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メイン画像のキャラクターは『ウマ娘プリティーダービー』のキングヘイロー(ウマ娘)カレンチャン(ウマ娘)

二人のモチーフ馬は、同競馬場開催のGⅠ高松宮記念を制している。


概要

愛知県豊明市に所在し、施設の一部が隣接の名古屋市緑区にまたがる。

1953年に開場。

近辺が戦国時代桶狭間の戦いの戦地であった事から、一部のファンが「桶狭間」と呼ぶ場合もある。

現在はJRA(日本中央競馬会)の競馬競走のみが実施されているが、地方競馬を運営する愛知県競馬組合が携わる競馬場でもある。

ただし2001年を最後に地方競馬の競走開催は休止。

現在は弥富市名古屋競馬場と、提携する岐阜県笠松町笠松競馬場(岐阜県地方競馬組合)の馬券の場外発売のみが行われている。


コースは2012年に全面改修。

コースは1周1,705.9m、直線412.5m、高低差3.5m(Aコース使用時)。

ダートコースは1周1,530m、直線410.7m、高低差3.4m。

いずれも左回りで、最後の直線に勾配が設けられている。


内馬場の一部がミニ遊園地となっており、公園エリアとして平日でも無料利用が可能。

また滋賀県栗東市栗東トレーニングセンターができるまで、厩舎地区で競走馬の調教が行われていた。


重賞競走のグレード制が導入された当初は、JRAの主要4競馬場(東京競馬場中山競馬場京都競馬場阪神競馬場)以外で、唯一GⅡ高松宮杯(現・高松宮記念)が設定。

一部からは「準中央」とも揶揄されていた。

その後1996年に高松宮杯のグレード昇格によって上記4競馬場以外で初のGⅠ競走が設定され、さらに2014年には中京競馬場開催となったチャンピオンズカップが追加された。


運営会社

JRAの競馬場では唯一、名古屋競馬株式会社という民間企業(第三セクター)が施設を保有。

また当社は法人馬主として中央競馬に馬主登録を行い、競走馬を所有している

冠名は名古屋競馬から2文字を取った「メイケイ」で、かつては緑の芝から「グリーン」という冠名も使用していた。


主な活躍馬


アクセス

名古屋鉄道名古屋本線

中京競馬場前駅

徒歩約10分で、駅からは屋根付きの遊歩道が設置されている。


主な競走

GⅠ

競走名開催時期距離出走馬1着本賞金
高松宮記念3月下旬芝1,200m4歳以上1億3,000万円
チャンピオンズカップ12月上旬ダート1,800m3歳以上1億円

GⅡ

競走名開催時期距離出走馬1着本賞金
東海テレビ杯東海ステークス1月下旬ダート1,800m4歳以上5,500万円
金鯱賞3月上旬芝2,000m4歳以上6,200万円

GⅢ

競走名開催時期距離出走馬1着本賞金
農林水産省賞典愛知杯1月下旬芝2,000m4歳以上3,600万円
中日スポーツ賞ファルコンステークス3月中旬芝1,400m3歳3,800万円
CBC賞6月下旬芝1,200m3歳以上3,900万円
プロキオンステークス7月上旬ダート1,400m3歳以上3,600万円
トヨタ賞中京記念7月下旬芝1,600m3歳以上3,900万円
中日新聞杯12月上旬芝2,000m3歳以上4,100万円

※2020年11月以降の京都競馬場改修工事に伴い、当該時期より2022年度まで中京競馬場で代替開催された重賞競走

GⅡ

競走名開催時期距離出走馬1着本賞金備考
日経新春杯1月中旬芝外2,400m4歳以上5,700万円通年は京都競馬場
京都新聞杯5月上旬芝外2,200m3歳5,400万円通年は京都競馬場
京都ハイジャンプ5月中旬障害3,930m4歳以上4,100万円通年は京都競馬場
産経賞セントウルステークス9月上旬芝1,200m3歳以上5,900万円通年は阪神競馬場
関西テレビ放送賞ローズステークス9月中旬芝外1,800m3歳牝5,200万円通年は阪神競馬場
神戸新聞杯9月下旬芝外2,400m3歳5,400万円通年は阪神競馬場

GⅢ

競走名開催時期距離出走馬1着本賞金備考
スポーツニッポン賞京都金杯1月5日芝外1,600m4歳以上4,100万円通年は京都競馬場
日刊スポーツ賞シンザン記念1月上旬芝外1,600m3歳3,800万円通年は京都競馬場
シルクロードステークス1月下旬芝1,200m4歳以上3,900万円通年は京都競馬場
きさらぎ賞2月上旬芝外1,800m3歳3,800万円通年は京都競馬場
平安ステークス5月中旬ダート1,900m4歳以上3,600万円通年は京都競馬場
農林水産省賞典鳴尾記念6月上旬芝2,000m3歳以上4,100万円通年は阪神競馬場
阪神ジャンプステークス9月中旬障害3,140m3歳以上2,900万円通年は阪神競馬場
シリウスステークス9月下旬ダート2,000m3歳以上3,600万円通年は阪神競馬場

名鉄との関係

場内に「サイレンススズカ広場」と名付けられた来場客向けのエリアがあり、名鉄の7000系(パノラマカー)車両が(モ7027・モ7092・モ7028の3両)が屋根付き施設で静態保存されている。

中間車のモ7092は飲食施設として利用されていた時期があり、残りの2両は車内見学も可能。

現在は外装に白帯が入れられているが、現役時に改装された事はない。

場外発売日には、入場客がミュージックホーンを鳴らす事も可能。


また当競馬場の名物競走として、毎年「名鉄杯」が開催。

重賞でなくリステッド競走ではあるが、ミュージックホーンをアレンジした専用ファンファーレが生演奏されるという異例の扱いである。

グリーンチャンネルの中継画面や競馬場内のターフビジョンでは、ファンファーレに合わせて7000系初代パノラマカーと1000系「パノラマsuper」のCG映像が流れる。


なお2020年は番組編成の関係でリステッド競走から除外。

またコロナ禍による無観客開催であったためファンファーレの生演奏は取りやめとなったが、予め録音されたミュージックホーンファンファーレが流された。


その他

12月開催の最終日の最終レースは「尾張特別」(年によっては「尾張ステークス」)となっている。

競馬場所在地の旧国名である「尾張」と「今年の終わり」のダブルミーニングであることは言うまでもない。


ファンファーレは基本的に小倉競馬場と同じものが使用される。

京都競馬場または阪神競馬場が改修工事等の関係で芝コースを保護する必要がある場合は、中京競馬場が代替扱いで主場となり、時期によっては小倉競馬場と同時開催になることがある。

この場合小倉競馬場との同時開催に考慮して、主場の中京競馬場で京都・阪神用のファンファーレが使用される。


先述のとおり、2001年までは愛知県競馬組合による地方競馬(公営中京などと称されていた)が開催。

1996年に盛岡競馬場に芝コースができるまで地方競馬としては唯一の芝コースによる競走が実施されており、過去に地方競馬も開催されていたその他のJRA競馬場が利用される場合はダートコースのみの使用であった。

ちなみに有名なオグリキャップ号も地方の笠松競馬場所属時代に中京競馬場の芝コース競走に出走(1着)したことがある。


関連項目

競馬場 競馬 JRA

愛知県 豊明市 名古屋市


名古屋競馬場

2022年春に名古屋市から弥富市に移転となった地方競馬場。

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