模を誇るマフィア『ドゥールファミリー』に入り在校生の誘拐事件を企てた際にはヴァンに依頼し共に制圧している。そしてマフィアに入った事で闇の世界の住人となったと粋がっていたロナールに対し、にこやかに微笑しながら威圧して気絶させた。


学校生活の傍ら共和国の各地に足を運んでいるらしく、共和国にある煌都ラングポートや古都オラシオン、遊興都市サルバッドには既に行っている模様。それを聞いた生徒会メンバーは唖然としている。


物語には序盤から顔が見えない状態で登場し、《アークライド解決事務所》の面々が活動している様子を遠目から窺っていた。

本格的に登場するのは第三章から。生徒会を飛び出して《アークライド解決事務所》に押しかけたアニエスの幼馴染で生徒会メンバーであるアルベールを、同じく幼馴染みで生徒会メンバーであるオデットと共に追いかける形で登場。


生徒会業務を放り出しそのまま飛び出したアルベールを冷淡かつ理詰めの言葉で落ち着かせると、去り際に意味深なウインクをしてそのまま二人を伴って去っていった。初対面であったフェリアーロンからは「只者じゃない」と評され、嘗て面識を持つヴァンは後述する5年振りの再会とあってか、感慨深げな表情で見送った。


その夜ヴァンに招待状を出しリバーサイドで改めて再会した。お互いがその存在に気付いていたが、敢えて接触していなかった(ヴァン曰く「元依頼人との距離はそれくらいで丁度良い」とのこと)


再会がてらお互いの近況を語り合い、《結社》の現状やレンも面識がありヴァンも依頼者として面倒を見た二人組が最近になって「お礼」を送ってきた事が話題となった。この「お礼」にはレンと彼女の“親友”も設計に関わっているとのこと。同じく招待していたキリカやキリカに呼び出されたジンと顔合わせを果たした。


ヴァンがレンと最初に出会ったのは5年前、(時期的に空の軌跡the 3rd前後から零の軌跡開始前の中頃)“修行”を終えた彼が手探りで《裏解決屋》を始めた頃。二人の共通の知り合いであるヨルグ・ローゼンベルクからレンを紹介され、共和国方面にやって来ていた彼女を短期間匿い面倒を見ていた。


当時のヴァンは裏解決屋を立ち上げたばかりの頃だったため経験も能力も足りなかったが、それでもレンの力になろうと一緒に足掻き彼女が大切な人達に向き合うための道を切り開いた。共に行動した事はレンにとっても思い出深い出来事であり、ヴァンに対してエステルやロイドとも違った信頼を抱いている。


そのせいかヴァンに対して気安い態度を見せており彼に頭を撫でられた際には嬉しそうな表情を見せ、アニエスを誂うためとはいえ自分から彼の腕に抱きついている。

5年経った今でもその信頼は色褪せておらず、「曽祖父の遺産」の捜索に悩む後輩のアニエスにヴァンなら力になってくれると思い《アークライド解決事務所》を紹介した。


第四章ではアラミス高等学校の伝統行事である「視察研修」に今年度からの留学生である事から引率役として参加。《アークライド解決事務所》での仕事の兼ね合いで参加するかどうか悩むアニエスに対して、一緒に行くならギリギリまで迷っていいとアドバイスを送っている。

レン自身の研修先としては彼女が共和国の各都市には行っている事もあり、まだ行った事のない共和国の学術都市として有名な「工学都市バーゼル」を選択している。

その後《アークライド解決事務所》がCIDとエルザイム公国のシェリド公太子からの共同依頼でバーゼルの実態調査を依頼される事となり、アニエスから視察研修中は事務所の一員として行動をしたいという相談を受け別行動を許可した。

訪れたバーゼルでは《アルマータ》の幹部達が暗躍しており、様々な異変や事件が起こっていた。その中で物理工学で名を馳せるデビット・キャラハン教授がアルマータに誘拐された挙げ句に殺害され、導力工学の研究者の間で禁忌とされる『反応兵器』が開発されている事態に直面する。

そして事態収拾の為にCIDやエルザイム公国、そしてヴェルヌ社のCEOであるタウゼントによる話し合いが行われタウゼントCEOが異変を把握していながら利益を優先し、隠蔽していた不正を指摘するが彼から部外者扱いされる。しかしここで名刺を見せ、自分がリベール王国にある『ツァイス中央工房』の特別顧問及びエプスタイン財団の代理折衝役としての身分を明かしタウゼントCEOを驚愕させている。

ヴァン達アークライド解決事務所が協力者であるカトル・サリシオンと共に敵の本拠地を割り出し、幹部であるメルキオル達と対峙した際には駆け付けて不意打ちされかけた彼らを救っている。そこでメルキオルから嘗て結社の《執行者》であった過去を明かされており、その事実を知らなかったアーロンやフェリを驚愕させている。そしてメルキオル達の足止めを引き受け、ヴァン達の助太刀を行った。


間章では共和国の“存在しない”13区である『黒芒街』に顔を出しており、以前から導力ネットで知己がある闇医者のイザベルと談笑していた。ヴァンと会った際に彼らが龍來に慰安旅行に行く事をアニエスから聞いていたのか、こっそり付いて行こうかと冗談を口にしている。


第五章では遊撃士教会に協力者として事態の解決に加わっており、首都総支部に訪れたヴァン達にクレイユ村の現状と反応兵器の危険性を説明している。ヴァンが総支部を後にする際に初めて彼の名前を呼び亡くなったディンゴについて尋ね、彼の死を悼む言葉を口にした。その後は学校側に「リベール王国からの帰国要請」という名目で欠席届を提出し、遊撃士教会の面々と共に古都オラシオンに向かった。謝肉祭では直接戦闘に参加せず各勢力との連絡役を受け持っており、裏方に徹している。

ヴァンが謝肉祭を勝ち抜くために、他の勢力と協力関係を結ぶという『裏技』を思い付いた際には仲介役となっている。またオラシオン滞在中に嘗ての上司や同僚である第四柱のハーウッド、執行者であるヴァルタールクレツィアと顔を合わせ言葉を交わし今後の関係について確認をする場面がある。


最終章ではオーベル地区にあるパティスリー『アンダルシア』で同級生で部活連を統括するサーシャやオデットと『アラミス学藝祭』の打ち合わせをしていたり、『モンマルト』で『アルマータ』が起こした事件に関わった人達が集う打ち上げに参加したりしている。打ち上げが終わった後は直ぐに寮に戻らず夜間外出届を出し、リバーサイドにあるカフェバー『ベルモッティ』でヴァルターと会話をしていた。

革命記念祭当日はヴァンタイユ地区で行われたクレイユ村の追悼式典に参加した後、タイレル地区にある『マクミランカフェ』の屋上で生徒会メンバーと年明けに行われる交流会の打ち合わせをしていた。


そしてメルキオルが第七のゲネシスを利用して《汎魔化》を引き起こし、カフェの屋上に魔球が発生しアニエスと共に吸い込まれて結界に囚われてしまった。結界に囚われている最中にかつてのトラウマが蘇り、大切な人達の名前すら忘れかけてしまうがアニエスの呼びかけで意識を取り戻す。そしてヴァン達が魔球の内部に駆け付け、魔球を破壊した事で無事に救出された。救出された後にヴァンに知恵を貸して欲しいと頼まれ、汎魔化が引き起こされた首都で“動いている人間”と“止まっている人間”の違いについて意見を述べている。そしてタイレル地区にあるスチュアート書店に向かい、導力端末を使用し導力ネットを復旧させ通信網を復活させるために行動を起こす。

後にヴァン達がオーベル地区を解放する頃にはMK社の専用端末に搭載された汎用エイオンシステムを利用して通信網を復活させ、各勢力が協力しあい汎魔化を解決するための共同作戦が行われる事となった。

汎魔化の危機が去った後ヴァンタイユ地区にマクシムの車で駆け付け、事務所の面子と共に『ヴァンが一番心を残している場所』である事務所に向かう。しかしヴァンの姿はなく、周囲が悩む中何気ない言葉でその場所を見つけている。


なお、生徒会長選挙の事件で撃退したロナールは逆恨みの果てに共和国で三番手のマフィアドゥールファミリーの下っ端となって視察研修を控えたアラミスの生徒誘拐を企ててレンに復讐しようとするが、事態を察知したレンと依頼を受けたヴァンによってまたも返り討ちに遭う。その後はカツアゲで逮捕されており、ドゥールファミリーも追い出された模様。



黎の軌跡Ⅱ

レン

前作で共和国来訪の目的の一つであった三高弟の一人であるラトーヤ・ハミルトン博士とコンタクトを取り、ティータの母親であるエリカ・ラッセル博士が提唱するゼムリア大陸の技術者達で構築するネットワークである《西ゼムリア技術連盟》の取りまとめの目処が付いた。年の瀬もあってか、『アラミス学藝祭』の本格的な準備が始まる前にリベール王国に帰省している模様。


その後、途中編入したスウィンの連絡を受けて早めに復学。トワとも協力して事態の収拾に当たる。そして、ハーウッドにネメス島に招待された翌日に行われたハーウッド主催の島巡りツアーである過去が判明する。




「――――やめろ。それ以上……レンを傷つけるのは僕が許さない。」

「貴方は十分、私を――――レンを守ってくれた。話せなくなっても、心のどこかで……」


そう、ネメス島はD∴G教団のロッジ。かつてレンがいて、ヨシュアとレーヴェによって潰された楽園であった。


表面上は普段通りでもあの地獄にまた来てしまったレンは動揺し、そこをハーウッドに付け込まれてしまった。そして、研究所に保管されていたプレロマ草と端末によって深層意識で眠っていたレンの最後のナイトだったクロスが表層化していた。


ヴァン達もレンを傷つける敵と認識したクロスはレンの身体の主導権を奪って襲いかかるが、制圧された後………レンから十分守ってくれた感謝を告げられ、クロスも楽園時代に浴びせた呪詛を詫びた後に今の幸せを聞いてようやく安心し、旅立っていった。


が……レン自身も予想だにしていなかったことがネメス島にはあった。もう一人のカトルという名のこの島の天使に…………


その天使の計画も、楽園で行われていた真の計画の一端であり、レンはヴァン達と共に本当の意味で楽園を終わらせるためにヴァン達の戦いに加わり、ネメス島からの帰還後も戦闘と技術の双方でアークライド解決事務所をフォローする。


そして黒幕・ガーデンマスター打倒後、エステル、ヨシュア、ティータに加えて福音計画に参加したヴァルター、ブルブラン、ルシオラ、そしてルクレツィアにヨルグの共同依頼でヴァンから18歳のプレゼントを贈られる。


それは、クロスベルで死別したもう一人の両親パテル=マテルだった。思考プログラムなどを復元し、ザイファのホロウコアという形でもう一人の両親と再会させてくれたエステル達の配慮に嬉し涙を流した。


ロナールは性懲りもなくレンに逆襲を企てて、今度はレンの不在を狙ってあろうことかアラミスでボヤ騒ぎを起こそうとして爆弾を闇市場で購入、起爆させて多くの生徒を爆殺する。が、巻き戻りでそれを同じく目の敵にしていたアニエスに阻止され、逮捕される。(もっとも本人もボヤ騒ぎが起こる程度と聞いていたものが、爆発したら建物が崩壊する程だったと言われ青ざめていたが)




対人関係

リベール組――かつての敵。ただし、影の国の事件では脱出のために協力することとなり、次第に大きな存在になってクロスベルの事件解決後に正式に加わる。


エステル・ブライト――リベールで敵対しながらも互いに特別視しており、後にエステルの熱意に根負けして義理の妹として引き取られる。以後、姉妹仲は良好でヨシュアとの仲をからかいもする。

 

ヨシュア・ブライト――結社時代の執行者仲間、レンにとっては特別な存在。レーヴェと並んで恩人であると共に、彼の姉弟であるエステル同様実の兄同然に慕っている。後に本当の兄妹になる。


カシウス・ブライト――閃の軌跡以降、自分を引き取ってくれた養父。ある程度の年齢で引き取られたためか親子としてはなかなか馴染めていなかったがユミルでの家族旅行を機に馴染むようになる。


ティータ・ラッセル――《結社》で周りが年上ばかりだったレンにとって、初めてまともに接した同年代。歳の近い子供と遊び歩いた事が初めてのこともあり、エステルと違う意味で特別視していた。クロスベルの騒動が終わった後にブライト家の養子となり、リベールで暮らし始めてからは正真正銘の親友となる。ティータが帝国のトールズ士官学院第Ⅱ分校に留学したいと決意した際に周囲が反対する中、その背中を押し再び再会する時に頑張った“成果”を見せ合おうと約束している。大戦後にティータがエリカによって第Ⅱ分校を中退させられる騒動が起きた際には、エステルと共に敵役として立ち塞がった。後にレンが共和国へ留学した後も定期的に連絡を取り合う仲。アガットとの仲をからかってもいる。


クローゼ・リンツ――エステルと同じかつての敵。ジェニス王立学園に入学してからは事実上の先輩、後輩の関係になる。


レーヴェ――ヨシュアと並ぶ恩人。武術の師でもあり、実の兄のように慕っていた。死別から数年後もレンの中で大きなウェイトを占めている。


ヘイワース家――クロスベルに住む血の繋がった家族だったが彼女がD∴G教団に攫われた事によって生き別れる。かつては自分を教団に売ったと思っていたが零の軌跡で事故で生き別れた事、今でも自分を愛している事を知る。閃の軌跡Ⅳでは実子と言う事を伏せながらも対面し以降も真相は伏せているものの懇意にしている。実弟のコリンにも血縁というのを言ってはいないが『スミレ色の髪のお姉ちゃん』と呼び慕われている。


ヨルグ・ローゼンベルク――結社の十三工房の一つ、ローゼンベルク工房の主人。パテル=マテルの開発者でもあり、クロスベルでは彼の元に居候していた。クロスベルの出来事の後は会っておらず、《クロスベル再事変》で連絡を受けたのみ。その後アラミス高等学校に編入してから暫く経った後、入学祝いを贈られている。


ヴァン・アークライド――リベル=アークの後、共和国に渡っていた時期があり、その頃に駆け出しの裏解決屋だったヴァンの元で世話になった。『仔猫だった私が“私”になる、最初のきっかけをくれた人』として、エステルやロイドと違う形で絶大な信頼を寄せており、アニエスがアークライド解決事務所を訪れたのもレンの紹介。そのため彼に対して心を許しているのか、アニエスを誂うためとはいえ自分から腕に抱きつく等気安い態度を見せている。


アニエス・クローデル――アラミス高等学校の後輩。寮の隣人で生徒会長選挙の事件で助けられて以来の仲。アニエスの父や曾祖父の事情についても助言をしている。「いつも自分達の事を考えてくれている」と尊敬と感謝の念を抱かれ、レンからも「可愛い後輩」と評しており可愛がっている。アニエスがヴァンに寄せている想いを察しており、時々誂っている。彼女には自身の半生を語っており、エステル達だけでなくレーヴェの存在も教えている。


カトル・サリシオン――バーゼル理科大学の研究者。同じD∴G教団しかも別のロッジから楽園に連れてこられた子供だった。レンの実験成果を以て完成された天使で、天使という意味でも後輩に当たる。


身喰らう蛇――古巣。組織を離脱し成長した後も執行者や使徒達と会っており、《破戒》曰く「良くも悪くも変わった」と称され、基本的に付き合い自体は良好。


クロス、エッタ、アジェ、カトル――《楽園》にいた子供たち。グノーシスを投与された際に、先に死んでいった子供たちの人格を取り込んでレン本来の人格への自己防衛を行っていた。クロスだけはレンも気付かない深層意識のレベルで残っており、十年以上の歳月を経てクロスと和解し、後に島の片隅に建てられた墓を弔い、島に蓄積された怨念の中に残った彼らの意思が楽園を完全に終わらせるためにレンに助力した。


ロナール・グリフィス――アラミスの同級生で共和国議員の息子。典型的などら息子で目立つレンを目の敵にして数々の嫌がらせをするが、悉くあしらって遂にはヴァンやディンゴの協力で親子共々不正を告発して退学に追いやる。その後はレンや彼女を庇ったアニエス共々逆恨みして、度々逆襲を企てるという自分の不正自体を理解していない体たらくで、悉くレンやアニエスに撃退される。尚、取り巻きの一人はアラミスに残ってレンとのわだかまりも解けるという良好な状態。


バトルスタイル

「甘々ね」

登場作品を通じて得物は殲滅天使時代から使う大鎌。「閃Ⅳ」と「創」においては通常攻撃は大鎌の一撃で、クラフトも直線状に鎌を投げる「カラミティスロウ」、闇をまとい直線状に敵を斬りつける、『空3rd』時のSクラフトだった「レ・ラナンデス」。そしてパテル=マテル破壊後に体得した、鎌を二つ持って敵に斬りつけ、最後鎌を振り子状にして敵を切り刻むSクラフト「ネメシス・パーティ」を持つ。


HPと物理防御力はリベール組では一番低いため前衛に立つキャラクターではないが、魔法攻撃力の高さは随一で、実際オーブメントのラインもリベール組ではクローゼオリビエと並んで1ラインと典型的な魔法使いキャラクターであり、後衛キャラクターとしてアーツで攻め立てるのがレンの真価ともいえる。固定属性は幻×2、空×1。自由にクォーツを付けられる『創』ではアーツ硬直軽減、命中率アップのクォーツをつけておきたいところ。また自己強化クラフトとして『ゾディアックコード』を習得しており、設定上では《結社》が使用する《星辰コード》に対抗する為に生み出したとされる。


「私の本気、受け止めて頂戴ね」

「黎Ⅱ」ではクラフト技が新技にすべて変更されている。大鎌に気を込めて斬りつけ、即死効果も持つ「グリムリッパー」、自分以外のメンバーを回復して、ステータスを上昇させるお茶会「ミストレス・サーブ」とザイファを利用したシャード体のパテル=マテルによる「バスターキャノン」(レベルアップでダブル・バスターキャノンに進化)、そして「レ・ラナンデス」の強化版の「グラン・レ・ラナンデス」を持つ。このSクラフトは物理攻撃に変更されているため、攻撃系のクオーツによる強化が必要となった。これまで同様にクラフトの数は少なめでHPや物理防御も低めだが、優秀な魔法戦士タイプとして立ち回れる。


衣装

レンちゃん

『閃Ⅳ』および『創』では、ジェニス王立学園の制服(やや着崩し気味ではあるが)がほとんどだが、カルバード留学での『黎』では、多く衣装が用意されている。


レン・ブライト

アラミス高等学校の緑のブレザー制服。「黎1」ではサブキャラクターだったため、ほぼこれのみだった。


レン

「黎Ⅱ」では、私服的衣装として灰コート・黒フレアスカートとなっている。


センシティブな作品

電撃攻略本添付DLCでは、カルバードの義賊・グリムキャッツの向こうを張ったのかグリムキティなる、いわばグリムキャッツの色違い衣装が用意されている。


センシティブな作品

また、空シリーズからのキャラであるが、「黎Ⅱ」でプライベート水着が追加され、デザインは『創』にてエリゼが着たモノキニの色違いでレンのは紫色(紐部分は黒)、露出は少ないながらセクシーさが出ている。


縁を結ぶ迷子の仔猫

オリビエ・レンハイムと同じく各地を転々としていた事もあってか、知り合いも多い。ヨシュアとレーヴェが『楽園』から人として救ってくれたように、閉ざされた心の扉をエステルが開き、真実を知るきっかけをロイドが与えてくれた。リィンとはそれほど接点はないが、『レーヴェに雰囲気が似ている』と感じて気に掛けており、自分というものを確立する最初のきっかけをくれたヴァンにも絶大な信頼を寄せている。


オリビエに並んで『空の軌跡』終了後も頻繁に登場し、作中の時間の流れを体現すると同時にその後も結ばれているいくつもの縁を象徴している。


結社時代は恩人のヨシュアとレーヴェには特に懐いていたが、年齢もあってか他の執行者や使徒からも親戚の子供のような感覚で接するメンバーもいる。





が、同時にあの地獄のトラウマからはまだ脱却できていなかったが、共和国の後輩とかつての恩人のおかげで今の幸せと過去のトラウマの全てと向き合うことができた。


関連イラスト

kisekiセンシティブな作品

眼鏡レンちゃん子猫ちゃん

関連記事

親記事

殲滅天使 せんめつてんし

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 9880996

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました