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ローランド・ラファ・ホルファート

ろーらんどらふぁほるふぁーと

ローランド・ラファ・ホルファートとは、小説『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です』の登場人物である。
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概要

ホルファート王国国王で、ユリウスエリカの父。

ゲーム1作目では主人公リビアにとって物分かりの良い舅のポジションで、彼女の窮地に現れる謎の人物「仮面の騎士」の正体。

人物

一国の王であるがその実像は若い女の子好きのエロ親父である。

王の座を叔父ルーカスに押し付けられる形で即位させられて、「自由がない罰ゲームみたいな椅子が欲しい奴らの気が知れない」と考えており王位を嫌っている。王妃であるミレーヌとの仲は政略結婚である為、結婚を「人生の墓場」と言い切るほどに冷めており、あくまでも有能な人材として彼女に国政を任せている。反面、国王としての見せ場を欲しており、ファンオース公国戦でリオンを総司令官に任命する際に目立とうと計画するも、リオンの方が目立つような返しをして失敗し、その所為で彼を嫌っているが、その一方で実力は認めており、国王の権威を使った強引な出世と、国家運営の仕事を押し付けるやり方で嫌がらせを行い続けた。

普段からおちゃらけた言動が多く、臣下からの人望は皆無に近い。

ミレーヌが100点の才能なら普段の彼は70点位の凡王だが、数々の有能な人物を使う才能や他人の性格を見抜く能力、そしてそれを思惑通りに利用する奸計に長けていて、王家の危機に直面した際とリオン個人への復讐という点でその才を発揮している。但し、その方法は騎士道の概念からはかけ離れており、国内の不穏分子や敵国の侵攻など、国王として対処しなければいけない重責をリオンに丸投げした形で解決する。

王妃や貴族たちが忙しく働いている時に愛人達と遊ぶ事情が多く、(主にリオンによって)危機的状況にならないと自ら働かない為、王国関係者を怒らせていた。


人間関係

正妻であるミレーヌの他に、好みの女性を見つける度に声を掛けて落としているためか、多数の側室がいる。その結果、嫉妬し合う側室たちに刺されてしまう事もあるほど。

リビアのような若い女性がストライクゾーン。ゲームにおいて彼女の窮地に登場するのもそういう部分があるらしく、パーティを抜け出してリオンを探そうとしたら迷子になったリビアに甘い声を掛けて、そのままベッドに連れ込もうとした現場をミレーヌに見られてしまい未遂に終わっている。ちなみにこの時、リオンはゲームでの彼がリビアの味方だった理由を悟って辟易している


この有様故か王家の船の絆採点では政略結婚時でも40点以下で公国戦の時は25点だった。

女性の好みもあって、クーデター騒動の際には「淑女の森」の刺客として自分に近づいたメルセのハニートラップにも引っ掛からず逆に利用して欺き、まんまと掌で転がした末に反乱分子そのものを破滅に追いやっている。

非常にひん曲がった人となりだが、ローランドなりの情愛と気遣いは持ち合わせており、ミレーヌに対しては上述の通り絆採点の点数こそ低いが全く情が無いと言う訳でも無く、離縁が決まった時には彼なりの気遣いを見せており、別に悪人というわけでは無い。(ただし王としての仕事や女遊びに対して小言が煩いミレーヌと合法的に離縁できるからという理由もある)

最終的にリオンに全てを押し付けたのも彼への嫌がらせであると同時に、「自分が直接やるよりはリオンがやった方が上手くいく」という事実を理解しているが為であり、ある意味、自分という人間をよく解っている男である


関連タグ

乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です
















ネタバレ注意





















神聖魔法帝国戦ではリオンの婚約者達の策により国王の座を退く事になるのだが、以前から王位を明け渡す準備を整えており、味方を増やすためにリオンを新しい王に立てようとするアンジェ達の行動は願ったり叶ったりだった。


無事に戦いを終え、退位した後は自分を本気で想う側室や愛人たち数人と田舎に引きこもった。この時に、同時に退位したミレーヌから離れたい為に一方的に離縁しリオンの元へ送り出すが、これはミレーヌは自分よりもリオンと共に居る方が良い事とリオンの女性関係に一石を投じて一泡吹かせられると考えての善意と悪意が入り交ざった行動である。

要領の良さとそこそこの頭脳と引き換えに、リオンから良心と不器用さを取り除いたような性格だが、他人を助け続けて苦労したリオンと違って、ローランドは自分の為に要領よくずる賢く生きる事でリオンが望んだ理想の生活をほぼ手に入れたと言え、宮廷医のフレッドからは本人を前にこんなのが王だったことが恐ろしいと言わしめた。


尚、彼は王家の先祖達とバルトファルト家の先祖であるリーア・バルトファルトの因縁を知っていたらしく、内心ではリオンの台頭に運命的なものを感じていた。

故にホルファートを「この国はどうかしている」と評し、功績を本来の立役者であるバルトファルト家に返せた事に安堵している模様。

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