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「ここは、地球から約120億万キロは離れた、第四惑星だ。」

お前たちが来るのを首を長くして待っていたのだ。」


データ

別名身長体重出身地
第四惑星アンドロイド1.65m160kg第四惑星成瀬昌彦

概要

「ぬるい!砂糖も多い!」

「どうも人間は物覚えが悪くていかん。コーヒーの味が毎日違うんだからな…」

第四惑星アンドロイド ロボット長官

一見、地球とそっくりだが非常に科学の進んだ星【第四惑星】を統治するロボットのリーダー格。第四惑星20万のロボット市民を統括し、衰退した第四惑星人を支配する存在。

人間と寸分たがわぬ姿ながら目元や後頭部がパーツとして取り外し可能で、そこから露出した機械部品に人間の秘書・アリーが油を挿している場面でロボットであると判別できる。


前述の通りロボットであるが、僅かなコーヒーの味の違いに腹を立てては人間を虐待し、ドラマ撮影の為にリアリティを求めて本当に人間を殺害するなど、冷酷で傲慢な悪い意味で人間臭い行動をする。これが彼がこのように作られたから故なのか、あるいは学習型AIのように製作者である過去の第四惑星人の行動を学習した末の習性なのかは不明。

このような感情的に見える行動の反面、ほとんど表情は変えず(例外的に秘書を処刑する折には、奇妙に機械的な笑みを見せた)コンピューターの計算結果を重んじ、冷徹に第四惑星の人間や地球人をエネルギー資源として消費する算段を立てるなどまた『ロボットらしいイメージ』での演出もなされた。


部下として口中でアメを舐めるかのような怪音を立てるロボット署長や、にこやかに「殺人ドラマ」の段取りを話し合う撮影スタッフのロボット市民などがいる。


コンピューターは間違いをしない。そしていつも冷静だ。」



ロボット署長

「警察にそんな暇はない!人間がよければ事故は起こらずに済んだ。車はよけようにもよける場所がない!」

「したがって、事故を起こした人間が悪い!」

ロボット署長

データ

別名身長体重出身地
第四惑星アンドロイド不明不明第四惑星森塚敏

概要

別名、第4惑星アンドロイド。ロボット長官の部下にして側近である壮年の軍服姿の男性型アンドロイド

図鑑など書籍には上司のロボット長官は頻々と掲載される反面、知名度は著しく低い。


某独裁国家の軍服を思わせるスタイルの軍服姿で、胸には多数の勲章と思しき飾りを付けている。

第四惑星の人間を管理し取り締まる立場にあると思われ、ロボット優先の方針のもとライフルで武装した兵士型アンドロイドを従えて町中の警戒や政治犯の処刑などの業務にあたっている。


武器として警棒のほか、拳銃を常に携帯しており、口から常に何か(アメ?)を転がすかのような「コカロッ、コカロッ」という音を発しているという奇妙な行動を取る。


ダンとソガを逃がし、匿った罪で第4惑星人アリーとその恋人であるギオを処刑しようとした所、ダンたちの妨害に遭ったため、彼らに銃弾を発砲、ソガ隊員を負傷させる。

そしてダンにも銃口を向け発砲するが、それと同時にセブンに変身され未遂に終わり、おそらく最後は上司である長官諸共彼らの拠点(中枢、頭脳)である総合センターごと、あるいは巨大化した後、踏み潰されて破壊されたと思われる。


第四惑星

かつての第四惑星は二千年前までは人間達が統治していたが、サポート役としてロボット達を作り出すうちに怠け者となってしまい、やがてロボット達の反乱によってその立場が逆転、奴隷としてこき使われる羽目になった。

それ以降、人間達はロボット達に怯えながら暮らしており、ロボットと同等の権利を主張する者も次々に捕らえられ政治犯として処刑されていた。無論、人権という概念は存在しないため、テレビドラマの撮影にリアリティを加える目的のためだけに殺傷され、事故で人間が轢かれてもロボットは無罪になる。


そんな中、コンピューターが年々人口が減少し向こう500年の間に絶滅してしまうという見通しを立てたことから、侵略部隊を送り込ませて地球を植民地にする計画を企てる。30億人の人間達をエネルギー源として確保するためである。


総合センター

「あくまでもドラマだ。ドラマは、常に真実を要求されておるからな」

司法、行政、立法やマスコミ、学校、病院といった機能を集約し集中管理する施設。高度な計算機能を持つコンピューターや政治犯を処刑するための刑場もこの中にある。尚、刑場には観客不在でも拍手の音声を流すお役立ち機能が実装されている。


侵略部隊

多数の宇宙船(ロケット状)で構成された大規模な地球侵略のための実行部隊。発着場等の広範な施設群も共にセブンによって破壊され、飛び立った一部の部隊もセブンの追撃によって残らず撃墜された。



作中の動向

ダンとソガを乗せた長距離用宇宙ロケット【スコーピオン号】を誘導し、第四惑星に着陸させ配下のロボット署長を使い総合センターへ二人を招き入れる。単なる人間と見て脅威と看做さなかったのか(あるいは二人をスコーピオン号から切り離し、地球への連絡を遮断するのが目的か)、地球に住む人類をエネルギー資源として確保する計画を明かす。

だが逃亡の手引きをした第四惑星人アリーを処刑しようとするも救出に来た、ダン、ソガとの銃撃戦に発展。遂にセブンへの変身を許してしまう。

  • 最後はビルを突き破りながら巨大化したセブンに署長共々直接踏み潰されたか、あるいは崩れたビルの瓦礫で下敷きになったか(明確な死亡描写がないため)のいずれかと思われる。
    • 尚、同話のシナリオ決定稿では武装した人間達の反逆に遭い、ロボット署長と一緒に乗っていた車ごと襲撃を受け、その際に頭の蓋が外れて部品が飛び出すという、破壊されたことを示唆する記述があった。
    • さらに決定稿2では処刑場に出現したウルトラセブンに驚き、署長ともどもジープに乗って逃走を図るもセブンに踏み潰されたという描写だった。

余談

  • ロボット長官を演じた成瀬昌彦氏は以前もプロテ星人地球人態である丹羽教授を。後に『帰ってきたウルトラマン』にて、ナックル星人の地球人態を演じている。
  • ロボット長官の頭部内の合成に使用された歯車装置は結構大きく、『戦え!マイティジャック』の巨大ロボットビッグQの胸部に流用された。
    • 成瀬氏は同作10話で侍従長ブラムを演じている。
  • 書籍等では地球人を「労働力とする」とされることが多いが本編中でのセリフは「エネルギー源」。某マトリックスのように人間からエネルギーを取り出す手段を持っているのか、あるいは某発電事業のように単純労働でエネルギー生産を担わせるのかは不明。
  • SSSS.GRIDMAN』(2018年)第9話の冒頭に、この回の伏線として人形(デフォルメを加えられたソフビ人形がモデルか)が登場した。

関連タグ

ウルトラセブン 第四惑星の悪夢 第四惑星人

ロボット アンドロイド

ガメロットファンタス星人ビートスター・・・・ 似たような境遇で、自分たちを製作した主人たちを逆に支配し、更には別の惑星を侵略しようとしたアンドロイド関連。

総統メビウス・・・・・こちらも同じ境遇から、自分たちを制作した主人を支配したロボット繫がり。

ナポギストラー一世・・・こちらも似たような境遇から、自分たちを製作した主人たちを逆に支配したロボット。こちらも下手すれば総統メビウスなどと同様他の星を侵略しようとした可能性がある(ちなみにこの映画の内容は「第四惑星の悪夢」に似ている)。

宇宙鉄人(仮面ライダーフォーゼ)・・・・こちらも主人たちを殺して、支配者になろうとしたロボット繋がり。

秘書アプリ・・・・クレヨンしんちゃんに登場するアプリのAIで出自は不明だが、利用した人間を逆に支配しようとした点が共通する。


バクゴンブンダー魔デウス:平成のロボット長官と言える怪獣。

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