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ローマ教皇

ろーまきょうこう

ローマ教皇はカトリック教会の最高指導者。
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キリスト教の最大派閥であるカトリックの最高指導者をさす。単に教皇とも。

概要

 本来はローマ帝国の首都ローマ司教であり、次第に権威を得てカトリック教会の指導者となったものである。十二使徒の一人ペトロの後継者を自認し、権威の源としている。
 ただしこれはあくまでもカトリックの最高指導者というだけであり、ローマ教皇はけっして全キリスト教会の第一人者というわけではない。
 たとえば正教会においてはこの人物の優位を認めず、数ある総大主教の一人としか見なしておらず、さらにはプロテスタントそもそもローマ教皇の権威を否定するところから始まっているため、その権威は認められない。
 現在においてはイタリア国内に存在する都市国家バチカン市国』の長でもあり、事実上国家元首であり、これによって世俗の権力から独立している。
 死亡および退位(辞任)によりその座が空位となった場合の選出に当たってはコンクラーヴェという選挙により枢機卿たちの中から選ばれる。

教皇不可謬説

 この人物が誤解されやすい要素として「教皇不可謬説」というものが存在する。
wikipedia:同項目によると
「信仰および道徳に関する事柄について教皇座(エクス・カテドラ)から厳かに宣言する場合、その決定は聖霊の導きに基づくものとなるため、正しく決して誤りえない」
という教義である。
 このことは信仰および道徳に関する事柄に限定されており、さらには宣言までには正式な手順を踏む必要があり(つまり「旅先などでとんでもない発言をしてもそれは誤りえないものとはならない」わけである)、またそもそも教会の過去からの教えに矛盾してはならない
 行使された(と解釈されている)のは歴史上数回しかなく、それらも全て長期間にわたって浸透していて誰もが信仰している教えを正式な教義として宣言したものでしかない。今後もめったに行使されることはないだろう。よって字面から想像されるような教皇が口にさえすれば何でもかんでも真実になる、という話ではない

表記

 この人物に関しては日本語ではローマ法王法王法皇ではないことに注意)という表記も存在するが、カトリック側は「教皇」表記を推奨している。
 このようなことになったのは、カトリック側が表記を統一したのが1981年のヨハネ・パウロ2世の来日がきっかけで、実はつい最近(といっても30年以上経っているが)のことなのである。それまではカトリック側でもPāpaの訳語が揺れていたらしい。バチカンの日本大使館は「ローマ法王庁大使館」表記で届け出られていて、同時期に日本政府に表記変更を求めたが、クーデター等がなければ変更は認められないと突っぱねられて現在に至っている。
 敬称は「聖下」であるが、日本政府は「台下」の表記を用いている。「猊下」の表記も見られるが、カトリック教会においては基本的に枢機卿の敬称として使われている。「聖下」は英語の「His Holyness」への訳語として作られた新しい敬称である。

現在のローマ教皇

現教皇は2013年3月から在位しているアルゼンチン出身のフランシスコである。

関連タグ

神父 司祭 司教
ローマ教皇庁 教皇領
老魔法王

ピクシブ百科事典に記事のあるローマ教皇

アレクサンデル6世(在位1492年~1503年)
ヨハネ・パウロ2世(在位1978年~2005年)
ベネディクト16世(在位2005年~2013年)
フランシスコ(フランシスコ1世)(在位2013年~)

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