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概要

写輪眼の上位種。

うちは一族の長い歴史の中でも開眼しえた者はわずか数名しか存在しない伝説の瞳術とされ、最初にうちはマダラが開眼した。


「写輪眼」が変異した形であり、発動の際は瞳の文様が変形する。

通常は「勾玉文様が浮かび、赤く光って見える」というのがすべてのうちは一族に共通するのだが、万華鏡写輪眼(以下、万華鏡)は形状が個人によって異なる仕様。


全ての面で写輪眼を凌駕する瞳力を誇り、この形でのみ使用が可能となる瞳術も存在する(天照、月読、神威別天神須佐能乎など)。

また、万華鏡は写輪眼とは違い目の文様も、もたらされる力『瞳術』も特別な要因が無ければ開眼した個々で異なる。


開眼する瞳術の場合は左右の眼で同じ場合や異なる場合もある(うちはシスイの万華鏡は左右で同じ瞳術『別天神』が宿っている)。


その瞳力は、最強の尾獣である「九尾」さえ制御するという。

ただし、強力な術の常として一回の発動に膨大なチャクラを必要とし、また術によっては肉体に直接強い負担が掛かる場合もある。


開眼条件は「最も親しい友を殺すこと」であるとイタチの口から語られているが、マダラ曰く「最も親しい者の死を経験すること」と若干の差異があり詳細は不明。

ただ、カカシがリンを殺した時に開眼し、オビトがその光景を見て開眼しているのでその両方の可能性もある。

写輪眼の発動条件を考慮すると、万華鏡写輪眼の開眼条件は「親しい誰かと死に別れる程に強い精神的ストレスを受け、深い負の感情(所謂悲しみや怒り)を抱く」事だと思われる。


原作に置いてサスケはイタチへの復讐を果たした後で、トビから「親しい者の死」の条件を説明される。

この時点では単純にイタチの死=サスケの万華鏡開眼の条件ともとれるが、ようやく復讐相手を殺して喜んでいたためか(イタチが仕込んだ天照以外で万華鏡の術は発動していないことを除けば)彼自身の万華鏡は開眼している描写はない。

その後でイタチの一族抹殺と死を選んだ理由を聞かされた後でようやくサスケ自身の万華鏡が初登場した。

そのため、ただ単に親しいものを殺したり死んだことを認知すればよいというわけではないことが窺える。


なお開眼によるチャクラの噴出か、その原因となる大きな精神的負荷のどちらが原因かは不明だが、万華鏡写輪眼に開眼するとチャクラの質そのものが大きく変化する。

サスケと付き合いの長い春野サクラ香燐は開眼直後のサスケを見て「別人のように冷たい」チャクラに変わったと評し、またミナトトビの正体に気付くことが出来なかった。


術者に大きな代償を強いる開眼条件ゆえに、うちは一族の間でもその存在は秘匿事項とされ、木ノ葉隠れにも文献はほとんど残されていない。

実際に第四次忍界大戦後に生まれたうちはサラダが調べても詳しい情報を知ることができなかった。

万華鏡を得ることの苦しみを知るサスケとサクラは、いつか娘がそのような事態に陥るのではないかと不安視している。


永遠の万華鏡写輪眼

万華鏡写輪眼は一度開眼するとその能力を使えば使うほど失明へと向かっていくリスクを伴う。しかし万華鏡は一族の他者の万華鏡を自分の目に取り込むことで、視力が低下しない「永遠の万華鏡写輪眼」へと変化させることができる(文様にも変化が起こり両者の万華鏡が重なりあった形状となる)。


固有瞳術

月読

イタチの左目に宿る力。

通常の幻術は時間経過が現実に即するが、この術は幻術世界での時間すらも術者が自在に操ることができる。

つまり、普通の幻術ならばかかり切る前に仲間が対処できるが、この術ならば現実では一瞬、幻術世界では72時間攻撃されるという離れ業が可能。


天照

サスケの左目、イタチの右目に宿る力。

「炎遁」という性質変化に属する。


対象を燃やし尽くすまで決して消えない黒い炎を発生させる。

術を宿す目の視界内に対象を捉えるだけで発動させることが可能で、その熱量は火遁などの一般的な炎さえ焼き尽くすほどに膨大。

強力だが他の瞳術以上にチャクラを消費してしまい、発動する度に血涙が流れるほどの負荷が掛かってしまう。

ちなみにイタチはサスケと違って目を閉じるだけで鎮火することが可能。

本編終了後のサスケ真伝来光編と、BORUTOアニメ版にて、サスケが右目で天照を発動しているように見える描写がある(後者の漫画版では左目で発動している)。


炎遁・加具土命

サスケの右目に宿る力。

天照の黒い炎を自在に操るもので瞳術の「視点にしか機能しない」という弱点をこの形で克服した。


作中で超スピードで移動する雷影に対し「触れられない黒炎の盾」で対応した。

なお、この術だけでも黒い炎を発火させることは可能だが、射程距離が短い上に小さな炎しか出せないため、実質的には天照で発火・この術で形態変化、という使い分けの必要がある。

ナルトとの最終決戦では瞳力の酷使で左目が開けられなかったため、千鳥にこの術で炎遁を付与して強化を図った(建御雷神)。


神威

うちはオビトの両目に宿った瞳術。

専用の時空間に自他の対象を転送するが、左右で微妙に能力が異なる。

カカシに移植された左目は他者の転送に特化しており、「写輪眼の視界に捕らえた任意の位置の空間を引きちぎって別の場所に強制的に飛ばす」という術であり、攻撃はもちろん防御にも優れた瞳術であり、序盤から最終決戦まで活躍した。

反面、自身の転送は右目ほど融通が利かない。


オビトの持つ右目は自身の転送に特化しており、自身の体の一部分を時空間に飛ばす。

時空間と体を直結させ、攻撃や他の物体が当たると同時にその部分だけ転送することで、それを「すり抜ける」絶対回避が可能。

ただしこの状態は連続で5分しか維持できない。

また、空間をマーキングし、自身を吸い込むことで、時空間を介した短縮移動が可能となる。

反面、他者の転送は左目ほど射程が長くない。


別天神

シスイの瞳術で最強の幻術

幻術をかけた本人に錯覚させることなく操ることができ、これは穢土転生の強制力さえも上書きする。

しかし、柱間の細胞でもないと再使用できるまで数十年という途方もないインターバルがかかる。


イタチは予め口寄せ用のカラスの1匹に写輪眼を仕込んでおり、ナルトに対してイタチの写輪眼を向けた者に「木ノ葉を守れ」と言う命令の幻術をかけるように仕込んでいた。

本人はサスケが自分の眼を移植すると踏んでサスケに別天神を掛けるつもりでナルトに託していたが、第四次忍界大戦にてこの瞳術を自身に掛けて上書きし、穢土転生の制御を脱している。


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永遠の万華鏡写輪眼無題


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NARUTO うちは一族

須佐能乎(NARUTO) 輪廻眼

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