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ロングソード

ろんぐそーど

西洋刀剣の一種。刃渡り90cm以上の長さの騎兵用の剣。主に片手用だが、両手用のものも存在する。
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概要

基本的には刃渡り90cm以上の直線的な刃を持つ刀剣を指し、両刃であることが多い。一般的に『斬る』ことを想起されやすいが、甲冑文化の発達した西洋ではむしろ『突き』に向いた構造をしている。また盾などを持って戦闘をおこなう西洋の観点から片手で扱えるものがほとんどであり、バスタードソード大剣など両手で扱うもの方がどちらかといえば特殊な部類に属する。
だが実際はヨーロッパの刀剣の分類は曖昧で本場欧州の学者たちでさえ意見がばらばらであり定説は存在しない。
そもそも、時代や地域によって構造や長さにバラつきがあるため、総合的に纏めることが困難なのである。ロングソードという名称の通り、長めの剣全てを表す呼称と考えたほうがよい。
なぜなら、ロングソードは「ホースマンズソード」、ショートソードは「フットマンズソード」の別称である。

一部のTRPG等の創作作品ではこの種の剣が基準となる事から「ノーマルソード」と呼称する場合も有る。

90cm以上の長い刀身を持つ理由は馬上での使用を想定したものであり、中世においては主に騎士階級の装備として用いられることが多かった。
歩兵も帯剣しているケースは多かったが、より取り回しがよく白兵戦に向くショートソードが主だったようである。
その背景から、単なる武器の枠に収まらず、騎士の名誉を象徴するものとして特別な意味を持っており、特別な銘を与えられたものもある。
有名なところでは、8世紀末~9世紀頃のフランク王国(現在のフランス)の英雄譚である「ローランの歌」に登場する聖剣デュランダルなどが挙げられる。
それ自体は創作である英雄叙事詩であるが、当時の騎士とロングソードの関係を示す好例と言えるであろう。
なおこのような傾向は、主に平安時代から江戸時代末期にかけての日本刀にも見られる。

その他刀剣の分類

徒歩戦闘用かつ片手専用刀剣をショートソードと呼び、刃長45cm以下の物は短刀剣類に分類されその中でも片刃の物をナイフ。両刃ないし刺突専用の物はダガーと分類される。
片刃で反りの入った刃を持つ『斬る』ことに向いた西洋刀剣はファルシオンなどが有り、刺突に特化した細身の刀剣はレイピア等の細剣の類となる。また、東欧由来の騎兵用刀剣もしくはそこから派生した騎兵用刀剣はサーベルとなる。

関連タグ

ノーマルソード ショートソード サーベル ダガー ナイフ

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