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一条三位

いちじょうさんみ

「水戸黄門」の登場人物。通称の「麻呂」の方が有名かもしれない。

水戸黄門」に登場する悪役公家一条公麿三位中納言のこと。
演:菅貫太郎

劇中にて、彼の行った数々の悪行に対しての御老公の叱責に全く臆せず(御老公と一条三位は同じ三位中納言の位にあたる)
逆に反論するも、御老公のよき理解者である格上の公家、梅小路大納言(菊亭左大臣)が現れ、その罪を厳しく断罪、ついに老公と大納言の前に屈した。反論の際の名言がこれである。

「だまりゃ!麿は恐れ多くも帝より三位の位を賜わり中納言を務めた身じゃ!すなわち帝の臣であって徳川の家来ではおじゃらん!その麿の屋敷内で狼藉を働くとは言語道断!この事直ちに帝に言上し、きっと公儀に掛け合うてくれる故、心しておじゃれ!」

天皇の権威を笠に着ると言う、虎の威を借る狐的な振る舞いではあるが、御印籠を出されても屈しなかった悪人としての名を高めた行為とも言える。なお、他にも似たような麻呂キャラは存在するが、存在感が大きいのはこの一条三位が断トツである。

pixivキャップ


習作


ネット上の麻呂とは、彼のことを指す。

本来、公家で一条を名乗るのは藤原摂関家の末裔である五摂家の一つ、一条家(明治以降は公爵家)だけであるはずなので、端役小悪党などというレベルの存在では有り得ないのだが……

もっとも、五摂家の初位叙階は従三位となる場合が多く、この場合も公卿の地位を賜りいざ出世街道、という段階で悪事がバレてしまった可能性もある。
史実において醍醐家の祖、醍醐冬基は一条家の非嫡子(次男)でありながらも公卿に列し、従三位の位を賜っているが、この一条三位も別家の継嗣として立てられた次男以下の子であった可能性も考えられる。ただし見た目の年齢的に既に分家しているはずであるので、何故一条を名乗ったかという疑問はつく。

なお、水戸黄門では一条三位の登場以前に同様のキャラクターポジション・似た名前で「六条公麿三位中納言」なる悪徳公家も登場する。六条家は羽林家の家格を賜り、室町期に断絶したが安土桃山期に復興しており、極官は権大納言、明治以降子爵を賜った家系である。仮に一条家から六条家に養子に行った公磨三位なら、辻褄は合う気はしないでもない。

まあ、フィクションと史実を擦り合わせようと努力しても、齟齬は生じるものです。お察しください

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