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概要

声:渡辺久美子


子狐妖怪。体重は4kg、人間換算年齢は7歳。若年ながら人間型を取る格の高い妖怪。

父親のである雷獣兄弟を犬夜叉が討ったことで仲間になった。

可愛らしい姿の子供だが少々おませな性格で、犬夜叉の核心をついたり余計な事を言ったりしてはいつも殴られている。

強気でお調子者だが、本来は年相応な精神年齢のため、かごめに甘えたり自分より強い妖怪を恐れるなど、臆病で寂しがり屋な部分もある。

「~じゃ」といった年寄り臭い喋り方をするのが特徴。

主な攻撃は狐火(しかし、火力は弱い)。おとり要員として戦うことが多い。


狐妖術の使い手で、ピンク色気球のような珍妙な生き物に化けたり、幻術による錯覚を操る。

ただし、当人自体がまだまだ未熟なため、強敵相手にはほとんど通用しない。

こうしたことから、戦力外な存在である自分に悩むことも多い。


ストーリー中盤からは弥勒の肩の上に乗る、子分的存在。

旅の途中で出会った、戦で兄を亡くした少女・サツキに恋心を抱いた(そのサツキが初恋の人であったはずが、アニメオリジナルストーリーで別の少女にも好意を寄せて「初恋の相手だったのに」と発言している)。

「おらがしっかりせねば」「アホじゃ」「しっかりせえよ、弥勒一族」などが口癖。

奈落との戦いが終了後は立派な妖怪になるため、楓の村を離れて修行していた。


最終回の時点で狐妖怪位は「正七位上(しょうしちいのじょう)」。

これは、30段階まである狐妖怪位の中で19番目の位。

子狐妖怪の間では24番目の位である「従八位上(じゅはちいのじょう)」でも「さん」付けで呼ばれるほど名誉な事であり、七宝は相当優秀である事が窺える。

※狐妖怪位については51巻を読むべし。


使える技

  • 潰し独楽(つぶしごま)

巨大な独楽につぶされる幻を見せる。


  • 爆雷筒(ばくらいづつ)

いわゆるダイナマイト(爆発力は弱く、爆竹のような音が鳴り響く程度)。


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